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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

安原荘一氏特別寄稿【精神保健福祉法「改正」法案の問題点ー相模原事件をきっかけとして「精神医療が治安の道具」に!】

2017年04月04日 | 人権保障と平和
 
 
 
精神保健福祉法「改正」法案の問題点ー相模原事件をきっかけとして「精神医療が治安の道具」に!
                             安原荘一(精神障害当事者・大学客員研究員)
 
現在様々な深刻な問題を抱えている国会であるが、4月からは共謀罪や精神保健福祉法「改正」等さらに恐ろしい「法案」の審議が始まる。前者に関しては皆さんある程度の知識を持っておられるものであろうと思われるが、後者は前回の精神保健福祉法改正の3年後の見直し規定をうけての「改正」である。

3年前の「改正」も医療保護入院に同意する範囲を「家族等」と3親等以内まで拡大した点等の改悪の側面が強いのであるが、医療保護入院患者には3ヶ月以内に「退院支援計画」の作成が義務付けられる等多少は改善された面もあるのは事実である。
前回の「改正」では、医療保護入院のあり方の検討や権利擁護者制度(代弁者制度)の検討等様々な日本の精神医療の問題点の検討が附帯決議等で定められた。附帯決議自体に法的拘束力はないが、厚生労働省の「あり方検討会」等でこの間検討が進められてきた。
 
ところが 今回の精神保健福祉法「改正」法案では、「措置入院制度」(「自傷他害のおそれ」がある場合指定医2名の判斷で患者を強制入院させる制度)の強化が急遽盛り込まれることとなった。「措置強化」と一般に言われる。言うまでもなく相模原事件を受けてのことである。

今回の法案のもとになった報告書をまとめた厚生労働省の「あり方検討委員会」は30名の構成員のうち当事者2名(!)という非常に偏ったメンバー構成であって、検討委員会開催中も決して議論が順調に進んでいたわけではないが、情勢が一変したのが相模原事件以降である。

まったく検討されてこなかった「措置入院制度」が検証・再発防止検討チームの結論をうけて急遽検討されることになり、措置入院解除後の「支援」が大切だということで、「関連機関(警察も含む)の地域支援協議会が設置されるという今回の「改正案」が急遽作成され、閣議決定を経て、4月から国会で審議されることとなったのである!

一般論として言えば、「措置入院患者」のみならず「医療保護入院患者」や「任意入院患者」も含め退院後の「支援」というもの自体はあったほうが良いように思う。
しかし退院後どのような生活を送りたいのかと言うことは当然のことであるが本人が主体的に関わって決めるべきことである。また患者のプライバシーや医者の守秘義務が守られなくてはならないのは現代医療の常識である。



ところが今回の「支援計画」は本人抜きで作成してもよいことになっている。本人の意志をまったく尊重しない仕組みなのである。医療者の守秘義務も相当に怪しくなる。また「支援」に主に関わるであろう保健所は現在圧倒的なマンパワー不足であって年間7000人と言われている措置入院患者の退院患者にはおそらく対応できないものと思われる。
支援計画の作成には時間もかかりその分入院期間も長くなるのは必至である。急遽作られたこの法案は非現実的な机上の空論とさえ言いうるであろう。その被害者は実際に入院している患者たちである。

また警察が関わるというのも今回の「改正」案が「精神医療の治安の道具化」と呼ばれる象徴であって極めて問題である。これは「支援」というより「監視」ではないかという意見は当事者団体のみならず精神医療・福祉専門職団体の間でも大変強い。また現時点法案では「支援・監視」の期間も定まっていない。「無期限監視」のおそれさえも否定出来ないのだ。

また例えば薬物依存症の患者が警察に通報されるとわかって果たして治療を受けようと思うだろうか?治療面でのマイナス面を指摘する薬物依存症当事者団体からの強い反対もある。
 
さらに精神病院入院患者の「人権擁護制度」に関しては前回の改正でも大きな争点となり附帯決議にもかかれていたのであるが、今回の法案では実質骨抜きとなってしまった。

私自身は強制入院制度自体にも疑問を持っているが、強制入院と言う形で人のいやしくも人の人権を大幅に制限する以上、それに対して本人の立場に立った「権利擁護制度」は不可欠であろう。「退院請求」や「処遇改善請求」を受け付ける現行の精神医療審査会制度は書面審査のみであり実質的にはほとんど機能していないと言う事実は多くの関係者が強く訴えるところである。

精神科病院での深刻な人権侵害の例は今日に至っても後を絶たない。宇都宮病院事件は決して過去の出来事ではまったくないのである。


 
その他の法案の問題点もこの際触れておくこととする。

医療保護入院制度と言うのは強制入院の一種で「病識」がない場合に、指定医一人と家族等の同意で運用される制度である。これは極めて特殊日本的な制度であって諸外国にはごく稀にしか存在しない。原理的な問題点はいやしくも人の人身の自由を奪うのに「家族等」と言う「私人」が「同意」するのはおかしいという点である。

また家族によって強制入院させられたということで強制入院させられた患者と家族の関係が悪化するケースも決して珍しくはない。また最近急増している認知症患者の入院形態もほとんどが「医療保護入院」であることも是非知っておいて頂きたい。

医療保護入院制度自体の廃止論はかねてから強く存在し、今回の「あり方検討会」でも医療者団体や家族会も含め多くの廃止意見が出された。しかし結論は現状よりさらに後退し従来の「家族等」に加えて、いったんは非自発的入院を減らすために廃止された「市町村同意」と言う仕組みがまた復活してしまったのである!これでは今後ますます医療保護入院患者の数が増加ことは必至である。
 
現時点各種国会ロビー活動等で野党議員の多くは問題点を理解してくださり法案反対の方向性であるが、この法案が審議される国会の厚生労働委員会は、与党が圧倒的多数を占めている。このような状況下で具体的にどう闘っていくのか?(精神)障害当事者団体も医療福祉等関係者団体も頭を悩ませている状況にある。
大阪の当事者団体の仲間はカンパを募って、国会前で座り込み等を行う予定と聞いている。その他全国各地から国会へ当事者のみならず多くの関係者も集まる。
もっと社会全体がこの問題への関心をもって頂ければと願っている。

安原 荘一 
立命館大学衣笠総合研究機構生存学研究センター客員研究員 
全国「精神病」者集団 大阪精神医療人権センター 障害学会 WNUSP等会員
ブログ 精神障害者の解放をめざして http://blogs.yahoo.co.jp/taronanase

コメント (62)    この記事についてブログを書く
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62 コメント

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ほっとしました (一国民)
2017-05-13 01:31:52
suterakusoなるHNの輩を管理人さんが永久追放処分にしてくれて、正直ほっとしました。彼の投稿は、当方にとっては何も
興味を引くようなものや賛同をするようなものは無く、ただ無駄に長い文章で、最近の彼の投稿は全く目を通していません
でした。

別のブログでバードストライクさんと論戦を繰り広げていたようで、バードさんをしつこく追っかけてきただけ、という印象しかありま
せんでしたね。
返信する
あらま (kei)
2017-05-12 22:35:01
>それは侮蔑ではないだと。じゃ、はっきりあんたを侮蔑してやるよ

どうやら図星のようですね。
言葉を理解する気が無く、文章も解りづらい人とのやり取りは骨が折れました。

バードさんも災難でしたね。

国会での議論を聞いていると、政府側の答弁の中に、suterakusoさんが言っている「地域で見守る」的な方向に持って行きたいという意思が見えます。
警察に監視させ、地域の「保守おじさん」に監視させという、戦時中の監視社会を作る為に相模原事件を利用しているのでしょう。
だから、民進党の石橋氏が指摘しているように政府側は「立法事実(エビデンス)」を証明出来ないのです。
つまり、この法案は精神疾患患者だけではなく、健常者にとっても、他人事ではないということです。
返信する
suterakuso氏 永久退去処分 (raymiyatake)
2017-05-12 20:31:33
同氏はいかのような投稿をしてきました。


>被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさん

だよ。ふざけんな。こんなどうみても侮蔑的な言葉を、印象操作される脅威から身を守るためにしてよいだと。それは侮蔑ではないだと。じゃ、はっきりあんたを侮蔑してやるよ。この、くされ外道、早く、一言でもあげてみやがれ。あげられなければ、きさまこそ、印象操作そのものだろうが。このくされ外道が。


これはうちのブログでは初めてのひどい投稿ですので、同氏の投稿を二度と認めません。
自分のブログで好き勝手してください。
返信する
suterakusoさんへ (kei)
2017-05-11 23:03:22
>あなたは、どうやら、植松容疑者が感化され同調するような思想がネット上にあることを確認できると言いたいようですが、あなた、もとのコメントで、そんな話していますか?

していますよ。

「こちらの記事で確認出来ますが、治療後に放置すれば、「類は友を呼ぶ」でそうした仲間の挑発に乗ることは有っても・・・」

と、述べています。あなたが「見ていない」だけではないでしょうか。

>それとも、安倍氏や石原氏を支持する人は、みんな優生思想を声高に叫ぶ人たちなんですか?

逆ですよ。優生思想に傾倒する人達が安倍氏や石原氏を支持しています。そして、自民党のネットサポーターズコメント欄で優生思想を声高に叫んでいる人間に多数が共感している。これを安倍総理が知らないはずは無いのですから、「差別や優生思想は許さない」と言うべきではないですか?
何故あなたはこの問いに答えないのでしょう?

>私があまり乗り気じゃなかったのに

このスレのテーマには関係の無い前スレの話題を唐突に持ち出してきたのはあなたですよ。

>被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさんなどと侮蔑的に表現した人がよく言うよと。

私の主観で見た場合、「印象操作」するのはあなた、私達はされる側、という見方ですから、あなたの方が優位に立っているわけで、「侮蔑」では在りません。「脅威」です。以前も説明していますので、恣意的な解釈を繰り返さないでくださいね。
また、「・・・私には「被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさんによる悪意有る印象操作に思えました)ので、その真意を確かめようとして・・・」
が正しい表現ですよ。あなたが本質的な議論を避けるので、上記の「疑い」は払拭出来ないままです。

>示していただいたリンク先に、なんのことだか分かるように、少し修正を加えて、こちらのやり取りをコピペして、あちらで続きをしたいということですか?

あなたがお望みであれば、でしたが、もう書き込んで頂けたのですね。では、被曝原因が疑われる健康被害問題の議論はあちらで続けましょう。形式は自由でいいんじゃないでしょうか。

>安原氏は別のところで、そういう主張をしているのですか?

安原氏は「また『支援』に主に関わるであろう保健所は現在圧倒的なマンパワー不足」と書いていますよ。
「専門家」が必要だということです。

>專門家でも、政府関係者でもない私には、直接的には他人事ってなっているよねって感じられますね。

「他人事」だったら、そもそもこのように時間を掛けて議論したり勉強したりしないでしょう。
ちなみに先月から始まっている今回の法案改正審議も全て聞いていますよ。本日も行われていましたが、民進党の石橋議員を始め、野党側は頑張っていますね。応援しましょう。

さて、私自身が今のところ症状は軽いものの難病患者ですし、仕事で毎年「障害」を持つ子供と一定期間関わることも有りますから、差別は他人事では無いですし、そういう立場で「専門家を増やせ」と、当事者と変わらない意見をしています。野党の見解でも、保健所職員の拡充が必至であることは一致しています。

対して、あなたのおっしゃる「覚悟」というものの具体性は不明で実行困難かどうかもよく解りません。先のコメントでは近所の「保守おじさん」に期待出来るかのように書かれておられますが、もし私なら、そのような方に病名を知られるなどは非常に抵抗が有ります。それこそ地域に「監視」の役目を果たさせることが目的かのようですよね。
私は居住しているマンションでもう10年以上管理組合の役員をしておりますから、、「気の良い保守おじさん」なるものがいかに独善的で無責任で不勉強かを身に染みて感じています。個人情報を扱うのですから、ちゃんと教育されたプロを配置するのが一番良いのです。

返信する
Unknown (suterakuso)
2017-05-09 23:33:04
>一目で解る

んなことないでしょ。面倒だけど、解説しましょうか? あなたは、どうやら、植松容疑者が感化され同調するような思想がネット上にあることを確認できると言いたいようですが、あなた、もとのコメントで、そんな話していますか? もとのコメントの該当部分を、もう一度抜粋します。

>であれば、「差別テロ」を行いそうな人の周囲の人間にも、当然安倍氏や石原氏を選ぶ人が多い「状況」なわけですよね?http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4e76ca038e17586b98678e4afa1aca8cこちらの記事で確認出来ますが、治療後に放置すれば、「類は友を呼ぶ」でそうした仲間の挑発に乗ることは有っても、親や昔からの友人の言うことは聞かないでしょう。しかし、安倍総理が一言「優生思想は許さない」と言えば「英雄」になることは無いのですから、犯行動機が失われるのです。総理の一言こそが「周囲の人間」に対する重要な「支援」だと思います。

これを読めば、あなたが確認できるというのは、私が質問したように、親や昔からの友人の言うことは聞かないことか、あるいは、 犯行動機が失われることだと考えるのがふつうでしょう? ネット上の思想に同調している話なんて、あなた、この文でしてないでしょう? それとも、安倍氏や石原氏を支持する人は、みんな優生思想を声高に叫ぶ人たちなんですか? そういうことにしたとしても、「こちらの記事で確認できますが」は、その後に続くことが確認できるのだろうと思って読むのが、やはりふつうでしょう? それ以外にも、あなたが抜粋した部分って、管理人様自身による本文ではなくて、たくさんある長い引用記事の一部でしょう? それを「一目で解かる」なんて、ご自分が見えていないか、人を馬鹿にしているかではないですか?

>福島県内の健康被害の話こそ「拡散」ですから、続きはこちらで行った方が良いかと思います。http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/f921caaa6c73f2ac964761d0af5ff0cd

おや? あなた、私があまり乗り気じゃなかったのに、

>解りたいから議論を続けている

なんて言ったんじゃなかったんですか? もうやめますか? 私がそれを持ち出したのは、あなたが、

>私はそのようなことは言っていませんよね。恣意的に解釈するのはお止めください。

と言ってきたので、

>おやおや、それこそ、恣意的に、人のことを
>>被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさん
>などと侮蔑的に表現した人がよく言うよと。

と言い返したことからですよね。あなたの方が、恣意的で侮蔑的だと認めるのなら、やめてもよろしいですよ。より正しい考え方ができる人が少しでも増えてほしいとは思いますが。それとも、示していただいたリンク先に、なんのことだか分かるように、少し修正を加えて、こちらのやり取りをコピペして、あちらで続きをしたいということですか?

>専門家

専門家、専門家って、誰なんですか? じゃ、安原氏は別のところで、そういう主張をしているのですか? そんなに有力な形で「専門家」の意見があるのなら、こんな貴重な提言があるのに、なぜそれが軽んじられるのか? そんな論調の高まりももっと大きくなってよいように思いますがね。いろいろ都合よく、「専門家」って言わないでください。はっきり言って、思考停止、他人任せです。それから、私の話は、現実的には確かに困難な話をしています。そう、政策に訴えてますーって、簡単に言うことが「できる」ことに比べれば、はるかに困難ですよ。でも、やはり、地域の人たちなどが、障害のある人たちを実際にどう支えていくかを考え、それを実行することは、大切なことでしょう。有効なことは、大切なことは、政策に訴えることです、政府を動かすことです、専門家を増やすことです――そりゃそうでしょうよ。でも、このコメント欄のやりとりを見ていると、やはり、っで、専門家でも、政府関係者でもない私には、直接的には他人事ってなっているよねって感じられますね。ほら、やっぱり恣意的なんかじゃないでしょ、とね。
返信する
suterakusoさんへ (kei)
2017-05-08 20:48:03
>こちらの記事のどこの部分のことでしょうか? そもそも確認できるのは、何が確認できるのでしょうか?

お読みになれば一目で解ることだと思いますが、抜粋して説明します。

「自民党ネットサポーターズクラブ会員として愛国という視点から自らの意見を論理的に述べる」という副題のついたあるブログが、事件後、「重度障害者を死なせることは決して悪いことではない」なるタイトルの文章を公開している

そこには、

〈植松の言葉自体には実は聞く価値のある部分もある。それは「障害者は邪魔である」という観点だ〉

〈考えてみてほしい。知的障害者を生かしていて何の得があるか?まともな仕事もできない、そもそも自分だけで生活することができない。もちろん愛国者であるはずがない。日本が普通の国になったとしても敵と戦うことができるわけがない。せいぜい自爆テロ要員としてしか使えないのではないだろうか?つまり平時においては金食い虫である。
 この施設では149人の障害者に対し、職員が164人もいる。これではいくら職員を薄給でき使わせたところで採算が取れるはずもない。そんな状況では国民の税金が無駄に使われるのがオチである。無駄な福祉費を使わなくて済ませることが国家に対する重大な貢献となる。だからこそ植松が言うように障害者はいなくなるべきなのである。〉

と書かれている。
また、事件以前にも

〈野田議員の子どもは重い障害をもっており、1年で9回の手術を受け、脳梗塞になり産まれてからずっと入院、人工呼吸器を装着し、経口摂取は不可、右手右足に麻痺があるという体たらくである。当然この子供にかかる費用はバカにならない。総理大臣として意味のない支出は実に致命的だ。国会議員は言うまでもなく公務員である。公務員は国民のために尽くすのだから無駄遣いをしてはいけないのだ。
 だからこそ野田は総理大臣になりたければ、無駄遣い以外の何物でもない子供の治療を即刻辞めるべきでなのだ。もちろん死んでしまうが無駄な医療費を使わなくて済む。これこそ総理大臣に求められる国家観なのだ。政治家なのだから率先して自分の子供を見殺しにできるようにならなければいけないのだ。〉

という投稿をしており、これには7000を超える「いいね!」がついており、

〈そうやってみんなすぐ植松容疑者が異常だと言い張るけど行動がよくなかっただけで言ってることは正論だと思う〉
〈植松の言ってることはこれからの日本を考えるとあながち間違ってはいない〉
〈穀潰しして連中に使われる予定だった税金を節約して、国の役にたったよ彼は。弱いものって誰? 精神障害者はどんなに暴力や暴言はいても罪に問われない無敵の強者だよ?〉

というコメントが散見される。

植松容疑者の犯行前の言動や状況から、このような優生思想に触れて感化されていたのは容易に想像がつきます。

私は、一国の総理であれば、そのような事実を知り、「人権に反するこのような思想を許さない」と言うべきだと思いますし、国民はそのように総理に要望するべきだと思います。
あなたも含め、それが重視どころか無視されているから、安原氏が問題を指摘せざるを得ない支援方法が提案されているのではありませんか?

>お互い時間を割いている中、議論を拡散すべきではないと思いますので、回答を控えさせていただきますね

あなたは私の意見を「現実的でない」とし、御自分の意見が「現実的である」としています。ならば、現実的な実行手段も示さないとそれを証明したことにはならないと思います。多くの方がご覧になるこのブログで「共生」の為の支援をあなたが具体的にどう実行し、周囲にも拡げて行こうとしているのかを是非教えてください。

福島県内の健康被害の話こそ「拡散」ですから、続きはこちらで行った方が良いかと思います。http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/f921caaa6c73f2ac964761d0af5ff0cd

>安原氏は首相の言葉についてノーコメントですよね

安原氏は全般的な「精神保健福祉法「改正」法案の問題点」を述べているのであって、相模原事件に特化しての政府の対応策の問題としては述べていませんからね。当然ではないでしょうか。

>例えば同じ地域に住んでいるのなら、専門家のこと、ではなくて、自分にも何かできないかとか、考える人が多くなるべきだということなんですけどね。ある意味、町内会の保守おじさんみたいな人の方が、なんとかそういう人たちと関わろうとしていたりすることもあるのではないかと感じる時もありますね。ま、確かに、時に、むしろ困ったことになることもあるのでしょうが

専門家が「専門家が必要」と言っているのですから、予算を廻して専門家を多く養成するべきです。専門家が増えれば、適切な治療を受けられるケースが増え、本人の主体性を重視した支援を行うことが出来、社会と隔離することなく、自然と社会の「共生」意識が高まると思います。
返信する
優生思想の問題?について (suterakuso)
2017-05-07 16:34:45
優生思想についての意見を求められて、そんなことを聞くこと自体、失礼だと思わないのですかと、取り合いませんでしたが、ニュースのブコメを見ていて、唖然とし、少し関連するコメントをしたくなりました。

知的障害ある息子の自死 「バカなりに努力しろ」メモに
http://www.asahi.com/articles/ASK526FLHK52UTPB01G.html?iref=comtop_8_02

確かに、このコメント欄で優生思想に含まれているものとして語られているようなコメントが、散見されます。この散見されるコメントを、どのように理解すればよいのか。これは、一部の騒がしく書きなぐる人たちのコメントが目立っているだけではないか。個人的な日常の感覚とのズレから、そのように楽観したいという気持ちに傾きたくなるところもあります。しかし、やはりこれは看過できない状況ではないのかと。認識が甘すぎたのでしょうね。

なぜ、このような状況が生まれるのか。当事者たちやその家族たちに実際に触れ、苦しみながらなんとか自分たちを肯定して生きようとする気持ちを感じることができれば、それを克服できるのではないか。それだけでは甘いのでしょうね。おそらくは、むしろある程度は、現実に当事者たちの様子を観察して、このような考えに傾く人たちもいるということでしょうね。

この状況をどう克服することが可能か。それは簡単ではないと思いますが、やはり、一番、私たちの日常が問われているのではないか。折りに触れて、誤った考えの人に気が付いた時に、それを正しい方向に導くことができないか。その人たちが、当事者たちや家族たちの思いに、思いを巡らせるように持っていくことができないか。確かに私は、彼らの思いを感じた時に、あたたかみのようなものを感じるし、みんなで支えていかなければという気持ちが沸き上がるが、それは、人により違うのか、できないこと、だめだめなところもふくめて、共感的理解はできないのか。そういうよい方向に導くことができる力を、私を含め、多くの人が持つことができればよいのにと、願うものです。
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-05-07 00:11:09
>「スクリーニング検査」は癌検診でも一般に行われていますが、本人が異変に気付く前に病気を発見するための集団検診のことです。
>「スクリーニング検査」は癌検診でも一般に行われていますが、本人が異変に気付く前に病気を発見するための集団検診のことです。
>この効果で発見される病気は、通常は2倍~一桁で収まる数。それが福島の小児甲状腺癌では桁違いの数が発見されたというものです。

小児甲状腺がんのスクリーニング検査なんて、福島以外に、チェルノブイリを除いて一例もないはずですよ。もちろん、チェルノブイリも「通常」ではない。まさか、「チェルノブイリの何分の1! 放射能の影響はない!」なんて言いませんものね。ですから、比較できないと言っているのです。肺がんや胃がんや大腸がんと甲状腺がんは違います。同じなら、定期検診の項目にあるのではないですか? まして、小児がん検診なんてありません。ですから、少なくとも、あなたの今回の言では、私の言を否定できません。

あ、いちおう確認しておきますが、私は、あの「論法」が悪質な印象操作だと言ったのですよ。あなたの今回の言は、ぜんぜんダメだと思いますが、それを採用してさえ、その2~7で割っていないことで、もう、悪質な印象操作ですからね。でも、そういうことを言ったことをもって、××は私のことを「放射能安全厨」と侮蔑し、あなたは「被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさん」とやはり侮蔑してきたと。そうそう、だいたい、××があそこで、「そのものに対する意見って無いのか」とか言うその口で、あのコメント欄では全然、話に上がってなかった、このことを持ち出したのって、ある意味、私に××が踏み絵を踏ませようとしたということなんですよ。踏むことで、こちらのブログの人たちで私を迫害するための踏み絵をね。それに、まんまとあなたが巻き込まれたと。しめしめだったでしょうね。ほんと、やな奴。でも、浅い。だから、私、「今さら陳腐で丸見えなシナリオ」って言ったんですけどね。

『津田敏秀教授 「甲状腺がん多発原因は、被ばくしかない」』http://hokinet.jp/52.html

>「被ばくしていない地域の子どもたちには、一例も甲状腺がんが見つかっていません。チェルノブイリでも、原発事故後、今の日本と同じように10年以上にわたって、甲状腺がんの多発は、『スクリニーング効果だ、過剰診断だ』と論争が続いていました。でも、このデータが、論争に終止符を打ったんです。やっぱり被ばくの影響だ、という確証になりました」(津田氏)

なんで論争に終止符が打たれたのに、こんなに異論が出ているのかと? それは、それこそ、専門家の領域の話ですが、それより、素人でも疑問に思うのは、

>被ばくしていない地域の子どもたちには、一例も甲状腺がんが見つかっていません。

小児甲状腺がんなんてない!説なんですか?これ。どう理解すればよいのでしょう? 小児甲状腺がんはすべて放射能由来だと理解すればよいのでしょうか? そして、ベラルーシの「被曝していない地域」は、事故後に、それこそ、あなたたちがおそらく求めているであろう以上に徹底的に、放射能を排除できたというのでしょうか? 食品経由の被曝を防げなかったとも言われる状況下で。

この妙な断言は、私のような素人に、この人は専門家のなかでも信頼性が低い人では?という疑念を抱かせるに十分なものだと考えます。

>専門家が「過去のデータから一桁が通常」と言っており

誰ですか? 参照先は? というか、通常小児甲状腺がんは見つからないんだったら、スクリーニング効果を計算するための比較値なんかないんじゃないですか? いや、スクリーニング効果なんてないんじゃないですか。

>「チェルノブイリのデータ」は、山下俊一氏の資料を元にしたこちらが解り易いかと思われます。
http://www.sting-wl.com/shunichi-yamashita.html

「巡」の話がどこにも出てきていないのですが。という訳で、何の参考になるかさえ、分かりませんでした。もしかしたら、私が、5年以内は…とか言う主張にもとづいて何か言っていると考えていらっしゃって、それを否定しようとされているのですか? 私、その立場にもとづく話は、一切、していませんよ。

>福島県の健康調査において一巡目の検査で発見されなかった子供に、二巡目で手術が必要なレベルの癌が発見されたということは、癌細胞の増殖スピードが異常に速いということですね。

その可能性は、文字通りの意味で、「否定できない」と私も考えますね。解明されていないことが多すぎるのですから。それに加えて、確かに放射線量は上昇したのですから。

>そして過剰診断かそうでないかについてはこちら
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3768.html
>前述しましたが、鈴木教授は明確な根拠も述べて「永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろう性質」とは言えないケースだけ手術しているとの説明しています。

読みましたが、鈴木教授は、質問者が、安心できるように、過剰診断論で言うところの過剰診断があると言ってほしいという趣旨の話をすると、すべて、言葉を濁していますよね。そう読めないのですか? そのインタビューの続きも読んでください。

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3766.html

私は、別に、福島で、重篤な小児甲状腺がんが増えているということを否定する立場ではないのですよ。分からない。もっと言えば、もちろん、その疑いはある、という立場と言っておきましょうか。過剰診断論の言うところの「過剰診断」とはそういう話ではないのです。それをあなたがやはり理解できていないのです。

ちなみに、

>鈴木教授は明確な根拠も述べて「永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろう性質」とは言えないケースだけ手術しているとの説明しています

と言いますが、あなたの示したリンク先にそのような明言はないですし…臨床的に見つければ必ず手術するものを手術しているという言い方ですよね…先に私の示したリンク先には、こうあるのですよ。

>それは誰も分からない事なので、我々が治療させていただいたものでも、多分すぐにでも見つかったであろうものもあれば、しばらく見つからないものを見つけている可能性もあるだろう。ただそれが、この先急に大きくなるのかならないのかは、我々予測はして治療はしません。

いつか分からないのに、どうして、死の前だとは分かるのですか? っていうか、死がいつかだって分かりませんが、ま、他のことで死ぬかもしれない早めの時期とか、標準的な時期とか、長めの時期とか、それらの前だと分かるのですか?
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-05-07 00:10:25
>であれば、「差別テロ」を行いそうな人の周囲の人間にも、当然安倍氏や石原氏を選ぶ人が多い「状況」なわけですよね?http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4e76ca038e17586b98678e4afa1aca8cこちらの記事で確認出来ますが、治療後に放置すれば、「類は友を呼ぶ」でそうした仲間の挑発に乗ることは有っても、親や昔からの友人の言うことは聞かないでしょう。しかし、安倍総理が一言「優生思想は許さない」と言えば「英雄」になることは無いのですから、犯行動機が失われるのです。総理の一言こそが「周囲の人間」に対する重要な「支援」だと思います。

こちらの記事のどこの部分のことでしょうか? そもそも確認できるのは、何が確認できるのでしょうか? 親や昔からの友人の言うことは聞かないことですか? 犯行動機が失われることですか? 「親」、「友人」、「首相」でページ検索をかけてみましたが、そういう記述はそれらの語に関連して出てきてはいませんでしたが。それから、確か前にも書きましたが、そういう首相像で首相を見ているのなら、それこそ、これは真意ではないななどと忖度して、真意を実行するみたいな話にならないのですか?

>「安倍氏や石原氏が選ばれるような状況」なのに、「みんなが持つ」「気持ちを拡げる」には具体的にどうしたら良いと思いですか?

お互い時間を割いている中、議論を拡散すべきではないと思いますので、回答を控えさせていただきますね。この問いについては別に不快にまでは思っていませんが。ま、私も、質問まではしていないとは思いますが、議論が拡散するような種はいっぱい撒いたとは思いますが。

>また、既にその気持ちを持っている現場の方々は上記のような提案はしておらず、「総理の言葉こそが必要」と言っているのですが、「同じ方向性」のはずのあなたが何故その事実を知ろうともせず、知ってからも、重視しようとしないのかが解せません。

本文の安原氏が、適切な支援自体は必要だと言っていますよね。また、精神障害のある人、あるいは障害のある人全般に対する支援の体制が不十分で、さらには、「一般の人」の、理解や、関係者(家族、施設従事者など)への支援が不十分、悪い言い方をすれば、冷淡、他人事であるということは、広く言われていることだとも思いますが、否定されますか? 特殊事例に対する対応の方が、広く全般的に求められることより、重要度はやはり下がってくると思いますが。現場の方々って、安原氏は首相の言葉についてノーコメントですよね。そのなんたら人格の臨床事例の多い現場の人からの、そういう言葉こそ大切という言葉が多く出されているのですか? もちろん、精神障害全般の当事者の方や、支援団体の一部からは、そのような声もあるでしょう。しかし、それは「何故その事実を知ろうともせず、知ってからも、重視しようとしないのかが解せません。」というような言われ方をされなければならないほどのことだとは考えません。

>専門家のアドバイスを受けて、ではなく、専門家の直接的な支援が必要なのです。学校教師はまだ待遇が良いのですが、卒業した後など、学校外支援の予算が減少しているので、「適切な支援」をする側の人材確保が困難のようです。子供を守るのに必死な親御さんと職員とのトラブルも多くなり、安い給料で過重労働に置かれている現場は疲弊仕切っているそうです。

私の断片的な認識では、支援学校の教師自体、果たして、専門的と言えるのだろうかというものではないかと。確か、特殊免許(でしたっけ?)って、養成課程も採用数もすごく少ないですよね。でも、支援学校の子どもの数は増えているし、一人あたりの教師数は多いし、ってことで、専門でもなんでもないのに、まず、就いて、それから経験で詳しくなっていくものなんじゃないでしょうか? もちろん、勉強も同時進行なんでしょうけど。それに、確か、臨採の比率が普通の学校以上に高いような話でしたよね。って、そもそも精神障害は、支援学校の本来の対象ではないですよね?って話も、前にしましたよね。ま、いいですけど。精神障害も併せ持つとされる場合も少なくないでしょうから。それに、それより、前にも書いたように、本人の環境の話を含めての話で、困難な現実に自分だけが向かわなければならないような状況に、やるせなさを感じるのではないかということが言いたかったのですから。保健室云々を想像してくださいって書きましたよね。っで、本人だけではなくて、例えば家族も孤立してたり、ある意味病んでたりすることも多いでしょうから、そういうこともふくめて、例えば同じ地域に住んでいるのなら、専門家のこと、ではなくて、自分にも何かできないかとか、考える人が多くなるべきだということなんですけどね。ある意味、町内会の保守おじさんみたいな人の方が、なんとかそういう人たちと関わろうとしていたりすることもあるのではないかと感じる時もありますね。ま、確かに、時に、むしろ困ったことになることもあるのでしょうが。

これまでの話から理解していただいていると思いますが、政策的に支援の充実は、否定どころか強く求めます。ただ、共生となると、それだけでは不十分だと考えますね。ま、あなたもそれは否定しないだろうと理解していますが。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-05-06 14:54:36
友人に会ってリサーチしておりましたので、返事が遅れました。

>容疑者の周囲の人たちの支援こそ、より重要だと考えると言っているだけです。それに比べれば、やはり「そんなこと」程度にしか考えませんが、それは、繰り返しになりますが、安倍氏や石原が選ばれるような状況だからこそです。

であれば、「差別テロ」を行いそうな人の周囲の人間にも、当然安倍氏や石原氏を選ぶ人が多い「状況」なわけですよね?http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4e76ca038e17586b98678e4afa1aca8cこちらの記事で確認出来ますが、治療後に放置すれば、「類は友を呼ぶ」でそうした仲間の挑発に乗ることは有っても、親や昔からの友人の言うことは聞かないでしょう。しかし、安倍総理が一言「優生思想は許さない」と言えば「英雄」になることは無いのですから、犯行動機が失われるのです。総理の一言こそが「周囲の人間」に対する重要な「支援」だと思います。

>誰かにまかせてしまわないようにという気持ちは、やはり、みんな持つべきではということですかね。それは別に、政策を変えることを訴えることを全く否定しませんし。というか、そういう気持ちの広がりこそ、政策を変える力を持つはずだと考えています。

「安倍氏や石原氏が選ばれるような状況」なのに、「みんなが持つ」「気持ちを拡げる」には具体的にどうしたら良いと思いですか?

また、既にその気持ちを持っている現場の方々は上記のような提案はしておらず、「総理の言葉こそが必要」と言っているのですが、「同じ方向性」のはずのあなたが何故その事実を知ろうともせず、知ってからも、重視しようとしないのかが解せません。

>専門家の指導やアドバイスやその著書なんかを受けて、より適切に支援していくことが結局求められているってことだよね

専門家のアドバイスを受けて、ではなく、専門家の直接的な支援が必要なのです。学校教師はまだ待遇が良いのですが、卒業した後など、学校外支援の予算が減少しているので、「適切な支援」をする側の人材確保が困難のようです。子供を守るのに必死な親御さんと職員とのトラブルも多くなり、安い給料で過重労働に置かれている現場は疲弊仕切っているそうです。

安原氏が指摘していたように、保健所もマンパワー不足です。「総理の言葉」も必要ですし、それを形にする為に有効な支援制度の拡充を求めることが重要だと思います。


福島の現状についてですが、

>ゲームなど不要物の持ち込み禁止をよく守るかということを、特に検査もしないで「発見」した学校の発見数と、持ち物検査をして「発見」した学校の発見数とを比べて判断するようなもので、実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じです

スルーしていましたが、この比喩は適切では無いと思います。
「スクリーニング検査」は癌検診でも一般に行われていますが、本人が異変に気付く前に病気を発見するための集団検診のことです。
この効果で発見される病気は、通常は2倍~一桁で収まる数。それが福島の小児甲状腺癌では桁違いの数が発見されたというものです。
つまり、あなたの比喩に無理に当て嵌めるとすると、「持ち物検査無しで発見される不要物は通常どの学校でも一週間に100人につき1件。検査有りで発見されるのは2件~7件。それが何故か福島の学校で検査すると185件も見つかった」となります。

小児甲状腺癌と白血病の多発はあらかじめWHOも予測していたことなので、明らかな多発であり、原発事故との関連性を裏付けるものです。

>甲状腺がんは、治療をしなくてもがんが症状を引き起こさないということが比較的多いがんとして知られています。

http://koujyousengan.jp/about/type.html
甲状腺癌には種類が有り、進行が速いものも有ります。
福島県で手術をしたケースはそちらの症状が表れているものだと鈴木教授は説明をしています。
また、術後は長期的な生活の質(QOL)は生涯にわたる甲状腺ホルモンの補充療法の必要性によって低下し、将来的な医療支援が必要になるのです。
現在福島県では、必要に迫られて手術をしている「子供」が「多発」しているのです。明らかに異常です。
また、大人も含めてその他の病気も増えています。
http://hokinet.jp/52.html

>さも確実そうに書いている、スクリーニング効果による効果はせいぜい一桁という論拠はあるのですか?

上記しましたが、専門家が「過去のデータから一桁が通常」と言っており、それに基づいて論文発表も行っていますが、今のところこれに対する反論は有りません。
疫学の常識なので反論の余地が無いのでしょう。

>韓国人の成人のデータ

判断基準が違うので、福島の小児のデータの比較対象とするのは不適切です。
韓国では1999年から無料もしくは低負担で受けることができる国家的ながん検診プログラムが開始されたことから、安価な対価で追加の超音波検診を受けることができました。これが韓国における甲状腺がんの罹患率の著明な上昇の一因と言われています。他の国では甲状腺がん検診はそれほど一般的ではありませんから。手術率が高いのはそれこそ「過剰診断」との見方をされているようです。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20150630

>津田教授の紹介によるチェルノブイリのデータですが、それは、参照先がないし一巡目が…で二巡目が…でとか、にわかには何を言っているのか分かりませんでした

「チェルノブイリのデータ」は、山下俊一氏の資料を元にしたこちらが解り易いかと思われます。
http://www.sting-wl.com/shunichi-yamashita.html

福島県の健康調査において一巡目の検査で発見されなかった子供に、二巡目で手術が必要なレベルの癌が発見されたということは、癌細胞の増殖スピードが異常に速いということですね。

そして過剰診断かそうでないかについてはこちら
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3768.html
前述しましたが、鈴木教授は明確な根拠も述べて「永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろう性質」とは言えないケースだけ手術しているとの説明しています。

理解出来ましたか?
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訂正 (suterakuso)
2017-05-02 07:32:49
>と、まさしく、永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろう性質のことを話しているのですから。

これは、

>と、まさしく、永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろうものを含むような性質のことを話しているのですから。

と言うべきでしょうね。

あ、それから、あなたにもできるだけ、参照先は示していただきたいですね。例えば、よく読むと、あなたが鈴木教授の論として言っていることと、私の引用したこととは、微妙に違うようにも見えますので。
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Unknown (suterakuso)
2017-05-02 00:00:53
別に安倍首相の反応が冷淡ではないのかとか、十分な対応ではないのではないかということを、否定していません。ただ、容疑者の周囲の人たちの支援こそ、より重要だと考えると言っているだけです。それに比べれば、やはり「そんなこと」程度にしか考えませんが、それは、繰り返しになりますが、安倍氏や石原が選ばれるような状況だからこそです。

なんで養護教諭と養護学校の先生を間違っているかのような書き方をされているのかは、よく分かりませんね。私は、あなたがめざした方のことを明らかに書いているのですが。養護学校の先生の話は、まあ、そうでしょうねくらいにしか思いませんでしたし、より多くの人が、専門家の指導やアドバイスやその著書なんかを受けて、より適切に支援していくことが結局求められているってことだよね、私と方向性はいっしょじゃん、くらいに思いましたので、とくに触れませんでした。

保健室は健常だから違うでしょみたいに感じたのですか? でしたら、養護学校も、精神障害は本来の対象外ですよね。とはいえ、現実には、知的障害をともなうと言えるのか微妙な発達障害や精神障害の人が在籍することもあるとは聞いていますが。私が言っているのは、支援が必要とされている人は、その周囲も支援が必要とされていることが多くないでしょうか。そうした人たちの世界を、自分にはアンタッチャブルな世界ということにしてしまって、誰かにまかせてしまわないようにという気持ちは、やはり、みんな持つべきではということですかね。それは別に、政策を変えることを訴えることを全く否定しませんし。というか、そういう気持ちの広がりこそ、政策を変える力を持つはずだと考えています。


原発による放射能の影響の話

やっぱり、「議論」を続けたいような姿勢ではありませんね。どうしても、もう、ありふれたループになりますね。なぜ、私のこの言葉を理解できないのですか?

>普通は甲状腺がんは、何らかの体調の異常等があって検査をした結果、発見されます。一方、福島では18歳以下のすべの子どもを対象に検査をした結果、発見された数です。これらを比較するということは、例えは悪いですが、ゲームなど不要物の持ち込み禁止をよく守るかということを、特に検査もしないで「発見」した学校の発見数と、持ち物検査をして「発見」した学校の発見数とを比べて判断するようなもので、実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じです。また、甲状腺がんは、治療をしなくてもがんが症状を引き起こさないということが比較的多いがんとして知られています。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99f16bddaac06557d88f3bc335069adc

どこが間違っているのですか? ひょっとして、こういうのが反論のおつもりですか?

>「被曝しても安全神話と」は、甲状腺がんの増加を「過剰診断」や「スクリーニング効果」によるものとする政府の説明を鵜呑みにし、被曝に対して危機感を持つ人間の意見を封じ込めようとするもの。レベル7の事故で何も起きないなら、世界的に年間の被曝基準なんてとっくに解除されているはずです。

真面目に「議論」をしていただけませんか? 私は何も間違っていないから、言うまでです。政府がそう説明しているかどうかなんて、知ったことではありません。人な政府と同じことを言っているから人みたいな、「議論」とはとうてい言えないような論法は、やめていただけませんか。「議論」をしたいのならですね。被曝に対する危機感をもつ人が、なんで、「発症率は数十倍」と絶対に考えないといけないのですか? 真面目に考えて、絶対にそうだとはとうてい言えないデータを前に。あ、念押ししますが、私は、「比較できない」「分からない」と言っているのです。その理由を簡潔に説明している私の一文を、きちんと読んできちんと反論できるのなら、それをすることこそ、「議論」ではありませんか? もう一度繰り返しますが、私がいつどこで、放射能汚染の心配がないとか、警戒する必要はないとか、一言でも言ったのですか? こんな議論をする気のない論法を使わないで、きちんと答えてください。やはり、それができない人なのですか? データはいろいろあります。私は、おそらく、その多くを知りませんが、それならば、あなたにも、知らない、あるいは無視しているデータはたくさんあるのではないですか? リスクを低く見積もるデータはねつ造だとかなんとか言って。別にあなたがそう言いたくなる気持ち自体は否定しませんよ。それは、やはり、データの出し方に政府や東電に問題があったわけですから。でも、私の短い一文は、そういうこととは関係がありません。なぜなら、適当な比較対象がない、にも拘わらず不適当な比較対象と比較することで大きな数字を煽情的に書いている人たちがいる、ということは、ほぼ確実な訳ですから。ですから、あなたのすることは、ただ、このほぼ確実なことを否定することです。してみてください。できませんよね。

ちなみに、さも確実そうに書いている、スクリーニング効果による効果はせいぜい一桁という論拠はあるのですか? 私は、それは今のところ、なかなか分からないし、これからも、基本的にはわからない、ということだと考えています。統計的手法がにわかには分かりませんし、さすがにその勉強を今すぐする気がありませんが、効果の数値がわかるとしたら、福島の子どもたちのデータを時系列的に解析していくことによってですかね。これまで見てきたところ、甲状腺がんのスクリーニング効果のある程度参考となるデータは、韓国の成人のものについてです。私は、それは15倍以上と理解していますが、あなたは、他になにかデータとその参照先をもっているのですかね? 他に唯一みたのは、あの××がコピペしていた津田教授の紹介によるチェルノブイリのデータですが、それは、参照先がないし、一巡目が…で二巡目が…でとか、にわかには何を言っているのか分かりませんでした。あなた、あれ、分かるのですか? 「議論」の仕方がこんななのに。

過剰診断についても、>付きで引用した

>だから、難しい問題があります。転移までは早いかもしれませんが、その後進行して他臓器に転移をするとか、あとは命にかかわるというのは非常にゆっくりしているがんなんですね。

ってのを無視しないと言えないようなことを言わないでください。本当に「議論」を続けたいというのなら。

>他臓器に転移をするとか、あとは命にかかわるというのは非常にゆっくりしている

というのは、

>症例として深刻な、リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移などのいずれかに該当する症例

が、

>他臓器に転移をするとか、あとは命にかかわるというのは非常にゆっくりしている

と、言っているのですよ? 分かってらっしゃいますか? べつに、そこまで要求するものでもないですが、リンク先読みました?

>リンパ節などへ転移しても今は症状がないが、将来発症し、しかも重い症状になるかもしれない甲状腺がんを検査で発見しているのだと言う。一方で、それらがいつ発症するかについて、確証は持てないと言う。

というナレーションのようなものに続いて、

>それは誰も分からない事なので、我々が治療させていただいたものでも、多分すぐにでも見つかったであろうものもあれば、しばらく見つからないものを見つけている可能性もあるだろう。ただそれが、この先急に大きくなるのかならないのかは、我々予測はして治療はしません。

と言っているのですよ。鈴木教授が否定した「過剰診断」は「過剰診断論」の「過剰診断」ではありません。顆状に診断していない、というだけです。その意味は分かりますか? 鈴木教授は、診断したもののなかで、手術すべきと診断すべきではないものを手術すべきと診断するという意味で、過剰診断と言っているのです。対して、「過剰診断論」の「過剰診断」とは、他の病魔等で倒れることの方が早いなどの理由で永遠に死因になったり重症化したりしなかったであろう症例を、診断で発見することです。この文脈は、断じて後者ではありません。繰り返しますが、

>転移までは早いかもしれませんが、その後進行して他臓器に転移をするとか、あとは命にかかわるというのは非常にゆっくりしている

と、まさしく、永遠に死因であったり重症化したりしなかったであろう性質のことを話しているのですから。それは、否定どころか、そういう性質だとまさしく話しているのですから。

さあ、これについてもまじめに「議論」で否定してみてください。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-05-01 13:37:02
私は安倍総理がネトウヨ的であろうが、個人としてどのような思想を持とうが出自にも関係無く、「国のトップとしてどうあるか」を考えた時に、今回の事件を受けての声明の発信が遅かったこと、内容において「差別」や「障害者」「優生思想」に触れることが無かったことに問題を感じます。

この事件が発生した時に、安倍総理よりも先にロシアのプーチン大統領は「無防備な障害者を狙って実行された犯罪の残忍さに動揺している」と表明しています。
米国のケリー国務長官は「一種のテロだ」と表現しています。

ならば、安倍総理を名指しして極端で残虐な思想の支持をしてくれると思い込んだ書面が公表されているのですから、「自分は絶対差別思想では無い、名前を使うとは許せない」くらいすぐに言うべきだと誰もが思うのではないでしょうか?

岡部耕典・早大教授(社会福祉学)は、「事件は障害者を標的にしたテロのようにも見える。安倍晋三首相は外国でテロが起きれば、『テロに屈しない』という談話を出すが、今回はない。差別をなくし、凶行を繰り返さないためにも、『障害者へのテロに屈しない』という強いメッセージが必要なのではないか。」と述べています。

また、今年1月25日に京都で開催された「相模原殺傷事件から半年―なにが問題か?あなたならどうする?」というシンポジウムの中でも、福祉関係者が、政府から「優生思想」を否定する発信が有るべきとの発言をしています。

養護学校の教諭と養護教諭は違いますよ。
現場の人間の悩みは、「子供達がいかに社会と共生して行けるようにするか」ということに尽きるのではないでしょうか。
友人の一人はその為にNPOを立ち上げて、子供達が大人になった時に自立出来る為の就労の場を作っています。
昨年9月20日、横浜で行われた「第22回ピープルファ-スト大会in横浜」では、「(押し込め型の)大型施設の建築よりも、そうした活動の為の予算を取って欲しい」という声が有りました。
傷害当事者の社会(親も含む)への要望は、「障害を持っていても、個人として認めて欲しい」という、ごく当たり前のことです。

支援の為の現実的な政策と強い理念の発信が先に有って初めて何も知らない人々にも「覚悟」(という言葉は誰も使っていませんでしたが)が生まれるのではないでしょうか?だとしたら、気付いた人が政府にそれを要望することこそ「現実的な行動」だと思いますよ。

>鈴木教授が言う「過剰診断」とは、「私は、知った以上は放置しておけない症例しか手術していない」という意味でしかありません

理解されていないようですが、症例として深刻な、リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移などのいずれかに該当する症例が92%あるとされているから「過剰診断では無い」のです。
論理的に否定するには、それらのデータが嘘であることを証明しなければなりません。

リスクを軽視する山下教授側の立場であっても、データが証明してしまっている以上は、科学者として事実を示さざるを得なかったと考えた方が論理的整合性が有ると思います。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-30 00:02:02
鈴木眞一教授も知らなかったのですが、文脈から該当の言葉、あるいはそれと同じことを言っていると思われるものを見つけました。

http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/39cb61915aba3959ce38cf1cbb2851dc

これは、「過剰診断論」で言われているような「過剰診断」ではありませんね。なぜなら、鈴木教授は次のように述べているわけですから。

>だから、難しい問題があります。転移までは早いかもしれませんが、その後進行して他臓器に転移をするとか、あとは命にかかわるというのは非常にゆっくりしているがんなんですね。

「過剰診断論」における「過剰診断」とは、このように「非常にゆっくりしている」などの理由により、手術などをしなくても、結局、他の要因で亡くなったかもしれない人の身体を、手術などにより傷つけてしまうことを、まさしく言うのです。それは病気の状態をみたり、手術したりして分かることではないのです。なぜなら、手術をした時点で、「手術などをしなくても」という仮定がなくなってしまうからです。鈴木教授が言う「過剰診断」とは、「私は、知った以上は放置しておけない症例しか手術していない」という意味でしかありません。ある意味、不必要に体を傷つけているのではないかという批判に対する反論のためのような意味の言葉でしかありません。鈴木教授って、おそらくあなたのような立場の人が忌み嫌っているであろう、山下教授などと同じ立場の人のようですね。そういう人の言葉として、やはり私のように解釈する方が、論理的整合性がありますね。

ちなみに、これも、おそらくあふれているループの一つですよ。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-29 23:13:49
私は、安倍氏を絶対に支持しませんが、その傾向は、差別的であるというより、ネトウヨ的というのが適当であると考えています。もちろん、ネトウヨはマイノリティに対して差別的傾向が強いです。ですから、安倍氏にも差別的傾向があるとは考えています。ただ、石原のように、露骨に、マッチョマンよろしく、差別発言をすることはなく、「育ちの良さから」慎重に避けていると感じます。ネトウヨ的と感じるのは、歴史問題への執着、いわゆる安倍談話、ニッキョーソ野次などですね。プラス、これはネトウヨとも違う、気持ち悪いほどの、文教政策やマスコミをコントロールしたいという執念がその特徴で、それがこの人物が権力者になることの、なによりもの恐ろしさでしょうか。おっと、脱線しそうですね。とにかく、ネトウヨ的ではあるのですが、そのあたりや、陰湿かつ執念深い手法が、容疑者が、自分を承認してくれる人物、承認されたい人物と感じた理由なのではないかと考えています。

しかし、この首相を結果的に選んでいるのは国民であるし、さらには、東京ではもっと露骨にあんなのが長年自分はトップだとふんぞり返っていたのです。この状況下で、形だけ、首相や政府が何かコメントなり、キャンペーンなり(「教示」とはこのようなことでしょうか?)をしたところで、やはり、容疑者の心を動かした可能性は低かったのではないでしょうか。実際、「共生社会」はとうに現政府も掲げている言葉であったりもします。施設で働いた容疑者が、そういう政府関係の文書やポスターを見る機会もあったのではないかと思います。でも、事件は起きたのです。共生思想も優生思想、どちらも確かに社会で人々が触れることがあるのです。でも、容疑者は、なぜか他の人以上に優生思想に極端に反応するような心理状態になっていった。同じ政府の下にいながら。それを重視するのは当然です。

優生保護法について、正直に白状すると、なにそれ?20年前?と感じました。ハンセン病問題や旧土人法のような差別的な不作為なり、あるいは差別政策なりがあって、それを自分は知らなかったのだろうかと感じました。今調べて、主にwikiあたりをググッた程度ですが、ああ、これはどちらかというと、過去の問題というより、現在も出生前診断の是非などで、議論されている話だなと感じました。とはいえ、断種がされていた時期があって、それが削除されないままにされていたなど、keiさんの言うように、確かに障害者差別が存知されたことの証であると考えます。

養護教諭をめざされたのですか? でしたら、もし、自分が実際に養護教諭になり、現在の保健室(ですよね?)で、そこに日々訪れる子どもたちと接して、何を考えるだろう?と想像してほしいと思います。私なら、その子たちの少なくない数の子が厳しい状況に置かれていることを感じ、自分のできることはなんだろうかと悩むとともに、でも、それを自分一人でかかえることなんか、とうていできないとも思うのではないかと思います。もちろん、制度的に十分な人員配置をしない政府への不満は持つでしょう。しかし、子どもたちを誰も支えられないのか、自分がそれらをたくさん抱えなければならないのかと、やりきれない気持ちになる方が強いのではないかと思います。そういう話ですかね。

>解りたいから議論を続けているのです

でしたら、とりあえず、もともとの場所の私の説明でなにが納得いかないのか考えてください。これなんか、簡潔ですが、十分だと思いますけど。

>普通は甲状腺がんは、何らかの体調の異常等があって検査をした結果、発見されます。一方、福島では18歳以下のすべの子どもを対象に検査をした結果、発見された数です。これらを比較するということは、例えは悪いですが、ゲームなど不要物の持ち込み禁止をよく守るかということを、特に検査もしないで「発見」した学校の発見数と、持ち物検査をして「発見」した学校の発見数とを比べて判断するようなもので、実際には、どちらがよく守る学校なのか判断できないのと同じです。また、甲状腺がんは、治療をしなくてもがんが症状を引き起こさないということが比較的多いがんとして知られています。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99f16bddaac06557d88f3bc335069adc
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-29 20:46:40
>そんなことより、周囲の人が、過ちを犯しそうな人を支えていくことの方が、絶対に有効だろうにと考えます。

被告Aについて、支援が叶わなかった理由は明らかになっていません。
今のところ明らかなのは、被告Aが周囲が権力者側の意向を重視し、「忖度」して犯行を決行したということです。その「意向」は事件前から多くの人が感じとっているものなので、被告Aが特別に異常なのでは有りません。犯行の手法は異常ですが、それを除けばナチスドイツも20年前の日本も国を挙げて行っていたことです。
ならば、動機は判断出来ているのですから、権力側が出来ることはすぐにでも行った方がよくないですか?
周囲の支援の必要性も重要であることを否定はしませんが、現実的にすぐ可能で誰も反対する理由が無い効果的な方法を「そんなこと」と切り捨てる理由が解りません。

私は就職先を養護教諭にしようか迷ったことが有ります。その縁で養護学校で長年教師を務める友人が複数居ます。彼等からは「共生」の為にも専門家の指導が重要と聞いています。我々に出来ることは、現場を知り、「共生」への理解を深め、制度の改善を促すことだと思います。

>私のようなことを言う者を、人でなしの原発推進勢力の味方みたいに言う人たちは、何も分かってないし、状況を悪くする存在でしかない

解りたいから議論を続けているのです。状況を悪くしたくないのであれば、出鱈目な解釈でねじ伏せようとする稚拙な手法ではなく、説得を願います。
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-04-29 15:19:55
覚悟とは、本当は支援を必要としている人が身の回りにいたとして、その人に自分は、どう向き合うだろうか。そういうことまで想像して、問題について考えるべきだということです。首相が「優生思想」をもっと強く否定することこそ解決策だ。首相が「共生思想」を強く訴えることこそ解決策だ。という言葉には、そんなことより、周囲の人が、過ちを犯しそうな人を支えていくことの方が、絶対に有効だろうにと考えます。それをなんたら人格だからということで否定されると、なおさら、いや、そういう人の認知の枠組みにはフィルターがかかっているだろうから、それだけは届かないなんてことになるだろう。そもそも、そのなんたら人格の傾向が強くなること自体、やはり周囲の人との関係こそ、大きく影響を与えているだろうと考えますね。心理療法にしても同様ですね。それが劇的に有効かということには、正直、疑問を持ちますし、もちろん、一般的傾向として、多少有効だから主張されるのだろうとは思いますが、でも、それはやはり、そこに向かう準備ができたということが大前提だと考えます。そして、やはりそこで重要になってくるのが、周囲の人の関わりでしょう。そして、この周囲の人たちについても、日常感覚から実態を想像すれば、その人たちにも本当は支援が必要な状態であるからこそ、深刻な状況に陥っているのだろうと考えます。はっきり言って、私やあなたにとって、うわっ、関わりたくない、と思う世界が広がっていることも多いと思いますよ。でも、本当に彼らのことを考えるのなら、また、その周囲の人たちのことを考えるのなら、多少なりとも、社会の一員として、何かを引き受けることができないか。それこそ、「共生」できないか。そう考えているかということです。それは、専門家や施設や家族だけに任せないという意味でです。納税や寄付をたくさんして、負担の一部を負うという意味や、望ましい代表を選ぶという意味よりもですね。

あなたが大阪在住さんとのやりとりの関係から、「優生思想」への対応こそ必要だとか、適切な療法が施されればよかっただけだとか主張したというのは、まあ、分かります。でも、なんで、こんな地に足のついていない空中戦になるのだろうと、やはり感じてしまうのですよね。お互いに、リアルでどうなのかという話はなしにしましょう。ネット上での言葉を見ている限りでは、覚悟がないからではないかなと感じたということです。

脱線になりますかね、でも、肝心なところにもどるかな。最近の学校は、昔ほど荒れないけれども、どこの学校でも、発達障害とされる子どもたちが、支援学級に多数存在するようになったという話を見聞きします。支援学校の児童生徒数が増加しているという話も見聞きします。そして、その子たちの家庭環境が劣悪なことが少なくないという話も見聞きします。手厚い、適切な支援ということでしょうか。しかし、本当にそうされているのか。学校現場の臨採の増加という話も聞きますよね。そして、施設職員の劣悪な労働環境という話も。体よく厄介払いをすることの悪循環が起きていないか。そういうのが、私はとても嫌なんですよね。これは、自分の子どもによりよい環境で過ごしてほしいと願うことを考えた時に、より覚悟が問われることだとも思います。

原発の放射能汚染の話は、そのへんにあふれている話のループにしかなりませんので、あまり続けてもと思います。しかし、私は、私のようなことを言う者を、人でなしの原発推進勢力の味方みたいに言う人たちは、何も分かってないし、状況を悪くする存在でしかないと考えますとだけは、とりあえず、言っておきます。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-29 11:30:23
>彼のケースにしも、一般論にしても、現実感があればその困難さが容易に想像できる

はい。「想像出来る」ことを疑ってはいません。
私が質問しているのは、「それを裏付ける現実的な証拠」、「エビデンス」というやつです。
ですから私が提示した「心理療法」が治療として有効であったのでは?ということはあなたも認めてくださっているようですが、何故それが出来なかったのかの詳細が解らない以上は、一般市民が具体的に何を「覚悟」したら良いのかも解りません。

厚労省は「何故事件が起きてしまったのか」の理由を明らかにしないまま、「精神医療を治安の道具に」し、しかも「優生思想を増長させる」方法でこの特殊な事件の対処を決めてしまっていることが2重に問題なのだと思います。

>津田秀敏氏の「数十倍」をそこだけ切り取り出して強調することこそ

津田秀敏氏の論文は「出鱈目な統計解釈」を受けての発表ですから、動機的にも時系列的にも「そこだけ切り取り出す」というのは不可能ですから、その指摘は成り立ちません。

>過剰診断なんてなかったなんて意味でそう言っているのでしょうね

すり替えないでくださいね。「スクリーニング効果と過剰診断が理由で甲状腺がんの発見が増加した」という「出鱈目な言い訳」が「過去のものとなった」と言っているのです。

2015年8月31日に、手術を受けた子どもたち96人の症例について、福島県立医大(当時)の鈴木眞一教授によるペーパーが公開され、リンパ節転移が72例にのぼること、リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移などのいずれかに該当する症例が92%にのぼることが明らかになっています。県民健康調査委員会の清水一雄委員も「医大の手術は適切に選択されている」と述べています 。
鈴木眞一教授は、甲状腺がん検査および手術の責任者であり、以前より、「過剰診断」という批判に対して、手術を受けた患者は「放置できるものではない」としています。

データを無視して読解力も論理的思考も捨てて、都合の良い解釈を「しまくって」個人を誹謗・中傷するあなたは「恣意的」ではないのですか?単に何も知らないだけですか?

私にはあなたが頭が悪い人だとは思えません。でも、上記の疑いが有るから、馬鹿な質問から始めなければならないのだということを御理解ください。

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Unknown (suterakuso)
2017-04-28 07:44:21
>「困難ではなかった」との主張はしていませんよ。

??? これは、彼のケースにしも、一般論にしても、現実感があればその困難さが容易に想像できるという私の主張に、あなたが反論したことから始まった話なのに、なんですかそれ???

>>誰が放射能汚染の心配がないとか、警戒する必要はないとか、そんなこと、一言でも言ったのですか?
>常識として放射能汚染の心配をしたり、警戒している人に対して何等理解を示さず、出鱈目な統計解釈を持ち出して説得しようとしているのですから、言わずもがなではないでしょうか?「過剰診断」論争は既に過去のものでしょう。

放射能汚染の心配がないとか、警戒する必要はないとか、私は一言も言っていないとあなたも分かっている、あるいは、今、そう気がついたということでよろしいですね。でも、心配をしたり、警戒をしている人に理解を示していないと断定? なんですか、それ? でたらめな統計解釈? 津田秀敏氏の「数十倍」をそこだけ切り取り出して強調することこそそうなのだということが分からないのですか? 過剰診断論争が過去のもの? 多分、ほら、過剰診断なんてなかったなんて意味でそう言っているのでしょうね。過剰診断というのは、その定義を知れば、なかったなんてことはあり得ないものなんですよ。データ解釈力抜きに、読解力と論理的思考のみから。

ということで、私はあなたのことを大して恣意的に解釈していない。あなたは、それをしまくっている。ということに、やはりなりますね。

人を馬鹿にするような質問を繰り返しされるのは、そう言ってもしつこくされるのは、きわめて不快です。回答しません。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-28 02:02:27
>退院後なら、彼に精神医療を受けさせることが困難ではなかったと、まだ、主張されるのですか。まったくもって、現実感がないですね。

「困難ではなかった」との主張はしていませんよ。

「精神医療に抵抗感を強い上に、反社会的行動もみられ、さらに、周囲に適切に彼を導くことができる人がいなかった」とあなたが断定しているので、「困難だった事情」を、支援する側が公的に提示しているのなら、詳細が知りたいだけです。

>政権批判

政策批判はしていますが、政権批判はしていませんよ。

>あなたはさらに進んで、別の何かの目的に利用しようとしていると疑うべきだと言っているでしょう?

進めていませんよ。安原氏が指摘している「治安の道具」を指しています。

>権力者がは優生思想の意向を持っているという、こってり政権批判なものもありますしね

被告Aがそう「忖度」したという事実を書いているだけですが。

>政権が優生思想だから事件が起きたって言いたいんでしょう?

その可能性は有ると思います。何せ被告Aがそう思い込んでいるのですし、政権側もそこを払拭しようとする態度を明確には取っていないので。
ですから、そのイメージを払拭して欲しと「要望」しています。

>誰が放射能汚染の心配がないとか、警戒する必要はないとか、そんなこと、一言でも言ったのですか?

常識として放射能汚染の心配をしたり、警戒している人に対して何等理解を示さず、出鱈目な統計解釈を持ち出して説得しようとしているのですから、言わずもがなではないでしょうか?「過剰診断」論争は既に過去のものでしょう。

>さて、どのくらいの人が、そう受け取ってくれますかね?

私の説明が下手でしたのでね。でも、あなたとゴンザレスさん以外の方は、話の流れから判断して、理解してくださっていると信じます。

>、その是非を聞きたいなどという、相手を馬鹿にするような質問

つい20年程前までには制度も在り、ネット内には被告Aの思想を支持する方が多く存在するので、馬鹿にする質問だとは思いません。この思想に対するあなたの見解をお聞かせください。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-27 23:25:21
>それは措置入院前の状態ですよね?被告Aは医師の判断の上で「もう問題が無い」として退院をしています。
>その後の支援が適切に処置されていなかった理由は明らかにされているのでしょうか?

本人が通院を中断したというような報道はされていますよね。少なくとも本人は進んで精神医療を受けようとはしていませんね。っで、退院後に、本人の性向や周囲の人々とのかかわりが劇的に変化したというような話は聞いていませんが、あなた、退院後なら、彼に精神医療を受けさせることが困難ではなかったと、まだ、主張されるのですか。まったくもって、現実感がないですね。

>この記事では政権批判なんてしていないでしょ?

あなたのコメントの第一投目から、政府が精神医療を自分たちの都合の良い目的に使うという政府批判、それはことに自民党政権下においては政権批判でしょう。もともと、長期政権の下でその密着度が高いという認識で共通理解できるでしょうからね。また、寄稿文の、政権側が精神医療を本来の目的ではなく、治安の道具として利用しようとしているというのは、やはり政権批判ですが(ちなみに、私は、それをも政権批判ばかりとは考えていません)、あなたはさらに進んで、別の何かの目的に利用しようとしていると疑うべきだと言っているでしょう?(ちなみに、あなたは安原氏がそのように言っているかのような書き方をしていますが、安原氏は治安の道具として利用としか書いていません。別の何かの目的を疑うなど書いていません。)あと、

>被告Aの発言や行動から、権力者側の意向(優生思想)を「忖度」した犯行であることは明らかです。

なんていう、権力者がは優生思想の意向を持っているという、こってり政権批判なものもありますしね。政権が優生思想だから事件が起きたって言いたいんでしょう? 別にあなたにはあなたの立場があるのだから、私の考え方を否定するために、そんな妙な取り繕いをすべきではないのではないでしょうか。

>鵜呑み

鵜呑みにでもしなければ、そのおかしさに気づかないのは、あの論法の方ですよ。ちなみに、誰が放射能汚染の心配がないとか、警戒する必要はないとか、そんなこと、一言でも言ったのですか? これは簡単でしょう? 一言でも見つけて、示して見せてください。ちなみに、こちらのブログなんかでよく見る、「過剰診断はやはりなかった」なんて言葉を見ると、ほんと、読めないというか、きちんと言っていることを理解して何かを言うことができない人たちだなっていつも思います。

>>人を、嘘つき、他人をだまそうとしている人間として扱うことのどこが侮蔑ではないというのですか?
>それは「侮蔑」では有りません。「警戒」であり、「威嚇」です。

では、私はあなたを警戒し、威嚇したいほど腹が立ってきたので、こう言いましょう。おーい、みなさん、keiさんって、超嘘つきですよ。人をだまそうとしていますよ。ひどい奴ですねー。…あー、あほらしい。なんですか、それ?

ま、あの時の名無しのゴンザレスさんとのやりとりをこのように消化できる人ですからね。あなた、なにも、思うところはないのですか? 名無しのゴンザレスさんにあんな思いをさせたのも、suterakusoのせい、名無しのゴンザレスさん自身のせい、私のせいじゃない、ですか? 何が悪かったのか…仕事が片付いてエネルギーがあまってたのが悪かったんでしたっけ?…自分の言葉を振り返ってみたのですか? いや、べつに、あなたと名無しのゴンザレスさんのとこを取り持つ筋合いはないですけどね。

>再稼働を判断するに当たり、原発政策を転換させられない政権を与党にしてしまい、「最終判断にまで持ち込ませた責任」は有権者全てに在り、最終判断の直接責任はそれを判断する首長を選ぶ立地住民の有権者に在る」という、責任の二重構造の現実を説明しただけですよね。

さて、どのくらいの人が、そう受け取ってくれますかね?
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99f16bddaac06557d88f3bc335069adc

>「優生思想」

それについて何を聞きたいのですか? あなたの場合、その是非を聞きたいなどという、相手を馬鹿にするような質問の可能性もありますからね。その事件への影響の評価ですか? 障害者が不要という論理は、彼がどこかで触れたからにしろ、自分が思ったからにしろ、そりゃ、そういう考えだから、あんなことをしたのでしょう。しかし、なぜそんな考えを持つかとか、なぜあそこまでのことを実行したかとか、そちらの方がやはり重要でしょうね。それとは別に、権力に批判的であればなおさら、権力による思想への介入には警戒を怠ってはならないと考えますね。「他の現場当事者が指摘し」ってのは、IWJ動画のことですか? 見れないし、そこまでして見ようと思わないので、コメントできません。
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Unknown (kei)
2017-04-27 14:13:28
>精神医療に抵抗感を強い上に、反社会的行動もみられ、さらに、周囲に適切に彼を導くことができる人がいなかった

それは措置入院前の状態ですよね?被告Aは医師の判断の上で「もう問題が無い」として退院をしています。
その後の支援が適切に処置されていなかった理由は明らかにされているのでしょうか?

>あなたのコメントの多くは、明に暗に政権を批判するものではないのですか? あるいは、それに対する批判に反論するためのものではないのですか?

「為の反論」では有りませんよ。駄目だと思ったところは批判します。この記事では政権批判なんてしていないでしょ?一番効果的で適切な対処をしてほしい旨の要望は書いていますが。

>人を、嘘つき、他人をだまそうとしている人間として扱うことのどこが侮蔑ではないというのですか?

それは「侮蔑」では有りません。「警戒」であり、「威嚇」です。あなたをそう扱おうとしているのではなく、あなたの言動から読み取れる可能性としてそう「警戒」していたことを示しただけです。そしてあなたは未だにそうではないことを証明してくださっていませんので、「警戒」は解けません。

「被曝しても安全神話と」は、甲状腺がんの増加を「過剰診断」や「スクリーニング効果」によるものとする政府の説明を鵜呑みにし、被曝に対して危機感を持つ人間の意見を封じ込めようとするもの。レベル7の事故で何も起きないなら、世界的に年間の被曝基準なんてとっくに解除されているはずです。

年間1mSvの被曝でも、少なくとも2万人に1人が癌死するというのがICRPの現状見解ですから、空間線量だけでも事故前の数倍~数十倍、プラス事故前は殆ど無かった内部被曝で何らかの健康被害が増える可能性が有るという前提で「警戒」するべきですし、「スクリーニング効果による多発などせいぜい一桁のデータ上昇しかないものなのに、福島県では20倍から50倍の多発が起こっているという明らかな兆候が専門家の報告からも見られるのに、それを見ようとしない、見ようとさせないあなたは「神話」を広めているようにしか見えません。

>あなたが名無しのゴンザレスさんのことを、まるで原発容認派みたいだと揶揄しているととらえての言葉ですよね。

私はあなたを「原発容認派」(もしくは推進派)と仮定しましたので、そのあなたと「原発反対派」を名乗るゴンザレスさんがシンパシーを感じているのが単純に不思議だっただけですよ。それを「名乗らないあなた」に対して「名乗るゴンザレスさん」という風に対比させただけ。
ゴンザレスさんの素性は存じませんし、過去の言動についても解らないので、事実としてそう形容しただけです。何か勘違いしているなとは思いながらも、あまり重要性を感じなかったのでスルーしました。

>原発が再稼働したらそれは「立地住民」のせい、私のせいではないと言い張った

再稼働を判断するに当たり、原発政策を転換させられない政権を与党にしてしまい、「最終判断にまで持ち込ませた責任」は有権者全てに在り、最終判断の直接責任はそれを判断する首長を選ぶ立地住民の有権者に在る」という、責任の二重構造の現実を説明しただけですよね。

で、お忘れのようですが、

他の現場当事者が指摘し、私も重視する相模原事件被告の犯行動機となった「優生思想」の問題についてあなたはどのようにお考えなのでしょう?

宜しければお答えください。


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追加 (suterakuso)
2017-04-27 00:49:55
>原発再稼働についての記事では、あなたの甲状腺がん多発についての認識が、責任を回避したいであろう事故発生責任者側に偏ったものであることから、あのような表現をあえてしました

その発想が完全に間違っていますね。あれを通常の甲状腺がん統計と比較して、「数十倍」だなどと言うことは、悪質な印象操作としか言いようがないのです。嘘でも自分の導きたい側に有利な言なら、積極的にそれを利用してよいのですか? そして、それを否定することは嘘を否定することでも、自分の導きたくない側を利することだから、否定してはいけないのですか? それこそ、嘘つき、人を騙して自分の思うがままにしたいという態度ですね。完全に間違っています。さらには、それに、甲状腺がんを発症した子どもの悲劇を提示して見せることを加えて、こいつはこの悲劇をもたらした側の奴だなどと印象操作するのは、心性の腐った言論封殺以外の何ものでもないですね。

ああそれと、あなたが結局、人のせいってのは、あのやりとりで、いくら私が国民の責任を説明しても、原発が再稼働したらそれは「立地住民」のせい、私のせいではないと言い張ったあなただからこそ、名無しのゴンザレスさんに対してさえそう言い張ったあなただからこそ、そんなことを私が言うっては、もちろん、ありますよ。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-26 23:25:56
>通院による心理療法に現実感が無いと思われる理由は何でしょうか?

ほらね。こんなこと聞き返すこと自体、現実感がないでしょ。精神医療に抵抗感を強い上に、反社会的行動もみられ、さらに、周囲に適切に彼を導くことができる人がいなかった容疑者を、心理療法に向かわせることがどんなに困難かくらい、簡単に想像できることでしょうに。もちろん、でも、「私たち」の誰かがやはりそれをしなければならないのですよ。

あと、ばかり、ってのは、印象操作でもない限りは、ほとんど、あれもこれも、ってことですよ。そんなのいちいちあげさせるのですか? じゃあ、質問に質問を返しますけど、あなたのコメントの多くは、明に暗に政権を批判するものではないのですか? あるいは、それに対する批判に反論するためのものではないのですか?

>「侮蔑」とはどの部分を指すのでしょう?

「神話を作ろうとしている」などとほざいて、何をふざけたことを言っているのですかとしか。わからないのですか? 人を、嘘つき、他人をだまそうとしている人間として扱うことのどこが侮蔑ではないというのですか? いや、すごい人ですね! あなた。正気ですか? っで、誰がどこで、「被曝しても安全」などと言ったのですが。きっと、甲状腺がん全般の傾向を、統計的な比較の必要性から述べただけのことを、それと理解できないのでしょうね。全般って分かりますか? 原発による被曝によるものでないものも含むというか、統計的な比較対象としては、ほぼそうでない甲状腺がんについてのことなんですがね。あ、もちろん、全般とかあちらで書いてませんよ。でも、文脈が読める人なら、楽々分かる話です。分からない人は、文脈が読めない人か、読みたくないなんらかの意志をもっているということでしょうね。

>どこが謝罪に当たるのかも、解らないので説明願います。

おやおや、あの時、名無しのゴンザレスさんに、

>私のところに「を名乗る」をわざわざ入れたのはどういう理由ですか?

と言われて、それに対してあなたが何も答えなかったことを、もう、すっかり忘れているのですか?

>もう見ていられませんね。これ以上あなたが醜態をさらす様は。

で始まるコメントの中に、このような言葉があることの意味が分からないとでもいうのですか? これは、もちろん、あなたが名無しのゴンザレスさんのことを、まるで原発容認派みたいだと揶揄しているととらえての言葉ですよね。実際、あなた、そう揶揄したんでしょう? いや、忘れたのですか? すごいですね! さすが、スルーしてそのまま、

>良かった
>理解し合えましたね。
>私はゴンザレスさんが「反原発派」ならば話せば解るはずと信じ、「泥沼」とも思ってはいませんでした。

などと言える人だけのことはありますね。残念ながら、名無しのゴンザレスさんの

>もう疲れました。当分はコメントはしません。

という最後の言葉も、まったくあなたには届いていないということですね。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-26 08:43:14
スレ違いですし、論点と全く関係無いとは思いますが、お腹立ちのところを放置するのも何なので

>被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさん
などと侮蔑的に表現した

というのは、「・・・私には「被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさんによる悪意有る印象操作に思えました)ので、その真意を確かめようとして・・・」
と、ゴンザレスさんに宛てて書いたものですね。
「侮蔑」とはどの部分を指すのでしょう?
また、何故それが「侮蔑」と解釈されるのか、説明してください。

また、「不思議ですね。おそらく原発容認派のsuterakusoさんと、反原発派を名乗る名無しのゴンザレスさんの意見が一致しているとは。」

の、どこが謝罪に当たるのかも、解らないので説明願います。

私があなたに「恣意的に解釈するな」と書いたのは、私のコメントを読んでいれば簡単に解ることなのに、そこは無視して主旨とは全く違う解釈をあなたが行っているからです。

対して原発再稼働についての記事では、あなたの甲状腺がん多発についての認識が、責任を回避したいであろう事故発生責任者側に偏ったものであることから、あのような表現をあえてしました。
その解釈が恣意的に曲げられているとおっしゃるなら、それがどの部分から読み取れるのか、また、書いてはいないけれど、そうではないのか、その旨をご説明下さい。
説明に納得がいけば謝罪致します。
宜しくお願い致します。
返信する
suterakusoさんへ (kei)
2017-04-26 01:09:35
議論の方向性が要点を外しているように思えます。

安原氏の寄稿文の主旨は、専門家の視点から厚労省の制度改正に問題が有ることを、私達に知って欲しい、関心を持ってもらいたいというものであって、「私たちの覚悟」を求めているものでは有りません。

「私達の覚悟」とは、あなたの個人的な提言でしょう。
具体的にあなたはどのような覚悟を私達に求めているのでしょうか?
通院による心理療法に現実感が無いと思われる理由は何でしょうか?

他の現場当事者が指摘し、私も重視する相模原事件被告の犯行動機となった「優生思想」の問題についてあなたはどのようにお考えなのでしょう?

また、「政権批判ばかり」というのはどの部分を指しているのでしょうか?

質問ばかりですいませんが、宜しければお答えください。
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URL (suterakuso)
2017-04-25 23:38:31
そうでした。いちおう、書いたことの参照元URLを書いておきますね。

http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99f16bddaac06557d88f3bc335069adc
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Unknown (suterakuso)
2017-04-25 23:36:48
>私はそのようなことは言っていませんよね。恣意的に解釈するのはお止めください。

おやおや、それこそ、恣意的に、人のことを

>被曝しても安全神話」を作ろうとしているsuterakusoさん

などと侮蔑的に表現した人がよく言うよと。ついでに言うと、名無しのゴンザレスさんにも、

>不思議ですね
>おそらく原発容認派のsuterakusoさんと、反原発派を名乗る名無しのゴンザレスさんの意見が一致しているとは。

などとほざきましたよね。そして、そのことについては、そのままですよね。あなたは否定するかもしれませんが、そのままなんですよ。きちんと、自分のこの言葉に向き合って、謝罪しましたか? してませんよね。そのままにして、名無しのゴンザレスさんが××に理解を示した途端、軽々しくも、今度は

>私はゴンザレスさんが「反原発派」ならば話せば解るはずと信じ

などと、さらにほざいたのですよ。

…おおっと、脱線しましたね。

ですが、やはりあなたには、当事者意識のようなものが希薄だと感じますね。政権批判にばかり走るきらいがあるところもそうですし、現実にそれをする難しさをどう考えているのだろうと思わせるような調子で、

>通院でも可能な、「対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらす心理療法」が「自己愛性パーソナリティー障害」には有効とされているので、これが「あるべき支援」ではなかったか、というのが、この事件を受けて私が考えたことです

と繰り返すこともそうですね。ある意味、隣人となることを避けたいと考えているであろう大阪在住さんの方が、現実感をもって、このことを考えているようにもみえますね。そういう意味を含めて、私は、「私たちの覚悟」が求められていると言ったのですがね。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-25 13:04:25
精神に障害があるとされる方への「望ましい支援の在り方」については、私は勿論大阪在住さんも安原氏やあなたの意見に対する異論は無いと思います。

ただ、それが実施されたとしても、「この事件」は防げなかったのではないか?という危惧や疑いが有るという前提が大阪在住さんと私の間では共通しているものの、事件の原因や防ぐ為の方法論の違いを議論していたのであって、そこを御理解ください。

>やはり、容疑者にも望ましい支援が必要であったのであり、「思想」に触れなければよかっただけなどという言は、やはり、彼のような人を望ましい支援から遠ざけることになります。さらには、そんな思想を広げる奴らが悪い、私たちのせいではない、と受け取ることもできます

私はそのようなことは言っていませんよね。恣意的に解釈するのはお止めください。

以前のコメントの繰り返しになりますが、このような大事件を受けて政府側が取るべき行動は、まずは国を挙げて「共生思想」を推し進める為の「教示」でしょう。これを否定する理由は有りませんよね?

そして、これも繰り返しますが、通院でも可能な、「対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらす心理療法」が「自己愛性パーソナリティー障害」には有効とされているので、これが「あるべき支援」ではなかったか、というのが、この事件を受けて私が考えたことです。

この両輪での対処が必要だったのであって、これを踏まえないならば、安原氏の指摘通り、制度改正を何かにを利用しているに過ぎず、それは「治安の道具」、更に他の専門家の指摘からもあるように、「優生思想」を増長させる効果も含むと感じました。


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書き直し (suterakuso)
2017-04-24 22:16:03
朝の出がけにバタバタ書いたので、いつもにもまして、読みにくいことこの上ないですね。書き間違いもあるし。ということで、同じ内容ですが、書き直してみます。


>>>「障害は不要」という考え方なら別に問題ないでしょ
>>あります。これ見ると、上のことなんて、言う必要もないか…。
>障害なんて避けられるなら避ければ良いものでは?
>障害という言葉に反応しているのかも知れませんが、「ハンデ」と考えれば、ない方が不便がないのは間違いないのですから。
>障害を持った人を避けるのと、障害を避けるのはまた別の話ですよ。

直前のコメントで、障害をスペクトラム(連続体)としてとらえるという視点を書いたばかりですよね。そういう視点に立つと、あなたのように、自分は障害を取り除くことを主張しているだけだなどと、安易に主張することは、それこそ、「優生思想」につながりかねないと思いますがね。


っで、「具体案」の話をするというのですか? あなたはこれまで、「強制入院」には賛成できる、強制入院を強化すべきだ、とばかり主張してきましたよね。そしてあなたは、「措置強化」として、「強制的に入院させる」ということだけを考えていますよね。おそらくインパクトのある「強制入院」という言葉に引っ張られたのでしょうね。しかし、議論の元となるべき寄稿文を読む限り、現在進んでいる法改正において、「強制的に入院させる」までの制度自体には、変更はありません。寄稿主が問題提起しているのは、退院後の「支援」の在り方についてです。その具体案の話をするのですか? 私が横槍を入れたのは、この流れだと、望ましい支援のあり方についての議論にはならないと感じたからなんですがね。いっぽうであなたが「強制入院」を強化すべきだとばかり言い、いっぽうでkeiさんが、相模原事件は「思想」が主犯だから精神医療福祉の問題ではないとばかり言うことで、議論が全く深まらないと感じたからなんですがね。あなたの主張はもちろん、精神に障害があるとされる人たちを自分たちから遠ざけ、他者に押し付けることにつながります。keiさんの主張は、犯人は思想のせいであんなことをしたのであって、精神の障害のせいではないということで、一見、精神に障害があるとされる人たちに優しくあるようにみえます。しかし、やはり、容疑者にも望ましい支援が必要であったのであり、「思想」に触れなければよかっただけなどという言は、やはり、彼のような人を望ましい支援から遠ざけることになります。さらには、そんな思想を広げる奴らが悪い、私たちのせいではない、と受け取ることもできます。

私の支援の具体案は、共生のための人的物的リソースの拡充です。とくに、共生のために必要な公的なコーディネート力を高めることです。家族、隔離型施設などだけに、この問題を押し付けないようにするために必要なリソースの拡充です。これらを実現するためには、もちろん、大きな政府です。そして、なにより、そのための「私たち」の覚悟です。


>>あなたは、「他害のおそれ」は障害の有無にかかわらず、それを持つ人がいるにも拘わらず、
>何を当たり前のことを言っているんですか?
>「他害のおそれ」の点だけで言えば、下手をすれば障害者より一般人の方が危険かもしれませんよ。

だから、それにも関わらず、自分たちばかり「犯罪のおそれ」と結び付けられると感じている人たちのことを考えるべきだ、ということを言っているに決まっているでしょう。何を当たり前のことを言わせるんですか? 寄稿文自体を読めば(いや、読まなくてもか)、そう読めるのがふつうだと思いますがね。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-24 07:36:20
>>>「障害は不要」という考え方なら別に問題ないでしょ
>>あります。これ見ると、上のことなんて、言う必要もないか…。

>障害なんて避けられるなら避ければ良いものでは?
>障害という言葉に反応しているのかも知れませんが、「ハンデ」と考えれば、ない方が不便がないのは間違いないのですから。
>障害を持った人を避けるのと、障害を避けるのはまた別の話ですよ。

ちょうど、直前のコメントで、障害をスペクトラム(連続体)としてとらえるという視点のことを書きましたよね。そうとらえた時に、あなたのように安易にこれまでのような言葉を発することは、それこそ「優生思想」につながりかねないことだと考えます。

具体案の話をするのですか? あなたは、少なくともこの寄稿文を読む限りでは、それ自体は何も変わっておらず、その問題点の指摘等がされていない、「強制入院」について、強制入院の強化には賛成できる、強制入院を強化すべきだ、とばかり主張したのです。寄稿主が提起している退院後の「支援」の具体案の話をするのですか? あなた方にそれらがなく、この流れだと、結局、この問題をできるだけ、他人に押し付けてしまえということになるなと感じての横槍だったのですがね。「支援」の具体案は、共生のための人的物的リソースの拡充です。とくに、共生のために必要な公的なコーディネート力を高めること、家族、(劣悪な労働環境であることも多い)隔離型施設などへこの問題を押し付けないために必要なリソースの拡充です。それは、警察の介入などはできるだけ、ない方がよい。これらを実現するためには、もちろん、大きな政府です。そして、なにより、「私たち」のそのための覚悟です。

>>あなたは、「他害のおそれ」は障害の有無にかかわらず、それを持つ人がいるにも拘わらず、

>何を当たり前のことを言っているんですか?
>「他害のおそれ」の点だけで言えば、下手をすれば障害者より一般人の方が危険かもしれませんよ。

だから、それにも関わらず、自分たちが属性として「犯罪のおそれ」と結び付けられることに抵抗感を持つ、当事者のことを考えるべきだということで、言っているに決まっているでしょう。何を当たり前のことを言っているんですか? 寄稿文自体を読めば(いや、読まなくてもでさえか)、文脈からそうなるでしょう。
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suterakusoさんへ (大阪在住)
2017-04-24 01:36:19
>あなたは、「他害のおそれ」は障害の有無にかかわらず、それを持つ人がいるにも拘わらず、

何を当たり前のことを言っているんですか?
「他害のおそれ」の点だけで言えば、下手をすれば障害者より一般人の方が危険かもしれませんよ。

>診断ができる、障害がある人だけを、「他害のおそれ」がある人として排除しようとしているのです。

何度も言っていますが、私は「医者により他害のおそれがあると診断された人」を排除するべきだと言っているのですよ。
そう診断されていない障害者とそう診断された障害者を同一視するのは止めてください。

>どう、障害がない人の「他害のおそれ」を「診断」するのですかと言っているのですがね。

障害のある人だって無条件に「診察」を受けなければならない訳じゃないでしょ。
相模原事件の被告にしても障害者を安楽死させるべき等と言う発言やそれを自らが行うような発言があったから、通報され「診察」を受け、医師から「精神障害により他害のおそれがあると診断された」訳ですが、それまでは精神障害者として認定されていた訳ではなかったはずです。
危険な発言や行動があれば、その時点で一般人とされている人でも状況によって「診察」を受け、「他害のおそれ」があると「診断」されるだけです。
その点では、現時点で障害があると認定されている人もそうでない人でも変わるところはありません。

>酩酊している酔っ払いを保護するのは、実際に他害と理解できるような迷惑行為を行っていたり、他害を防ぐよりも本人保護のためです

警察官が何者かを保護する根拠法令では「精神錯乱又は泥酔のため、自己又は他人の生命、身体又は財産に危害を及ぼすおそれのある者」となっています。
「他害のおそれ」を防ぐためではなく、本人保護のためと言うのが思い込みでないなら根拠をお示しください。
実際、寝込んでいる酔っ払いでもない限り、自傷と他害はそんなに厳密に分けられているものでもないと思いますけどね。

>暴力団は、反社会的行為を組織的に行ってきたことにより認定されるものですし、テロも、準備等を察知しての対処です。

上記の「他害のおそれ」だって一般人とは関係ありませんが、ある程度正当な排除の理由と考えておられるのですよね。
それであれば医師が「他害のおそれがあると診断したこと」だって問題ないでしょ。
排除と言っても、あくまで治療を目的とした一時的なものなのですし、実際に「他害行為」が起こったことを考えれば、社会にとっても本人にとっても不利益なものとは言えないと思いますよ。

>>「障害は不要」という考え方なら別に問題ないでしょ
>あります。これ見ると、上のことなんて、言う必要もないか…。

障害なんて避けられるなら避ければ良いものでは?
障害という言葉に反応しているのかも知れませんが、「ハンデ」と考えれば、ない方が不便がないのは間違いないのですから。
障害を持った人を避けるのと、障害を避けるのはまた別の話ですよ。

>ナチュラルに障害がある人と「他害のおそれ」とを結びつける感性にもとづいて主張し続けているだけなのです。

あなたがナチュラルに「障害」と「他害のおそれ」を同一視する感性を持っているからそう受け取っているのでは?
実際に精神障害を持っている人でも「他害のおそれ」があると診断される人なんて限られているはずです。
なのに「他害のおそれ」を排除することをまるで精神障害を持っている人全てを排除するようにとる方がおかしいのですよ。

>不真面目に「やはり」などという接続詞を用いられるのは、きわめて不愉快ですね。

あなたの主観的な思い込みだけで、不真面目だとか、私のことを「障害がある人だけを排除しようとしている」なんて断定されるのも十分に不愉快ですよ。
私の書き込みがその様な誤解を招いたとすれば、それは私自身にも責任があることですから一方的にあなたを責める気はありませんが、あなたの書き込みが改善されない場合は、あなたと同程度の表現を使用することにします。

>「支援」の強化の内容の問題が問われている、という私の指摘はスルーして

今の制度が完璧でない以上、検証なり改善が必要なんて当たり前の話ですし、特に具体案もないようなのでスルーしました。

>「強制入院」は必要、あるいは「他害のおそれ」のある障害者は排除すべき、

「強制入院」が不必要だとか、「他害のおそれ」と社会がどう共存していくかについての具体的な主張があるならそれについて書いて下さいよ。
納得が出来るなら賛成しますよ。
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-04-21 22:24:15
ですから、どう、障害がない人の「他害のおそれ」を「診断」するのですかと言っているのですがね。まさか、障害がない人には、「他害のおそれ」のある人はいないというのですか? ま、障害をスペクトラム(連続体)としてとらえるという視点からは、線引きによっては、誰もが障害があるということになるでしょうが、今までのやりとりから、そのような視点に立っているようではありませんしね。つまり、あなたは、「他害のおそれ」は障害の有無にかかわらず、それを持つ人がいるにも拘わらず、診断ができる、障害がある人だけを、「他害のおそれ」がある人として排除しようとしているのです。それは、障害がある人を「他害のおそれ」と結びつけているか、障害がある人だけを排除しようとしているかでなければ、簡単には(←いちおう、これをつけておきますね)主張できないのです。そういうことを踏まえてであるのに、不真面目に「やはり」などという接続詞を用いられるのは、きわめて不愉快ですね。

酩酊している酔っ払いを保護するのは、実際に他害と理解できるような迷惑行為を行っていたり、他害を防ぐよりも本人保護のためです。暴力団は、反社会的行為を組織的に行ってきたことにより認定されるものですし、テロも、準備等を察知しての対処です。それすら、こちらのブログなどでは、議論の的となっていることも、ご存知でしょうしね。

てか、

>酔っ払いであれ、女子高生であれ「他害のおそれ」があると合理的に判断できるなら「診察」され、そう「診断」されるでしょう。

バタバタで読み書きしたから見落としていたけど、言ってる端から、「他害のおそれ」を障害(←診断)と結び付けているし。

なんにしろ、そもそもあなたは、寄稿文には「強制入院」自体が強化されるというようなことは書いておらず、「支援」の強化の内容の問題が問われている、という私の指摘はスルーして、あいもかわらず、私やkeiさんに、「強制入院」は必要、あるいは「他害のおそれ」のある障害者は排除すべき、ということを、ナチュラルに障害がある人と「他害のおそれ」とを結びつける感性にもとづいて主張し続けているだけなのです。そんなあなたと、相模原事件の主犯は思想とだけ言い立てるkeiさんとが議論?することは、他害のおそれもふくめて精神の障害(あるいは「とされた」もの)に苦しむ人たちや、彼らと関わって(…あえて共生しているとは言いませんが…)苦しんでいる人たちを、「私たち」がどう支援していくかという議論を、置き去りにしてしまっていると感じるのですよね。

ま、べつに、本文を枕にしているだけの議論があってはならないとは、言いませんけどね。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-21 12:27:06
>suterakusoさんへ

ですから私は医師が「医学的見地から他害の恐れがあると診断した」ことをもって線引きすべきだと言っているのですけどね。
やはりsuterakusoさんは「他害の恐れ」と精神障害を同一視しているように思えます。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-21 07:45:04
>精神障害を持っている全ての人が「他害のおそれ」があると診断される訳ではありません。

でしょ? っで、障害の有無にかかわらず、「おそれ」をどこかで線引きして判断することは難しいでしょ? それらを踏まえて、あなたの言を見直すべきだと言っているのです。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-21 01:23:08
Suterakusoさんへ

>「他害行為」ではなく、「他害行為のおそれ」でしょう? このような書き方をすること自体が、精神に障害がある人と他害行為とをナチュラルに結び付けて考えていることをうかがわせますよね。

Suterakusoさんは、障害を持つ人全てが等しく「他害行為のおそれ」があると診断されるとお考えなのですか?
精神障害を持っている全ての人が「他害のおそれ」があると診断される訳ではありません。
そして過去に「他害のおそれ」があると診断された人であっても病状が落ち着けば、そう診断される訳じゃありません。
私は、医師により「他害のおそれがある」と診断された人を強制的に入院させることにより、社会から「他害行為」を遠ざけそう診断された人を強制的に治療すべきだと言ってるだけなんですけどね。
そして「他害行為のおそれ」があるとされた人を社会から隔離することは、当事者が犯罪を犯すことによる不利益を回避することにもつながります。
病気により人を傷つける可能性がある人を強制的に治療して、その可能性を積むことの問題点とは何でしょう?

>どう、「診断」するのです? 精神に障害がある人以外に対して。

精神障害を持っているかどうかなんて「診察」しなきゃわかりませんよ。
相模原の被告にしても日常の発言や行動により「診察」を受けて、そう「診断」されたわけです。
酔っ払いであれ、女子高生であれ「他害のおそれ」があると合理的に判断できるなら「診察」され、そう「診断」されるでしょう。

>>もっとも酔っ払いの場合は、あんまり騒いでるようならお巡りさんに言えば警察署に連行してしてくれますけどね。
>だから、実際にしていることと「おそれ」は区別すべきじゃないですかと言ったばかりなのにですね。

酔っ払いが警察に連れていかれるのは、騒いでいるからじゃなくて、客観的に見て「自傷他害のおそれ」があると判断されるからみたいですよ。
それも医師の「診断」よりも精度が低いであろう警察官の判断で良いみたいです。

警察官の判断でも自傷他害のおそれを一時的に排除できるのですから、医師が、医学的な見地から、病気により「自傷他害のおそれがある」と「診断」したのなら、速やかに治療行為に移ること自体に問題はないと思いますよ。

>精神に障害があるとされる人たちとの共生とは別の話のループをしていますね。

精神に障害を持つ人との共生は可能です。ですが「他害のおそれ」との共生はまた別問題です。
暴力団のような犯罪組織やテロ組織は、障害を持っていませんが「他害のおそれ」が認められるから社会から排除する方向で対応するのでしょ。
Suterakusoさんは「障害者」と「他害のおそれ」を同一視しているのではないでしょうか?
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Unknown (suterakuso)
2017-04-20 20:32:19
>「診断した」のなら

どう、「診断」するのです? 精神に障害がある人以外に対して。ほら、ナチュラルに、精神に障害がある人だけを排除しようとしているでしょ。

>「障害は不要」という考え方なら別に問題ないでしょ

あります。これ見ると、上のことなんて、言う必要もないか…。

>>「自己愛性パーソナリティー障害」の特徴として、「他者から是認や支持を得ることができない時には、壮大な使命を帯びた英雄的で崇拝される人物の役割を担おうとする」行動が揚げられていますが、被告Aの発言や行動から、権力者側の意向(優生思想)を「忖度」した犯行であることは明らかです。

>これって被告の犯行には「自己愛性パーソナリティ障害」を患う者の特徴が見られるってことで、犯行と精神障害の関係を暗に認めてませんか?

これは、「暗に」でもなく、もろに認めているでしょう。

>もっとも酔っ払いの場合は、あんまり騒いでるようならお巡りさんに言えば警察署に連行してしてくれますけどね。

だから、実際にしていることと「おそれ」は区別すべきじゃないですかと言ったばかりなのにですね。

なんにしろ、お二人とも、やはり、結局、精神に障害があるとされる人たちとの共生とは別の話のループをしていますね。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-20 07:27:30
suterakusoさんへ

医師がそう「診断した」のなら酔っ払いでも女子高生でも排除すれば良いと思いますよ。
もっとも酔っ払いの場合は、あんまり騒いでるようならお巡りさんに言えば警察署に連行してしてくれますけどね。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-20 07:20:12
>犯行時には「完全な刑事責任能力を問える状態」であったという精神鑑定結果

精神障害があることと刑事責任能力の有無がイコールであるように考えるのは障害者差別につながる考え方だと思いますよ。

>「自己愛性パーソナリティー障害」の特徴として、「他者から是認や支持を得ることができない時には、壮大な使命を帯びた英雄的で崇拝される人物の役割を担おうとする」行動が揚げられていますが、被告Aの発言や行動から、権力者側の意向(優生思想)を「忖度」した犯行であることは明らかです。

これって被告の犯行には「自己愛性パーソナリティ障害」を患う者の特徴が見られるってことで、犯行と精神障害の関係を暗に認めてませんか?
たまたまそれが政権批判に使えるからそうしているだけにも見えるんですけどね。

>「障害者は不用」という考え方が優生思想なのですから、反論の余地は無いと思いますが。

「〇〇が不要」と「〇〇を計画的に殺害する」ってのを同列に考えて優生学を批判するのは、平等を成し遂げるために虐殺を行ったポルポトを例に共産主義やら平等と言う概念を批判するくらい乱暴な意見だと思います。
私自身は、優生学なんて大根が白いことをもって人参より優れている程度のことを言っているくらいしか知りませんが、相模原の被告やポルポトを例に思想を批判するのは本質から離れませんかね?

例えばですが、障害者が不要だと言う考え方だけならそれは単なる差別でしょうが、「障害は不要」という考え方なら別に問題ないでしょ。
中絶なんかになってくると命の選択的な問題もあるでしょうけど、葉酸を摂取することにより特定の障害の発症リスクを回避するなんてのは今では当たり前の話ですし。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-19 21:55:45
>今回の事件で強制入院に対する条件が緩められたことも「障害者」ではなく「他害行為」を排除すると言う意味合いの方が強いのではないかと思います。

「他害行為」ではなく、「他害行為のおそれ」でしょう? このような書き方をすること自体が、精神に障害がある人と他害行為とをナチュラルに結び付けて考えていることをうかがわせますよね。だって、だったら、騒ぐ程度だったら「酔っ払い」も「女子校生」も「障害者」もみんな排除しないのと同じように、「他害行為のおそれ」があるなら、「酔っ払い」も「女子校生」も「障害者」もみんな排除すればよいと言うべきですから。
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大阪在住さんへ (kei)
2017-04-19 16:03:06
>犯行と入院の時間的な距離が数ヶ月間とも言うことを考えても、相模原の事件が精神障害と全く関係ないと考えるのはかなり不自然だと思います。

退院後に確信的に行われている犯行ですし、被告Aは「自己愛性パーソナリティー障害」など複数のパーソナリティー障害がみられるとされてはいるものの、犯行時には「完全な刑事責任能力を問える状態」であったという精神鑑定結果を受けて、横浜地検はAを起訴しています。

「自己愛性パーソナリティー障害」の特徴として、「他者から是認や支持を得ることができない時には、壮大な使命を帯びた英雄的で崇拝される人物の役割を担おうとする」行動が揚げられていますが、被告Aの発言や行動から、権力者側の意向(優生思想)を「忖度」した犯行であることは明らかです。

そうであるなら、このような大事件を受けて政府側が取るべき行動は、国を挙げて「共生思想」を推し進める為の「教示」でしょう。
その他、対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらす心理療法が「自己愛性パーソナリティー障害」には有効とされています。

措置入院や退院後の監視の強化などはこれ等を全く無視した対処法であると思います。

>そしてkeiさんが仰る優生思想云々ですが、別に医学や科学的な根拠があるわけでもない単なる私見ですよね。

「障害者は不用」という考え方が優生思想なのですから、反論の余地は無いと思いますが。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-19 01:26:48
>まぁ、政権への信頼感や、考え方をによってかなり受け止め方が変わるのだろうとは思いますけどね。

順序が逆だと思いますけどね。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-18 23:14:10
>「特定の医師やグループの主張だけ」をもとにしたくないのなら、他の医師の見解をご提示ください。

相模原の被告は、同市の複数の医師から診察を受けて「他人を傷つける恐れがある」こと等を理由に強制入院の必要ありと診断されています。
また診断の結果「大麻精神病」「非社会性パーソナリティー障害」「妄想性障害」「薬物性精神病性障害」等の所見が出されていますが、これらの障害の特徴として他害行動や他者を見下し独善的な行動をとることが挙げられています。
犯行と入院の時間的な距離が数ヶ月間とも言うことを考えても、相模原の事件が精神障害と全く関係ないと考えるのはかなり不自然だと思います。

そしてkeiさんが仰る優生思想云々ですが、別に医学や科学的な根拠があるわけでもない単なる私見ですよね。
どんな思想であれ、それを信じる者が客観的な視点を失い、自身の思想が絶対だと過信すれば、いとも簡単に殺人でも犯してしまうのは共産思想でも変わらないのですから。

suterakusoさんへ

>「社会」では抱えきれないから隔離しよう…というか…「私たち」と違う厄介な人たちは、「私たち」とは違う世界に行ってほしい…

厄介だから、抱えきれないから隔離ってのは違うような気がします。

例えばですが障害者が電車で騒いでいたとします。
そして綺麗事を抜きにすればこれを煩いとか鬱陶しいと思う人は少なくないと思います。
けれども、これは「障害者だから」ではなく単に「電車で騒いでいるから」そう思うのではないでしょうか?
おそらくそれを煩いとか鬱陶しいと思う人は、酔っ払いであっても女子高生であっても等しくそう思うんじゃないかと思うのですよ。

今回の事件で強制入院に対する条件が緩められたことも「障害者」ではなく「他害行為」を排除すると言う意味合いの方が強いのではないかと思います。

当事者と第三者の間にはかなり溝があるとは思うのですが、第三者的な考え方で言えば、いわゆる「他害の恐れ」は、医師による、ある程度客観的な根拠に基づいて判断出来、そしてそれが「病」によるものである以上、強制であれ入院すれば、改善または抑制できると言うのが一般的な考え方なんじゃないでしょうか?

障害者との共生について反対する人は本当にごく少数だと思うのですが、これが「他害行為」を容認すべきと言う考え方を含むとかなりハードルは上がってしまうと思います。

今回の措置は障害者全てを排除するようなものではなく、あくまで社会的に受け入れがたい「他害行為」を抑止するものだとは思うのですけどね。

まぁ、政権への信頼感や、考え方をによってかなり受け止め方が変わるのだろうとは思いますけどね。
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Unknown (suterakuso)
2017-04-18 23:09:21
専門家とは寄稿主の安原氏のことだったのですか。寄稿文中には、優生思想に関する記述がない印象だったので、そうとは分かりませんでした。実際、今、「優生」や「思想」でページ検索をかけてみましたが、寄稿文中には、やはりないようですし。ま、それはいいですけど。

っで、さらも、今、ざっと読み返しましたが、やはり、安原氏自身は、「障害が原因ではないから」という論点は持ち出していないように思いますが…。

安原氏も、あるいは、keiさんがコメント中で紹介された、犯行が「優生思想による確信」に基づいて行われたと思われると述べている、“コンボ”にしても、犯行が精神障害によるものではないという書き方はしていないのですが、私が思うに、そういう方向性の話をすれば、さらに難しい話に発展していくからではないのでしょうか。例えば、ではなぜ、容疑者だけが、その「優生思想」に触れた人のなかで、実際に犯行を企てたのかだとか、発達障害の話ですが、自閉症スペクトラムという名前が用いられるようになった経緯に関わるような問題だとか、統計のようなものが持ち出されることによる問題だとかが、考えられますよね。

あと、総理もですけど、やっぱり、石原でしょ。私は東京都民じゃないですけど。あ、でも、安倍も選んでいませんよ。いちおう。

あと、「支援」の内容が問われているのです。容疑者が思想のみでも、障害があったとしても、いずれにしても、他者による支援、彼と「私たち」との望ましい共生が必要だったのです。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-18 15:01:57
>適切に行使すれば良い支援というのは、何か別のもともと制度として存在した支援のことなのでしょうか?

厚労省の報告書において「対応が不十分であった」とする「支援」のことです。

そもそもこの「支援」が無かったことが事件の原因で有ったと断定する根拠の説明が無いのに、現実性の無い制度強化で対処しようとしていることに疑問を持ちます。

「専門家」というのは、精神障害の現場に直接関っている者全て、研究者、医療関係者、介助者、当事者やその家族を指しています。

「この問題の本質をすり替えて精神医療を治安の道具にしようとしている可能性が考えられる」

というのは寄稿してくださった 安原氏の文章のタイトルにも有る、今回の寄稿文の主旨です。

>証拠や根拠がないとまでは断言されていないということは、いちおう確認しておくべきだと思います

それは言わずもがなです。今問題なのは、「精神障害が原因である」という証拠や根拠が示されないまま、当事者が反対している制度の強化が強行されようとしているということです。

藤井克徳氏(日本障害者協議会代表)も外国人特派員協会の会見で

「容疑者は精神科病院の入院歴があると報じられ、精神障害者の多くがまた精神障害者への偏見や差別が増していくんじゃないかっていう怖さを持っています。」

「容疑者の言動から今回の事件は優生学思想と関係しているのではないか」

と述べています。

http://iwj.co.jp/wj/member/archives/323528#memberB
こちらの動画では、事件後早速首都圏の介助・医療労働者有志が「措置入院の拡大を阻止する」としてデモを行っていますが、「事件の根本原因は麻生氏のナチスの手法発言に在る」として厚労省と財務省前でデモを行っています。

大阪在住さんの意見がそうした背景を見ていないと思いましたので、そこに異論を唱えたのであって、私の方は要点は踏まえているつもりです。

海外では「差別テロ」と報じられた事件なのですから、社会全体で「共生」の努力をと、総理が即刻国内にも海外にも発信することが一番必要な事なのに、全く逆の「強制」措置で「精神障害=悪」としていることに問題のすり替えが有り、当事者たちは怒っているという確認が必要です。
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-04-17 23:28:46
前回のコメントの通り、寄稿文を読む限り、改正案の要点の一つが支援の「制度化」です。読み返しましたが、少なくとも、支援計画の作成だとか、協議会の設置だとかは、やはり制度化されていなかったようですね。keiさんのおっしゃる、適切に行使すれば良い支援というのは、何か別のもともと制度として存在した支援のことなのでしょうか?

それから、keiさんのおっしゃる「専門家」というのは、文脈から、こちら↓

https://www.comhbo.net/?page_id=11265

の文書の執筆者ということだと判断しましたが、ざっとみた限り、署名は法人のようですね。つまり、この法人としての声明ということでしょうか。役員名を、少しだけググったところ、精神医療関係者や当事者、家族などのようですね。そういう立場からの総合的な見解ということでしょうが、ただ、リンク先を読みましたが、

>この問題の本質をすり替えて精神医療を治安の道具にしようとしている可能性」が考えられる

というkeiさんの言葉に相当するのは、そこでは、

>今回の相模原障害者施設殺傷事件は、ナチスドイツ時代T4作戦と酷似した極端な優生思想ともいえる思想をもとに行われていることや、極めて早い段階で措置入院の見直しの指示が行われ精神科医療が犯罪予防に利用される可能性が出てきていることなど、この間、数十年をかけて取り組まれてきた「病院から地域に、施設から職場へ」という「共生」社会の建設という流れを逆転させる可能性すらあるのではないかとの危機感を感じざるを得ません。

という部分が、一番それらしいかなと感じたのですが、それでよろしいでしょうか? これはまさしく、精神医療が治安の道具にされることへの危惧を表明した部分だと思いますが、いっぽうで、

>(※精神障害も犯行に影響を与えているという)証拠や根拠を示すべきですが、それが無いから専門家が今回の現実性の無い法改正案を疑っているのだと思います

ということについては、この文の中でも、

>私たちは、「優生思想による確信」に基づいて行われたと思われるこの犯行に対して、精神科医療が対応するのが適切であったのかどうかという根本的な問題について、十分な議論と検証が必要と強く考えます。

と述べられていて、証拠や根拠がないとまでは断言されていないということは、いちおう確認しておくべきだと思います。もちろん、根拠があると断言できないことを理由に、人権の侵害に相当する措置を行うことは、あってはならないとは思いますが。

ですから、相模原事件がこうした方向性を推し進めるための梃子として利用された可能性は、否定できないでしょうね。

最後に、私の立場は、今回は分かりやすく最初のコメントで書いた通り、社会全体で共生の努力をすべきということです。つまり、keiさんのあげたリンク先の方々と同じ方向性です。ただし、現実を考えた時に、その困難さに途方に暮れてしまいますが。お二人について言及したコメントは、議論?の方向性が要点を外しているように思えたので、横槍を入れたまでです。この改正案の要点は、精神に障害があり、他害・自害の可能性がある「として」入院させられた人に対する、退院後の「支援(警察によるものも含む)」が制度化あるいは強化されるということなのです。
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suterakusoさんへ (kei)
2017-04-17 17:48:18
相模原事件では、現行法での退院後の支援が適切に行使されていなかったことが報告されています。

であれば、まずは適切に行使すれば良いのであって、「精神障害が犯行に影響」したのであっても、従来の支援でもカバー出来たはず。更に監視を強化させるというのは別の目的の為ではないかと専門家が疑うだけの不自然な動きであるということでしょう。

精神障害が無くても大量殺人を引き起こす「優生思想」が犯行動機に大きく関与してることは明らかなので、この思想の拡がりを防ぐ対策を怠り、精神障害を理由にしての監視に重きを置く対策を取ったから犯行が起きたと考えることも出来ます。

「主犯」である可能性が高い「優生思想」に対する対策が語られないのに、「冤罪」の可能性が有る「精神障害」を悪者にする策は、有効性が無いどころか、「優生思想」を助長する危険性が有るとも言えましょう。

>精神障害も犯行に影響を与えていると考えているということでしょう

であるなら、証拠や根拠を示すべきですが、それが無いから専門家が今回の現実性の無い法改正案を疑っているのだと思います。
返信する
Unknown (suterakuso)
2017-04-16 14:12:33
上のお二人の横槍のようなものになりますが、寄稿文を読む限り、「措置入院」に関して進められている法改正は、入院までの手続きには変更がなく、退院後について、「支援」が加えられるということに、もっと注目すべきではないのでしょうか。そしてその「支援」に、警察による「監視」が加えられようとしているというのが、相模原事件を受けての要点になるでしょう。

つまり、相模原事件では、退院後の犯行を防ぐことができなかった点を受けてのものであると、まさしく考えることができるのではないでしょうか。

容疑者の周辺の人間だけでは、退院後の健全な社会復帰を支えることができず、事件を防げなかった。やはり、現状、本人の周囲だけでは本人を支えていくことができない。だから、制度として「支援」体制を整え、必要に応じてその中に警察を加える。

寄稿文で述べられているように、「支援」そのものは当事者にとっても必要なものです。ただ、その方法が本人の人格を尊重したものなのか。そうしたことが問われているのですよね。

大阪在住さんは、措置入院の有効性と必要性を訴えていらっしゃいますが、寄稿文を読む限りでは、措置入院はもともと入院に本人の意志を問わない制度で、そこに変更はありません。keiさんは、犯行は「思想」によるものであり、障害によるものではないので、改正には有効性がなく、当事者の人権を侵害するだけのものであると訴えていらっしゃいますが、やはり容疑者は精神障害を疑われて措置入院された訳ですし、事件を受けて急展開があったということは、議論に加わった専門家はやはり、精神障害も犯行に影響を与えていると考えているということでしょう。
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共生か隔離か (suterakuso)
2017-04-16 00:30:57
この記事を読んだ第一印象は、精神障害者を精神病院にさらに隔離するための法改正がされようとしているのだなというものでした。「社会」では抱えきれないから隔離しよう…というか…「私たち」と違う厄介な人たちは、「私たち」とは違う世界に行ってほしい…この問題に限らず、そういう流れが強くなっているように思うのは私だけでしょうか。不要な感情的衝突を避けるために、いちおう付け足しておきますが、これは今の流れに対する不満である訳ですから、現政権を生み出している政治情勢とその背景にある社会情勢に対する不満でもあります。

社会的に困難を抱えている人が住民と共生するために必要な公・民間の施設・機関・サービスの充実、そしてなにより、支え合いながら生きようという社会の意識の変化が求められると考えます。現在は、それらが不十分であることによる悪循環に陥っているのではないでしょうか。
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大阪在住さんへ (kei)
2017-04-15 20:42:30
「大麻精神病」は、大麻の使用を中止すると数日以内に治るものとされています。

しかし、被告人Aは高校生時代から変わること無く、就労先でも優生思想を正当なものとして語っており、薬物とは切り離された現在も、犯行自体への反省の姿勢が無いことから、動機の大部分は思想によるものと思われます。
薬物や精神病との連動性が疑われるとしても、「優生思想」とのセットが無ければ起こらなかったと考える方が妥当です。

>思想的な暴走だけが原因だと言うならかつて赤軍を名乗った殺人犯だってそうでしょうけど、相模原の被疑者のように事件を起こす前にそのような診断を下されたものはいなかったように思いますので、相模原の事件を精神疾患と切り離して考えるのは少し無理があるように思います。

それって思想だけでも殺人を起こす動機となり得るという例ですよね?

相模原事件の犯行動機が完全に精神疾患であるとは言えない以上、この事件を理由にして「問題の本質をすり替えて精神医療を治安の道具にしようとしている」可能性は否定出来ないと思います。

また、「特定の医師やグループの主張だけ」をもとにしたくないのなら、他の医師の見解をご提示ください。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-14 20:40:45
keiさんが特定の医師やグループの主張だけをもとに自説を展開するのは構いませんが、相模原事件の被疑者は間違いなく大麻精神病をはじめとする精神障害により自傷他害の恐れがあることから強制入院の措置がとられています。
そして思想的な暴走だけが原因だと言うならかつて赤軍を名乗った殺人犯だってそうでしょうけど、相模原の被疑者のように事件を起こす前にそのような診断を下されたものはいなかったように思いますので、相模原の事件を精神疾患と切り離して考えるのは少し無理があるように思います。

それに自傷他害の恐れにより強制入院の措置を取られる原因全てが思想的な原因によるものでない限り、どちらにせよ精神疾患に対する強制入院のような制度は必要なんじゃないでしょうか?
実際問題として強制入院のような制度があった場合とない場合、どちらがマシなんでしょうね。
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相模原事件は別物 (kei)
2017-04-14 12:48:13
薬物乱用諮問協議会 (ACMD) は、大麻と精神病の関係を示すエビデンスが弱く危険麻薬としてはクラスCという扱いです。
合法化し場所を特定して使用を許す国や医療に使用する国、日本でも栽培は禁止でも吸引は合法です。
つまり、世界的にも、大麻の吸引が精神疾患を悪化させ、凶悪犯罪に結びつく可能性は極めて低いと考えられています。

なので、この事件の現因はやはり「優生思想」の暴走であり、精神疾患では無い可能性の方が高いと思われます。
ネット内にはこのおぞましい凶悪犯罪を擁護する意見が少なくなく、彼自身それを確信しているのですから、そちらの問題をこそ優先して対処するべきです。彼を暴走させたのは何か、原因を見誤れば犯罪が拡大し、問題が無い人の人権が犯されます。

精神疾患の現場を長く見続けてきた専門家が
「この問題の本質をすり替えて精神医療を治安の道具にしようとしている可能性」が考えられる」
とおっしゃているのですから、素直に耳を傾けるべきです。
https://www.comhbo.net/?page_id=11265
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Unknown (大阪在住)
2017-04-13 19:20:27
>一旦強制的に入院させたのに、医師が「他人に危害を加える恐れがなくなった」と診断して退院させて事件が発生している

これが事実だとしても、医師の誤診や退院後に症状が悪化した可能性は否定できませんよ。
だいたい医師が診断したのが3月はじめで、事件が7月のおわりころなんですから悪化する可能性はそれなりにあるでしょう。
彼の場合は大麻を使用していた事実もあるようですから接種量によって劇的に症状が悪化した蓋然性は高いのではないでしょうか?
なんにせよ犯行の直前に強制入院なりの措置が取れれば、犯行を防ぐことが可能なことは間違いありません。
もちろんそんなに上手く運用できるかと言えばそうは思いませんので、リスクとリターンを図ってリターンの方が大きいと考えて制度自体のあり方に反対することは理解できます。

ただ強制入院などの措置を必要としているのは、おそらくその措置を受ける当事者よりも弱い人達なのも間違いないはずです。
病気だろうが、酒だろうが、思想だろうが何が理由であれ、目の前の暴力を自分で何とか出来る人ならそんな制度は必要ないですからね。

暴力に直面した時にそれを抑えられない、逃げられない、耐えられない、頼る人がいない。
そういう人がいる限り強制入院のような制度はどうしても必要とされるのではないでしょうか?
返信する
相模原のケース (kei)
2017-04-12 14:16:08
一旦強制的に入院させたのに、医師が「他人に危害を加える恐れがなくなった」と診断して退院させて事件が発生しているのですから、「例え本人の意思に反してもある程度症状が治まるまで入院させるような制度は、本人の利益から考えても選択肢としてあって良い」という大阪在住さんの意見は少なくともこのケースには当て嵌まらないと思います。

医師の診断が正しいとなれば、退院後のケアの不備の他にも、そもそも精神疾患よりも、思想の問題(海外では「差別思想によるテロ」と表現されています)が問われるべきでしょう。つい20年前まで「優生保護法」という障害者排除目的の法律が存在していた日本社会には、Aと同様の価値観を持つ人間によってAを擁護する発言も多く見られることから、同じ価値観の人間との交歓によって洗脳が進み、暴走が加速しブレーキが効かなくなった、というのが問題の本質ではないでしょうか。
Aが支持するナチスの例などでも解る通り、精神疾患よりも遥かに優生思想の方が差別大量殺人の動機となります。

思想によって洗脳された人間と精神疾患の患者の症状も治療法も違うでしょうから、強制入院は問題の本質的な解決には成り得ません。
厚労省はこの問題の本質をすり替えて精神医療を治安の道具にしようとしている可能性が高いと思います。
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Unknown (大阪在住)
2017-04-11 19:30:30
でも相模原のケースなら強制入院制度があれば、彼もいらない罪を犯すことはなかったかも知れませけどね。
彼だって正常な判断能力があればあんなことはしなかったでしょうから、例え本人の意思に反してもある程度症状が治まるまで入院させるような制度は、本人の利益から考えても選択肢としてあって良いと思うんですけどね。

実際、医師から見て自傷他害の行為を起こす症状が見られる人を放置するのと、治療のため自由を制限するのは、本人にとってどちらが良い結果をもたらすのでしょう?

……しかしこのような意見が批判されるのは覚悟してましたけど、「日本を擁護」だとか「だせー」とかは予想してなかったですね。
やっぱり普段から「人権」を他人を批判するためのツールにしてたり、ファッション感覚で使っているからそんな発想が出来るのでしょうか?
どちらの立場に立つにせよそういうチャラけた切り口で話すようなことではないと思うんですけどね。

それともそういう態度って超かっけーとか言われるんですかねぇ?
正直あんまり分かりたくない考え方ですね。
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既視感… (バードストライク)
2017-04-11 16:05:30
今回の精神保健福祉法「改正」法案では、
「措置入院制度」(「自傷他害のおそれ」がある場合指定医2名の判斷で患者を強制入院させる制度)
の強化が急遽盛り込まれることとなった。(「措置強化」とも呼ぶ)

今回の法案のもとになった
「あり方検討委員会」
は、30名の構成員のうち当事者2名(!)という非常に偏ったメンバー構成であった。

措置入院解除後の「支援」が大切だということで、関連機関(警察も含む)の地域支援協議会が設置されるという今回の「改正案」が急遽作成された。

退院後どのような生活を送りたいかは本人が主体的に関わって決めるべきことである。
また患者のプライバシーや医者の守秘義務が守られなくてはならないのは現代医療の常識である。

今回の「支援計画」は本人抜きで作成してもよいことになっている。本人の意志をまったく尊重しない仕組みなのである。医療者の守秘義務も相当に怪しくなる。

また警察が関わるというのも極めて問題である。
これは「支援」というより「監視」ではないかという意見は大変強い。
また現時点法案ではその期間も定まっていない。
「無期限監視」のおそれさえも否定出来ないのだ。

さらに精神病院入院患者の「人権擁護制度」に関しては前回の附帯決議にも書かれていたのであるが、今回の法案では実質骨抜きとなってしまった。

強制入院と言う形で人権を大幅に制限する以上、本人の立場に立った「権利擁護制度」は不可欠であろう。//


以上、こちらで短くまとめました。
当事者としての恐怖が伝わってくる原稿です。

こういう弱い立場に立った人たちの人権が守られない国は、いわゆる「フツーのひとびと」の人権も、大切にはしないでしょうな。

障害者、傷病者、貧困層、母子家庭、老人、女子ども、地方…と、いわゆる「(どちらかというと)弱い者」に対する扱いを見れば、その国の成熟度というか、文化度というか、民度の高さが分かるというもの。

そういう点で見ると、日本って、超だせー w
何が、「世界が憧れる日本」だよ ww
そして、そんな日本を擁護する目的一辺倒でコメント送る行為も、超だっせー www
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Unknown (大阪在住)
2017-04-10 19:18:17
この話って極端な例を出して、0か、100みたいな極論だけで話して良いようなもんじゃないんじゃないかなぁ。
もちろん強制入院なんて無制限に認めるべきではありませんし、乱用を防ぐ歯止めは必要なんでしょうけど、それは完全に否定できるものでもないと思うんですよね。

実際問題として、自傷他害の行為を繰り返す人がいて、それが病によることが明らかな場合、その行為者の意思に反する強制入院の制度って、そこまで非人道的なんでしょうか?
本人の意思であろうが、そうでなかろうが自傷他害に至る行為を止められる制度と言うのはあっても良いと思うんですけどね。

強制入院以外にそれをなせる制度があるなら、そちらでも良いのですがちょっと思いつかないので、あえて賛成意見を投稿します。
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思い出します (kei)
2017-04-05 15:12:21
横浜で米軍機が墜落し、子供2人を亡くしたお母さんは生き延びたものの、その後口封じにしか見えない状況で精神病院強制入院させられ、亡くなったことを。
https://courrier.jp/columns/72159/
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当たり屋 (一国民)
2017-04-05 12:30:13
走行している自動車に対して、勝手に自ら体を当てに行き、人身事故を引き起こす輩を当たり屋と呼びますよね。

このブログでもそんな当たり屋が居ますね。他人の投稿に、何の脈絡も無く、質問をする体裁を装って絡んで大騒ぎを
起こす人。誰か?○○○○というハンドルネームの人!

建設的な議論になればいいんですけど、勝手に絡んで来ては、持論を唱えるだけに終始し、他人を不快にさせる
だけの愉快犯!
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どうするかと言えば (リベラ・メ(本物の))
2017-04-05 12:09:37
倒した後はどうするかって?“私たちの手で大きな政府を”創る。
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Unknown (京葉淳一)
2017-04-05 11:54:20
で、アベを打倒したらその後はどうするのですか?
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あの手この手 (アベの脱税疑惑)
2017-04-05 03:00:18
特定秘密保護法、共謀罪=治安維持法に、精神保健福祉法の改正ですか。
かつて、「ロボトミー手術」が問題となった時期がありました。狂暴性があるという理由で、脳の一部を破壊して、「安定させる」というものです。思考も感情も奪うおよそ非人道の極み中の極み。
特定秘密保護法や共謀罪と司法取引ででっち上げ逮捕して、精神病棟に隔離してロボトミー手術をする。権力に逆らうものは、ぼくちゃんに逆らうやつは殲滅してやる~ ということなんでしょう。籠池さん、気を付けてください。アッキード事件の真相を知る方々、逃げてください。いや、すべて暴露して、安倍政権を葬ってください。
毒まんじゅうを食らってしまっている民進党では、安倍は倒せませんから。

私たちの手で、安倍を倒しましょう。解散総選挙、かかってきなさい。
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