空爆による死者が運ばれていく様子を見て涙を流す人たち=パレスチナ自治区ガザ地区南部最大の都市ハンユニスで。
2023年12月5日、ロイター。
可哀想すぎる。。。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
今回が目指せ1万本!の第一歩、5001本目の記事なんですが、5000本目の記事にいただいたコメントにもあったのですが、とにかく内憂外患といいますか、ぼやくべき話、批判する相手が多すぎます。
外はロシア政府にイスラエル政府にイスラエルを支えるアメリカ政府。
内は自国維公=地獄逝こうに煮え切らない立憲民主党の泉健太代表などなど。
というわけで、今回はイスラエルと岸田首相をまとめて批判です。
イスラエル空軍の爆撃機100機が数百回の爆撃をガザ地域に行ない、陸軍は地上侵攻を開始。ガザの国連機関と外部との連絡が途絶える。このままではイスラエル政府はガザを「アウシュビッツ」にしてしまう。
今日で2023年10月7日のハマスによるイスラエル領内での大量殺戮と拉致事件から2か月。
その日から始まったイスラエル軍によるガザ地域への攻撃で亡くなった方々は1万7000人を超えて、予想通り、ハマスが殺した市民の10倍をはるかに超えました。
そのうち子どもは7000人以上。
もちろん、人の命は数ではないので1200人を大量虐殺したハマスの行為はもちろん言語道断の犯罪で、240人もの市民を拉致して人質に取った誘拐行為も絶対に許されない犯罪なのですが、これに対する「自衛」を名目にして10倍も15倍も殺すイスラエル政府とイスラエル軍がやっていることはもはや鬼畜の所業。
そのイスラエル政府を支えて毎年数千億円の軍事援助を続け、今も支持し続けて言い訳をしているアメリカ政府はかつて北朝鮮やイランなどの国々を「ならず者」国家と呼んだのですが、今やウクライナに侵略して戦争犯罪を続けているロシア政府と、イスラエル政府と、そしてそれを支えるアメリカ合衆国こそがならず者ですよ。
12月6日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆を受け、がれきが散乱する現場を歩く子どもら=(ロイター=共同)
イスラエル軍の攻撃により崩壊した建物跡で救助活動をする民間防衛チームのメンバーら=12月6日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤ(ゲッティ=共同)
イスラエル軍がガザ難民キャンプに連日の空爆で数百人が死傷。国連人権高等弁務官事務所「死傷者数や破壊の規模を考慮すると、イスラエルの空爆は戦争犯罪に該当する可能性があることを懸念している」
さて、そんなならず者のイスラエル政府なんですが12月6日に国連の中東和平担当副特別調整官とパレスチナ常駐調整官を兼務するリン・ヘイスティングス氏の査証(ビザ)を取り消した、というのには驚きました。
理由はハマスによる10月7日の攻撃を十分批判しなかったからと言うのですが、それで国連の幹部をイスラエル国内に入れないとか信じられない暴挙で、もう国際連盟を脱退した戦前のドイツや日本そっくりじゃないですか。
また、イスラエル政府の国防相がパレスチナ人のことを「獣人」と呼ぶような非人間的な発言がイスラエル政府やしょっちゅう出るのですが、イスラエル軍のコンリクス報道官の次の発言にはたまげました。
ネタニヤフ政権に加わるこの極右政党代表の発言も酷かった。
イスラエルのネタニヤフ政権の閣僚がガザへの核兵器の使用も「選択肢の一つ」。ガザへの人道支援物資の搬入に反対してパレスチナ市民は「砂漠にでも行け」。非道の限りを尽くすイスラエル軍はガザから即時撤退せよ。
イスラエル軍は1万6000人を超すパレスチナ側の死者のうち、ハマス戦闘員が約5000人に上ると主張していて、そんな死者の内訳がイスラエル軍にわかるわけないのですが。
それが本当だとしても、無辜の民間人の犠牲者はは3分の2以上の1万人以上ということになり、ハマスの「戦闘員」の死者の2倍以上ということになります。
そして、この数字についてコンリクス報道官は12月4日に放映された米CNNの番組で、
「他の都市部で市民を人間の盾として使っているテロ組織と軍の紛争に比べれば、この比率はとても良く、世界で唯一だろう」
と言い切ったんですよ。
まさにイスラエル政府が民間人の犠牲を物ともしない感覚でいまガザ地域に侵攻し、一般市民を虐殺していることを明言したわけで、こんな国を放置しておいたら絶対にダメです。
こいつ、ガザ北部最大の病院でMRI撮影室で武器を見つけたって無茶なパフォーマンスしてたやつじゃん!
報道官だったんかい!!
イスラエル軍がガザ地域最大のシファ病院への突入を正当化するためにハマスの本部だったことを「証明」する武器の映像を公開。しかし英BBCに「『司令部』だというには十分だと思えない」と一刀両断にされる。
今はイスラエル軍がハマスの戦闘員に標的を絞っていないことを明確に認めているアメリカ政府!
【#アメリカの偽善】イスラエル軍が「人道」目的のために1日4時間戦闘を休止・中断すると米政府が発表。日本は欺瞞に満ちたアメリカ合衆国への従属をやめ、真の平和と独立を目指すべきだ。
ネタニヤフ首相も言語道断で、12月5日にハマスに拉致されている被害者のご家族の方々と面会したそうなんですが、その席で、ご家族たちにですよ、
「現時点で全員を連れ戻すことは不可能だ」
と堂々と言い放ったというのです。
ご家族からは当然怒号が上がったそうで、
「ハマスとの戦闘よりも人質の解放が優先だ」
とネタニヤフ首相を批判したそうなんですが、結局、イスラエル政府はパレスチナ人の命はもちろんのこと、イスラエル市民の命も全く気にかけていないわけですよ。
ネタニヤフ首相が考えているのは収賄罪で何件も起訴されている自分が権力を維持し続けることだけ。
そんなイスラエル政府の権力者の私利私欲のために、200万人以上のガザ市民が苦しみ、恐怖におびえ、何千何万という人がこれからも殺されようとしているのです。
ネタニヤフ首相との会談した人質のご家族。
イスラエル軍が人質奪還を大義名分にガザ全域への攻撃を再開。パレスチナ市民200万人が集まる南部へも地上侵攻を開始。イスラエル政府がパレスチナ人を解放すれば人質も戻る。イスラエル軍は即時撤退せよ。
そんなネタニヤフ首相と12月6日に今回の戦争が始まって以来はじめて電話会談したという岸田首相は
「民間人の犠牲者が増え続けることは避けるべき」
「国際人道法を含む国際法を順守する重要性」
を主張したというのですが、現に国際人道法を無視して民間人の犠牲者を増やし続けているのに、良い効率で「戦闘員」を殺せていて成功だと言っているような政府に、なんと生ぬるい。
我利我欲で政権にしがみついているのは岸田首相もネタニヤフ首相とまったく同じだから、そして同じくアメリカ政府追随だから、イスラエル政府を猛批判したり、ロシア政府に対するように経済制裁などをしようという発想にならないんですよ。
我々日本に暮らす市民は、国際社会での非道な行為に対しては決然と物申す政府にしないと恥ずかしいです。
あらためて、政権交代をしてまともな政府を樹立しないといけないと痛感しました。
岸田文雄首相の所信表明演説。イスラエル軍によるパレスチナ市民の無差別殺戮と地上侵攻計画について一切触れずに「人間の尊厳」「法の支配」を説く善人面の欺瞞が酷すぎる。
イスラエルのネタニヤフ首相がガザについて「イスラエルが無期限で全体的な治安の責任を負う」とイスラエル軍の無期限駐留を明言。だからただの「戦闘中断」や「停戦」ではなくイスラエル軍の即時撤退が必要だ。
今朝、うちの事務所で一番古くからの顧問先から電話がかかってきて。
入院中の社長が医療過誤ともいうべき病院の怠慢で、どんどん容態が悪くなっているというお話を号泣するご家族から聞かされたんです。
人一人の命がどれだけ大切かということ、その命を周りの人がどれだけ大事に思っているかということ。
そんな命を物凄い数、踏みつけにしているロシア軍やハマスやイスラエル軍は本当に許せないです。
未だがれきの下にもたくさんの方が埋まっているそうで、本当にかわいそうすぎます。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
パレスチナ自治区ガザ地区南部に地上侵攻を拡大したイスラエル軍は5日、南部の最大都市ハンユニスの中心部に地上部隊が到達したと発表した。ロイター通信などによると、軍は同日、ハンユニスに「地上作戦開始以来、最も激しい攻撃」とされる空爆や砲撃を実施。軍はガザ南部にイスラム組織ハマスの指導層が潜伏しているとみており、戦闘は一段と激しさを増している。
イスラエル軍とハマスの戦闘は7日で開始から2カ月となる。ハマスによると、ガザではこれまでに1万6000人超が死亡した。うち4割が子供、3割が女性で、行方不明者やがれきの下敷きになっている人も多数に上るという。イスラエル側ではハマスの襲撃当初に約1200人が犠牲になった。
ハンユニスやその周辺では民間人の被害も深刻化している。報道によると、ハンユニスの主要医療機関「ナセル病院」には5日朝、43人の遺体が運び込まれた。病棟は既に負傷者で満杯となり、収容しきれない人々は院内の床に横たわった状態で順番に治療を待っているという。
避難所だった近くの学校も空爆され、子供の死傷者も増加。両親ががれきの下に埋まっているという子供が「ママに会わせて」と泣き叫ぶ声が病棟に響いているという。
イスラエル軍は5日、ハンユニスの4分の1にあたる地域を対象に大量のビラを投下。そこには「これから数時間以内に、ハマス壊滅のため、軍は皆さんの居住地域を攻撃する。安全のため、避難所や病院にとどまってほしい」と記されており、その後、猛攻が始まったという。
タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、ネタニヤフ首相は5日の記者会見で「ガザは非武装化されなければならない。イスラエル軍だけが非武装化させられる」と述べ、将来的に国際的な調停部隊などが関与することを拒む考えを示した。
一方、ハマスはハンユニス各地で続く戦闘で、イスラエル軍の車両24台を破壊または損傷させ、イスラエル兵8人を死傷させたと発表した。
ハンユニス以外でも戦闘は激化している。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、ガザ中部デルバラーでは住宅地が空爆され、45人が死亡した。イスラエル軍が「ほぼ作戦が完了した」と宣言したガザ北部でも、依然として戦闘は続いている。軍は4~5日、北部ジャバリア難民キャンプも攻撃した模様だ。
こうした中、ハンユニスからさらに南のラファに逃げる道路は、避難民を乗せた車両やロバが引く荷車で大混雑している。
国連によると、ガザへの人道支援物資搬入のペースは、1日まで続いた一時休戦期間中よりも落ちている。イスラエルを支持している米国からも「搬入される支援は十分なレベルではない」(国務省のミラー報道官)などと懸念が示されている。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のトーマス・ホワイト所長は4日、X(ツイッター)に「人々は安全な場所を教えてほしいと懇願しているが、私たちは何も答えることができない」と投稿。イスラエル軍が侵攻をガザ全土に拡大したことで、安全な場所がなくなりつつある状況を訴えた。【ロンドン篠田航一】
時事通信 2023-12-06 19:57
【エルサレム時事】イスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエル軍は5日、パレスチナ自治区ガザ南部の主要都市ハンユニスへの攻勢を強めた。ハマスとイスラエルの衝突発生から2カ月となる7日を前に、航空戦力の支援を受けたイスラエル地上部隊はハンユニスを包囲し、中心部に到達。「地上作戦開始以降、最も(攻撃が)苛烈な日」(軍将校)となった。病院には多数の死傷者が運び込まれている。
イスラエル軍は6日、前日の作戦でガザの標的約250カ所に空爆を加えたと発表した。また、ガザ北部の医療施設と学校の近くで、これまでで最大規模の武器保管庫を発見したとしている。
米政府は5日、改めてイスラエルに民間人保護を要求した。ただ、ガザ市民220万人の8割が家を追われる中、イスラエルは大勢の避難先である南部でも攻撃の手を緩めていない。
ロイター通信によれば、ハマスの軍事部門はハンユニス各地でイスラエルと交戦したと発表。24両のイスラエル軍車両を破壊した上、8人の兵士を殺害または負傷させたとアピールした。同市では避難所の学校が攻撃され、地元最大の病院には負傷者を乗せた救急車が殺到した。
また、ガザ保健当局によると、イスラエルはハンユニス北方のデイルバラで住宅を爆撃。病院関係者はこの攻撃で45人が死亡したと主張した。ガザ当局の5日の集計では、衝突開始後これまでに1万6248人が死亡、うち子供が7112人を占める。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、国連機関はガザ南部の町ラファへの避難者が数日以内に100万人に達すると見込まれると発表。支援物資が不十分だと警告した。ロイターによれば、避難民を支援するNGO、ノルウェー難民評議会の代表者は、イスラエルの行為は「自衛権行使を逸脱している」と批判した。
(CNN) イスラエルは6日、国連の中東和平担当副特別調整官とパレスチナ常駐調整官を兼務するリン・ヘイスティングス氏の査証(ビザ)を取り消したと発表した。
コーヘン外相がX(旧ツイッター)に投稿し、「国連の偏見をこれ以上黙認しない」と宣言。ヘイスティングス氏がイスラム組織ハマスによる10月7日の奇襲攻撃を非難しなかったことを指摘した。
We will no longer be silent in the face of the bias of the UN!
— אלי כהן | Eli Cohen (@elicoh1) December 5, 2023
I decided to revoke the residence visa to Israel of the UN "humanitarian" coordinator Lynn Hastings.
Someone who did not condemn Hamas for the brutal massacre of 1,200 Israelis, for the kidnapping of babies and the…
国連のデュジャリック報道官は、ヘイスティングス氏のビザが先週取り消されたとの認識を示したうえで、グテーレス事務総長は同氏のふるまいや仕事ぶりを全面的に信頼していると改めて強調した。
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、AFP通信は4日、1万6000人を超すパレスチナ側の死者のうち、ハマス戦闘員が約5000人に上ると報じた。民間人の死者は約1万人となり、計算上は戦闘員の2倍となっているが、イスラエル軍のコンリクス報道官はこの数字について「非常に良い比率だ」と答え、議論を呼んでいる。
コンリクス氏は4日放映された米CNNの番組で、「他の都市部で市民を人間の盾として使っているテロ組織と軍の紛争に比べれば、この比率はとても良く、世界で唯一だろう」と言明。この発言がテロ組織の戦闘員の殺害を優先し、民間人の犠牲をいとわないとも受け取られた。
戦闘の発生から2カ月が迫る中、パレスチナ側の死者は保健当局が発表しているが、戦闘員と民間人の内訳は不明だった。4日のAFP通信は、イスラエル軍高官がハマス戦闘員の死者を5000人前後と見積もっていると報じ、内訳が明らかになった。単純計算でハマスの戦闘員1人を殺害するために、市民2人が死亡してきた割合だ。
コンリクス氏の発言を受け、国連事務総長のドゥジャリク報道官は5日の記者会見で「悪趣味だ」と評し、市民の犠牲を減らすという最優先事項が「成功しているとは言えない」と苦言を呈した。コンリクス氏も5日になり、死者数は確定していないと述べ、自身の発言について「言葉をもっと選ぶべきだった」とCNNに釈明した。【五十嵐朋子】
岸田総理大臣は6日夜、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、ガザ地区の情勢をめぐり、国際法を順守すべきだとする日本の立場とともに、民間人の被害の最小化や事態の沈静化などの重要性を伝えました。
両首脳の電話会談は、ことし10月にイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が始まって以降初めてで、6日夜7時半すぎからおよそ20分間行われました。
この中で岸田総理大臣は、ガザ地区の情勢をめぐり、ハマスなどのテロ行為を断固、非難する考えを示したうえで、国際人道法を含めた国際法を順守するべきだとする日本の立場とともに、民間人の被害の最小化や事態の沈静化などの重要性を伝えました。
また、イスラエルと自立可能なパレスチナ国家が共存する「2国家解決」を支持する方針も示しました。
一方、両首脳は、紅海を航行中の船がイエメンの反政府勢力、フーシ派に相次いで攻撃されたことについても意見を交わし、ネタニヤフ首相が攻撃への懸念を表明したのに対し、岸田総理大臣は自由で安全な航行を阻害する行為を強く非難しました。
そして両首脳は、ガザ地区を含む中東情勢をめぐる対応で引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
イスラエル軍のコンリクスはアイヒマンに改名すべきかと
あと、余談ですが
(貼られてる画像を見て)岸田も・こそ(?)チョビ髭が似合いそう?(笑)