【悲報】#米大統領選2024 ドナルド・トランプ氏が勝利宣言。ネタニヤフ首相「あなたの歴史的なホワイトハウスへの復帰は米国の新たな始まりであり、イスラエルと米国の偉大な同盟関係への力強い再確認である」
2016年9月25日、ニューヨークにある金ぴかのトランプタワーで、トランプ大統領候補(当時)と歓談したイスラエルのネタニヤフ首相。
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アメリカ大統領選の共和党候補であるトランプ前大統領は現地時間で2024年11月6日未明(日本時間6日午後)に、南部フロリダ州の集会で演説し
「47代米大統領に選ばれたことを名誉に思う」
と勝利宣言をしました。
今、日本時間で11月6日午後8時なのですが選挙人の獲得数は当選ライン(270人)に届くのは確実で、激戦7州のうち最激戦州の東部ペンシルベニア州と南部2州で勝利しており、悪夢を見ているようですが本当にもうトランプ氏の勝利は間違いありません。
「ヒトラーは良いこともした」と語ったトランプ米大統領候補が、イスラエルからイランへの報復攻撃について「核施設こそ攻撃対象ではないか」と語り、ネタニヤフ首相に「あなたがやるべきことをやればいい」(呆)
そこで、トランプ氏は集まった支持者を前に
「我々は今夜歴史を作った。あなたがたの投票を誇りに思う」
「米国は助けを求めている。我々の運動は、国を癒やすのを助けていく」
と述べました。
「もしトラ」が現実なものとなり、世界はトランプ新米大統領に再び備えなければならないのです。
しかも今回はトリプルレッド、共和党が大統領職だけではなく上院の過半数を制していて、さらに下院の過半数維持も視野に入れている状況で、トランプ政権に対する国内からの歯止めが何もない状態になりかねません。
国際社会が一致団結してトランプ氏の専横に対処しようではありませんか。
2024年7月26日、フロリダ州にあるトランプ前大統領と自宅の邸宅で会談するイスラエルのネタニヤフ首相。
【#パレスチナに自由を】ハマスの越境攻撃、イスラエルのガザ侵攻開始から1年。国際社会は中東戦争を引き起こそうとしているネタニヤフ政権に、ガザからレバノンから手を引け、即時撤退せよと求めるべきだ。
さて、そんな世界でトランプ氏の当選をロシアのプーチン大統領とともに一番心待ちにしていたであろう人がイスラエルのネタニヤフ首相。
ネタニヤフ氏は各国首脳で最も早くトランプ氏に当選のお祝いを述べ、Ⅹにトランプ氏の勝利宣言を受ける形で
「あなたの歴史的なホワイトハウスへの復帰は、米国の新たな始まりであり、イスラエルと米国の偉大な同盟関係への力強い再確認である」
と述べました。
トランプ氏の復帰がイスラエルに虐殺されているガザなどパレスチナと中東の民衆にとって、悪夢の新たな始まりとなることは確実です。
Dear Donald and Melania Trump,
— Benjamin Netanyahu - בנימין נתניהו (@netanyahu) November 6, 2024
Congratulations on history’s greatest comeback!
Your historic return to the White House offers a new beginning for America and a powerful recommitment to the great alliance between Israel and America.
This is a huge victory!
In true friendship,… pic.twitter.com/B54NSo2BMA
最後に「これは巨大な勝利です」「真の友情のもとに」と終わる、パートナーとの連名での投稿。まさに盟友。
米大統領選討論会でトランプ氏が2つの戦争について「イスラエルに仕事(虐殺)を最後までやらせるべきだ」「プーチン大統領が一目置いている大統領(自分)がいたらプーチンはウクライナを侵略することはなかった」
イスラエル国会は2024年10月、パレスチナ難民への人道支援を担う国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内活動を禁止する法案を可決し、イスラエル外務省は11月3日、UNRWAとの協力関係の解消を国連に正式通告した。
飢えと疫病に苦しむガザの市民たちは今後ますます苦境に追いやられる。
イスラエルがガザで学校を空爆して、子どもたちを含む100人以上の市民を虐殺。イスラエル大使が招待されないと言って長崎の原爆平和式典への参列を拒否した欧米諸国はパレスチナの民に何と言って詫びるのか。
今回もトランプ氏勝利の原動力となった有力な支持基盤である右派のキリスト教福音派がイスラエルに肩入れする政策を要求していることもあって、トランプ氏とネタニヤフ氏は互いを盟友と認め合い、相互に助け合ってきました。
たとえば、前回の大統領職にあったトランプ氏は、2017年12月6日にイスラエルが占領するエルサレムをイスラエルの首都と認めると発表し、その後米国大使館をエルサレムに移転しました。
これがなぜ暴挙だったかというと、エルサレムには世界の主要な一神教であるユダヤ教・イスラム教・キリスト教の聖地があり、イスラエル政府とPLOの間で結ばれた1993年の「オスロ合意」ではエルサレムの最終的な地位は和平協議の中で決められるとしているからなんです。
したがって、そのエルサレムをアメリカがイスラエルの首都と認定すればイスラエルだけは喜ぶものの、もはや中東和平はありえないのです。
ハマスに人質に取られた6人の市民の殺害に抗議してイスラエル全土で数十万人がデモとストライキ。人質の死に責任があるのはハマス以上に停戦交渉をしないネタニヤフ政権だとイスラエル市民も知っている。
それだけではなく、トランプ氏は前回の政権時にイスラエルが今も敵対しているイランとの間の核合意から離脱して、イスラエルが求める対イラン強硬路線を貫きました。
また国連総会などで国際法違反と認定されているイスラエルによるシリアのゴラン高原占領を肯定してイスラエルの主権も認めたほか、パレスチナへの支援はカットしたのです。
そこでネタニヤフ首相が発したのが当ブログで何度も取り上げている、ネタニヤフ首相によるトランプ氏への賞賛、
という言葉です。
イスラエルのネタニヤフ首相がアメリカ上下院で演説。ガザで無差別殺戮を行ない、国際司法裁判所からは攻撃を差し止められ、国際刑事裁判所に逮捕状が請求されているネタニヤフ容疑者に演説させるアメリカは異常だ。
憂鬱なことですが、トランプ再選という現実を受け入れ、前回の経験も生かしてトランプ政権とネタニヤフ政権の暴挙を阻止していかなければなりません。
ネタニヤフ首相に「イスラエルの最良の友」と絶賛されたトランプ元大統領が、イスラエル軍がラファに侵攻するなら軍事援助を停止すると警告したバイデン大統領に対して、「バイデンはハマスの味方」と罵倒。
編集後記
【#米大統領選挙】人権無視の差別主義者だからこそロシアとイスラエル支援のドナルド・トランプ氏。地球温暖化否定など各種陰謀論の元祖でもあるトランプ氏当選を願う日本のトンデモ識者たちを糾弾しよう。
トランプ氏当選確実の報を受けてアメリカのトランプ信者はもちろんのこと、日本のネトウヨの吹き上がり方、そして親露派陰謀論者の狂喜ぶりも凄いです。
ウクライナ戦争で侵略しているロシアを応援する反米拗らせ論者や親露派陰謀論者が、トランプ新大統領ならウクライナへの軍事援助が止まるということで、だから言わんこっちゃない、ロシアに抵抗して戦争を長引かせるからこういうことになる、とウクライナのゼレンスキー政権をここぞとばかりに批判しています。
しかし、同じ言葉をイスラエル軍に侵攻されているガザの民衆にも言うのかということなんですよ。
イスラエルによるガザでのジェノサイドと中東戦争でも、ロシアによるウクライナ侵略でも、もともとイスラエル軍とロシア軍が殺しに来ているのであって、ガザの市民もウクライナの市民も抵抗したから殺されているわけではありません。
責めるべきはネタニヤフ政権とプーチン政権、そしてそれに味方するトランプ政権です。
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ドナルド・トランプ米大統領は6日、エルサレムをイスラエルの首都として正式に認めると発表し、米国の歴代政権が継続してきた政策を転換した。
トランプ大統領は、中東和平プロセスを前進させるための「遅ればせながらの」決定だと述べた。
古代からの長い歴史があるエルサレムの地位は、イスラエルとパレスチナが最も激しく対立する問題の一つ。イスラエルは発表を「歴史的」だと歓迎したが、国際社会からは強く非難する声が出ている。
和平に向けてイスラエルの隣にパレスチナ人の独立国家を樹立するという「2国家共存構想」についてトランプ氏は、双方の合意を前提として米国は依然として支持していると語った。
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、トランプ氏の発表を「嘆かわしい」と呼び、今後米国が和平を仲介することはできないと述べた。
米国の発表を受け、国連安全保障理事会のメンバーのうち8カ国が緊急会合を今週末までに開くよう要請した。
発表の意味
米国は、エルサレムをイスラエルの首都と認めていない国際社会と意見を異にしている。
パレスチナは東エルサレムが将来の独立国家の首都になると主張しており、1993年の「オスロ合意」ではエルサレムの最終的な地位は和平協議の中で決められるとしている。
国際社会はエルサレムに対する主権をイスラエルに認めておらず、これまですべての国が大使館をテルアビブに置いてきた。
エルサレムには世界の主要な一神教のユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地がある。旧市街を含む東エルサレムは1967年の第3次中東戦争(6日戦争)でイスラエルの統治下になった。
トランプ氏による発表
ホワイトハウスで記者会見したトランプ大統領は、「このような行動を取ることが、アメリカ合衆国の利益にとって、またイスラエルとパレスチナ人の間の和平とって最も資すると判断した」と語り、国務省に大使館をテルアビブからエルサレムに移転する指令を出したと述べた。
中東地域を今まで以上に不安定にするという警告にも関わらず、トランプ政権がエルサレムを首都と認めたのは、トランプ氏が大統領選での公約を果たし、右派の支持層をひきつける目的のため。
選挙公約を念頭にトランプ氏は、「私はきょう約束を果たした」と語った。
トランプ氏は、エルサレムをイスラエルの首都として認めるのは「要は現実を追認するに過ぎない」と述べた上で、「正しい行動でもある」と付け加えた。
ユダヤ系米国人の団体、共和党ユダヤ人連合(RJC)はトランプ氏に感謝する広告を米紙ニューヨーク・タイムズに出した。同団体は共和党やトランプ氏の大口献金者シェルドン・アデルソン氏の支援を受けている。
イスラエルとパレスチナの反応
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、歴史的な日だと述べ、イスラエルはトランプ氏に深く感謝していると語った。首相はツイッターに、「エルサレムは3000年にわたって我々の希望、夢、祈りの要だ」と投稿した。
一方、パレスチナ人指導者のアッバス氏は、事前に撮影されたテレビ演説で、エルサレムは「パレスチナ国家の永遠の首都」だと語った。
アッバス氏は先に報道官を通じ、トランプ氏の発表がもたらす「危険な結果」を警告していた。アラブ諸国の首脳たちも同様に、地域に混乱を生じさせる可能性を指摘していた。
米国の発表を前にパレスチナ自治区ガザ地区では、同地区を実効支配するイスラム主義組織ハマスの呼びかけに応じた人々が抗議デモを行った。ハマスに近い地元メディアが報じた。
ハマスは、トランプ氏の発表によって、中東地域での米国施設にとって「地獄が始まる」と述べた。
各国の反応
トランプ氏の方針には、米国の同盟国を含むイスラム世界の諸国が強く反対を表明していた。
サウジアラビアのサルマン国王は5日、「世界中のムスリム(イスラム教徒)に対するあからさまな挑発になる」と語っていた。
抗議デモはガザ地区だけでなく、トルコのイスタンブールにある米国領事館前でも行われた。
国連のアントニオ・グテレス事務総長は、「強い懸念」を示し、「2国家共存構想以外に選択肢はない。代替案はない」と述べた。
このほかの反応
- テリーザ・メイ英首相は、米国の決定には同意できないとし、「地域の平和に貢献しない」と語った。
- フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、フランスは米国の行動を支持しないとした上で、関係者に平静を保つよう求めた。
- 欧州連合のフェデリカ・モゲリーニ外交・安全保障上級代表は「深刻な懸念」を表明した。
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日本でも非常識な輩や悪意を持った輩が選挙に当選したり、惜しいところまでいったりしてますが…
日本の話なら迷惑被るのは日本に住む人だけですが、それがアメリカの大統領だったら世界にとってただでは済みません…
戦争を仕掛けた国、抵抗できない市民を虐殺している国のリーダーを非難どころか友人と称する人を自国のリーダーに選ぶなど理解できません。
幸い、私のアメリカ人の友人やアメリカ国籍の知人は常識人ですが、世界に目を向けると、選ぶべきか選ぶべきでないかさえ区別できない人が増えている気がします。
民間レベルで世界の平和を望んでも限界があります。政治が敵認定すると国民までもが敵認定してしまう人が残念ながら一定数いるからです。本当に悲しい日です…夢でありますように。
半分くらいの責任は『痴呆症』疑い濃厚のバイデン氏をゴリ押しで大統領候補にしようとした上、ヤバくなった時に『ポンコツのハリス氏』を代替候補にした民主党のポンコツさもあるように思います。
『イスラエルのガザ虐殺の完全な共犯者』バイデン政権も大概悪質でしたが、『バイデン政権以上にイスラエルを支持する』と公言するトランプ政権は『イスラエルと共に破滅の道をひた走り』そうですね。
『従米120%』の岸田政権に代わり“問題だらけ”とは言え、『日米地位協定の改定』を目論むと公言している石破政権の方がちょっとだけマシ…だと思いたいところです。
我々にできることは『自民党内外の従米勢力』や“戦犯野田氏”等を早急に放逐し、『対米自立』に動けるまともな野党政権を一刻も早く打ち立てることでしょうか。
※ヒズボラ&イランとイスラエルの戦い…で終われば、シオニスト政権イスラエルの敗北で終わりそうですが、トランプ政権が『イランに軍事作戦』までいくと、『ロシアも参戦』からの『第三次世界大戦』リスクも…。
私は希望的観測ばかりで失礼しました
だいぶ差が開いたようで、もうアメリカの選挙予想の報道なんか要らん!という感じです(怒)
アメリカ経済は主要国では最も好調で、失業率4.1%もマシな部類ですがトラ公は国民がそういったことを知悉してない点を上手く利用できたようです
低迷してると思われた共和党とともにトリプルレッドを達成し、一夜にして「分断と不寛容の帝国」を再建したトラ公は、やはり歴史に残る天才なのでしょうね
しかし連中がトラ公の勝利より重視したのは、負けた側の不甲斐なさです(笑)
このいざという時のリベラルの「弱さ、脆さ、頼りなさ」、、、
そしてそれは何度も政権を執ってるにも拘らず殆ど「鍛えられていない」―
基本熱血漢でいながら、そのように『切り替えられる柔軟さは本当に尊敬させていただける』と思います。
なお、メディアが『アメリカの一部に忖度しまくり』なので、よほど特殊な情報網を持っていない限り、『ハリス氏が有利か?』と多くの“真っ当な判断力を持った方たち”が判断されてしまったのも仕方ないと思います。
なお、『後出しじゃんけん』のようにロイター通信が以下の記事を出していますね。
結果が出た後ではなく、“バイデン氏に忖度?”して『民主党予備選をやらなかった』時や、ぜめて『ゼレンスキー大統領を“プーチン大統領として紹介”した』ヤバすぎる時に出すべきだった記事だと思います。
(※今の日本ではこのくらいの“総括すらしない”ので、さらに重症だと感じます。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3a5f5fc5d34e5c6ee06a7054acc7b592afc73c0
☆ハリス氏敗北、「バイデン氏もっと早く離脱すべきだった」との声
11/7(木) ロイター
[ワシントン 6日 ロイター] - 米大統領選を巡り、3カ月余り前に出馬を表明した民主党のハリス副大統領が敗北を喫したことで、支持者からは最終的に再選出馬を断念したバイデン大統領の認知機能について党がうそをついていたという非難の声が上がっている。
ある民主党の献金者は「なぜバイデンはあれほど長く持ちこたえたのか?彼は自分の健康状態を隠さず、もっと早く離脱すべきだった」と述べた。
2023年4月のバイデン氏再選出馬表明は多くの民主党員から懐疑的な目で迎えられたが、潜在的な候補は同氏に挑戦するのではなく、アドバイザーとして支援することに同意した。
民主党関係者はバイデン氏側近による「ミス」のせいだと非難。「誰も彼に『ノー』と言わない」と語った。
また、ハリス氏の側近は選挙戦について、不人気な大統領への同氏の忠誠心によって最初から絶望的だったと指摘。党がバイデン氏と決別し、異なる政策を提示し、変革の候補者を擁立すれば勝てたかもしれないという。
俺たちゃ戦犯被疑者なのさ
(チャッチャラッチャチャッチャチャ~♪)
人に姿をさらしつつ悪魔のようなその言動
「早くチョビ髭付けたい!!」
地獄大路を突き進め
「ベン! ヴラ! ドナ!」
三バカ悪魔
(パ~パ~パ~チャラチャチャ~♪)
またまたイミフかつ愚の骨頂ですみません…m(_ _;)m