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岸田文雄首相はが2024年8月14日に記者会見を開き、9月下旬に予定されている自民党総裁選への立候補を見送る意向を明らかにしました。
私も驚きましたが、岸田派のナンバー2である林芳正官房長官と3人の官房副長官が立ち会わない異例の状況で行われたところを見ると、これまた岸田首相の独断で行われた突然の記者会見だったのでしょう。
権力にしがみつくことでは人後に落ちない岸田氏のことなので、9月初旬に臨時国会を開会して冒頭で解散し、改憲を旗頭に総選挙に打って出るのではないか、とわたくしは恐れていたのですが、見事にこの予測は外れました。
やはり、「政局もお任せ」のkojitakenの日記さんがコソっともそんな予想はしないで沈黙しておられたのですから、やめておけばよかったです(笑)。
いくら権力の亡者でも、解散総選挙に打って出るまでの「腕力」がなかった。
裏金自民党の憲法「改正」ワーキングチームが緊急事態条項改憲案に合意。8月7日、岸田文雄首相(党総裁)が出席して憲法改正実現本部の会合を開き、改憲を大義名分とした解散総選挙を宣言する可能性がある。
さて、曲がりなりにも裁判闘争や市民運動を少しはやってきたわたくしに、こういう時に一番大事なことを言わせてください。
それは
「勝ち取った成果は最大限評価すること!」
そうでないとずっと続く戦いの中で明日への活力は出ないし、そもそも楽しくありません。
うまくいったことは目いっぱいお互いに承認しあうのが大切。
そしてまぎれもなく、政権維持にあれほど執着をしていた岸田首相が自民党総裁選に出馬することさえできなかったのは、岸田内閣の支持率が我々の力で低迷しっぱなしだからです。
自民党の裏金問題という政治とカネの問題に真正面から国会で取り組もうとせず、小手先の誤魔化しの尾籠策を施しただけだから、国会が終わってもダラダラダラダラ自民党の不祥事が相次いで発覚しました。
これに対して、有権者が過たず岸田政権にノーを突き付け続けたからこそ、菅義偉氏に続いて総裁選挙に出ることさえ断念する事態に追い込めたのです。
その前の安倍晋三首相がコロナ対策で安倍のマスクに象徴される無能無策ぶりを露呈して、2度目の政権投げ出しをしたのも、やはり市民の批判が殺到したから。
そこまで追い込んだ良心的な市民層とまともな野党は、この3連勝を評価しまくってしすぎることはありません。
それにしても、ひどい総理大臣、ひどい内閣でした、岸田政権。
うちのブログ記事で言うと、7年8か月続いた安倍政権批判の#安倍晋三が諸悪の根源は安倍氏逝去後の最近の統一教会癒着問題やアベノミクス批判の記事もあわせて501本、安倍政権の戦争法が121本で、あわせて622記事。
安倍政権で官房長官を務めた菅義偉政権は1年と数日で打倒!菅義偉!がたった73記事。
これに対して、岸田政権批判のダメよダメダメ岸ダメ政権が3年弱でこの記事が259本目です。
日数で平均すると安倍・菅政権批判より多いんですから、うちがいかに岸田首相を危険視していたかが批判記事の本数だけでもわかろうというものです。
自民党のダメダメ政治資金規正法改正独自案。上脇博之教授「なんだこの生ぬるい案は!!!そのうえ政治資金パーティーも企業献金も全面禁止しないんだから、裏金は今後も作り続けるぞということなんですよ!」
実際、最近も安倍・菅・岸田政権を支えてきた麻生太郎自民党副総裁が
「政策では間違ったことはしていない。安倍晋三元首相が計画して難しいと思ったことでもしっかり結果を出している」
と評価したくらい、岸田首相は思い切った悪政を断行しました。
その第一が軍事費2倍増と自衛隊の「反撃能力」=敵基地攻撃能力=先制攻撃能力の具備。
なにしろ、2022年には年5兆4千億円だった予算を毎年増やして5年間で43兆円(1年平均8兆6千億円)、2027年には10兆円を超えて2倍にしちゃうというのですから、こんなすさまじい軍拡に安倍首相が棺桶から出てきてカンカン踊りを踊っちゃうくらいの悪政です。
また、その増やした軍事費で、憲法9条の制約から曲がりなりにも「専守防衛」と言ってきた防衛政策そのものを大転換して、「敵」基地を攻撃する、それも先制攻撃できるようにすると言い出して、安倍首相の安保法制も真っ青な憲法違反を閣議決定でやってのけました。
防衛費を5兆円から10兆円にする、その5兆円があったらこれだけのことができる。
【#自民党に投票するからこうなる】岸田政権が参院選の公約になかった負担増と悪政を乱発。原発新・増設、防衛費5年で43兆円+防衛増税、健康・介護保険料の負担増。#岸田総理の辞任を求めます
この軍国主義と同じくらいひどいのが、岸田首相の原発推進姿勢。
福島原発事故の教訓からすれば原発再稼働でも言語道断で裁判所にも何度も差し止め命令を出されているのに、岸田首相ときたら、60年を超えた原発の稼働期間の延長、そしてとうとう原発の新設まで打ち出しましたからね。
さらに、岸田氏が首相を辞めた後の自分の政治家としての課題としてわざわざ
「原発の再稼働、新型革新炉の設置を含めたエネルギー政策についても、電力自由化が進むなかでいかに電力投資資金を確保するか、電力安全保障と脱炭素化をいかに両立させるか、第7次エネルギー基本計画の下で方向性を確かなものとしなければなりません。」
とこの記者会見で堂々と述べたのにはあきれ返りました。
それにしても、この軍拡も原発推進も、すべてウクライナ戦争による日本の「危機」が口実になっているわけで、全世界の先進国の軍拡に拍車をかけたロシアのウクライナ侵略の罪は海よりも深く、ほんま、プーチンええかげんにせえよ、といいたくもなります。
確かに諸悪の根源安倍晋三氏でもできなかったことをした。
先制攻撃能力に続いて、岸田政権がまた国是を大転換。福島原発事故もまだ収束していないのに、新型原発を開発・新設・増設、運転期間を60年以上に延長して原発ゼロを永久に不可能に。岸田政権はもう廃絶だ!
岸田政権のやったことで良いことって日韓関係を改善したことくらいしか思い浮かばないんですが、あとは新型コロナも相変わらず軽視、物価高にも無能、マイナンバー推進で健康保険証廃止、裏金問題対策も統一教会癒着対策も中途半端もいいところで、ちっともいい部分が思い出せません。
そして、自民党総裁選の有力候補と言われる面々も碌な人がいないじゃないですか。
軍国主義者石破茂、新自由主義者河野太郎、極右高市早苗、パワハラ茂木敏充、ポエミー小泉進次郎、「産まずして何が女性」の上川陽子、といくら数え上げてもあかんのばっかりです。
特に最近、詩人小泉進次郎氏を持ち上げるニュースをやたら目にするのですが、なんのブームなの、これ?
ダメに決まってるでしょうが、あんなの。
とにかく裏金も統一教会も岸田首相だけの問題じゃなくて、自民党政治の問題なんですよ。
誰が出てきても自民党なら絶対に政治が良くなるわけがない。
自民党政治が諸悪の根源。
「自国が衰退している」と感じている日本人は68%で2016年の40%に比べて1・7倍に。「既存の政党や政治家は私のような人間を気にかけていない」は62%。有権者は自国維公にNOを突き付けるべきだ。
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
「過去最高の税収」でも国民生活のためには何の役にも立たない日本政府の予算。さらに負担増を求めてくることも予想される。自民党政府の税金の使い方が間違っているから。
核兵器のない世界へ 勇気ある平和国家の志
岸田文雄氏の総理大臣としての最大の罪は、あからさまに悪人顔だった麻生太郎・安倍晋三・菅義偉氏ら最近の歴代自民党首相と違い、人のよさげな笑顔できれいごとを言っているのに全部大ウソだったことかもしれません。
岸田首相が最大の政治不信を招いたのは、ハト派の宏池会と言いながら一番タカ派なことをするとか、広島出身で「核兵器のない世界」を目指しますといいながらアメリカの核の傘の下で軍拡を進めるとか。
ええ人のふりをして極悪人という部分が、岸田氏の最も罪深い点なのかも。
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岸田総理大臣は記者会見で「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ」と述べ、来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明しました。
これによって、新総裁が選出されたあと、総理大臣を退任することになります。
※記者会見の詳報とノーカット動画を掲載しています。
立候補の動き活発に 名前挙がる候補者は
岸田首相 自民総裁選に立候補しない意向
岸田総理大臣は、14日午前11時半から総理大臣官邸で記者会見を開きました。
会見の冒頭で、来月の自民党総裁選挙について「自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。来たる総裁選挙には出馬しない」と述べ、立候補しない意向を表明しました。
岸田総理大臣は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、政治の信頼回復を図る必要があるとして派閥の解消などの党改革や関係議員の処分に加え、政治資金規正法の改正などに取り組んできました。
しかし、政権への世論の批判が強まり、内閣支持率が低迷する中、自民党内からは「今の政権では次の衆議院選挙を戦えない」という声も出ていました。
これにより岸田総理大臣は、総裁選挙で新総裁が選出されたあと、総理大臣を退任することになります。
3年前の10月に就任した岸田総理大臣の在任期間は、8月14日の時点で1046日で、岸信介・元総理大臣に次いで戦後8番目の長さとなっています。
【会見詳報】午前11時半から記者会見
岸田総理大臣は午前11時半から、総理大臣官邸で記者会見しました。
「最初の一歩は私が身を引くこと」
その上で「今回の総裁選挙では、自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。そのためには透明で開かれた選挙、そして、自由闊達な論戦が重要だ。その際、自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。私は来たる総裁選挙には出馬しない」と述べました。
「大きな成果あげることができたと自負」
そして「30年続いたデフレ経済に終止符を打つための賃上げや投資の促進、電力需要の大幅な増加などに対応するためのエネルギー政策の転換のほか、大規模な少子化対策の実行や防衛力の抜本強化、それに、強固な日米関係を基礎にしたG7広島サミットの開催や、分断が進む国際社会で協調に向けた国際的な議論をリードし、外交を多角的に展開することなど、大きな成果をあげることができたと自負している」と述べました。
「総裁選挙では積極的に手を挙げて」
さらに「日本が直面する難局は、本当に厳しい状況だ。総裁選挙では、われこそはと積極的に手を挙げて、真剣勝負の議論を戦わせてほしい。そして、新総裁が選ばれたあとはノーサイド。主流派も反主流派もなく、新総裁のもとで一致団結、政策力・実行力に基づいた真のドリームチームを作ってもらいたい。そして、大切なことは、国民の共感を得られる政治を実現することだ。それができる総裁かどうか、私自身も自分の1票をしっかり見定めて投じていきたい」と述べました。
「国民の政治不信を招く事態が相次いだ」
また「旧統一教会をめぐる問題や派閥の政治資金パーティーをめぐる政治とカネの問題など、国民の政治不信を招く事態が相次いで生じた。被害者救済法の成立や政治資金規正法の改正など課題への対応や、再発防止策を講じることが総理・総裁としての私の責任だという思いで国民を裏切ることがないよう信念を持って臨んできた」と述べました。
そして「特に政治とカネの問題をめぐっては批判もいただいたが、国民の信頼あってこその政治であり、政治改革を前に進めるという強い思いを持って国民のほうを向いて重い決断をした」と述べました。
「私が身を引くことでけじめ」
岸田総理大臣は「残されたのは自民党トップとしての責任だ。もとより、所属議員が起こした重大な事態について、組織の長として責任を取ることに、いささかのちゅうちょもない。今回の事案が発生した当初から思い定め、心に期してきたところだ。当面の外交日程に一区切りがついたこの時点で、私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたい」と述べました。
さらに「政治資金規正法改正で残された検討項目について早期に結論を得ていかなければならない。党の政治刷新本部に新たなワーキンググループを設けるよう指示を出したところだ。私の政治人生、政治生命をかけて一兵卒として引き続きこうした課題に取り組んでいく。まずは来月までの任期中、総理・総裁としての私の責任で、できるところまで最大限、進めていく」と述べました。
総裁選「改革マインドが後戻りすることがないよう」
「来月の総裁選挙で誰を支持するか」と問われ「不出馬を表明した人間が、あとのことについて何か申し上げることは控えるべきだと思う。ただ、政治とカネの問題、政治の信頼回復の問題について一連の改革努力が続けられてきたし、これからも続けていかなければならず、一連の改革マインドが後戻りすることがないような方であってもらいたい」と述べました。
「政治家としての意地を示した」
そして「自分自身、今日まで取り組んできた政策課題の成果は大きなものだと自負している。それらについても改めて最後に整理し、今後の方向性を示した上で今回の不出馬表明をしたいと強く思ってきた」と述べました。
その上で「いわば政治家としての意地を示した上で、これから先を考えた場合、自民党の信頼回復のために身をひかなければならないと決断した」と述べました。
自民総裁選「信頼得て共感得ながら」
自民党総裁選挙について「内外の課題にしっかりと取り組んでいくことが重要で、だからこそ、政治の信頼、国民からの信頼が大事だ。国民の共感や信頼を再び取り戻してこそ、政策を前に進めることができると信じており、自民党として、与党として、しっかりと国民の信頼を得て共感を得ながら政策を進めていく、堂々とした道筋につなげていきたい」と述べました。
「最後は自分で決定するのは当然のこと」
判断に至った経緯を問われ「いろいろな方の考え方は伺った。しかし、最後は自分で決定するのは当然のことだ。私が決定した」と述べました。
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笑ってしまいます。他にもっと笑える理由を見つけられなかったのでしょうか。下駄の雪のごとくしがみついていたジョー・バイデンが辞めるから私も、とか、幹事長が官房機密費をくれないので党員買収の資金が底をついたから、とか、出馬に必要な推薦してくれる議員がいないから、とか。
先の米日外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で日本軍を米軍の完全な下請けにしてしまっておきながら、終戦記念日の式典で不戦の誓いをする式辞を読み上げるという矛盾に耐えられなくなったから、という見方もあるようですが。
で、バラマキしダメの次がまさかの小泉進次郎?
そうなったら、これほど有権者、世間をなめた話はありません。
小泉進次郎と言えば、事務所費3重計上の札付き裏金議員。
裏金・脱税の後も同じく裏金・脱税ということになるのですか。
迷言集や語(誤)録を見るまでもなく、超ダメダメ政治家であることは間違いありません。
「幹事長が官房機密費を・・・」は「官房長官が官房機密費を・・・」の誤りでした。
訂正いたします。
岸田さん、ついでに議員もおやめになって、あの、例の勘違い息子に選挙区を引き継がせてはどうでしょう。
まだ、ほとぼりは冷めていませんか?
具体的には『国民からのイメージが悪くない』“小泉進次郎氏”や“石破茂氏"を総裁にしておいて、『選挙を乗り切って』おいて、その後は『岸田売国路線を継続』という話ですね。
我々は解散総選挙に備えて、準備を怠らないようにしたいですね。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/459126
☆衆院解散「11・10」総選挙も 政治ジャーナリスト後藤謙次氏、自民党新総裁誕生後「刷新感あるうちに行われる可能性」
2024/8/15 新潟日報