レダック ピースボートに乗る

2014-06-18 07:30:32 | 日記
⑤ ハワイイは、結構難しい島だった その2
 6月11日、昨日の失敗に懲りて、トローリーバスで行こうと決め、切符を販売しているビルに行く。一番経済的なのは路線バスで、乗車時2.5ドル払いながら「乗り継ぎ」といえば乗り継ぎ切符をくれる。それでどこまででも、その気になれば島一周でもできる。時間の制約がなければ、それもまた良し。しかし、いつ来るか分からない。このトロリーバスは、まわる路線が4方面に分かれており、その路線内では乗降自由である。時間については、40分ごととか30分ごととか路線によって発着のローテーションが違う。迷いながら3路線が使えるお得切符のお勧めを買った(馬鹿だね・・) たまたまRed方面の発車時間が近いのでそれに乗り、目的地はとりあえずホノルル美術館へ。2階建てのオープンカーのいかにも観光地のバスという感じでワイキキの浜辺を見やりながら、美術館に9:55到着着。だから、次は10:35ということか、40分で回れるかな?と焦りながら見学する。西洋美術とアジア・オリエントと大別されていて、とにかく西洋を中心にまわる。それなりに著名な画家の作品も少なくなく、一見の価値があった。気がつくと10:40ころ、あわてて玄関に行くもどうやら出たようで、もう一度入りなおす(そんな客も多いようで入館シールを付けていると再入場できる)。日本のコーナーもあったが、大したものではない、中国・韓国・イスラムのコーナーもあるが、仏教美術ではこれらが混然と展示されているので、混乱しかねない。こちらは、類似のものは見慣れているせいもあり、あまり見る価値は感じられない。今度は11:10に出る。来ない・・来ない・・・来ない、ナンデ? 同じ方面に行く路線バスは何台も行く、2.5ドルで行けたのに・・・。ひょっとすれば僕らの乗った便は結構市内が混んでおり、予定時間より遅く到着したのかもしれない? もう、待つのは慣れっこ、美術館の外壁にしつらえてある席で、風に吹かれて泰然自若と待っておりました。11:45ころ、2階建てバスがトローリとやってきました。Haa--、来ないわけはないんだから。でも、もう一路線も乗れる切符なんだから、それも使わなくてはもったいない。
チャイナタウンで食事してたら、最終の出発時間に間に合うか? 買い物もしたいと妻は言うし、なんで時計見ながら、焦らなアカンの? というわけで、とりあえず出発地点まで戻った時は13時になろうとしていた。途中、カメハメハ大王の誕生日が昨日であったことから、その彫像にたくさんのレイで飾られているのだけはしっかり見ましたが・・・。
グリーン方面のバスは13:10発、ランチ抜きかよ?こうなりゃ、お仕事だね。切符売りの日本人のおばさんが教えてくれるには、「このバスストップのカフェ&マートの食事がおいしいと、わざわざ報告に来てくれたお客さんがいる」とのこと。マ、それで我慢しよう。
ダイヤモンドヘッドの登山口に着く。1時間半かかるそうな、パス。デ、やっと件のバスストップに着いたのはいいが・・どれ? 自家用車を駐車場に止めた人々が、次々とハンバーガー屋に隣接したパンとお惣菜屋風の店に入っていく。店の前に壁沿いにテーブルがあり、そこで数人がサンドイッチなどをぱくついている。エ、レストランじゃないの?
まあイイか、早速店に入り、サンドイッチ、パン、飲み物、焼きアスパラ、なんか料理したハム?などを仕入れ、空いているテーブルでやっとランチ。確かに味は悪くないが、わざわざバスの切符売り場のおばちゃんに報告しに行くかねえ? 山の強風で、パックが飛んでいくなどの自然の食事だったけれど、まだ終わらないうちにバスが来る。なんで、ゆっくりしたいときにもう来ちゃうわけ? 結局、ハワイイのバスと我々は相性が悪いということで諦めました。年行けば人間ができてくるのです。
せめて、最後の夕食は、ということで、アラモアナに戻り、妻の買い物中、休憩と下見をかねてブラブラした。最後の土産を買うチャンス、でも妻と別行動で財布にはドルがない、マ無事に帰れば良いだろう、それにハワイの土産など珍しくもなんともなかろう、などと勝手な理屈をつけてベンチで休んでおりました。買い物の終わった妻と待ち合わせ、「つきじ」といういかにも日本料理ッポイ店を覗くと、それなりの値段だったが、横の数字は何だ?Happy Timeとある。例えば15$の横に9$、今は18時を回ったがお姉さんに聞いてみよう、「今?Happy Timeでいけますよ、20時半まではそうです」。決めた!そして迷わず注文する。「ドラフトビール、アキ・ポケ、キャリフォルニア・ロール、スパイシーエビ」。イヤア感激、アキは鮪 ポケは生で、つまりは刺身。角切りだが山のような刺身、エビは40匹はありそう、食べても食べても減らない、ということで食べきれず、ビールをお代わりして、二人で約30$、イヤアHappy Timeでした。(ハワイの常連者にお聞きします、これって一般的?)

 (閑話休題)さて、皆さん。ここまで書いたのは6月17日19時です。パソコンに表示されている日本時間は16時です。ついに日本時間を追い抜いたということは、今日の午前中に日付変更線を越えたわけで、ということは西経から東経に代わり16日がなくなり、おかげで、昨日15日から今日は一挙に17日というわけです。(ディナータイムにお誕生日の人は祝ってもらえるのだけれど16日生まれの人はどうなるんでしょう?) まさに太平洋のど真ん中、水面は細かく波立つのではなくびっしりと紺の鱗で覆われているようで下には深海が待っている感があります。また、赤緯と緯度(北緯20度近く)がほぼ同じ日、正午近くは影が映らなくなり、あちこちで写真を撮る乗客がいます。
 横浜港着が24日なので、いよいよあと1週間となり、船内では荷造り用段ボールやガムテープの販売、宅配便伝票なども売り出しがはじまりあわただしくなってきました。講座も単発のものがおおくなってきて、メインテーマみたいなものはありません。あと大きな船内行事としては20日に音楽祭があるので、「花は咲くプロジェクト」も練習に励んでいるところです。ピアノをひける娘さんが見つかったので、やっと練習らしい練習になってきました。
 僕個人としては、船内の人々の所で「若者」についてはまた別の機会に書くと言っておりましたが、このことで実はごたついておるのです。その処理をめぐってと、帰る準備もあり、そうおもしろいこともないと思われますので、いったんここで幕を曳こうかな、と思っています。
 ここまでつきあってくれてありがとうございました。しかもインターネット接続がままならないなか、写真も無しで、裏づけの資料も全く調べず、かつ文章推敲などやれておらず、後始末を考えておる最中です。帰宅してから、①残りの文章を書き、それと一緒に何回かに分けて、主要な写真だけを送る。②紀行文的な寄港地編と、日記風洋上生活編を分け、寄港地編には写真を挿入して、ブログらしいものに仕立て直す。という作業を考えています。もちろん文章も可能な限り推敲しますが・・従って、このブログそのものは閉鎖はしませんが、ここまで読まれた方は、次は早くて6月末くらいに覗いていただいたら幸甚です。                       とりあえずの完!
 PS デ、準備が整ったら、報告会を親族の多い守口で、ゴスペルや前の職場で知り合いが多い南河内のどこかで、飲み友達が集まる京橋周辺でやろうかな!と考えています。 それもブログでお知らせします・・ (とりあえず、藤水会関係者の皆さんには、例会でお知らせできるように努力します)