Four Season Colors

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ツキイチ映画館(2024年06月)

2024-07-01 | 雑文
月に一度は、映画館で新作を。2024年の
6月は、「クワイエット・プレイス:DAY
1」(アメリカ)。

2024年上半期最後の映画は、ハリウッド
系らしい、クリーチャー系スリラーの本作を
チョイス。

ストーリーは、音を出したら何かよくわから
ないクリーチャーに殺されるので、音を出さ
ないで頑張って生きるというもの。

2018年公開のノーマル?「クワイエット
・プレイス」の系統だが、いつも通り、予習
はナシで、感想のために鑑賞後に軽く検索。

面白かった映画は、端的に最初に言うように
しているので一言、本作は十分に面白かった。

ただ、ノーマル「クワイエット・プレイス」
は何かに襲われるホラー系の寄りだが、本作
は何かは明確で、ホラー要素は(少)ない。

だから、ノーマルが好きで、ノーマルのよう
な映画を期待する人は、期待外れというか、
評価が低くなるかもしれない。

ノーマルのキーワードが出産と聴覚であるな
らば、本作のキーワードは癌と猫である。

舞台設定がすべてのような映画なので、後は
緊張感のある2時間を楽しめるかどうかだが、
観終えてみれば、猫がとてもよい。

いなくても映画として、作品としてまったく
成り立つのに、いなければ余韻は半減くらい
したかもしれない。

ただただ、クリーチャー系ホラー(スリラー)
が観たいという方には、おススメできないが、
ホラーを求めなければ、おススメできる。

おセンチ・ヒューマンドラマ系で、クワイエ
ット・プレイスにそんなの求めてないという
意見は、もう致し方がない。

ちなみに、「クワイエット・プレイス」は続
編の「破られた沈黙」もあるが、1も2も観
ていなくても何ら問題がない。

そうは言ってもと思うかもしれないが、実際
に続編の方を観ていない自分も楽しめたから、
単品として十分におススメできる。