かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

「チュンコの飼育日記」 チュンコが我が家にやってきた・・・NO 3

2015年05月11日 16時58分54秒 | 日記

1日目

ひょんなことから、すずめちゃんを育てることになってしまいました。

私たちは小鳥の赤ちゃんを育てた経験はゼロです。

急いでネットを開きました。

緊急時には パンを牛乳に浸してあたえる

(ひぇ~ 人間の赤ちゃんの離乳食みたい~)

急いで作り、与えてみます。やっとのことでわずかに口に入りました。

 

「2時間ごとの餌やり、そして保温が大事」とのこと

ゆでたまごをつくり、白身をつぶして与えます。

何とか少しづつ食べました。

小さな段ボールを巣箱にして、 ホットカーペットの上に置きました。

震えはとまり、 チッ チッ と小さな鳴き声をあげました。

 

さあそれからがたいへんです。

2時間ごとの餌やりは 生まれたばかりの人間の赤ちゃんのミルクやりのように

忙しいのです。

 

( 夜中も2時間おきにえさがいるの? いやいやごめん。

それは許してね。寝かせてね。)

 

11時に最後の食事をさせて、ホットカーペットの上で温め 巣箱に覆いをかけて

「チュンコちゃん おやすみ~」

 


「チュンコの飼育日記」 すずめの赤ちゃんが落ちていた・・・NO 2

2015年05月11日 09時56分43秒 | 日記

 4月27日のことです

買い物から帰ってくると 庭にすずめの赤ちゃんが落ちていました。

「まだ 生きているぞ!」

夫の手の上で 拾い上げたすずめの赤ちゃんが こきざみに震えています。

まだ毛は生えそろわず、赤裸のところもあり、羽はストローのような

羽管がはえています。

【羽管(うかん)とは ヒナの背中や翼にたくさん生えているトゲのようなもののことで、 だんだん成長してくると、この一本一本の管が割れて、ふわふわの羽が広がって、くるのだそうです】

 

 「お~い、ママ~ ママはどこだぁ~」

「お~い お前の子が落ちてるぞ~ ママ~ 連れにこい~」

夫の親鳥への呼びかけに大笑いしながら

あちこち、軒下など 巣をさがしまわりましたが見当たりません。

しかたなく 植木の鉢皿にそっとのせ 木陰に置き、

しばらくものかげから様子を見ていました。

しかし親らしきすずめは現れません。

 

「このままじゃ 死んじゃうよ~」

(内心 えらいものを拾ってしまった!)

当惑しながらも 小さな命を前に 見捨てることができず

 やむなく 私たちは里親になることにしました