チュンコの左足がおかしいようです。
左足が横にながれてしまい、つめも開かないのです。
高いところから落下したのだから 負傷していてもおかしくない。
病院に連れて行くことにしました。
「足は動いているから 骨折はしていないようだねぇ・・・」
先生は、「小鳥は専門外だけれど・・・」
と言いながら丁寧に看てくださいました。
飼育のアドバイスの他に
野鳥はやむえない場合を除いて 飼育は禁止・・・という説明とともに
「診療費はいりませんよ。なにかあったらお電話くださいね」
と優しく対応してくださり、チュンコの診察券をつくってくださいました。
(チュンコが一人前に感じられます ) (笑)
(野生動物は 基本的には無料で診察してくれ 治療費も無料であることも初めて知りました)
チュンコ 本日 体重 11グラム
帰ろうとして病院の出口に来ると、犬を診察に連れてきた女性が声をかけてきました。
「すずめちゃんを 助けてくださってありがとう。うれしくて涙が出ちゃうわ」
とウルウルしながら話しかけてきました。
なんと優しい方なんだろう・・・
やむえず育てはじめた私たちなのに あのように声をかけていただき、
恥ずかしさを感じながらも 心はポッカポカになりました。
チュンコをしっかり育てなくちゃあ・・・、無事野生の世界に送り出してあげなくちゃあ・・・
次第にチュンコへの愛おしさが増してくることを感じながら
その日までには たくさんの関門があることも ネットで知りました。