フレンチトースト 高級食パンのお味は？

少し前、紅茶を使ったフレンチトーストを作りましたが、今回は牛乳と卵のオーソドックスなフレンチトーストを作りました。じっくり卵液に浸して、じっくり時間をかけて焼くのがコツですね。

バナナにシナモンシュガーをかけました。ブラックコーヒーによく合います。
りんごとレモンのコンポートはさっぱりとして好みの仕上がりになり、あきずに食べられました。

フレンチトーストはちょっと時間がたってしまったパンをおいしくいただきたいときに便利ですが、最近はパンは冷凍すれば、いつでもおいしく食べられる、ということになって、あまり固くなったパンにお目にかかることはなくなった気がします。

ただ、60年くらい昔は冷蔵庫の冷凍室は氷くらいしか役に立たず、冷凍すると、食品の味は落ちる、という認識だったから、食パンは専用の入れ物に入れて、常温保存していたという記憶があります。冬場はともかく、常温で長く保存するのは、今の時代なら、ちょっと気になるかなと。

母もパンの味にはちょっと不満があったのか、自分で手作りしていて、朝からこねて発酵させて、焼き立てパンを出してくれたとき、とても感激したことをよく覚えています。今の時代はご家庭でもおいしくパンを作ることができるママたちはたくさんいらっしゃいますが、大昔にパンの手作りをしてもらえていたのは、貴重だったと思います。焼き立てパンのお店も近所では見たことがない時代でしたから、

私も一時期はパン作りにハマりましたが、最近は、ご無沙汰。とにかくおいしいパン屋さんがたくさんありますから、ありがたくいただいています。

高級食パンブームがあって、専用のお店の食パンはいただいたことがないのですが、いつもよく行くパン屋さんにややお高めの食パンが売っていて、試してみたのですが、やはり、とてもおいしくて、お高めのことはあるなあと。トーストしなくても、というよりもしない方がおいしい食パンなんですね。高級食パン専門店にわざわざ出かけるのはおっくうですが、機会があれば、一度は、どのくらい違うのか、食べ比べはしてみたいなと思っています。