怒涛のアップ(笑)でなんとか追いつきそうな?予定です。
1月7日の振り返り記事となります。
たくさんアップしてしまい、申し訳ありません。
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1月7日の空。
このところ雨模様で、雲が多く、日の出が隠れています。
ただ、少し時間がたつと、こんな風に雲の隙間から光がもれる。
こういった瞬間も好きです。
今日の年賀状のお返事に、東京時代に仲良くなったAちゃんのはがきが届きました。私が自分の病状をこちらから知らせた唯一のリアルの友人です。
ほかの方にはご心配をおかけするので、知らせていないし、お出しした年賀状にも書かず、ひっそりと暮らしているのですが、Aちゃんには本当のことを知らせたのは、彼女との関係が、ほかの方とは少し違っていたからです。
彼女と知り合ったのは、東京で大学を卒業して、社会人になって2年目だったと思います。私はどうも、ストーカーに合うことが多くて、何度も引っ越しをしていて、悩んだあげく、そのときは、小さな個人アパートに引っ越しをすることにしました。
その前はマンションの3階に住んでいて、度々、知らない男性につけられて怖い思いをよくしていたのです。駅からさほど遠いわけではなく、人通りもある道を通って帰る場所にあったのですが、ふと気がつくと、つけられていると気がつく。私は知らないふりをしながら、バッグから鍵を取り出して握りしめて、マンションの入り口につくと、死ぬほどの勢いでダッシュ。うしろの男も猛然とダッシュして来る足音が聞こえる。3階の自分の部屋に着いて飛び込んで鍵をかける。ぎりぎり私の部屋は特定された気はしましたが、とにかく鍵をかけることはできた。生活音を立てないように玄関のところにそのまま待機。男は私の部屋の前まで来て、ドアノブをがちゃ、がちゃと回しましたが、開くわけはなく。そのまま帰って行きました。その後、同様なことがあると、駅に戻るなどをしていましたが、私は疲れていました。
その前に住んでいた部屋は窓から知らない男が入って来たこともあって、3階の部屋に引っ越したのに、今度はストーカー。どうしたものかとは思いましたが、その小さなアパートはそれぞれの部屋が独立しておらず、今で言うルームシェアみたいな感じで、1階の玄関から入り、2階の自分の部屋に入るという形式。2階には2部屋しかなく、同じく20代前半の女の子が入る予定と聞いて、その子と一緒に暮らすみたいな形式だと少しは安心かなと思ったのです。
玄関は一緒ですが、部屋は独立していて、特に顔を合わせなくても暮らしていけるので、気の合わない女の子なら、特に会話をしなくても住むことは可能かなと。それでも、今までよりも、ちょっと人との関係が密になるのが気に入りました。
そんな新たな暮らしのおとなりさんになったがAちゃんです。
Aちゃんはひとつ年下の女の子で、はじめてのひとり暮らし。実家から独立したばかりだったので、節約のために、この部屋を借りたとのことでした。
私たちはとても気が合い、よく互いの部屋に行き来するようになりました。
Aちゃんと気が合ったのは、お互いに「仕事第一」の性格。若い女子友たちはともすれば、恋愛のことばかり口にすることが多かったのですが、Aちゃんと私は仕事人間。互いに尊敬し合って、仕事の愚痴や悩みを共有していました。
Aちゃんは、大手企業の電算室にいて、当時はまだ、珍しかったコンピュータのデータ入力の仕事をこなし、仕事ができるので、若いのに室長のサブを務めているほどの人材。当時でもかなり収入は高い方でしたが、彼女は本当に働き者で、正社員の仕事のあと、さらにアルバイトもしていて、収入を得ているという強者でした。今はWワークをしている人も珍しくはない世の中ですが、40数年前は珍しく、特に女性でそこまで頑張って働いている人は珍しかったので、私は彼女のことをとても尊敬していました。
Aちゃんは手先も器用で、私の母みたいなところがあり、大工仕事も器用にこなしました。台所が使いにくいので、自分でシンクの手前にカウンターを作ってぴったりと合わせていたのには感動。もちろん、料理も上手でしたが、彼女が唯一苦手だったのが、お魚がさばけないということ。お魚は好きなのにさばけないので、お魚を買って来ると、私に「さばいて」と頼んで来る。
私が喜んでお魚をさばくと、あとはAちゃんが料理をしてくれて、もてなしてくれるのです。気働きの出来るいい子で、それまでの大学時代の友人たちとは全く違う生活力のあるAちゃんと楽しく暮らすことができ、また、以前のようなストーカー被害にも合わなくなって、とても快適な暮らしになりました。
Aちゃんは、大手企業の電算室にいて、当時はまだ、珍しかったコンピュータのデータ入力の仕事をこなし、仕事ができるので、若いのに室長のサブを務めているほどの人材。当時でもかなり収入は高い方でしたが、彼女は本当に働き者で、正社員の仕事のあと、さらにアルバイトもしていて、収入を得ているという強者でした。今はWワークをしている人も珍しくはない世の中ですが、40数年前は珍しく、特に女性でそこまで頑張って働いている人は珍しかったので、私は彼女のことをとても尊敬していました。
Aちゃんは手先も器用で、私の母みたいなところがあり、大工仕事も器用にこなしました。台所が使いにくいので、自分でシンクの手前にカウンターを作ってぴったりと合わせていたのには感動。もちろん、料理も上手でしたが、彼女が唯一苦手だったのが、お魚がさばけないということ。お魚は好きなのにさばけないので、お魚を買って来ると、私に「さばいて」と頼んで来る。
私が喜んでお魚をさばくと、あとはAちゃんが料理をしてくれて、もてなしてくれるのです。気働きの出来るいい子で、それまでの大学時代の友人たちとは全く違う生活力のあるAちゃんと楽しく暮らすことができ、また、以前のようなストーカー被害にも合わなくなって、とても快適な暮らしになりました。
ただ、Aちゃんとの暮らしは長くは続きませんでした。仕事人間と言えども、若い女子。彼女に好きな人ができて、あっという間に、その人と暮らすことになってしまい、私は残念で仕方なく。若干、恨みがましい気持ちになったものでした。おそらく、必死で仕事をしていたのは、すでにご両親が他界なさっていて、甘える先がなかったということがあったのではないかと思いますが、その気持ちが年の離れた男性に対する気持ちになったようです。私は、そのお相手のことが気に入らなかったので、心から祝福する気にはなれませんでした。
それはヤキモチではありません。彼は今で言うDV男だったのです。Aちゃんは小柄でしたが、相手の方は180㎝を超えるかなり大柄な人。そんな人が、Aちゃんに手を上げれば、Aちゃんの身体なんかひとたまりもありません。私は腹が立って仕方なく、若気のいたりで、夫さんにもんくを言ってしまったことが
ありました。私もそのときの状況をよく考えて言えばよかったのですが、話しの流れで、Aちゃんと夫さんの新居で食事中だったのに、「Aちゃんに手を上げるなんて、どういうことですか? 体の小さなAちゃんがかわいそうです」と思わず詰めてしまったのです。
あちらからすれば、10歳以上も年下の小娘に説教されたわけですから、それはもう、烈火のごとくお怒りで、いわゆるちゃぶ台ひっくり返しとなりました。
私たち世代なら、星飛雄馬のお父さんのちゃぶ台ひっくり返しを見たことはありますが、目の前で見たのは、さすがに驚きましたけれど、私は本当に大事な大事な友達に手を上げられるのが、許せなかったのです。
そんなこともありつつの、さまざまなことを私たちは共有した過去がありの、いまだに年賀状は欠かさない関係だったのです。詳細を描くにはもう字数が足りないので、機会があれば書きますが、Aちゃんは本当に波乱万丈の人生でした。それでも、Aちゃんらしく、必死で働き続け、子供を育てながらも自力でマンションも購入。変わらず、尊敬できる友人でいてくれるのです。
それはヤキモチではありません。彼は今で言うDV男だったのです。Aちゃんは小柄でしたが、相手の方は180㎝を超えるかなり大柄な人。そんな人が、Aちゃんに手を上げれば、Aちゃんの身体なんかひとたまりもありません。私は腹が立って仕方なく、若気のいたりで、夫さんにもんくを言ってしまったことが
ありました。私もそのときの状況をよく考えて言えばよかったのですが、話しの流れで、Aちゃんと夫さんの新居で食事中だったのに、「Aちゃんに手を上げるなんて、どういうことですか? 体の小さなAちゃんがかわいそうです」と思わず詰めてしまったのです。
あちらからすれば、10歳以上も年下の小娘に説教されたわけですから、それはもう、烈火のごとくお怒りで、いわゆるちゃぶ台ひっくり返しとなりました。
私たち世代なら、星飛雄馬のお父さんのちゃぶ台ひっくり返しを見たことはありますが、目の前で見たのは、さすがに驚きましたけれど、私は本当に大事な大事な友達に手を上げられるのが、許せなかったのです。
そんなこともありつつの、さまざまなことを私たちは共有した過去がありの、いまだに年賀状は欠かさない関係だったのです。詳細を描くにはもう字数が足りないので、機会があれば書きますが、Aちゃんは本当に波乱万丈の人生でした。それでも、Aちゃんらしく、必死で働き続け、子供を育てながらも自力でマンションも購入。変わらず、尊敬できる友人でいてくれるのです。
彼女になら、がんになったことも話せる。妙な同情ではなく、ありのままに受け取ってくれる。そんな信頼は、あの小さなアパートで育まれたものなのでした。
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