4月1日から善光寺御開帳に合わせて、長野市の善光寺大本願様のご厚意を
いただいて始まりました、企画展「甲斐国領主と善光寺」。
いよいよ最後のテーマ「加藤・浅野氏と善光寺」が6月8日から始まりました。
善光寺御本尊が甲斐に移ってから京を経て、
信濃の現在地にお戻りになるまでの間、
6人の大名が善光寺を支配した栗田氏に書状を与えられました。
武田信玄・勝頼親子、徳川家康、羽柴秀勝と展示してまいりましたが、
ラスト2名、加藤光泰と浅野長継(幸長)の判物を展示中です。
加えて、善光寺御開帳は6月29日までとなっていますので、その締めを飾る展示
ということで、「一光三尊阿弥陀如来画像」を甲斐善光寺様のご協力により
初公開資料で展示をしています。
これまで、大名の方々に関わる資料展示でしたが、最後に中世の武士たちが強い
信仰心を抱き続けた善光寺如来様とはどのような姿だったのか、というところを
鑑賞いただければと思っています。
梅雨の季節で外出も考えてしまいがちですが、ぜひ一度お越しください。
そして、各地の善光寺様にも御開帳期間にご参詣くださいませ。
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