母の昔語り・・・お食事前の方、ごめんなさい。むかし、むかし、弟の生まれる前、わたしが3つか4つの幼女だった頃。母は私を連れ、市電を乗り継ぐと、磯子の赤十字病院へ見舞いに出かけた。祖母の姉である伯母(わたしにとっては大伯母)が入院していたからだ。病室へ入るなり、幼い私は「ここ、くさい・・・」と顔をしかめる。優しい伯母は「じゃ、廊下に出ていて良いわよ」と言ってくれ、ひとり廊下に出る。もちろん、幼女ひと . . . 本文を読む
冒頭画像は、横浜山手のフランス山の広場。ここは大好きな「港の見える丘公園」から地続きになっている。ベイブリッジが一望できるのも爽快で、毎年、母と一緒に薔薇を愛でに出かける公園だ。その奧がフランス山、この一角に、ブロンズ像がある。二人の幼子を母親が優しく抱きしめる「愛の母子像」だ。わたしは通りがかると、必ず手を合わせているが・・・このいわれを知る人は、もはや少ないのだろう。足を止める人は、ほとんど見 . . . 本文を読む
本日6月2日は、横浜開港165周年!「わが日の本は島国よ 朝日かがよう海に 連りそばだつ島々なれば あらゆる国より舟こそ通え 」市民なら誰でも歌える、「横浜市歌」をわたしも熱唱して祝います!勇壮で格調のある歌詞は、森鷗外(林太郎)作詞・・・ハマッ子として誇らしいです!🎇 🎇 🎇 🎇 🎇 🎇 🎇 🎇先日、「2024 平和のための戦争展 in よこはま」(かながわ県民センター)の展示を観てきた。途中中 . . . 本文を読む
少し前になるが・・・三連休で幕を閉じた、川崎市平和館のミニ企画展「国策紙芝居展〜戦争へいざなう言葉と物語〜 」で国策紙芝居の複製12作品193枚を見てきた。展示に出かけた、きっかけは、加藤シゲアキ『なれのはて』(講談社)。(書影は「講談社BOOKクラブ」からお借りしました)第170回直木賞候補、「一枚の不思議な『絵』から始まる運命のミステリ」だ。アイドル作家と侮るなかれ。太平洋戦争下、日本最後の空 . . . 本文を読む
半月ほど前に、お隣の川崎市平和館へ出かけた。お目当ては、ミニ企画展「国策紙芝居展~戦争へいざなう言葉と物語~」。戦時下、戦争遂行のためのプロパガンダとして「国策紙芝居」を利用・・・そこから「メディア・リテラシー」について考えてみましょう、という企画だ。なんと、「国策紙芝居」に、人気者フクちゃんまで動員されている!そちらについて詳しくは、いずれまた。アップする時間がなかなかないけれど、宣言しておこう . . . 本文を読む