お市さまの城、小谷城。
2014年秋に初登城の折り、時間の都合で、ほとんど歩くことができず・・・
捲土重来、次こそ、ふもとの追手門から歩き、
一番奥の大嶽城まで進もうと、心に決めました。
時は流れ、2022年5月、再び、チャンスはやってきたものの・・・
今にも泣き出しそうな、空の下のこと、戦意喪失。
前回と同じく、ぎりぎりまで車で上がり↑、本丸で引き返してくることに・・・
「お市様は、おそらく、この奥になんてお入りになるはずがない!」
そう豪語して、本丸を後にしました。
お市様のいらした城の風を感じたいのが、登城の動機。
ならば、身分高き、お市様が、お住まいを出て、
山城の奥になどお出ましにならなかったことでしょう。
なので、本丸の後ろに、まだまだ続く曲輪まで出かける必要はないのですw
そう思ったので、お市様とご家族が暮らしていらしたという、
大広間までで満足してしまいました。
「大広間」と呼ばれる平地は、高く築かれた「本丸」を背にしていました。
居館の礎石が残り、お市様が、ここに暮らしていらしたのね・・・と
感無量でございました。
年齢と共に、勝手な理屈で、ムリムリ自分を納得させるものですなぁ・・・
気力、体力共に衰えるくせに、口だけは、ますます達者・・・