大阿蘇タロウの周辺ブログ

身近に起こった出来事の記録。

光免疫療法治験を開始。頭頸部がん。

2018-03-18 22:24:51 | Weblog
光免疫療法治験を開始。国内初頭頸部がん患者。

国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は14日、近赤外光を使ったがん治療「光免疫療法」の治験を開始すると発表した。この治療法の国内での治験は初めて。

対象は、他に治療法がない頭頸(とうけい)部がん患者数人。
まず治療薬の安全性を確認し、国内承認を目指す。
米製薬ベンチャー「アスピリアン・セラピューティクス社」が同病院に実施を依頼した。

光免疫療法は、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が開発した。
がん細胞表面のたんぱく質に結びつく「抗体」に、近赤外光に反応する化学物質を取り付けた薬剤を患者に注射。
続いて患部に近赤外光を当てると、化学物質が反応してがん細胞の細胞膜が傷つき、破裂する。
従来のがん治療よりもがん細胞をピンポイントで攻撃できるため、副作用が少ないと期待されている。

治験に参加できるのは18歳以上で、身の回りのことが自分でできる体調。
臓器の機能が保たれているなどの条件がある。

米国では2015年から治験が始まり、これまでに頭頸部がん患者15人のうち7人のがんがなくなり、
残る7人のがんが縮小する効果が確認された。

炭水化物減らすダイエットは老化が早く進み寿命も短くなる。糖質制限ご用心。

2018-03-18 20:06:14 | Weblog
炭水化物減らすダイエットは老化が早く進み寿命も短くなる。
糖質制限ご用心 東北大学大学院

糖質制限ダイエットは老後にしわ寄せも。ご飯やうどんなどの炭水化物を減らした食事を長期間続けると、高齢になってから老化が早く進み、寿命も短くなるとの研究を東北大学大学院がまとめた。

糖質制限は「内臓脂肪を効率的に減らす」と話題になっているが、マウスを使った試験では人間の年齢で60代後半からの老化が顕著だった。研究内容は名古屋市で15日から始まる日本農芸化学会で17日に発表する。
(立石寧彦)東北大大学院が報告

同大学院農学研究科のグループは、食事の量を減らさず炭水化物の量を制限し、その分をタンパク質や脂質で補う「糖質制限食」について、摂取と老化の影響を分析。マウスに日本人の一般的な食事に相当する餌を与えた場合と、糖質制限食を与えた場合を比較した。ビタミンやミネラルは同じ量を与えた。

一般的な食事を与えたマウスは多くが平均寿命よりも長生きしたが、糖質制限食では平均寿命まで生きられなかった個体が多かった。死んだ個体は平均寿命より20~25%ほど短命だった。また、糖質制限の個体は見た目も同齢の一般食の個体と比べて背骨の曲がりや脱毛などがひどく、老化の進度が30%速かった。

「糖質制限食の個体は、血液中に多く存在するとがんや糖尿病の発症が早くなる可能性が高まる物質が多くなっていた」と、食事による違いを指摘する。
若い時期は影響が目立たないために健康そうに見えるが、加齢が進んで人間の年齢換算で60代後半になると、外見的な老化が進行し、皮膚の状態の悪さがはっきりしてくるという。

「長期の糖質制限はマウスの皮膚や見た目の老化を促進し、寿命を短くする」と結論付けた。
都築准教授は「極端な食事スタイルは健康維持に有益ではないと発信し、誤った食生活を見直すきっかけにしてほしい」と期待する。

「同時に運動」 効果的 全農が提唱。

炭水化物は太る原因なのか。糖質制限が話題となる一方で、米飯を中心とした健康づくり活動も活発だ。
JA全農は、スポーツクラブを運営するルネサンスと「おにぎりダイエットプログラム」を共同開発。おにぎり中心の食事とトレーニングを組み合わせて、無理なく体重を減らせるため「米はダイエットの敵ではない」として、2016年から成果を広めている。

プログラムでは、年代や性別などから1日の消費カロリーを計算し、食べるおにぎりの個数を決定。筋力トレーニングやランニングと組み合わせた結果、16年の調査では1カ月で7割が500グラム以上減量。17年は1カ月で7割が腹囲を1センチ以上減らせた。

おにぎりはパンや麺類などの他の炭水化物と違い、コレステロールを含まないため、同量ならばご飯の方がカロリーは低いという。東京・大手町のJAビルでJA全中が運営する「ミノーレ」では、炊き立てのご飯を入れて提供する弁当が人気だ。売り上げは09年のオープン当時の1日250個から、550個と倍以上に増えている。大盛りを頼む人も多いという。

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