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まさにこれが現実!

2006-04-26 15:30:56 | 日常生活
昨日、午前中に幼稚園の保育参観とPTA総会、午後から小学校の授業参観と懇談会があった。
私は、どちらにも参加。
幼稚園は、娘が通い始めたばかりで気になるし、小学校は、クラスも替わり担任も替わったので、担任の先生との顔つなぎにはいい機会だと思ったからだ。
娘の担任は、4年前に息子を受け持ってくださった先生だし、園庭で遊ぶ子供達やお弁当を広げる様子を見て、かなり園にも慣れたようでほっとした。
幼稚園の役員は、入園式に決めていたので、総会もスムーズに終わる。
終了後、読み聞かせの担当をしているお母さんから「りあらさん、よかったらお手伝いしてもらっていい?時間がとれる時でいいから」と頼まれる。
断る理由もなく、また園に関わることも大事だろうと思い、了承した。

問題は昼からだった。

午後、息子の小学校に行った。
授業参観は、けっこう保護者が多く、廊下はあちこち人の出入りがある。
兄弟で半分ずつ参観する親も多い。
しかし、その後の懇談会は、唖然とするほど人がいない・・・!
私は、子供がお世話になる先生の顔や少しでも見ておきたくて、懇談会に参加した。
そう・・・。この時期の懇談会は、「PTA役員決め」があるのだ。
今まで、下の子が未就学児だったと言うこともあり、役員は引き受けたことはなかった。
でも今回、残った人数があまりにも少ないのと、残った人もすでに兄弟関係で役員を引き受けた人ばかりで、今まで引き受けたことがない人に、視線が集中した。
私は、息子が幼稚園の頃から知っているお母さんや、生協の地区委員を通して知っているお母さんが多かったと言うのもある。
また、そのお母さんってみんな役員か、役員経験済みなのだ・・・。

「りあらさん、よかったらやってみない?私達もちゃんとサポートするし、経験した人も多いから心強いよ」と言われる。

お通夜のような雰囲気に嫌気がさしたのと、一度やってみないことにはわからんだろう・・・という思いもあり、「とりあえず、副委員長ならいいですよ」と返事をする。
「ありがとう!!大丈夫、私達がいるから、分からないことがあったらちゃんと訊いて!」と、心強い言葉を、他のお母さん数人からいただく。



でも、今度は「委員長」が決まらない。
とうとう近所のYさんが手を挙げる。
「私がします!」おおーとどよめきと拍手が!!

しかしここで問題が。
実はYさん、小学校の先生で、ご自身も学級を持たれており、当然フルタイムで仕事をしている。
小学校の行事、特に運動会などは、日程もかぶってしまうため、委員長の仕事が無理ということになってしまった・・・。

「もういいです。私が委員長をします」
「りあらさん、いいですか?お願いします」

・・・と言うわけで、今年一年、息子の学級のPTA役員になってしまった。
生協での委員会活動も、私が委員長なので責任は大きいし、学級の委員会まで引き受けて大丈夫なのかと不安も多い。

でも、他のクラスの委員さんも、知り合いばかりだったので、なんとかなりそうだ。
まぁ、適当に頑張ろう。

それにしても、本当に役員逃れのために懇談会には参加しない人の多いこと!
これで決まらなかったら、後日、夜に出てきてもらって話し合いとか、それでも決まらない場合は、なんと「くじ引き」で決めるらしい。
さすがにくじ引きはあんまりだと思うのだが、やっぱりみんな引き受けたくないんだなとも思う、
たしかに報酬が出るわけではないし、役員になったらなったで陰口をたたかれたりする人も多いらしい。
でも、やってみないとことには、分からないだろうというのも本音だ。
やってみて、自分には合わないと思ったら、今度の役員決めにはそう言える。
楽しかったなら儲けもの♪の気持ちも大切かな。
いずれにせよ、役員決めの現実、まざまざと見せつけられた一日だった。