ほぼ予定時刻、幼稚園の先生が来られた。
娘の担任2人を客間に通し、アイスコーヒーとお茶菓子を出す。
「なっちゃんは、お話しすることとか気になること、とくに何もないからですね・・・(笑)。お兄ちゃんの話しをしましょうか?」
「あはは。そうなんですか?」
「なっちゃんは、しっかりしているし、落ち着いていますよ。お兄ちゃんとは全然違いますね」
「あはは、そうですね。お兄ちゃんは、あのまんまですよ」
娘は、昨年も同じ事を言われた。
よく絵を描いているし、また上手に描けている。
自分のこともできるし、頭も良い(?)そうだ・・・。
ほとんどが、お兄ちゃんの話ばかりで、娘自身のことは短時間だった(笑)
「お兄ちゃんも、頭が良かったしね。(ホント??)よく、お弁当の時に、『先生、○たす○は、なんになるか知っとー?』って、聞いていてね。で、I先生(当時の息子の担任)が、『ゆたかくんすごいねー。でもね、お弁当は、こぼさんで食べるって知っとー?』って言われて、小さくなってて(笑)」
・・・あいつは・・・一体・・・。
前も「ゆたかくん、椅子から落ちるよ!!」って、お弁当の時に怒られていたようで・・・。
でも、息子は「お兄ちゃんは、やさしいですよ。なっちゃんが生まれたとき、いつも舐め回すように抱きしめていましたよね」
「そうですね。今でも可愛がりますしね」
「なっちゃんも、お兄ちゃんを立てている部分があるし、ちょうどいいですよ」
と、いうことのようだ。
娘の家庭訪問は、今年も滞りなく無事に終わった。
そして、16時を過ぎた頃、今度は息子の担任が来られた。
実は、初めての男の先生なので、私も少しとまどったのだが、思いがけないところで夫と知り合いなので(狭い業界だ・・・)、話しもしやすかった。
「いやー、ユニークなお子さんで」
「・・・はい」
「勉強も、一生懸命話を聞こうと、頑張ってますよ」
「・・・はい」
「ただ、いつも椅子が横向いてますけど」
「・・・やっぱり・・・。これ、幼稚園の時から言われているんですよ」
「あはは、そうなんですか」
すると、息子が自分で牛乳をコップについで、私の横に座った。
「先生ー!せんせー!!」
息子は、人なつっこそうに話す。
「まんじゅう食べていい?」
「こらっ!!」
私が怒ると「いいよ、食べたら?」と先生がすすめる。
息子はまたまた落ち着きもなくまんじゅうを食べる。
「じゃーねー、お母さん」
そう言って息子は・・・。
開けるな!!と、やかましく言っていた「ふすま」を開けて、北側の和室から廊下に出やがった・・・。
「こらー!!そっち開けたらいかんって言ったやろうが!!」
それを見ていた先生は、ずっと笑っていた。
「いやー、元気があって、いいですよ」
「・・・そうですか・・・」(なんか、ボロボロ)
「自己紹介の時も、ことわざを交えて話してましたし」
「・・・はぁ」
「一年間、よろしくおねがいします」
「こちらこそ、よろしくおねがいします」
時間通り、先生は次の家に向かった。
同じ親から生まれてきたのに、なんでこうも違うんだろうか??
まぁ、今のところ、どっちも「問題を抱えている」ような子供ではなさそうなので、このまま成長してくれれば・・・と思っている。
ちなみに息子、ふすまを開けた件で、私から締め上げられましたとさ。
娘の担任2人を客間に通し、アイスコーヒーとお茶菓子を出す。
「なっちゃんは、お話しすることとか気になること、とくに何もないからですね・・・(笑)。お兄ちゃんの話しをしましょうか?」
「あはは。そうなんですか?」
「なっちゃんは、しっかりしているし、落ち着いていますよ。お兄ちゃんとは全然違いますね」
「あはは、そうですね。お兄ちゃんは、あのまんまですよ」
娘は、昨年も同じ事を言われた。
よく絵を描いているし、また上手に描けている。
自分のこともできるし、頭も良い(?)そうだ・・・。
ほとんどが、お兄ちゃんの話ばかりで、娘自身のことは短時間だった(笑)
「お兄ちゃんも、頭が良かったしね。(ホント??)よく、お弁当の時に、『先生、○たす○は、なんになるか知っとー?』って、聞いていてね。で、I先生(当時の息子の担任)が、『ゆたかくんすごいねー。でもね、お弁当は、こぼさんで食べるって知っとー?』って言われて、小さくなってて(笑)」
・・・あいつは・・・一体・・・。
前も「ゆたかくん、椅子から落ちるよ!!」って、お弁当の時に怒られていたようで・・・。
でも、息子は「お兄ちゃんは、やさしいですよ。なっちゃんが生まれたとき、いつも舐め回すように抱きしめていましたよね」
「そうですね。今でも可愛がりますしね」
「なっちゃんも、お兄ちゃんを立てている部分があるし、ちょうどいいですよ」
と、いうことのようだ。
娘の家庭訪問は、今年も滞りなく無事に終わった。
そして、16時を過ぎた頃、今度は息子の担任が来られた。
実は、初めての男の先生なので、私も少しとまどったのだが、思いがけないところで夫と知り合いなので(狭い業界だ・・・)、話しもしやすかった。
「いやー、ユニークなお子さんで」
「・・・はい」
「勉強も、一生懸命話を聞こうと、頑張ってますよ」
「・・・はい」
「ただ、いつも椅子が横向いてますけど」
「・・・やっぱり・・・。これ、幼稚園の時から言われているんですよ」
「あはは、そうなんですか」
すると、息子が自分で牛乳をコップについで、私の横に座った。
「先生ー!せんせー!!」
息子は、人なつっこそうに話す。
「まんじゅう食べていい?」
「こらっ!!」
私が怒ると「いいよ、食べたら?」と先生がすすめる。
息子はまたまた落ち着きもなくまんじゅうを食べる。
「じゃーねー、お母さん」
そう言って息子は・・・。
開けるな!!と、やかましく言っていた「ふすま」を開けて、北側の和室から廊下に出やがった・・・。
「こらー!!そっち開けたらいかんって言ったやろうが!!」
それを見ていた先生は、ずっと笑っていた。
「いやー、元気があって、いいですよ」
「・・・そうですか・・・」(なんか、ボロボロ)
「自己紹介の時も、ことわざを交えて話してましたし」
「・・・はぁ」
「一年間、よろしくおねがいします」
「こちらこそ、よろしくおねがいします」
時間通り、先生は次の家に向かった。
同じ親から生まれてきたのに、なんでこうも違うんだろうか??
まぁ、今のところ、どっちも「問題を抱えている」ような子供ではなさそうなので、このまま成長してくれれば・・・と思っている。
ちなみに息子、ふすまを開けた件で、私から締め上げられましたとさ。