ちょっと「オトナ」の話なので、要注意。至って真面目な内容ですけどね。
先日、息子が珍しく(というか久しぶりに)喘息の喘鳴が出て、小児科に行った 。
5日分の薬を処方してもらい、ちょうどその薬が無くなる今日、再び小児科に。
かかりつけの小児科に到着し、駐車場に車を停めてドアを開ける。
ちょうどネコがいたのが見えたのだが・・・
・・・
交尾をしていた。
「わ!ネコが交尾してるっ」
「どこどこ??」
息子と二人で、ネコに近づいた(悪趣味なやつ・・・
)
オスがメスの上に乗っかり「グリュルル~~ギュアン~~」と、発情期特有の声を出していた。
目の真ん前で、とんでもない場面に出くわしたのだが、ネコは全く動じなかった(そりゃそうだ)。
息子が一言。
「ねえお母さん」
「ん?」
「写真、撮らんでいいん??」
「そっ、そんな。いくらなんでも、こんなところを写真には撮らんよ
」
ギュルル~ンギュワッ
事が終わったのか、オスがメスから離れたとたん、メスがオスを噛みつく。
実はね、ネコのオスの生殖器はトゲ状の物があり、メスはオスの生殖器を挿入する際、そのトゲの刺激で排卵を促すので、妊娠の確率はけっこう高いらしい。
で、そのトゲ状の物を抜くときに痛いので、メスは交尾の最中はオスに噛みつかれていて、事が終わるとオスに噛みつく・・・というのをどこかで読んだことがある。
メスも噛みつかれている間は大人しいのだな。
それにしてもネコって、確実に子孫を残す、すごい身体をしている。
「子孫を残す」以外に、人間のように、SEXは愛情確認とか、スキンシップとか、快楽を求めてだとかではないのだ。
まぁ、人間でも「SEXはスポーツ」という人もいるし(価値観云々なので否定はしないけどね)、自分の性そのものを商売道具にする人だっているからねぇ(性産業云々とはちょっと違う)。
「ネコが交尾をしている」とは言うが「ネコがSEXをしている」とは言わないし。
そこに「生殖行為」以外の何かが入るから、人間の場合「交尾」ではなく「SEX」なのかな?と思うのだが。
なかなか奥が深い。
「性=生」つまり、生きるって事だからね。
一言では言えないわね。
しかし・・・。
60日後、子猫が生まれるんだろうけど・・・。
不幸な子猫が増えてしまったら・・・かわいそうだよな。
息子よ。
たしかに、珍しい場面に出くわしたけどさ、さすがに写真には撮れませんって。
「見るなら見れば~ニャ~~
」って感じで、近づいても逃げないのよね。
それにしても、土曜日の真っ昼間、ピーカンの青空に似つかわしくないことがあり、思わず見入ってしまったって・・・なんだかな。
彼らも懸命に命を繋いでいるし、自分のDNAを遺そうと必死なんだろう。
・・・もし、妊娠が成立(高確率でそうなる)したら、その命の行方が気になる・・・・。