ひょんなことから「明月堂 博多通りもん」を入手してしまった昨日。
一応、子供達には「通りもんが当たった!」とは言ったものの、その日のうちには開封しなかった。
というのも、箱の大きさからして10個だろうと見込んでいたのだが、職場の部署6人、家族4人で食べた方が正解かな>?とか考えてしまい、そのままにしていたのだ。
職場に持参し、昼休みに箱を開封した。
「どうしたん?通りもんやーーん!」
「ラジオに応募したら、当たったんよ」
「ええ!!」
と、そんな会話を交わしながら、部署6人に配る。
「おいしいねーー!やっぱり通りもん、おいしいねーー」
「ありがとう!!」
「家族で食べなくてよかったの??」
「いやぇ、10個あるだろうからさ、こういったおめでたい(大袈裟)なことは、みんなで福を分けて食べた方がいいかなと思ってね」
・・・実際に私の思惑はそこにあった。
自宅で隠れて一人で食べるよりも、みんなでワイワイ言いながら食べた方が、よっぽどいいじゃないか。
こうやって、一緒に頑張っている仲間同士、たかが饅頭、されど饅頭、それで笑顔になれるなら、素敵な事じゃないか・・・。
こうやって、めでたく(?)無事に(?)、職場で私以外の6人に饅頭を振る舞ったのだ。
帰宅して・・・。
めざとく「当選おめでとうございます」のチラシを見つけた夫。
「なにこれ、ねぇ、なにこれ。なんで通りもんが当たったん??」
「これね・・・(以下略)」
「じゃぁ、饅頭は?何個入ってたん??」
「え?10個だけど?」
「じゃぁ、オレ7個で、おまえ達(私と子供二人)1つずつね!!」
「・・・・(呆)・・・・いや、もう、饅頭ないし」
「なんで??なんで!!」
「だから、こうなるだろうと思って、職場で食べたよ。私外して6人。ここ4人。1個ずつでちょうどいいやん」
「うわあああああっ!なにそれっ!! もういい!今度、佐賀に出張行っても、佐賀錦(有名な銘菓)買うて帰らんっ!」
「・・・・いや、別にいいし・・・(佐賀錦は食べたいが)」
こうやって、子供達も呆れるような夫との押し問答の末、家族4人で「通りもん」を1個ずつ食べた。
10個の饅頭は、こうやって10人のおなかに収まり、一部を除いて、みんなを笑顔にしました・・・とさ。