朝から大きなニュースが飛び込んできて、何事かと思いきや、博多駅前の道路が陥没とのこと。
陥没??
確かに不思議な気分だったが、ネットでの写真を見てびっくり。
いろいろ不具合が出ているようだが、私が利用している路線には大きな影響はなく、普通に出勤でした。
上記の写真は、たまたま偶然に6月に撮影したもの。
5か月後、こんなことになろうとは。
でも、この写真を見ても分かるかと思うが、博多駅近辺は、重機だらけなのだ。
地下鉄七隈線延伸工事がしばらく続いているということと、昨年撮影した写真には、この春オープンしたKITTEの建設、さらに遡れば、博多駅自身も大きく工事をしていた。
重機を見ていない年はないのではなかろうか?というほどである。
駅に降り立ち、改札を抜けて駅ビルからバスセンター側に歩いていくが、取材用のヘリコプターがすでに数機飛んでいる。
この春から博多へ通勤しているが、この風景は初めて見た。
職場は、大博通にあるので、この道路からは1本ずれているのだが、それでも避難に関するエリアメールが届いていた。
まぁ、どうすることもできないが。
仕事の帰りにも、未だにたくさんのヘリコプターが飛んでいる。
博多駅からはちょうど陥没カ所が見えるので、撮影しに行ったが(相変わらずこんなことは抜け目ない)、大きな一眼レフを構えている人も多数見かけた。
ただ、陥没事故の影響で、あちこちの施設が停電になり、臨時休業を余儀なくされた。
博多バスターミナルの隣を毎日歩いていくが、ここも全館停電で、薄暗い建物の中、ガードマンがバス乗り場まで案内していた。
そう。
建物は全館停電なのだが、バスは通常通り運行していたのである。
後の報道で知ったが、KITTEも全館臨時休業だったようで。
とにかく、これだけ大きな陥没事故にも関わらず、負傷者1名、死者が出なかったのは何よりだった。
物的には大きな損害もあるが、人命が犠牲にならなかったのは大きかったと思う。
そして、この一週間後、見事に道路は「見た目」元通りになるのである。
記12月4日