貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

ポケウォーカー

2009年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム

真っ白いフィルターが太陽を覆いつくす。霧に咽ぶ太陽だと呟き、妙に納得する自分がいる。燃えるごみの日の今日も霧が深い。太陽の輪郭がはっきりと確認できるその様子から皆既日食を連想させる。霧の向うは快晴の青空が広がっているのだろうと当たり前の事に、発想の乏しさを感じ苦笑いをする。道行く人に挨拶をして自転車でゴミ収集所まで行くが、手が冷たく感じられる。ちょっと早い気がするが、手袋の必要性を感じる10月中旬なのです。

昨夜の体重測定からショックを隠せない私は、メタボと戦う決意を新たにする。朝食が済んでいつものようにパソコンをつけようと思ったら「このままではいけない」と自分に言い聞かせる。窓の外は一面真っ白「霧の中散歩も悪くない」とケータイを持ち外に飛び出す。早起きして散歩と言うのが理想だったが、霧が上手く私を隠してくれると思ったのだ。最近はすっかり散歩を止めた妻がよく「一緒に行こうよ」と誘った気持ちが良く分る。

歩いている姿を見られるのが、なんとなく恥ずかしいのだ。上下黒で統一したトレーニングウェアは、気温が低い朝はハチの襲撃もないだろうと言う考えもあったが、不審者と間違われることだけは避けたい私。田んぼ道を横切り、緑道と呼ばれる散歩道を歩く。犬を連れた人や自転車に乗った高校生にすれ違う。その中で最後にあった高校生は「おはようございます」と声を掛けてきた。「おはよう」と答えいまどきの子にしては珍しいと感心する。やっぱり朝の挨拶は気持ちが良い。

不審者と思われていないことに気を良くした私は、その子に出合った所から一般道を歩くことにした。娘と同じ制服のような気がしたが、家の子は彼女のように挨拶をしているのだろうかと考えてしまう。足の筋肉が張りを覚えてきた時、ポケウォーカーを持ってくれば良かったと後悔する。十字路に差し掛かり、右に曲がるか真っ直ぐ行くか考える。カロリー消費量を考えたら真っ直ぐ行くしか選択肢はない。次第に汗ばんできたが歩くことも悪くない。明日こそはポケウォーカーを忘れずに持参してポケモンと一緒の散歩も悪くない。

運動着を着た女子中学生が自転車に乗ってやってきた。視線が合ったところで「おはようございます」と挨拶をもらう。すかさず「おはよう」と答える。「う~ん・・・。素晴らしい」と感激してしまう。学校の教育なんだと実感する。家の長男はどうなんだろうと比べてしまう。実際に見ず知らずの人に挨拶をすると言う事は勇気がいることなのだと納得しているところに男の子にも「おはようございます」と挨拶され「おはよう」と答える。彼も同じ運動着姿だった。挨拶出来ること出来ない子が居るのは間違いないが、やろうとする気持ちを改めて学んだ気がする。

今朝も6時40分起床、世の中まだまだ捨てたもんじゃない・・・・。

ジャパネットたかた メディアミックスショッピング

↓  ↓  一押し ↓  ↓ 

<script src="http://bn.my-affiliate.com/movie_bn.php?p=00040024&amp;s=00021550&amp;w=300&amp;h=250&amp;mode=1&amp;hid=" type="text/javascript"></script>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする