最近次男は調理にはまっている。就職活動中の私を見て、手に職をつけようと考えたのかなは定かでないが・・・。夕食にオムライスを作ると言い出してフライパンを再び取り出す。彼は一昨日作ったオムライスのリベンジらしい。3分クッキングの鼻歌を歌い、ご飯をケチャップで炒めたまでは良かったのだが、最後に卵を半分にひっくり返し、フライ返しで皿に盛り付けるところであっけなくバラバラ状態に。「美味しい」とあっという間に食べ終えた彼は、イメージとは遠くかけ離れたオムライスがさぞかし心残りだったに違いない。
さて同じようにフライパンを取り出し、テーマミュージックを口ずさみながらケチャップでご飯を炒める始める。フライパンから炒めたご飯を皿に取りだし、焼け焦げを見つめながら「だから卵がダメだったんだ」と一言。すぐさまフライパンを洗おうとする彼に「何人分作るの?」と声を掛ける。自分と娘と私の3人分を作ってくれるらしい。ご飯だけ3人分先に炒めれば良かったのにとアドバイス。「そうか・・・。でも今回はいいや」と段取りを一つ学ぶ。
焼け付いたフライパンを娘が洗ってくれている。今までに見せた事のない姉らしい行動に驚きを隠せない私であります。「どうしたんだ。お姉ちゃんは?・・」と勘ぐる私をよそに、失敗を繰り返さない為に彼が選んだのは違うフライパン。伝家の宝刀、卵焼き用の四角のフライパンなのです。娘に「油は少なめで良いよ」なんてアドバイスを貰いながら、最初のオムライスが完成します。「出来た!」と娘の前に置かれたのは四角いオムライス。形も綺麗にまとまっていてなかなかの出来ばえでした。
すぐにフライパンを洗い、作るの繰り返しで2人分を完成させました。「いただきま~す」と一口食べるとチーズの糸が延びてきます。「チーズ入れたんだ・・・」とアイデアの進歩に頷くのでした。「ご馳走様。美味しかったよ」と食卓を立つ私と入れ替わりに、テレビでおはコロを見ていた長男が目玉焼きを作り出す。彼も一昨日から食べたかった一品らしい。茶碗にご飯を盛り、焼きたての目玉焼きをその上に乗っけてソースを掛ける。まさに3分クッキング、目玉焼き丼の完成です。急いでテレビの前に戻り、おはコロを見ながらがっつく長男でした。
今朝も6時40分起床、柔らかい発想が必要なのかも・・・・。
☆ ↓ ↓ 食後のひと時 ↓ ↓ ☆
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