昨年の今日、父が他界した。
昨年1月に余命半年の宣告を受けてから、積極的治療をうけていたけれど、
結局5ヶ月足らずで力尽きた。
肝細胞がんだった父は、何度治療しても次々とがんが多発した。
そして肝機能が低下していった。
食事があまり摂れなくなり、なるべく好きなものを食べてもらおうと
いろんなものを用意した。
焼き芋、たこ焼き、わらびもち。父の大好物。
とくに口当たりの良いわらびもちを食べたいといった父。
真冬にわらびもちを売っているお店を調べて買いにいった。
3月には家族全員でグアムへ行った。
余命宣告を受けた父が家族全員で行きたいと望んだグアム。
そのときはまだ父は旅行にいけるほど、体力があった。
けれど4月半ばごろから急激に弱っていった。
亡くなる1ヶ月前くらいから、できるかぎり父のそばにいた。
家が大好きな父のために、病院を退院し、最期まで家で看病する選択をした。
けれど夜中に血を吐いて、再び病院にいくことになって、そのまま入院した。
翌日の21時ごろまで看病し、母と姉と看病を交代し、
「また明日くるね」って言って病室を出た。
そのときの父はちゃんと会話もできていた。
けれど帰宅したとたん、こん睡状態の連絡が。
2時間前までちゃんと会話できたのに。
急いで病院にかけつけた。
かろうじて間に合ったが、声を聞くことも、目もあけることもなく、父はまもなく旅立った。
葬儀をしたのは、オープン間もない葬儀会場だった。
新しいもの好きだった父は最期まで新しくきれいな場所で、多くの人に見送られた。
あれから一年。
少しずつ父のいないことが当たり前になってきたけれど、
わらびもちを見るとやっぱり寂しい気持ちになる。
昨年1月に余命半年の宣告を受けてから、積極的治療をうけていたけれど、
結局5ヶ月足らずで力尽きた。
肝細胞がんだった父は、何度治療しても次々とがんが多発した。
そして肝機能が低下していった。
食事があまり摂れなくなり、なるべく好きなものを食べてもらおうと
いろんなものを用意した。
焼き芋、たこ焼き、わらびもち。父の大好物。
とくに口当たりの良いわらびもちを食べたいといった父。
真冬にわらびもちを売っているお店を調べて買いにいった。
3月には家族全員でグアムへ行った。
余命宣告を受けた父が家族全員で行きたいと望んだグアム。
そのときはまだ父は旅行にいけるほど、体力があった。
けれど4月半ばごろから急激に弱っていった。
亡くなる1ヶ月前くらいから、できるかぎり父のそばにいた。
家が大好きな父のために、病院を退院し、最期まで家で看病する選択をした。
けれど夜中に血を吐いて、再び病院にいくことになって、そのまま入院した。
翌日の21時ごろまで看病し、母と姉と看病を交代し、
「また明日くるね」って言って病室を出た。
そのときの父はちゃんと会話もできていた。
けれど帰宅したとたん、こん睡状態の連絡が。
2時間前までちゃんと会話できたのに。
急いで病院にかけつけた。
かろうじて間に合ったが、声を聞くことも、目もあけることもなく、父はまもなく旅立った。
葬儀をしたのは、オープン間もない葬儀会場だった。
新しいもの好きだった父は最期まで新しくきれいな場所で、多くの人に見送られた。
あれから一年。
少しずつ父のいないことが当たり前になってきたけれど、
わらびもちを見るとやっぱり寂しい気持ちになる。