土曜日に【11日迄の国立西洋美術館のチケットがあるけでど行きませんか?】と言う友達からメールが在りました。
即効【行きます】と返事しました。
この友達は台東区に近い荒川区に住んでいてとても下町の歴史に詳しい方でいつも会うとあちこち連れて行ってくれます。
日暮里で待ち合わせをして谷中霊園を歩いてお食事場所に行きました。
長谷川一男の墓
幸田露伴の小説「五重塔」のモデルになった天王寺五重塔あと地
このお食事どころは上野桜木にある「菜の花】と言うお店で佐渡出身のご家族でやっているお店です
全て佐渡の食材を使っています
私が佐渡に行ったころまだ朱鷺はめったに見られなかったのに春には田圃でも見られるくらい増えたらしいです。
宿根木の保存されているところがとても良かったいう話をしたらそこで暮らしてお店を出していたそうです。
とてもお上品なランチでした。
そのまままっすぐ行くと上野の森につきました。
お昼過ぎているのに上野の動物園は大行列していました。
私たちはまっすぐ西洋美術館へ
黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝と言う展示物
ブルガリアのヴァルナ遺跡から発見された6000年以上も前につくられたという世界最古の金製品と、古代ギリシャの英雄イアソンが金の羊毛を手にする神話からスタートします。
神話は全く判らないのですがそのまま貴金属が出土されたと言うことはすごいことです。
イタリア半島でローマ帝国が栄える遥か昔、トスカーナ地方で隆盛を極めたエトルリア人は、工芸に秀でた民族だったそう。最小のものは0.15mm未満という小さな金の粒で模様を描いた作品は、現代の技術をもっても再現は難しいといわれています。
無数の粒金が敷き詰められた飾り板、頭に飾るディアデマ、マントなど衣服を留めるフィブラ、と呼ばれるお守りなど、精巧で美しいエトルリアの粒金作品は見事でした。
目の保養をしっかりさせてもらいました。
こんなにすごい文明が合ったのになぜギリシャは経済破綻しちゃったのでしょうね。
その後お茶して上野で友達と別れました。