飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

天意夕日を重んじ、人間晩晴を尊ぶ

2022年02月13日 06時51分25秒 | 人生論
この言葉を渋沢栄一は晩年好んで揮毫したという。
意味は次のようである。
朝日の美しさは言うまでもないが、夕日の美しさも格別である。
太陽は一日中働き、沈む瞬間に一際鮮やかな光を放つ、夕陽があんなに美しいのは、天がそういう生き方を称賛しいるからである。
人間もまた、夕陽のように、晩年になればなるほど晴れ渡り、残照で周囲を照らすような生き方しなさい、ということをこの言葉は教えている。
自分も年とともに佳境に入り、晩熟、晩晴していく人生を目指したい。

saitani
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