さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

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パチンコ店はいつも悪者でかわいそう

2020年04月26日 | 人生のさんぽみち
パチンコ店はいつも悪者でかわいそう
  
 パチンコ店が自粛要請に応じないので
 店名を公表されました。
 パチンコ店と言うと
 煙草もくもくの環境悪いところで
 ぐうたら人間のたまり場的なところで
 危なそうな人たちが経営しているところで
 ろくな所ではない、と言うのがお役所の見方でしょうか。

 私はパチンコはやりませんが
 パチンコをやる友人達に聞くと
 息抜きの場でパチンコ店のおかげで
 家族とも楽しく暮らしていけると言うのです。
 私には理解しにくい部分もあるのですが
 パチンコ店も社会貢献している部分もあるようです。

 人口10万人の市で
 パチンコ店くらいのスーパーの土地賃貸料が
 月に500万円だと聞きました。
 立地条件によってずいぶん変わると思いますが
 ひとつの目安になるとは思います。
 もし自粛し休んだ場合は1ヶ月間で
 その賃貸料に従業員の給料など考えると
 かなりの額になりそうです。
 自粛要請に応じた時
 はたして生き残っていけるのでしょうか?

  

 自粛したことによって
 継続不可能になるお店と従業員にとっては
 自粛要請とは閉店要請であり、失業要請に等しいと思います。
 それは所得が無くなり住と食を失う可能性もあり
 最悪の場合は生存が危ぶまれます。
 死ぬよりはどんなに非難されても
 開店し生き延びた方が良いと思うのは
 今の状況で言いにくいですが理解できます。
 自粛要請と休業補償はセットでなければ生きていけません。

 インテリア・家具販売店のニトリは
 自粛要請に応じず開店しています。
 今どうしてもこの時期に家具が必要だと言う人が
 全国にあふれるほどいるというのでしょうか?
 どう考えても他のお店が閉店している中
 開店営業すれば人は集まり売上が伸びていくとの判断で
 やっているとしか思えません。
 それでも悪者にされるのはニトリよりパチンコ店です。
 パチンコ店はさらし者にされているようです。

 国と県の自粛要請は生き死にかかわる重大な要請だと
 自粛を要請する側の国家公務員も県職員も
 理解してほしいと思います。
 そして全ての国家公務員と県職員、議員と名が付く人、
 さらに年金受給者などの皆さんが
 緊急事態宣言期間中は無給、無支給になり
 県民、国民と痛みを分かち合おうとなったら
 進んで賛成してくれるでしょうか。
 自粛要請の重大性を理解できるかも知れません。

 自粛要請に応じられない苦渋のお店は発表されるようですが、
 自粛要請に応じずパチンコ店に行く人は公表の予定は無いようです。
 人権が尊重されているのでしょう。
 それはとても良いことです。
 だとしたら会社の厳しい事情ももう少し理解し
 店名公表などと脅したりせず、電話や書面ではなくきちんと向き合い
 真摯に話し合う姿勢が要請する側に求められると思います。
 このままだと新型コロナの戦いのあとに残っているのは
 自粛要請で倒された多くの業種の個人店や中小企業の屍の山が
 見えてくるようです。
 新型コロナとの戦いは上から目線の自粛要請では
 勝つことは出来ないと思います。


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