~外(よそ)のみに見つつ恋せむ紅の末摘花の色に出(い)でずとも~
外から見て恋しているだけにしましょう。ベニバナのように色に出さずとも。
(私の恋は実らなくとも、あの人を見ているだけでいいんです。)
万葉人の健気な恋心。今のように自由な時代ではなかったから、成就出来ない恋も多かったことでしょう・・・
紅花は紅(くれない)または末摘花(すえつむはな)という呼び名で万葉集に多く登場します。貴重な染料として育てられていたようです。
外から見て恋しているだけにしましょう。ベニバナのように色に出さずとも。
(私の恋は実らなくとも、あの人を見ているだけでいいんです。)
万葉人の健気な恋心。今のように自由な時代ではなかったから、成就出来ない恋も多かったことでしょう・・・
紅花は紅(くれない)または末摘花(すえつむはな)という呼び名で万葉集に多く登場します。貴重な染料として育てられていたようです。