時代だからか…。
風潮だからか…。
私たち年代の人がお嫁入りする時、着もしない👘を持たせるのが、当時の母親の夢だったらしい。
後年、まさか、タンスの肥やしになろうとは…。
今、少しづつ、身の回りの要らないものの処分を検討しているのだが…。
(あくまでも、検討中。 まるで片付いてはいないのだが)
手紙、写真、本、食器、衣服…。
今まで、どれだけ、怠けていたことか…。
体の自由が利くうちに取り掛からなくては、息子たちに叱られる…。
(´∀`*)ウフフ🌞 片づけ始めると、息子は、嫌な顔をする。
それでも、母とて、超人ではないから、いつかはお先に逝くよ…。
ちょうど8年前のお雛祭り🎎の日に、左股関節に人工関節を入れる手術をした。
痛みを感じてから5~6年の間、放っておいたから、ステージ4まで行ってしまい、ぎりぎりの時期の手術だった。
幸い、腕の良い担当医のおかげで、今では何の不自由もなく過ごせている。
今、整形外科での一番の問題点は背骨。
腰・脚の痛みは、すべてそこから来てる。
股関節に入れた人工関節の寿命は20年だそうな。
だから、私は、うまくいけば、92歳まで生きていられそうだ…。😊( ^)o(^ )
私の周りには御年96歳の方々が3人もいらっしゃる。
皆さん、とてもお丈夫で、元気にしておられる。
私の目標の一つだ。 (⌒▽⌒)アハハ!🌞
そこで、タンスの肥やしなる着物の中から、最期の着物を選ばねばならない。
折角、母の丹精の品々だ。
私の最期の旅立ちには、好きな着物を掛けてほしい…。
不思議なことに、食器同様、一度も手を通してない着物もある。
若い頃は、外出にも、着物を着たものだ。
展覧会、美術館、お芝居など、小紋や紬は、気が張らず、重宝したものだ。
あれやこれや、昔のことが思い出されて、時間を忘れてしまう…。
そして、1枚、決めた!!
亡き母が遺した、年代物の留めそでと丸帯だ。
鳳凰と亀の図柄がすごく豪華だ。
仕立物をしていた叔父夫婦が、今流の仕立てに、直してくれた。
今でも、何らそん色なく、素晴らしい。
息子たち二人の時も、甥っ子、姪っ子の結婚式にも、大活躍の着物だ。
私の旅立ちは、亡き母と一緒に。
後の着物は、ここでも、
どうする、アミさんよ!! オホホ(^_-)-☆🌞