年金以外に収入がない場合は,離婚は考え物である。 . . . 本文を読む
嵐山光三郎さんの『年をとったら驚いた!』(新潮社刊)の一項に,昨年2月に98歳で亡くなった俳人の金子兜太(かねこ・とうた)さんが92歳のとき行われた「海程」創刊50周年記念祝賀会での出席者の祝詞がユーモアたっぷりに紹介されいる。 . . . 本文を読む
八十の声を開くと,「いつどのように世を去ろうか」ということが頭にずっとあるわけです。日本中どこでもコンビニが夜通し開いている,そういう生活は幸せではないということを,旧世代としては言いたい。 . . . 本文を読む
昨年2月に98歳で亡くなった俳人の金子兜太(かねこ・とうた)さんの足跡をたどり,その仕事にさまざまな角度から光を当てる雑誌「兜太 Tota 」(藤原書店)の創刊号が販売されている。昨年行われた本人へのインタビューを中心に,論考やエッセ「を掲載。瀬戸内寂聴さんやドナルド・キーンさんも編集顧問に名を連ね,メッセージを寄せている。 . . . 本文を読む
昨年2月20日,98歳で現役大往生した俳句界の巨星,金子兜太(1919-2018)さん。 96歳のとき,朝日賞受賞スピーチで「存在者として生きる」と宣言されました。存在者とは,そのままで生きている人間,率直にものを言う,生の人間のことだと,金子さんは受賞式の日,言われました。 . . . 本文を読む
『明治の恋: 窪田空穂と妻亀井藤野の往復書簡』に収められているのは、窪田空穂(くぼた うつぼ・1877年(明治10年) - 1967年(昭和42年))と亀井藤野が結婚前に交わした数多くのみずみずしい恋文である。高等小学校の代用教員と生徒として知り合った二人が、文学青年と女学生として再会し恋を成就させるまでの往復書簡は、若者らしく真率で初々しく、深い苦悩やあふれる歓喜を率直に綴っていて、読む者の胸をどきどきさせる。 . . . 本文を読む
厚生労働省の調査によると,2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳,男性が81.09歳である。とすると,人生最後の十年,男性なら70歳前後,女性は75歳前後からの生き方が,その人の一生がよかったか,否かを決めるポイントになるのではあるまいか。 歌手・俳優のピーター(本名は池畑慎之助.66歳)さんは,今年5月,デビュー以来名乗ってきた「ピーター」という芸名からの卒業と1年間の休業を宣言した。ピーターさんは休養宣言したいきさつを,「産経新聞 2018/8/27」で次のように語っている。 . . . 本文を読む
やすらぎの郷--老人ホーム「やすらぎの郷」に入居した往年の大スターたちの「老い」の悲喜をあくまでもユーモラスに描いたテレビドラマ。 倉本聰氏が描く味わい深いストーリーと,86歳の八千草薫を筆頭に、85歳の有馬稲子、81歳の野際陽子、78歳のミッキー・カーチス、76歳の浅丘ルリ子・山本圭、75歳の石坂浩二と,ベテラン俳優たちのいぶし銀のような演技が心に染みるドラマとして人気を呼びました。 . . . 本文を読む