長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)と,JR九州は中国を有望市場と捉えている。だが,中国を戦略市場とするのは,リスクを伴う。中国経済の先行きは楽観できない。中国景気の減速は予断を許さない状況にある。
また今年1月18日までに中国公船が3回,日本の領海-尖閣周辺・尖閣沖-を侵犯している。
>>>「世界最大」中国の車市場が失速
中国の2017年の新車販売台数は2887万9000台で,世界最大の自動車市場である。その中国で車の売れ行きが落ち込んでいる。2018年の新車販売は28年ぶりに減少に転じた。中国汽車工業協会発表によると,2018年1月~10月の自動車生産は2283万台,販売台数は2287万台。前年同期比でそれぞれ0.4%、0.1%減少した。
今年の先行きも楽観できない。その理由は,米中貿易戦争に伴う景気の失速、消費マインド冷え込みに加えて,住宅ローンを抱える若者層,交通渋滞といった社会的要因による。
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>>> ファーウェイ「各国の法令順守」
中国の通信機器最大手,華為技術(ファーウェイ)は,安全保障上の懸念から同社製品を排除する動きが米欧や日本で広がっていることに関して,「各国の法令を順守している」とし,疑惑を全面否定している。
>>>中国「重大な懸念」 日本のファーウェイ・ZTE排除
source:産経新聞電子版 2018.12.7
日本政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を政府調達から事実上排除する方針を決めたことについて,中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は7日の記者会見で「重大な懸念」を表明した。
耿氏は2社について「長期にわたり日本で合法的な経営を行ってきた」と強調した上で,「日本側が中国企業に公平な競争環境を提供し,相互信頼や協力を損なわないよう望む」と述べた。
一方,中国共産党機関紙,人民日報系の環球時報(電子版)は6日付の社説で,華為の幹部が米国の要請によりカナダ司法当局に逮捕されたことについて,「卑劣な,ならず者のやり方だ」と反発。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムの分野で競争力が突出している華為を米国が押え込もうとしていると主張した。
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>>>中国人 ホテル荒らし容疑 就寝中針金使い侵入
sorce:西日本新聞電子版 2019/1/15
観光を装って来日し,ホテルの客室に侵入して窃盗を繰り返したとして,福岡県警は窃盗の疑いで,中国籍の40代の男2人を近く再逮捕する方針を固めた。防犯カメラのない客室フロアで,宿泊客が就寝中に針金のような用具でドアを解錠する“大胆な手口”。県警は,急増する訪日外国人客に紛れてホテル荒らしをする中国人窃盗団とみて調べている。
2人は昨年11月17日,福岡市博多区のホテルで,針金に似た特殊用具を携帯した容疑で現行犯逮捕され,別のホテルの客室に侵入して現金約6万4千円を盗んだとして窃盗容疑などで再逮捕,起訴された。
捜査関係者によると,その後の捜査で,2人は県外の宿泊施設でも同様に客室に侵入して盗みをした疑いが強まったという。
2人は,宿泊客が財布を室内に置いている就寝中を狙い,廊下でいびきなどに耳を澄まして寝ていることを確認。V字形に曲げた針金のような特殊用具をドア下に差し入れてドアレバーを操作。ホテルの多くがオートロックのため,客室側からはレバーを下げれば鍵が開くことを悪用した。
県警は2人が全国各地を転々としながら,客室フロアに防犯カメラがない施設を狙ったとみている。
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>>> 日本電産,一転減益 中国販売低迷で純利益14%減
sorce:日本経済新聞電子版 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4015333017012019MM8000/
日本電産は17日,2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比14%減の1120億円になる見通しだと発表した。実質的な最高益更新を見込んでいた従来予想(12%増の1470億円)から一転して減益となる。中国の景気減速が響いて,主力のモーター販売などが落ち込んだ。工場の統廃合など構造改革に伴って240億円の費用も計上する。
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>>>今年1回目 中国海洋局の艦船4隻が侵入!日本の領海侵犯=尖閣周辺・尖閣沖 -1/5
1月5日午前10時40分に尖閣諸島の魚釣島の沖合に中国海洋局の艦船4隻が侵入した。侵入された場所は魚釣島の北西約19キロから北北西約22キロの日本の領海内である。
なお,昨年12月は尖閣周辺への中国船侵入はゼロだった。
>>>今年2回目 中国公船4隻侵入!日本の領海侵犯=沖縄・尖閣沖 -1/12
1月12日午後2時~同25分ごろ,沖縄県石垣市の尖閣諸島沖に魚釣島南などの領海に侵入。に,中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。午後4時ごろまでに南小島の東南東で領海を出た。
>>>今年3回目 中国公船4隻侵入!日本の領海侵犯=尖閣周辺・尖閣沖 -1/18
1月18日午後2時15分ごろから,尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入し,それぞれ約1時間半航行した後,領海外側の接続水域に出た。
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◇JR九州
JR九州の唐池恒二会長は,著書『感動経営』(2018年9月発行)で,"つい先日には、中国のアリパパグループから九州で大キャンペーンを張りたいとの申出があった。詳細は317ページ以降に譲るが、旅をライフスタイルにとりこみはじめた中国の富裕層からの高いニーズを受けた観光地発掘の一環だという。”(p305)とし,"アリババとJR九州が手を取り合い,まったく新しいプロジェクトを発足させる”(p319)と積極的な姿勢を打ち出している。
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単行本 1728円 |
kindle版 1555円 |
▼はじめに(7ページ)より
経営は、ひとに感動を与えるためにある。
経営は、感動することからはじまるのだ。
こんな思いで、本書『感動経常』を書き上げた。
この一冊で、読者の皆さんを感動させることができたなら、私もまた書いた者として感動
することができる。
ぜひ、素晴らしい感動の授受を。
2018年9月 九州旅客鉄道株式会社代表取締役会長 唐池恒二
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中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム |
「中国共産党の要人の不正蓄財はけた違い。日本では総理 |
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石平著 産経新聞出版刊 ¥ 1,404 |
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昨年12月の報道によるとハウステンボス(HTB)は,中国・上海を拠点とする複合企業「復星集団」から約25%の出資を受け入れる方針を正式表明した。中国企業の出資を受け入れ,中国人の集客強化を目論む。
・ ハウステンボス 中国・復星集団の出資を受け入れ-インバウンド増狙う-
ハウステンボス(HTB)入場者数は2016年度以降は3年連続で前年度比マイナスとなり,集客力に陰りが見え始めている。ハウステンボスでは子会社が2012年から,長崎と上海を結ぶ大型客船を運航して,中国の富裕層や中間層を呼び込んでいる。
ハウステンボス(HTB)の沢田秀雄社長は,3年後をめどにHTBの東京証券取引所1部市場への株式上場を目指す方針も明らかにした。また,中国・上海を拠点とする複合企業「復星集団」から約25%の出資を受け入れる方針を正式表明した。中国企業の出資を受け入れ,中国人の集客強化へ連携する。
2018年9月期のHTBの入場者数は,前期比5・5%減の272万2千人。うち海外客は7%弱の18万4千人で,中国は2万人だった。国内客は頭打ち傾向のため,成長が見込まれる中国からの集客を強化する。
ハウステンボスは2010年にHISが経営を引き継ぎ,資本金15億円のうち,HISが現在3分の2を持つ筆頭株主で,残り3分の1は,九州電力や西部ガス,JR九州などが福岡の有力5社が持ち合っている。来年1月までに各社が持つ株式の一部を復星集団に売却する。売却後の出資比率はHIS51%,復星集団25%,福岡経済界24%となり,HISの連結子会社を維持する見込み。
◆ハウステンボス-HTB-
・住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町
・アクセス:JR)ウステンボス駅から徒歩5分
・アクセス:車) 西九州道佐世保大塔ICから15分
・駐車場 :有料5000台,普通車1日800円
・問合先: 0570-064-110/ハウステンボス総合案内ナビダイヤル・URL http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari/
ホテルオークラJRハウステンボス | ホテル日航ハウステンボス | ハウステンボス・フォレストヴィラ | ハウステンボス・ホテルヨーロッパ | |||
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