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<ファミリーマート>ココストア買収を検討,九州では222店を展開

2015-04-27 22:16:42 | 九州経済(地域経済)

<ファミリーマート>ココストア買収を検討

 コンビニエンスストア3位のファミリーマートは,東海地方地盤の中堅コンビニチェーン,ココストア(名古屋市)の買収を検討している。ファミリーマートは3月10日,サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合協議を始めると発表しているが,さらなる規模拡大で首位のセブン−イレブン・ジャパンに迫る構えである。ココストアは,九州では,ココストアウエストが運営にあたり,現在,鹿児島と熊本を中心に,九州全域に出店。その主力チェーンは,,米飯とパンの店内調理を持つ「エブリワン」(店舗数222店)である。

  ココストアの20144年5月期の売上高は推定500億円。店舗内に米飯とパンの店内調理設備を併設。差別化カテゴリーの店内調理が売上高の35%を占める。できたての弁当や総菜を売るなど差別化を進めているが,競争激化で単独での生き残りは難しいと判断した模様である。

 ファミマの店舗数は3月末現在,1万1352店。サークルKサンクス(6326店)との経営統合やココストア(433店)買収が実現すれば,セブン−イレブン(1万7569店)を上回る店舗数となる。

 

>>>ココストア
  中部圏を中心に店舗展開する非上場のコンビニエンスストアチェーン。親会社の盛田エンタプライズ(名古屋市)は,ソニー創業者、故・盛田昭夫氏の一族が経営している。同じグループに食品卸の「イズミック」(同)などがある。1971年に愛知県春日井市に1号店をオープン,現在は東海,関西地方を中心に 「ココストア」(約440店),九州で「エブリワン」(222店)の計約660店がある。
 コンビニチェーンの店舗数ランキングでは8位前後。2012年 にはイオン系のコンビニ,ミニストップと資本業務提携を結び,商品開発や物流などさまざまな分野で経営の効率化を進めている。ココストアの買収には大手コ ンビニ,ローソンも関心を示しているとされる。

 

 

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●フジ
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●カスミ
個店の自立と工夫を促し地域対応を強化
●いなげや
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