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マーケティング視点での鹿児島の先進性と真の魅力-2

2008-10-22 15:16:30 | これでいいのか鹿児島
マーケティングの視点での鹿児島の先進性と真の魅力-2

 グローバル化時代,国内に目を向けると人口減少に伴う市場の縮小という時代にあって「鹿児島県,特に鹿児島市は時代の要請に沿った魅力ある地域であり,限りない発展性を持ち」ます。ただし現状はというと,県民所得で全国第42位,最低賃金611円で下から2番目という全国低位にあります。これは,「自らの強み,魅力を把握していない」,「生かし切れていない」ということにほかなりません。鹿児島ファンからみると面痒い限りです。

 なお,ブログタイトルでもある,「鹿児島の先進性」とは,何であるかは次回以降にご披露します。皆様はどのように捉えておられるのでしょうか。
 まず,申し上げたい点は,マーケティングの視点で見る鹿児島の魅力は,温泉,桜島,錦江港に代表される観光や焼酎に象徴される地場産業では,ないということです。



 「問題提起 鹿児島県経済の持続的発展に向けて(カテゴリー 鹿児島の持続的発展)」のタイトルで13回,鹿児島県経済の発展の弊害,あるいは負の部分について,マーケティングの視点から分析をしてきました。引き続き,「鹿児島の強み・魅力」を分析します。

 これに先立ち,前日に続き,「マーケティングとは何か?」について概括します。なお,このブログは,私の考えを広くご披露するとともに,学生向に「鹿児島」を事例としてマーケティングの仕組みを学ぶとともにマーケティングに関わる英語を理解してもらうことを目的に作成しております。


 Markteing(マーケティング)の考え方,位置づけも時代とともに変化しています。より多くのProduct(製品)を市場に送り出すことが求められた1920年頃までは,Production(製造)がなにより優先されてきました。
 すなわち,Demand(需要)に比べて企業の数がすくなっかたことから,製造業者は十分な製品をProduce(生産する)しているか否かを考え,生産活動が優先されていた訳です。

 Free Economy(自由経済)が発展し,人のDiscretionary Income(自由に使える収入・可処分所得)が増え,自身のNeeds(ニーズ)にあった商品を選択する裁量の余地・自由が広がりました。

 こうしたことから,Business(企業)はCustomer(顧客)が何を求めているのか,Company(自社)はその要求にどのように応えていくか,顧客の要求を満たすProduct・Goods(製品・商品)やService(サービス)をどのように作り出していくかを検討することが不可欠となりました。



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