長野県上田市にまい降りたコウノトリ ・ 撮影 安藤和義氏
7年間で100人超=赤ちゃんポスト、2013年度は9人
熊本市の発表によると,養育が困難な乳幼児を親が匿名で託せる慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、2013年度は9人が預けられたと発表した。2007年5月に運用を始めてから、7年間で計101人となった。
慈恵病院の田尻由貴子相談役は、100人を超えたことについて「ゆりかごがなければ遺棄されていた命だ。命を救える最終手段のゆりかごをもっと知ってもらい、命だけは助けてあげたい」と話している。
「こうのとりのゆりかご」最終報告(保存)http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/173/kounotori.html
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┃☆┃ 赤ちゃんポスト開設7年 相談件数過去最多に 熊本市の慈恵病院
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親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を設置・運営する慈恵病院の蓮田太二理事長は,5月9日の記者会見 で,2013年度の病院への妊娠・出産に関する相談が1445件と,2007年の運用開始以来最多だったと明らかにした。 一方、ゆりかごに預けられた子 どもは2010年度18人、2011年度8人、2012年度9人と減少している。
蓮田理事長は「事前相談で(子どもの)預け入れを思いとどまるケースが増えた。相談員の育成に努めたい」とする。
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┃☆┃ 「明日、ママがいない」-慈恵病院からBPOへの審議の申し立て受理されず
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児童養護施設を舞台にした日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」について,熊本県の慈恵病院 http://jikei-hp.or.jp/ から,放送倫理・番組向上機構BPOへの放送人権委員会への審議の申し立ては,「委員会運営規則第5条の苦情の取り扱い基準に照らして、審理対象外」と判断され,受理されなかった。
※第五条 http://www.bpo.gr.jp/?page_id=1141#h_03
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【慈恵病院の見解】 http://jikei-hp.or.jp/tv_mama/
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1月29日,熊本の慈恵病院は、ホームページ上で,日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」について「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与え、人権侵 害だ」として放送中止を申し入れたことについて、同病院の見解 http://jikei-hp.or.jp/tv_mama/ を改めて示した。
声明文の冒頭で「日本テレビによる『明日、ママがいない』放送に当たりまして当院のお願いが一種の論争を引き起こす形となったにも関わらず、皆様に十分な 情報が伝わりにくくなっていることに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で,「ご理解いただければと、私たちの考えをホームページ上に掲載させて 頂くことに致しました」と趣旨を説明している。
「こうのとりのゆりかご」を見つめて (熊日新書) | 揺れるいのち―赤ちゃんポストからのメッセージ | こうのとりのゆりかご検証会議・最終報告「こうのとりのゆりかご」が問いかけるもの―いのちのあり方と子どもの権利― | 「こうのとりのゆりかご」は問いかける―子どもの幸せのために (熊日新書) |
。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。「明日、ママがいない あらすじ」Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y+
「第1話などに見られた、子どもへの暴力や暴言シーンは,第5話でなくなった。第4話あたりから、ストーリーや演出の“毒気”がすっかり抜け、登場人物は“いい人”ばかりになったとの感想も聞かれる。
◆登場することも達の呼び名(あだ名)
・「赤ちゃんポスト」に預けられた子なのでポスト」。リーダー的な存在である。
・母親が彼氏を鈍器で殴って逮捕された「ドンキ」。
・両親がピアノを残して蒸発した「ピア美」 。
・里親が現れない「オツボネ」 。
・コインロッカーに捨てられていた「ロッカー」 。
・家が貧乏「ボンビ」。
・パチンコ依存症の母親に,真夏の締め切った室内に放置された「パチ」。
◆第1話のストーリー
真希(9歳)は, 母・涼香が傷害事件で逮捕され,養護施設(グループホーム)の「コガモの家」に預けられる。グループホームの施設長の佐々木 友則(ささき とものり)〈48歳〉は足を引きずって歩き,常にステッキをはなさず,舌打ちを癖とする。子供たちを「里親のペット」と形容し,「時に心を癒やすようにか わいらしく笑い,時に庇護欲をそそるように泣け」とトゲトゲしい言葉使いで恫喝と体罰を以って非情に接する。
子ども達は,親が育てら れない子を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」に預けられたから「ポスト」(9歳)、親が貧乏だから「ボンビ」(9歳)、母親がギャンブル中毒だったので 「パチ」(9歳)といったように,互いをその境遇に絡めたあだ名で呼び合う。真希はといえば、母親が恋人を鈍器(灰皿)で殴ったことから、「ドンキ」とい う仇名をつけられた。・・・・・
◆第2話のストーリー
ポストは,幼いパチを、まるで母親のように可愛がって良く面倒を見ていた。まだ甘えん坊のパチは、ママの匂いがするというシャンプーのボトルを常に離さない。
夜、ポストらコガモの家の子供たちは、施設長の佐々木から, 新しい里親候補の資料を見せられる。今回の里親候補は少なくて、子供達は、里親の資料を奪い合うように取り合う。
元はピアノのある家の子供だったピア美は、ピアノを弾かせてもらえるような裕福な家に引き取ってもらいたいと願いながら、里親候補の中から一組の夫婦を選ぶ。そしてパチも、今回が初めてとなるが、里親候補のもとへ行くよう佐々木に命じられる。
こうして今回は,ピア美とパチの二人がそれぞれの里親候補の家へ“お試し”に行く事が決まった。パチと母子の様に接してきたポストは戸惑いを感じながらも,パチの幸せを願い,送り出す。・・・・・
◆第3話のストーリー
第3話では,児童養護施設「コガモの家」を来年には出ていかなければならない17歳のオツボネにスポットが当てられドラマは展開。
条件の合う里親候補がなかなか見つからず悩んでいた「コガモ」の家に,年齢性別不問で子供を引き取りたいという里親候補が現れる。条件はただ一つ、星座が 射手座であることだけであった。コガモの家の子供達の中ではポストとオツボネが射手座であり,2人は吉田夫妻の家へとお試しに出ることになっ た。・・・・・
◆第4話のストーリー
過 激度合いはトーンダウン。施設長が子供たちに暴力を振るうシーンや、ペット扱いするようなあけすけな暴言はなくなった。 第4話は、「赤ちゃんポスト」に 預けられたことから「ポスト」(9歳)と呼ばれる主人公が,養護施設(グループホーム)「コガモの家」でともに暮らす仲間のー親が貧乏だからと「ボンビ」 (9歳)とのあだ名-トラウマの理由探しに奔走する。
家が貧乏のために,お金が出来たらきっ迎えに来てくれると思っている「ボンビ」の両親が実は,災害で亡くなり,遺体が見つかっていないことが明かされた。第4話のでは,前回までとは違い,ポストらの動きに陰で協力する施設長 佐々木の優しい配慮が描かれていた。これは抗議によるシナリオ変更なのか? それとも,はじめから設定されていた筋書きなのか?・・・・。
◆第5話のストーリー
パチが里親候補の山口夫妻のもとへ行くことになる。山口夫妻はパチを温かく迎えるが,ポストはなぜか元気がないパチの様子が気にかかる。その頃,いつもようにピア美が音楽室でピアノの練習をしていると,突然現れたみどりが演奏を聞かせてほしいとある曲をリクエストする。
後日,ピア美は音楽の教師から有名なピアノコンクールに出場するよう勧められる。声をかけてきたみどりは音大の教授で,コンクールの審査員をしていて,ピ ア美のピアノを気に入り,推薦してくれたというのだ。そんな中,ドンキは以前断った川島と美鈴夫婦の家へ再び“お試し”に行くように言われて…。
◆第6話のストーリー
施設の卒業生で、職員兼調理員として働く、おとなしくて無口なロッカーが、ドンキと出かけた先で、若い妻が夫に殴られそうになっているのと出くわす。ロッ カーは突然、夫に飛びかかり、警察沙汰となる。ショックを受けるドンキ。ロッカーには何か理由があるとポストとオツボネは考えるが、他の子供たちは不信感 を抱く。
そのとき、魔王と呼ばれて恐れられている施設長の三上博史が、「枕を持って食堂に集まれ」「車座になれ」と子供たちに命じる。枕を抱えて体育座りの子供たちを相手に三上が語り出す…。
◆第7話のストーリー
ポストたちのクラスに新しい担任として朝倉が赴任。そんな中、“ジョリピ”こと東條夫妻がコガモの家に訪れる。東條が男の子との縁組を望んでいることを知ったボンビは髪を切り、男の子のふりをして東條家に通うようになる。
一方、オツボネとともに香織に行ったドンキは施設長の佐々木が香織の夫ではないかと告げる。
その頃、病気の妻に代わって家事をしている朝倉の元に手伝いに行ったポストのことを朝倉の妻・瞳が亡くなったはずの娘の名前で呼び出し…という展開だった。
◆第8話のストーリー
ピア美がピアノコンクールに出場。父親が会場に来ていることを知ったピア美は演奏をやめ、父親を求め泣き叫ぶ……。一方、ドンキは,、「彼氏と別れたの」 と自分勝手な理由で娘を引き取りに訪れた母親(酒井美紀)の元へ帰ることに。しかし、児童養護施設を後にするドンキの前に、里親候補の夫婦)が現れる…… というストーリーであった。
「こうのとりのゆりかご」は問いかける―子どもの幸せのために (熊日新書) | |
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第11回開高健ノンフィクション賞受賞作。虐待を受けた子どもたちは,救出された後,虐待の後遺症に苦しんでいた。
その「育ち直し」の現場であるファミリーホームに密着,子どもたちを優しく見つめる。
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僕は運命を信じない―不滅のボクサー坂本博之物語 | |
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