老いの身。ともすれば、激しい時代の流れに、押し流されそうなこの頃。そんなとき、昭和の香りいっぱいの二つの音楽番組が、私のよろめく足許を抑えてくれます。
タブレット純 / 銀河に抱かれて
○【タブレット純 音楽の黄金時代】 ラジオ日本 毎週土曜日 午後7時~
この番組は2016年10月にスタートの音楽番組です。60~70年代のグループサウンズ、フォークソング、ムード歌謡など当時全盛を誇った様々なジャンルの個性豊かな楽曲からタブレット純自身が選曲。歌謡曲ファンにとって聴き応えのある内容です。
タブレット純は自らも歌手として活動する傍ら、昭和歌謡曲の研究で著名です。この番組では、主に1960年代、1970年代のムード歌謡、フォークソング、グループサウンズなどをその時代背景や楽曲の解説を交えながら紹介しています。
○【六角精児の名曲遺産】 NHK第一 毎週木曜日 らじるラボ 午前8:30~
この番組は、俳優でミュージシャンの六角精児さんが、独自の「耳」と「感性」で選曲し紹介しています。気になるヒットチャートにはランクインしていない名曲、一世を風靡したけれど、時の流れの中で聴かれなくなってしまった名曲。そんな人々の心や記憶に残る名曲の数々を、邦楽・洋楽問わず掘り起こし、末永く聴きついでいこうというのが、番組の主旨ということです。
六角精児、米沢守役で『相棒』最終回SPに登場 15年ぶり再会で初代トリオ再結成
俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組む、テレビ朝日系連続ドラマ『相棒season21』(毎週水曜 後9:00)の最終回スペシャル「13(前篇)」(3月8日放送)に、米沢守役で六角精児が登場し、水谷&寺脇の初代コンビと15年ぶりの共演を果たす。
かつては警視庁刑事部鑑識課に所属し、杉下右京(水谷)ら特命係と数々の難事件の真相究明に挑んできた六角演じる米沢守。現職は、現職は、は警視庁警察学校の教官。
六角は、水谷&寺脇コンビとの15年ぶりの共演には、「懐かしさを感じるかと思いきや、とても新鮮でした。きっと年齢をまったく感じさせないお2人の創作エネルギーに、僕の心が浄化されたんだと思います」と心境を明かしている。