出水市のNECとパイオニアの工場跡地の一部に太陽電池モジュールを製造する企業が進出
出水市大野原町のNECとパイオニアの工場跡地に進出するのは,「株式会社エネルギーギャップ」 http://www.energy-gap.com/ である。エネルギーギャップ社は既存の建物を改修して太陽電池モジュールの組み立て製造工場を整備し,来年度中に操業を始める計画で,地元から45人を雇用するという。
>>>関連情報-出水市のNECとパイオニアの工場の跡地にマルハニチロ物流が進出-
2016/08/10
出典: http://www.logi.maruha-nichiro.co.jp/pdf/20150811_izumi_rittikyoutei.pdf
出水市のNECとパイオニアの工場の跡地に企業が進出した。
進出したのは「マルハニチロ物流」のhttp://www.logi.maruha-nichiro.co.jp/「出水物流センター」である。
「出水物流センター」は2009年に閉鎖された出水市大野原町のNECとパイオニアの工場跡地の一角におよそ22億円をかけて建設された。
9,326.81㎡の工場内にはマイナス35℃の急速冷凍設備が3カ所,設けられ,県内産の野菜や水産物の冷凍加工を行う。 操業は8月から始まる。地域経済の浮揚効果も期待される。なお,2009年のNECとパイオニアの工場両工場の閉鎖により,約1千人の雇用が失われている。
事 業 所名: 株式会社マルハニチロ物流 出水物流センター(仮称)
http://www.logi.maruha-nichiro.co.jp/pdf/20150811_izumi_rittikyoutei.pdf
所在地:鹿児島県出水市大野原町2080番2
敷 地 面積:24,535㎡
建 物 面積:9,326.81㎡
設 備 能力:10,000トン
着 工 予定:平成27年11月
操 業 予定:平成28年9月
投資予定額:20億円
新規雇用予定者数:11名
事 業 内容:甘藷・筍・馬鈴薯等の農産加工品、ブロイラー・豚等の畜産加工品等の凍結製造及び冷蔵保管
>>>マルハニチロ物流 企業概要
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会 社 名株式会社マルハニチロ物流(Maruha Nichiro Logistics, Inc.)
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本 社東京都中央区豊海町14-17
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事 務 所東京都中央区豊海町4-18東京水産ビル6F
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代 表 者代表取締役社長 川 文人
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資 本 金4億3千万円
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株 主マルハニチロ株式会社(出資比率100%)
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従業員数約600名
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事業内容低温物流事業(冷蔵倉庫業・運送取扱事業・通関業)
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取引銀行日本政策投資銀行、みずほ銀行、農林中央金庫 ほか
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子 会 社株式会社マルハニチロ物流サービス関東、株式会社マルハニチロ物流サービス中部、株式会社マルハニチロ物流サービス関西、株式会社マルハニチロ物流サービス九州、新長門運送株式会社
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◆企業誘致へ10年間法人税ゼロに 鹿児島・出水市-(2011/4/25)
---photoは,「KTS」ニュースから
鹿児島県出水市は、2009年に相次いで撤退した市内のパイオニア鹿児島工場とNEC液晶テクノロジー工場の跡地(約15万7千平方メートル)に進出する企業に対し、現行の12.3%の法人市民税を年3億円を上限に10年間免除することを決め、4月の臨時議会で議案が可決された。破格の条件で企業誘致を図る。
市はパイオニア鹿児島工場とNEC液晶テクノロジー当時、撤退を受けて固定資産税を10年間全額免除する条件で誘致を促したり、法人市民税を12.3%にまで下げたりしたが、この間進出する企業はなかった。
3月の東日本大震災後、企業が西日本に立地を計画する動きがあるが、同市では4月は25日現在、この跡地への照会は2件という。
両工場の閉鎖で出水市を中心に地域で約1千人の雇用が失われた。市によるとNECは秋田市の工場に機能を集約、約40人が配転に応じた。
《source-朝日新聞 2011/4/25)
◆参考「鹿児島県 平成23年度企業立地推進方針」
http://www.pref.kagoshima.jp/sangyo-rodo/okoshi/okoshi/housin.html
1 企業立地推進の基本的考え方
豊かで安定し,はつらつとした県民生活を築いていくためには,足腰の強い産業基盤を確立し,地域経済の着実な振興を図ることにより,雇用の場を確保し,若 者が希望を持って定住できる魅力的な地域社会を形成することが必要であることから,本県は,平成18年度から「産業おこしへの挑戦」を掲げ,改めて第二次 産業系統の強化に取り組んでいるところである。
そのため,企業誘致については,幅広い知識と豊富な人脈等を有する民間企業出身者を 企 業誘致アドバイザー,企業誘致専門員として活用するなど,人的ネットワークの構築を図るとともに,次世代の基幹産業となる「自動車・電子・食品」の3分野 を重点誘致対象業種として位置付け,本県の立地環境等のPRに努めてきているところである。
現在の企業立地を取り巻く状況は,国内 市 場の停滞のほか,中国,東南アジアなど新興国の市場の成長等を受けて,製造工程の海外流出が相次いでおり,加えて,東日本大震災により国内全体の生産活動 への影響が懸念されるなど,極めて厳しい状況が続くことが予想されるが,昨年度に策定した「かごしま製造業振興方針」に基づき,平成23年度においては, 「自動車・電子・食品」に加え,今後成長が期待される「環境・新エネルギー産業」や「健康・医療産業」などを新たな誘致対象業種に位置付け,九州新幹線鹿 児島ルートの全線開業効果も生かしながら企業誘致活動を積極的に展開する。
また,企業の県外流出防止と県内での投資促進につなげるとともに,県内製造拠点のマザー工場化を図るため,県内に立地する企業に対するきめ細やかな相談及び支援等のフォローアップに努める。
▼関連ブログ
・出水市(パイオニア,NECの工場撤退に見る)-企業誘致の幻想
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/2891c38ffea966840d29aea9698a1e08
・鹿児島県出水市 NECの工場閉鎖
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/0a6661a78de7aa001f955b9cbbfb382d
・パイオニア,日立業績不振の影響? 出水市 中島精管工業の倒産
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/50c8a3b9f62f1f3db026716a75a63169
・パイオニア鹿児島工場の取得 ソニー系企業が断念
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/f8871ebf3140062351997c4d432c5ad7
・甘い幻想 - 日本モレックスに見る県の企業立地推進(10月22日掲載blgの2校)
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/26ce39867548dd5e3c9274c1049922ee