大分県 温泉の経済効果1200億円 大銀経済研の試算
出所:大分合同新聞 ウエブサイトより
大銀経済経営研究所(大分市)http://www.dkk-oita.co.jp/ は,大分県の温泉について体系的にまとめた「おおいた温泉白書」 http://www.dkk-oita.co.jp/pdf/onsenhakusyo2.pdf を刊行した。本書では,大分県内の温泉の特徴をはじめ,県内での温泉活用事例,温泉資源がもたらす1230億円超の経済的効果,今後の展望などについてまとめ,大分県で豊富に湧出する温泉がもつ「温泉力」を多面的に分析している。
温泉は豊後大野,津久見両市を除く16市町村で湧き,泉質は全10種類のうち8種類ある。湧出量は県内全世帯48万6千超の浴槽を6時間弱で満杯にできる計算。
同研究所実施の県民アンケート調査(n=490)によると,利用頻度は年平均16.4回で,他機関の全国調査と比べて4.8倍。よく行く温泉までの所要時間は10~30分が26%,30分~1時間が47%と1時間以内が大半を占める。なお,住宅や共同浴場など個人利用の源泉割合が圧倒的に多い点も際立っていた。
なお,個人宅や共同管理の浴場への引き湯が2378カ所と,2位の鹿児島県(367カ所)を大きく引き離す。
入浴以外の活用事例では,以前から農業ハウスの暖房,スッポンやウナギの養殖などに使われ,最近では地熱・温泉熱発電が増加。健康・医療分野の利用にも関心が高まっている。
具体的には,ハウスの暖房など農業園芸74カ所▽地熱発電72カ所▽「湯の花」製造28カ所▽スッポン・ウナギ・ドジョウの養殖16カ所−など,多様な利用例が挙られている。
観光を中心に温泉がもたらす経済波及効果は約1236億円と推計した。うち付加価値分は640億円で,県内総生産(2013年度)の1.5%に相当し,農業生産額(686億円)と同程度とする。
⇒⇒ 大銀経済経営研究所 ⇒ おおいた温泉白書 ⇒ http://www.dkk-oita.co.jp/pdf/onsenhakusyo2.pdf
|
.
●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●
◆電子書籍-KINDLE版-- ○無料 Kindle 読書アプリを入手
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
仕事力がアップする! マニュアルのつくり方・生かし方 (PHPビジネス選書)
マニュアルは「融通のきかない画一的なサービスを生む元凶だ」という声がある。はたしてそうだろうか。おそらくそうした声が出る背景には、マニュアルを「唯一絶対の手順書」と誤解し、それに縛られているからであろう。しかし、マニュアルは暗黙知を形式知に変え、その企業の行動規範ともなる大事なものである。仕事を要領よく効率的に行なうためになくてはならない指針であり,実際,多くの企業がマニュアルを上手に使って持続的に業績を伸ばしている。
本書は、多くの一流企業でマニュアル作成に携ってきた著者が、その実務をわかりやすく解説したものである。本書を活用することによって、例えば、◎社員を早期に戦力化したい、◎クレーム対応などの非定型業務を定型化したい、◎作業効率アップ、コスト低減、非社員化を推進したい、などの目標を実現することができるであろう。
◆電子書籍-楽天Kobo版--
仕事力がアップする! マニュアルのつくり方・生かし方【電子書籍】[ 小林隆一 ] |
.