ワタミの創業者,渡邉美樹氏が10月1日付で同社の代表取締役に復帰した。2013年に同社の役職を辞した際に「復帰は1000%ない」と話していた渡邉氏。10月7日に開かれた記者会見では,この発言を撤回して謝罪する一幕もあった。
渡邉氏は就任挨拶で,「私の今後の役割はより大きな夢,より大きな成長を描く役割であり,役員,従業員の支えであり,背中を押すべき存在だと感じた次第であります。」と期している。
(出典: https://www.watami.co.jp/assets/pdf/info/watami_info_201910.pdf)
「こんな世の中では夢を持てない」とする人の多いご時世にあって,「夢を持て」と説く渡邉美樹氏。 「道絶えず 終生夢の道つづく」とする,氏の考え方を,著書『きみはなぜ働くか。―』から抜き書き出してみた。
>>>渡邉美樹氏-夢を追う人は人生を後悔しない。
人には寿命がある。もちろんきみにもだ。夢は追い続けるかぎり、必ず途切れるもの。それはそれでよし。夢半ば、夢成就なり、なのである。夢を追う人は、そのことをよく知っている。だから、夢を追う人は、人生を後悔しない。
夢なくして何が人生かー
『きみはなぜ働くか。―』 P21
◎ 夢に日付を。
一つの夢がカタチになった後には、また新たな夢が現れた。私は夢を追いかけ続けている。夢に日付が入れられた手帳を常に取り出しては見つめる毎日である。
「夢」を定めたら、自分の生きかたは、その「夢」に向かって努力する日々である。そして、「夢」が実現したとき、自分の生きかた自体が説得力あるものになった。「夢」のために何が必要か、学ぶべきものを見きわめ、そこに根を張った。こうした一つひとつの努力の体験が、夢は必ずかなえられるという信念に成長していくのである。
きみたちの中には、漠然と「教師になりたい」「パン屋をつくりたい」と思っているだけで何の行動もしていない人がなんと多いことか。
夢とは、見続けるものではなく、実現させるべきものだ。夢に日付を入れて、今日の行動を変えていくのである。当然、そのプロセスにおいて、どうしても計画に狂いが生じてくる。予測不可能な明日なんていくらでもある。それは、そのつど、計画を書き直しながら進むのだ。ただし、“夢の実現〟と決めた日付だけは変更してはならない。
『きみはなぜ働くか。』 P27
◎ 目標はカラーで頭に描き続けよ。それはきっと、きみの力になる。
どんな逆境にあっても、目標達成の理想形を何度も何度も頭にカラーで措き続けること。その想像が潜在意識に及ぶほどに、である。そんなとき、心身に及ぼす影響力は莫大なものとなる。「信は力なり」である。
聖書の中にも、「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるであろう」とある。 人間は「そうなろう」と思う者になれる唯一の動物なのだ。
『きみはなぜ働くか。』 P29
◎ 先生,成功ってなんですか
成功とは,他人との比較でなく,自分にとって価値ある目標を設定し,長期的な活動のなかで手に入れるものや」-中学時代の体育教師の教え。
警鐘 | |
ワタミ創業者の渡邉美樹氏が、2013年以来6年ぶりにワタミ の経営に復帰します。 6年間の議員生活の中で見てきた日本という国の実情は、 経営者の目からは信じられないものでした。 これからますます変化していく日本経済の中で、 会社と社員を守るために、経営者は何をすればいいのか。 政界と経済界の双方を知る渡邉氏が、中小企業経営者に伝え ます。 |
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アチーブメント出版発行 1430円 渡邉美樹著 |
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きみはなぜ働くか。(日経ビジネス人文庫) | |
渡邉 美樹 | |
日本経済新聞出版社 |
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>>>ワタミ 渡邉美樹氏
1959年生まれ。神奈川県出身。小学校5年生のとき、父親が経営する会社を清算したことから「将来、社長になる」と決意。82年、明治大学商学部卒業。財務や経理を習得するために会計システムの会社に勤めたのち、佐川急便にてセールスドライバーとして働き独立資金300万円を貯める。84年に創業、経営不振だった「つほ八」の店を買い取り、フランチャイズ店オーナーとして起業し、飛躍的に売り上げを伸ばす。
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