他人事ではない--武漢の都市封鎖--
武漢は死者17人が出た1月下旬に感染拡大を防ぐために街を封鎖した。街から人気が消え,電車やバスなど公共交通機関はストップ,幹線道路は封鎖されて市外に出られないという。日本でも感染爆発をきっかけに都市封鎖が現実となる恐れは否めない。『首都感染 (講談社文庫)』は,ウイルスがどのように感染していくかを知ることのできる書である。
憶測情報が飛び交う中,情報の整理と最悪の事態を想定しての準備に役立つ。
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┗■ ウイルス汚染・都市閉鎖を予知,韓国映画「カムギ(風邪)」
新型コロナウイルスで非常事態の韓国で,すでに今回の状況を予見していた映画があった。2013年封切りの恐怖映画『カムギ(風邪)』がそれ。東南アジアからの出稼ぎ密航者からもたらされた鳥インフルエンザに似た〝恐怖の風邪″で、人びとが血を吐きながら死ぬ・・・・・・・・。
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2014年4月、香港。困窮した東南アジアの密航者たちが貨物コンテナに乗り込み,京畿道南部の港湾都市ピョンテク(平沢)を目指し出航する。密航者の中には,咳をする者もいる。
集団感染の現場になっているのが高層マンション街で知られる、ソウルに隣接する実在の新都市ピョンテク。バス運転手,交通警官,結婚式場の新婦,高校生,次々と発症していく。ついにパンデミックが始まったのだ…
急速に広がる感染者の隔離・治療・予防など,ウィルス汚染対策と防疫体制がリアルに描かれている。やがては軍隊を動員して都市封鎖。これに抗議し脱出しようとする市民のデモ,その鎮圧に向けて軍隊の発砲。“鎮圧″に向けて米軍の戦闘機までが出動する。強引な都市封鎖や死屍累々の感染者などのシーンは,「武漢の状況を思わせる」場面である。
物語は,恐怖と大混乱の中でヒロインの女性医師イネが幼い娘ミルの体に「抗体」を作ることに成功し,治療・予防のメドが立ちハッピーエンド。
::::::::::::::::「首都感染」(高嶋哲夫著):::::::::::::::::::::
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┗■ ウイルス汚染による都市閉鎖を予知,小説「首都感染」--1万部を増刷--
二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現! 中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の“東京封鎖”作戦が始まった。
講談社は3日,フィクション小説の文庫版『首都感染 (講談社文庫)』(作家・高嶋哲夫著)を1万部増刷した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け,「予言の書」とも評されている同書への注文殺到から,異例の対応を取った。
『首都感染』は,中国でのサッカーW杯開催中に同国内で高致死率の新型インフルエンザ・ウイルスが現れ、首相が感染拡大阻止のために東京封鎖を決断するフィクション。2013年に文庫化され,9刷で累計約3万5000部のロングセラーである。新型コロナが世界的に拡大すると「中国」「新型」「首相」など現実との多くの共通ワードが含まれることもあって「予言の書」としていま注目を集めている。
講談社は,2000部の重版を2度行ったが,今週になってさらに問い合わせや注文が殺到したため,一気に1万部の増刷に踏み切った。単行本発表から10年が経過してからの重版1万部は極めて異例という。
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┗■ ウイルス汚染による都市閉鎖を予知,小説「首都感染」--1万部を増刷--
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