「身の丈」経営,「身の程」人生

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“談志イズム”  その2 「努力って-莫迦に与える夢。」

2011-11-27 06:41:41 | 「身の丈」経営

◆染五郎さん,談志さんをしのんで

 市川染五郎(38)さんが,亡くなった落語家・立川談志さん(享年75歳)をしのんで・・・・。

 談志さんとは互いの舞台を見たり,食事に連れて行ってもらったりする10年来の仲。
「談志さんの独演会を見に行ったとき,本当に20秒に1回くらいドカンと笑いが起きていて,こんなことが現実にあるんだと思った」,と名人芸に感嘆。
 思い出に残る談志さんの一言は,「『努力とはバカに与えた夢である』という言葉が心に残っている。「僕は努力するしかないと思ってやってきたし,その一言がとっても(談志さん)らしかった」。
         ---出典---「スポーツ報知」11/26,「デイリースポーツ」11/26

◆“談志イズム”

-莫迦ってなんですか。
状況判断のできない人間のこと。状況に対する判断ができていないから,当然の結果として処理を間違える。

-低能ってのは。
知識の少ない,考えのない奴。

-努力って。
 莫迦に与える夢。 

  立川談志著 『世間はやかん』より 

*「やかん」とは:楽屋(がくや)の符丁(ふちょう・仲間だけに通用する言葉)で「知ったかぶり」のこと。 


◆1日1万件!談志さん落語CDに注文殺到

 喉頭(こうとう)がんのため21日に死去した落語家の立川談志さん(享年75)。談志さんの落語CDなどへの注文が殺到しているという。発売元の日本コロムビアによると,談志さんのCD32枚の注文はこの日だけで1万件に上った。なかでも今年6月に発売されたベスト盤「落語決定盤 立川談志ベスト」の人気が高く,約1000枚を占めた。



1936年,東京生まれ。落語家。本名・松岡克由。16歳で5代目柳家小さんに入門。「小よし」(前座名),「小ゑん」(二つ目)を経て,27歳で真打ちに昇進,「5代目立川談志」を襲名。1983年,落語協会を脱会して落語立川流を創設,家元となる。 

世間はやかん
其の1 だから教えねえほうがよかった/其の2 嫌なことはしないほうがいい/其の3 雨の日は寝てようよ/其の4 あやかりたい首吊りたい/其の5 幸福の基準をきめよ/其の6 夜明けを待つべし/其の7 花火屋のローレンス/其の8 たいした事はない心配することもない
春秋社

 

落語決定盤 立川談志 ベスト
[Disc1]
『落語決定盤 立川談志 ベスト 五貫裁き/二階ぞめき/権兵衛狸/らくだ(完演)』

[Disc2]
『落語決定盤 立川談志 ベスト 五貫裁き/二階ぞめき/権兵衛狸/らくだ(完演)』
日本コロムビア

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