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大分の紳士衣料製販「タイテックス」倒産,クールビズがカウンターパンチに!!

2015-01-22 16:52:32 | 九州経済(地域経済)

大分の紳士衣料製販「タイテックス」,破産開始決定

 報道によると,ネクタイ・シャツ商社のタイテックス(大分県別府市 http://www.tietex.jp/html/kaisya-gaiyo.php )と関連会社ネクスト(同)は,大分地裁から破産開始決定を受けた。負債額は2社合計約4億2千万円。

 タイテックスのホームページなどによると,1990年設立。海外から仕入れて国内の百貨店などに販売。ピーク時には約4億6千万円を売り上げたが,量販店との競争激化やクールビズの浸透などで売り上げが低迷し,債務超過に陥っていた。

 

 ※本社所在地   phote出所:googlemap


◆タイテックス 会社概要
設立年月日     平成2年5月28日
資本金     30,000(千円)
所在地     本社        〒874-0909 大分県別府市田の湯町14番20号
     商品センター     〒874-0820 大分県別府市原町11番5号
代表取締役:間島 正雄
従業員:15名
事業内容 :ネクタイ、メンズドレスシャツ、服飾雑貨の企画・製造・販売
主要仕入先 :海外直輸入 80%  その他 20%
主要取引先     (株)伊勢丹 立川店・松戸店・浦和店・相模原店・府中店 ,他 

◆会社沿革
平成2年5月     別府市元町でネクタイ輸入卸メーカーとして創業
平成4年8月     通信販売の小売部門 ㈱ネクスト を設立
平成5年5月     別府市中央町に移転
平成10年3月     現住所に移転
平成12年3月     メンズドレスシャツの企画、製造、販売を開始
平成14年3月     小売店(百貨店)への卸を始める
平成23年5月     設立23年目を迎えた

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 >>>国産ネクタイ「3分の1」に減少,クールビズで大打撃

 国内のネクタイ生産量が激減している。ここ10年で3分の1にまで落ち込んだ。製造・卸業者でつくる組合は、国が打ち出した「クールビズ」の影響で、職場でネクタイをしめないスタイルが定着したためだという。クールビズは環境省が2005年に打ち出し、官民の職場で夏季のノーネクタイ、ノー上着のスタイルが普及した。当初期間は6~9月の4カ月間だったが、2011年からは5~10月と半年にまで延び、ビジネスでは晩秋や冬にもノーネクタイの姿が見られるようになった。業界への打撃は深刻で、組合は「ここまで定着すると、反対もできない。TPOに合わせてネクタイをしてほしい」と訴えている。

 東京ネクタイ協同組合の調査では、国内の生産量は2001年には約1740万本あったが、その後減り続けた。2007年には1千万本を切り、最新統計となる2011年には2007年の3分の1となる約570万本にまで減少している。また輸入でみても、2011年は約2670万本だったが、2011年は約2350万本に減少している。

 クールビズを環境省が提唱したのは、小泉純一郎政権時の2005年から。「クール」(涼しい)と「ビジネス」を合わせた造語だった。同省地球温暖化対策課国民生活対策室によると、「室温28度でも快適に過ごすことができるライフスタイル」と位置づけ、6~9月の4カ月間の「国民運動」として始まった。

      出所: サンケイ新聞電子版 2013.11.10   http://www.sankei.com/west/news/131110/wst1311100048-n1.html

 

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