◆ 「長島ぐるっと一周フラワーロード」
長島町の「ぐるっと一周フラワーロード」は町を取り囲む国道389号と県道47号の沿道に石積み花壇を200カ所以上設置したもので、年間を通して、四季の花が楽しめます。
▼長島町
長島町は,薩摩半島の北西部に位置し,四方を東シナ海,八代海,長島海峡に囲まれ,一部は雲仙天草国立公園に指定されるなど豊かな自然に恵まれた地域です。 長島本島は,昭和49年4 月に黒之瀬戸大橋の開通によって阿久根市と結ばれ、離島から半島化しました。 町は,総合振興計画(フルデュープラン)を基本構想に「夢と活力があり住民一人一人を大切にする福祉のまちづくり」を掲げて,その一環が,「長島一周ぐるっとフラワーロードづくり」です。町では2007年4月からふるさと景観条例を施行し、自治公民館や老人クラブなど町民で構成する59の団体でこのフラワーロードを作っています。
長島町では,行政依存でなく,住民参加の地道な景観づくりをすすめています。町民の関心は高く,活動に参加する現在認定団体が43 団体,認定を受けない団体を含めると約70団体を超えます。
写真:石積みと花による沿道景観づくり(長島町役場 事業推進課)
町では、夢づくりの一つとして、平成19 年4 月に長島町景観条例を施行し,,町民が誇りの持てる、潤いと安らぎのある特色あるまちづくりを提唱しその一環として,島全体を景観地区ととらえ「石積みと花」をテーマに、長島を一周する国道389号、県道47 号、379 号の3 路線を重点箇所として四季を通じ沿道を花でラインとして繋ぐ「ぐるっと一周フラワーロードづくり」事業を展開しています。