花の命はみじかくて苦しきことのみ多かりき・・・・・
森光子さんが48年間主演してきた舞台「放浪記」。明日,28日はこの小説の作者林芙美子の命日である。今年は没後60年。彼女は,1951年(昭和26年)6月28日に亡くなった。享年47歳。東京都中野区上高田,万昌院功運寺に眠る。戒名「純徳院美蓉清美大姉」。墓碑銘は川端康成の筆による。
《source:Wikipedia ウィキペディア》
林芙美子の母親は桜島・古里温泉(ふるさとおんせん)の出身である。芙美子も当地で幼少の一時期を過ごした。母の出身地である古里町に,銅像2体と「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」と刻んだ文学碑が建てられている。
◆命日前に「あじさいき」-尾道
10代の少女期を尾道市で過ごした作家林芙美子(1903~51年)の命日(6月28日)を前に,芙美子が好んだというアジサイを手向ける「あじさいき」が26日,尾道市東御所町の芙美子像前であった。学校の後輩に当たる市民や児童たちは,「芙美子のことをもっと知りたい」と興味を募らせていた。
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林芙美子(本名:林フミ子)》 1903(明治38)年~1951(昭和26)年----------
林芙美子は昭和期における女流作家の先駆者である。処女作「放浪記」・1930(昭和5)年は,貧しさと逆境の中からの希望,そして文学へのあこがれを見事な表現,全編にみなぎる明るさと楽天性が,昭和初期の不況の暗い時代にあって,一筋の光として,多くの共感をよんだ。その後も,「風琴と魚の町」「清貧の書」、「稲妻」等を発表、戦後も「うず潮」を、晩菊」、「浮雲」「茶色の眼」などの作品を次々と送り出した。
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