M.H なんでも BLOG ★★★★★

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これからも、時間を造って書き込みします!

上生菓子

2005年01月16日 | Weblog
このコメントはいわき市のS.Nさんから戴いたメールから掲載
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甘党の私はよく和菓子屋さんへ足を運びます。
ショーケースの中にある上生菓子は季節の花や自然の風物を形にして
見ているだけでも楽しませてくれます。食べるのが勿体ないくらいに
よく出来ています。ちょっと高値なので普段そうそうひんぱんには
とても買ってきて食べられません。
上生菓子を見ると遠い遠い若かりし頃、「美味しいお菓子が食べれる」と
ただ単純な考えで知人に勧められるまま、後にくっついて茶の門をくぐりました。
「茶道とはなんぞや?」も知らぬまま…………。
毎回特注品でお茶席専用の上品なお菓子が出たけれど、抹茶とお菓子を心の底から
味わうまでどれほど時間がかかった事か。
読売新聞日曜版に「男のための茶道」の記事に目が止まり、仕事帰り気軽
にたしなむ教室があるとかで記者も入門した体験談が載っていました。
長時間の正座、点前一時間のお稽古で両ひざはジワリどころかジンジン痛い、
けいこは一対一の真剣勝負、先生の説明はちんぷんかんぷん。と稽古がそれほど
甘いものではなかったと語っているように苦い経験が私にもよみがえります。
ほんの茶道という名の入り口をかじった程度でしたが、奥を極めれば
書、絵、骨董、陶芸、香道、華道、和歌、着物、料理、と日本の伝統文化に
結びついていく訳です。が悲しいかな、我凡人にはお金と教養と才能にほど遠く
趣味を超えたものがありません。
人それぞれ豊かに感じる心の違いがありますが、抹茶とはいわずとも緑茶で十分、
和菓子と共にほんのささやかな時間が流れていく休息タイムに満足しています。
さぁ、お茶がはいりましたよ。一ぷく召し上がり下さい。
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