ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

鬼才 江戸絵画の冒険者たち

2020-09-25 16:32:22 | アート・文化


行ってきました~!

鬼才、とはよく言ったもので、ハルカスさんの企画はいつも面白い。
ピンで一開催を張れる、応挙や若冲、国芳、北斎に交じって、
今一知名度の低い絵師をずらりと並べて、なんとも濃い味わいの展示でした(^^)
なんていうか、絵師のバイキング的な(笑)
色々な味わいでおなか一杯!
あれもこれも、うわーうわーうわー!と心の中で叫びっぱなしだったんですが、
中でも、ワタシテキに来てよかったー!!っとなったのは

絵金!!!

まさか大阪で観ることができるとは~~♪
いつか高知まで見に行くぜ!と胸に誓っていただけに
なーまーらー嬉しかったデス( *´艸`)

2曲1隻が2点しかなかったんですが(会期半ばに入れ替えがあるらしい)
大感激でした!

そしてもう一人
片山揚山の虎♪
もうね、もふもふなんですよ、揚山の虎は!(笑)
毛のふわふわ感が好きなんです~~(#^^#)
なめるように鑑賞させていただきましたとも!

平日で、土砂降りだったし、人手も少なくてゆったりいられたのも良かった(^^)
じっくり鑑賞したあとは、一つ上の階にあるファミマへ♪
ここはイートインスペースが展望のようになっていて最高の眺め。
コーヒーを飲みつつ優雅に一服。穴場なのですよww
まあ今日は雨降りだし眺めは今イチでしたけどね(^^;

会期は11月8日まで。
作品入れ替え後にもう一回行くかどうか考え中(^^;





都筑道夫著 なめくじ長屋捕り物さわぎシリーズ

2020-04-27 18:48:18 | 本と雑誌



世の中コロナ騒ぎで不穏な世界。
かくいう私も今は仕事がなくて自宅待機。
わがままなもんで、仕事が忙しくて休みがなかなか取れない時は
しんどいつかれたやすませろ!とブツブツ言ってたのに
いざ休んで家にいろと言われると暇すぎて仕事したい・・とか思っちゃう(^^;
まあ、くさってても仕方ないし、開き直って「おうちで過ごそう」ってことで
まずは読書!(笑)


都筑道夫氏のなめくじ長屋シリーズはずっと探していた本。
ざっくりと40~50年は前の本なので書店は最初から選択肢になし。
古本屋や古本市にいく度に探してたんだけどみつからなくて、
ネットでも時々検索してたんだけど
なかなかヒットしなくて・・・諦めてたんだよねぇ。
が!今回暇がありすぎて久しぶりにググったら見つけた!!!(^^)/
速攻でぽちったよね(笑)
シリーズ全作ではなく、続きでない5冊だけだけなのが残念だけど
短編連作の形をとっているのでストーリー的には問題なし。


このシリーズは捕物帳を生み出した岡本綺堂のあとを継ぐといわれている正統派の時代ミステリー。
(岡本綺堂の半七は全作読了してますー♪)
捕物帳ではなく捕り物さわぎとしているのは、探偵にあたる主人公が
与力でも同心でも十手持ちでもなく、ただの正体不明の貧乏浪人だから。
なめくじ長屋と呼ばれる最底辺の貧乏長屋に巣食う面々とともに
岡っ引きの下駄常の持ち込む不思議な事件をさくっと解決。
もちろんお礼はいただきます(笑)

この主人公の「センセー」と呼ばれる浪人は道端で砂絵を描いて見物料金をもらう大道芸人。
腰のものも名前さえも質に入れて流してしまってわからねえという何もかもが謎の人物なんだけど、
やたら強いし絵はうまいし知識知恵がすごい。
なめくじ長屋の面々も大道曲芸師(これが天下一品)のマメゾーを筆頭に
全身を鍋炭で真っ黒にぬって下帯ひとつでクマの真似をするアラクマ、やカッパ真似をするカッパ。
張りぼての墓石をもってユーレイの一人芝居(というより一発芸)を見世物にかせぐユータ、
おなじく一人芝居だけどもこちらは歌舞伎の真似をするオヤマ、
願人坊主のガンニン、天狗の面で牛頭天王のお札をくばってあるくテンノー、
一癖も二癖もある男たちがセンセーの手足となって大活躍!(帯文みたいになった・・笑)
ここでは岡っ引き(下駄新道の常五郎、通称下駄常)はただの金づるにしかなってなくてww

都筑氏のこだわりで、地の文や会話はしっかりと江戸の言葉、風俗を踏襲していて
この一冊を読むだけで、どっぷり江戸にはまれるっていうね!
そしてミステリーとしても一級品なのでござんすよ。
ただ・・・・
じっくり読もうと思ってたのに、面白すぎて一気読みしてしまったのが
ちともったいねぇ。(笑)



この本を読みおわって、これはドラマや舞台にしたら面白いだろうなあ・・
と考えてて、ググったらものすごく昔にビートたけし主演でドラマがあったらしい。
(詳しいことはネットでもあまりわからなかった)
今やるとしたら、キャストは誰かなあ・・
ナックスで舞台やってほしいなあ・・・とか考えてたらワクワクしてきた(笑)。

センセーはやっぱ洋ちゃんだよねぇ。
下駄常はもリーダーでしょ。
マメゾーは琢ちゃんかな。
オヤマは重にやってもらおう(笑)
顕ちゃんはテンノーかなあ。
しまった、5人しかいないから足りねえ(笑)

ナックスを離れたら、
センセーは佐々木蔵之介がイメージに合うんだよねぇ(^^)
そしてマメゾーは嵐のリーダー大野君♪
身が軽くって、ちょっとイケメンで頭がキレて♪となると
大ちゃんしか思い浮かばねぇ(^m^)ふふふ


半世紀を経てもこんなに面白い話、
だれか舞台にしてくれないかなあ・・・・



スターウォーズepisode9 スカイウォーカーの夜明け

2020-01-02 22:24:33 | 映画



うっかり年を越してしまいましたが(^^;
ようやくスターウォーズの感想をば♪


ストーリーを書く気はないですが
重大なネタバレをがんがん言っちゃいますのでNGな方はお気をつけてくださいよ。
とはいっても、ずっとSWシリーズをおっかけて来た人なら
たいてい気づいていた謎ですけどね(笑)




今回はepisode8があんまりな出来だったので
かなり期待度低く鑑賞したのもあるかもだけど
大体合格点(何様?笑)面白かったですよ。


頑張って、基本にもどりました感があって楽しく観られました(^^)
すっかり諦めてたハン・ソロにも会えたし!!( *´艸`)
まあ、前作の使いまわしの映像だったけど(エンドロールにも名前なかったし)
使いまわしといえば、レイアのシーンは全く違和感なくて良かった。
そして今回もやたらキャラがたってたのはポー!
新キャラの中でも私一押し、というか彼以外はなんだかなぁ……だしなぁ
彼らも6までのキャラクターのアクが強すぎて大変だとは思うけど
もうちょっと頑張ってほしかったよね。
レイやフィンの軽さもそうなんだけど
特にカイロ・レン(ベン・ソロ)の存在の甘さがねぇ。
フォースの扱いもなんだかただの超能力みたいになっちゃってて興ざめ。
レイがパルパティーンの孫というのは想像してたけど
だからってあそこまで都合よくフォースを使いこなすのもどうかと。
アナキンでさえ「年を取りすぎ」って言われてたのに。



まあ、8の時はどうなることかとディズニーを呪ったけど(笑)
終わってみればきちんとループがつながってしっかりと納まったし。
副題のスカイウォーカーの夜明け、の意味もキレイにはまったし。
スターウォーズらしい映画になっていたな、と私は思います。

これでもう遠い昔の遥か彼方の銀河系から物語が届くことはなくなったけど
かれらの銀河では、まだまだ彼らの物語が紡がれるのでしょう。
新しいスカイウォーカーの物語として。


今思うのは
生きている間に物語を完結まで見られて良かった!
ってことにつきますね(笑)


ありがとうルーカスフィルム。




ターミネーターニューフェイト

2019-11-11 20:32:34 | 映画



ジェームズ・キャメロン曰く
正統な続編との位置づけとなる「ターミネーターニューフェイト」を見に行ってきました(・∀・)ノ

以下遠慮なくのネタバレ全開なので、ネタバレNGの方はご遠慮くださいmm








冒頭からファーストの回想シーン、そしてジョンの殺害シーンで掴みはオッケーw
あの美少年のジョンがまた見られるとは!それだけで価値あるよね(笑)
あのシーンは勿論CGなんだろうけど、すごい衝撃シーン。
スカイネットの支配するあの未来を阻止したことで変わってしまった未来。
歴史はジョンを無くても良い存在と見なしたって事なのかな。それはそれで悲しい。
サラたちの力でスカイネットによる審判の日は回避できたけど
歴史は新たにリージョンを生み出し、結局は違う審判の日を迎えてしまっている。
そして人類はまた新たなリーダー「ダニー」を作り出している。
なんだろう「歴史」はどうしても人類を抹殺したいのかな。
この新しい戦いでリージョンの審判の日は回避できたけど
またあたらしい機械の何かが出て来て、また新しい人類のリーダーが出て来て・・の繰り返しになるのでは。
結局タイムスリップが出来るという段階で色々なパラレルワールドが出来てしまって
それぞれの歴史の輪が絡み合った複雑なメビウスの輪になっているような気がする。
ニューフェイトの繰り返し。
ネバーエンディングストーリーだねwww

ま、映画全体の印象としては(個人的には)戦闘シーンが大掛かり過ぎて疲れたってことで(^^;
そして新しい敵役のターミネーターはむっちゃ人間臭い(笑)

今回観賞後、真っ先に頭に浮かんだのは
前にみたブレードランナー2049のリドリー・スコット氏といい、
今回のジェームズ・キャメロン氏といい、
なんだろう・・・人類の存在の曖昧さと脆さ危うさを啓蒙している様に感じられてならないなあって事。

旧タイプのターミネーターT500は自らの指令(ジョンコナー抹殺)を遂行したあとは存在の意味を失い
その後に出会った人間の親子と共に人間として時を生きている。
誰かを守る生活をして、子供をそだてて、人としての感情を育み、自分を人間として位置づける事で存在価値を見いだしている。

ブレードランナーではレプリカントが人を愛し出産し、生物としての何かを超えようとしている。

機械(ロボット)と人間。
レプリカント(人造人間)と人間。

その位置づけというか、意味。
人間とは何か?
その定義とは?

ブレードランナーでは感情を持ったホログラムまで出て来てたしね。

そういえば、すごく昔の話だけど、スタートレックで惑星探査機のボイジャーが宇宙をさすらったあげくに
とてつもない時の中で知識と経験を重ねて、人間のような感情をもったビジャーとして生まれ変わった話があった。
あれも同じく人間の定義の曖昧さを指し示していたんだろうなと思う。

結局、こうやって普通に生きて映画を見て飲んで食べて当たり前の様にしているけど
人間って、ものすごく曖昧な存在なんだろうな。
考えすぎて凄く疲れる映画だった。
面白かったけど(^^)


とりあえず、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーはむっちゃ格好よかった!!
ああいうババアになりたいねえ(笑)。


国立民俗学博物館〜脅威と怪異〜

2019-09-23 19:53:48 | アート・文化




国立民俗学博物館、通称「民博」の特別展を見に行ってきました(・∀・)ノ
その名も「脅威と怪異」!
好きなんだわー♪妖怪とか、こういうの(笑)

古今東西の不思議生物を色々なアプローチで集めた展示会。

お土産レベルから博物館展示レベルまで幅広く、
学術的なもの、あやしげなものも沢山あって中々興味深かった。
多くは立体もの、三次元ものが中心だったけど
絵画や布もの、古文書、古書、バラエティ豊かに。
山海経が見られたのは嬉しかったなぁ(*´∇`*)
そして何より個人的な一番のミモノはUMAのミイラ!
人魚からカッパまで!
良くお寺なんかにしまってあってテレビとかで特集する奴ww
沢山ありましたとも!
じっくり見ましたとも!
面白かった〜〜!

映像や音などで五感にうったえる「怪異」のブースも面白かった。
割と子供達も多くいて楽しそうだったのが印象的(^^)
じっくり堪能して参りました♪

そのあとは本館の常設展示へ。
常設展示は結構何回も通ってて大好きな空間のひとつ。
私のパワースポットです(*´`*)
あの何とも整然としているようでカオスで不思議な空間。
あそこをぼんやりと歩いていると魂が浄化されるような♪
一日居られる場所でございますよ♪
今日はさすがに休日だったので、そこそこ人がいましたが
何も無い平日にいくと広いフロアーにぼっち、ということも多々あって
それがまたよいのですよ(笑)
今日は午後から出かけていったので時間に余裕がなくて
あまり長居は出来なかったけど
しっかりパワー充電はできました!


さてさてもう少し人生を頑張りますか!(笑)