ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

シネマ歌舞伎三人吉三

2016-12-01 07:58:42 | 観劇


11月のシネマ歌舞伎!

今月は「三人吉三」
副題に巴の白波とあるように白波(泥棒とか悪人の意味)である三人の吉三郎たちの
複雑に絡まる人生模様というか・・・・。
今回も古典だったので、しっかり予習していったから
何とか流れを掴めたけど複雑きわまりない(´Д`;)

物語は「庚申丸」という脇差しが中心。だと思う。
それに絡んで百両がいったりきたり。
固い義兄弟の盃を交わした三人の吉三。
しかし・・・庚申丸と百両をめぐって
三人の知らない人間関係がどんどん判明していく。

この内容を説明してたら長くなりすぎるので
wikiでご確認をmm
まあ、歌舞伎的には有名なお話なのであちこちであらすじは確認出来ます。


映像はとてもシュールでなかなかの見応え。
シアターコクーンという元々歌舞伎を意識していない舞台での新しい見せ方や
舞台上の場面転換の小気味好さと妙味。
ラストシーンの圧巻の雪。
古典の歌舞伎とは思えない斬新さ溢れる演出で
140分余り、スクリーンに釘付けでした。

七之助さまは相変わらず綺麗だし♪
有名なあの「月も朧に白魚の•••」の台詞にはドキドキ(*´艸`*)
勘九郎は流石の貫禄だし♪
というか今回半裸が多くて腿の太さが気になって気になって(笑)
競輪選手顔負けの鍛え上げた腿でございましたw
尾上松也君もなかなかのイケメンなんだけど
中村兄弟の前にちょっとオーラ薄めな感じ(^^;

そして今回もきっちり脇で存在感を振りまいていた
片岡亀蔵どの!!
安定の小悪党っぷり(笑)
ああいう役者さんは得難い魅力がありますなぁ♪



10月のシネマ歌舞伎

2016-10-27 08:38:53 | 観劇


猿之助スーパー歌舞伎、ワンピース!

これは歌舞伎好きの友人のおすすめでもあったし、結構楽しみにしてました(^^)
だけど!!
やっぱり生舞台ではなくシネマなので時間制限がねぇ・・・118分しかないし・・・
はしょりにはしょってストーリーは何がなんだか分からない(笑)
これは一度生舞台を観た人が楽しむシネマだなぁ(^^;

でも、開き直って
ただ単にその場その場を楽しむ!って気持ちでみると
むっちゃ面白かったwww

漫画原作のファンタジーなんだけど、そこはやっぱ、歌舞伎だからw
いちいち見栄を切るところ、セリフ回し、衣装、化粧の奇抜さ、やたら面白いw
舞台装置の派手さも流石スーパー歌舞伎だった!
なんか色々とぶっ飛んでて!
舞台で滝がどうどうと流れ落ちてるんだよ!
役者ずぶぬれだわ、わざと観客席に飛ばすわでもうむちゃくちゃw
濡れた舞台での殺陣がまた格好いいのだ!

そしてこの舞台で私はまた「中村」にやられた(笑)

中村隼人くん!!!
(彼は中村屋ではなくて萬屋なんだけどね^^;)
なーまーらー格好いい(*´艸`*)
あの手の顔に弱いわ私(笑)


坂東巳之助も相変わらず、いいキャラクターもらうよなぁ(^^)
阿弖流為の時もそうだったけど、今回も主役よりも骨幹を担ってたもの。
すごく印象にのこる役者さんです。


全体に歌舞伎というよりは歌舞伎をパロッたミュージカル舞台という感じでした。
一番最初にみた阿弖流為よりもまだ現代舞台に近い。
突き抜けてましたねぇ・・・
来年再演が決まっているようですが、東京のみ。
生舞台・・・観たいけどなぁ・・・(^^;





九月の月一歌舞伎!

2016-09-29 08:20:58 | 観劇


今月はド古典の2本だて。
しっかり予習をしていきましたよ(笑)


2本共に舞踊りを中心にしたもので今イチ台詞が理解し難かったので予習は正解でした(^^)
古典もの、ど素人の私に楽しめるだろうか・・・との心配も杞憂で
とても面白かったです。

大蜘蛛の着ぐるみ?の見えを切る所とか思わず笑い声がでちゃいましたもんw
玉三郎の所作の美しさにもうっとりでしたしねぇ・・♪
とくにふと俯いた瞬間の綺麗さといったら!あれがおっさん(失礼)とは思えない!
あでやかな衣装も絶え間なく繰り出される蜘蛛の糸も美しかったです。
(蜘蛛の糸は後見が大変そうでしたけどww)


そして身代わり座禅。
こちらは狂言から題材をとったもので舞台も能舞台仕立て。
どかーんと背景に松があり他の舞台装置は一切ありません。
そこで勘三郎、三津五郎、が繰り広げるコント(笑)
若い染五郎もいい味だしてましたが
やはり大御所二人の圧巻の存在感にはかないませんねえ・・・。
三津五郎のほどよく化け物な玉ノ井がおかしくって(≧▽≦)

そしてなによりあの勘三郎のかわいらしさ!!
前の研ぎ辰の打たれの時も感じたのですが、コメディーをさせたらあの軽妙さは日の本一だと思いましたね。
ただふざけているだけじゃない、全身で五感を感じさせるというか、早口でも小声でもはっきり聞こえる通る声とか、
この感動をどう表現したら良いのか・・・

つくづく日本芸能は惜しい人を亡くしてしまったんだなぁ・・・と残念に思いました。


さて来月はいよいよ猿之助のスーパー歌舞伎「ワンピース」です!

楽しみです〜〜〜(*´艸`*)



8月の月一歌舞伎

2016-08-26 08:16:49 | 観劇


今月は夏に相応しく、怪談です。
有名な牡丹燈籠(^^)
七之助さまのお露さんが綺麗でした〜♪

さて今回はがっつりと古典ものでしたから
ど素人の私としてはしっかり予習をして臨みました(笑)
牡丹燈籠って、あの有名なくだりだけじゃなかったんですねぇ。
あの灯籠もってカランコロンはほんの一部、
実はかなり複雑な人間模様の絡んだ長い長い物語でした。


とはいえ、やっぱりシネマですから舞台と同じという訳じゃなくて
大分はしょられてしまってたんですが(^^;
最後のシーンはどうみたって、ぶつ切りしただろう!って感じでしたしねぇ。
それでも古典歌舞伎を体感するには十分でした。


で!ますます生舞台が観たくなりました!(笑)
まだまだ勉強不足ですから、生はもう少し先ですけどねww
とりあえずはこのシネマ歌舞伎をコンプリートしてからかなあ。


なんばグランド花月

2016-08-03 08:26:25 | 観劇


何十年振りか?で観に行って来ました(^_^)

笑った笑った♪

前半は漫才やパフォーマンス。
後半が新喜劇。

最近はテレビの新喜劇も観てなかったから
むっちゃ新鮮でした(笑)

茂造座長オモロイやん(笑)
水玉れっぷう隊のアキがあんなに面白いとは知らんかったなあ(^^)
笑い倒してきましたwww


でもねえ……NGK……
劇場として、ゆるいわぁ
あの緩さはなんつーか流石やねぇ(^_^;)
入ってすぐ携帯オフした私に聞こえてきた館内アナウンス。
「携帯はマナーモードで……」
マナーモードでいいのかよ!!!
シゲが聞いたら発狂するな(笑)
一応劇場内撮影禁止なんだけど、あちこちでスマホ掲げて動画撮影するお嬢さん方(呆)
始まるなりたこ焼き(‼)を開いて喰う親子。
ペットボトルをボコボコ音させて遊ぶ幼児。
缶ビール呑んで挙句いびきかいて寝るおっさん。

無法地帯です(;一_一)

まあ、らしいっちゃあらしいわなあ(^_^;)
こんな中で若手芸人は磨かれていくんだなあ(しみじみ)
自分らのホームなのに観客アウェイだもの(笑)
笑わすの大変だべ。

そんな中でも新喜劇は爆笑とってたし
やっぱり流石。

貴重で楽しい観劇でございました。(笑)