ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

花田家の人々

2005-06-05 09:37:26 | インポート
何だか・・・可哀相な一家だ。
マスコミに振り回された挙句の一家離散としか見えない。
角界のアイドルとも称された人間の晩年、死に際としてはあまりといえばあまりだ。

理想の一家とされ、テレビに登場したときの
あの兄弟のくったくのない笑顔・・・
嬉々として父親を自慢する兄弟。
照れながらも嬉しそうな父親。
華やかに微笑む母親。

何故壊れてしまったか。
メディアを見ている限り、弟の洗脳問題に焦点があたっているようだが
それはほんの一因、でしかないと思う。

思うに・・・
兄は角界に入るべきではなかったのではないか。
きっと父も彼には向いていないとわかっていたのだ
だからこその入ってからの素人目にもわかるほどの甘い昇格。
それは兄を重圧で潰し、
まじめすぎる弟の精神を病ませてしまったのだ。
まさにひいきのひきたおし。

弟は本当に戦う顔をしていた。
彼は確かに横綱の器だった。
でも兄は違う。
いつも何かから目をそらしているようなそんな顔をしていた。
それはここは自分の居場所ではないという
違和感ではないだろうか。
彼にはきっと別の居場所があったはずなのだ。

なのに「兄弟横綱」という甘い響きに
父も母もそして角界全体も寄りかかろうとしていたのでないか。
優しすぎる兄はそこから逃げ出す事が出来なかったのではないか。


結局、死んだ貴乃花は自分で今の事態を招いたということか。