いやあ、驚きました。
写楽の正体ではなくて、この本そのものに。
まず、島田荘司氏なんだからミステリかと思うと全然違う。
そして、その驚くべき稚拙さ。
大御所、島田荘司とは思えない。
(まあ島田氏自身もあとがきで色々と言い訳していますが・・・)
未完というか尻切れとんぼというか、
なにより本が熟していない!
新人の推敲以前の壊れっぷり!!
かろうじて島田氏の考える写楽の正体は明らかにはしましたし、
まあ、これはナルホドこういう解釈も面白いなあとは思いましたが。
しかしながら・・・
上下巻という膨大なページを使っているにも関わらず
伏線どころか本線(?)さえも回収出来ていないありさま(´Д`;)
正に二兎を追う者は一兎をも得ず!
やっちゃったよ島田荘司!という感想しか出てきませんわ・・・
浮世絵関係の小説は高橋克彦氏にまかせておけよ・・orz
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