全4巻読了です!
図書館でお世話になったのですが
4巻がなかなか返却されなくて参った参った(^^;
獏先生の本なので
全四巻とはいえ文字数はそれほどでもなく(笑)
さくさくと読めましたよ(^^)
あとがきで
「ああ、なんというど傑作を書いてしまったのだろう」と
獏先生自身が自画自賛するのもあにはからん!
たしかに「ド傑作」でした!
全体にうける印象は「陰陽師シリーズ」。
晴明と博雅
空海と逸勢
この二人のせいでしょうねぇ(笑)
そしてあの独特の間と改行
獏先生テイスト満載で♪
そして何故か小説家としては全然違う位置にいる司馬遼太郎の
「空海のいる風景」を思い出しましたよ。
これについては上記著作が参考文献に入っていたので納得(^^)
空海の在唐時代の話を摩訶不思議な事件を絡めて
余すことなく描いたまさに「ど傑作」でした。
まあ、フィクションというかファンタジーなんですがね(笑)
司馬遼太郎氏とは視点は一緒でも解釈と想像の向きが違うw
獏先生はとても好きな作家さんの一人ですし、
空海は大ファン(笑)ですので
私的には垂涎の一品でございました♪
しつこいですが「ど傑作」(笑)
空海に興味がなくてもファンタジー好きにはおすすめです(^^)
・・・・今映画もやっているみたいだけどどうしようかなあ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます