窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・第43週は定点0.13人と増加の読みです。

2010-10-31 00:35:24 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               37週   38週   39週  40週   41週   42週
   A(H1)pdm     38    44    37    40    32    28
   A(H3)         58    50    58    56    64    67
   B              4     6     5     4     4     5

 42週はA香港型が微増で70%台に近づいていますが、
 新型はそのおかげで初めて20%台におちました。

 それにしてもB型は終息せずにがんばっていますね。

 ・定点状況推移(人)
               37週   38週   39週  40週   41週   42週
  2010年定点データ  0.05  0.04  0.06   0.11  0.09  0.12
  2009年比較データ  3.21  4.95  4.25   6.40 12.92 17.65

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)
 ・第42週(10月18日~24日)     0.12人      559人    (0.62万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・31日                      0.020人              0.11万人
  ・第43週(10月25日~31日)     0.13人      629人    0.69万人
  ・ 1日                      0.020人              0.11万人
  ・第44週(11月 1日~ 7日)     0.15人      730人    0.81万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)    3.5万人   
  (2010年第36週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数        1.2万人

 ・2009年第28週以降の新型インフルエンザの累積患者数     
                               2076.1万人  100人に16.3人

 ・累積患者数の予報。
  ・第43週(10月31日)                  3.5万人  
  ・第44週(11月 7日)                  4.3万人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%
 ・第42週(10月18日~25日)  0.14人    0.12人   +18.6%

 今回の定点合計報告数は559人で、当ブログ予報は663人でした。

 今回予報誤差は+18.6%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は6900人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2076.1万人で、
 これまでに100人に16.3人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


 さて、第43週は増加と読みました。

 このところ急激に気温が下がってきていますので、その効果を加味していますが
 さてどうなりますやら、次回報告に注目です。


 日本の全体状況は、あきらかに上昇に転じていますが、問題なのはその速度です。

 窓際日記は当初予想した感じよりもゆっくりのように感じています。

 これだけ気温が下がっているのに不思議ですね。

 やっぱり湿度が関係してるのでしょうかねえ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・第42週は想定誤差範囲内での上昇になりました。

2010-10-30 00:14:03 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)
 ・第42週(10月18日~24日)     0.12人      559人      ーー万人

 ・患者報告数の予報です。

  ・30日                      0.024人              0.13万人
  ・31日                      0.024人              0.13万人
 (・第43週(10月25日~31日)     0.16人      766人    0.85万人)

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2083.1万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2076.1万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第43週(10月31日)               2083.1万人  100人中16.3人
  ・第44週(11月 7日)               2084.1万人  100人中16.3人

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第39週( 9月27日~ 3日)  0.07人    0.06人   +21.8%
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%
 ・第42週(10月18日~25日)  0.14人    0.12人   +18.6%

 今回の定点合計報告数は559人で、当ブログ予報は663人でした。

 今回予報誤差は+18.6%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は8000人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの累積患者数2076.1万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


第42週は先週の読みどおり、予報誤差範囲内での上昇になりました。

さて第43週はどうなりますか。

情報整理して読んでみましょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・ウイルス サーベイランス ランキング

2010-10-29 00:10:06 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)


 ・ウイルス サーベイランス実施状況+HPのアクセス感評価

ランク A+ ーーー ランクAを超えて何か優れた点がある。

鳥取    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好。(10.8現)    

香川    PCR検査再スタート。迅速検査情報あり(10.20現)    

沖縄    実施中。PCR検査、HPのアクセス感良し。(10.24現)


ランク A  ーーー ウイルス情報あり。

青森    実施中の様子だが新規情報なし。(10.8現)

岩手    PCR検査再スタート。(10.26現)

埼玉    PCR検査実施中。(10.15現)

東京    PCR検査実施中。(10.11現)

長野    実施中。(10.22現)

三重    PCR検査、8月上旬以降情報なし。
        簡易検査は報告あり(10.5現)

広島    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好。(10.20現)    

愛媛    PCR検査実施中。(10.15現)

高知    実施中。HPのアクセス良好。(10.22現)

福岡    10月第1週に新型検出。(10.26現)
       但し、医師会の情報ネットに簡易検査ウイルス情報がある時もある。

佐賀    実施中。HPのアクセス2クリックOK。(10.5現)

熊本    累積で再開の模様。(10.13現)


ランク Aー  ーーー ウイルス情報あり。ただし直近情報不明か情報不十分。

宮城    週報に情報あり。(10.26現)

茨城    PCR検査、月別累積で実施中。HPが迷宮だ。(10.26現)

愛知    PCR検査、累積。1か月以上情報なし。(10.22現)

山口    PCR検査実施中。(10.22現)

長崎    実施中。ウイルス種類報告のみで、件数が不明。(10.26現)


ランク B+  ーーー ウイルス情報あるも管易検査のみで不十分

福島    累積で実施中。ただし簡易検査のみ。(10.6現)

静岡    週報ファイルに簡易検査の情報あり。
           PCR検査情報がない(10.26現)

岐阜    実施中 但し簡易検査のみのリアル タイム モニター。(10.26現)
        近頃はデイリーでなくウイークリーだけれど。


ランク B ーーー 定点情報あり。ウイルス情報なし。  

北海道   検査終了。情報が見あたらない。(10.20現)

山梨    情報なし。(10.8現)

栃木    情報なし(10.22現)

千葉    情報なし。(10.26現)    

神奈川   情報なし。週報あるもののHPが迷宮で行くのに一苦労(10.15現)

福井    3月25日以降情報なし(10.13現)   

和歌山  4月以降新規情報なし。(10.22現)

京都    情報なし。(10.22現)

兵庫    情報なし。(10.8現)

島根    PCR検査、5月で終了の模様。(10.22現)

徳島    情報なし(10.5現)

大分    4月で簡易検査の月別集計終了か。(10.13現)

鹿児島   情報なし(10.22現)


ランク C

山形    情報なし。定点情報2週遅い。(10.22現)

新潟    情報にアクセスできない。(10.22現)

石川    情報にアクセスできない。(10.22現)

大阪    3月31日で、HPの更新を終了。(10.22現)

岡山    エクセルのみの情報提供で、一般向けになっていない。(10.22現)

コメント

ランクA+とAは情報入手可     ーーーーー  15県

ランクA-とB+は不十分な情報入手可  ーーー  8県

ランクB、Cは情報入手不可       ーーーー  18県


 ・ウイルス サーベイランス実施状況推移(占有率%)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
ランク  A+&A      28    32    37    41    41    37
     Aー&B+     20    16    17    15    15    20
     B&C        44    56    46    44    44    43

だんだんと患者数が増えてきているのに、ほぼ半分の県で十分なウイルス情報が
入手できません。


北海道では、鳥インフルエンザ ウイルスが鳥の糞から検出された模様です。

まずは家禽類のウイルスチェックが優先かと思いますが、人でのウイルス検査も
必要になってくるやもしれません。

しかるに現状のウイルス サーベイランスさえ満足にやれていない状況では、
H5N1のサーベイランスなどは夢のまた夢でしょうか。

そしてある時を境にまた熱狂したようにウイルスチェックを始めるのでしょうか。

なんとも進歩のない国ですね、厚生省さん。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・北海道は2位上昇、福岡は3位で足踏みです。

2010-10-28 00:20:01 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第42週(10月18日~24日)     0.14人      663人    0.73万人

  ・28日                      0.023人              0.12万人
  ・29日                      0.023人              0.12万人
  ・第43週(10月25日~31日)     0.16人      766人    0.85万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2082.8万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2076.1万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第43週(10月31日)               2083.1万人  100人中16.3人
  ・第44週(11月 7日)               2084.1万人  100人中16.3人

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第39週( 9月27日~ 3日)  0.07人    0.06人   +21.8%
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%

 今回の定点合計報告数は447人で、当ブログ予報は492人でした。

 今回予報誤差は+10.1%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は8000人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの累積患者数2076.1万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


・北海道の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり人        0.11        0.21        0.25
 北海道推計値       0.03万人      0.05万人     0.06万人      
 累積患者数        91.3万人      91.4万人     91.4万人
 100人あたり       16.2人       16.2人       16.3人            

 未成年者の感染は100人に69.0人になりました。

 順位は先回より4位上昇で2位です。

 定点患者数は前回0.1人をこえ、今回で3週連続の上昇です。

 北海道も上昇モードに移行した可能性がでてきましたね。

 ウイルス サーベイ ランクは B で、ウイルス状況は不明です。(10.13現)


・福岡の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり人        0.13        0.41       0.20
 福岡推計値         0.03万人     0.08万人    0.04万人         
 累積患者数       106.1万人    106.1万人   106.2万人
 100人あたり       21.0人       21.0人      21.0人            

 未成年者の100人に81.0人が感染しました。

 福岡は人口の2割以上が感染し、未成年は8割以上が感染しました。


 福岡は今回は減少して足踏み状態です。

 順位は前回同様の3位です。


 PCR検査では10月の1週に新型が2件、2週、3週にA香港型が1件、
 検出されました。

 管易検査では、41週はA型が多数検出です。

 ウイルス サーベイ ランクは A+ です。(10.26現)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・トップ10  ランキング

2010-10-27 00:28:37 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)


 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

           10月 3日     10月10日     10月17日

     1      沖縄          沖縄          沖縄
     2      長崎          岩手          北海道
     3      熊本          福岡          福岡
     4      福井          香川          千葉
     5      福岡          茨城          岩手
     6      北海道         北海道         岐阜
     7      青森          岐阜          静岡
     8      大分          広島          宮城 
     9      東京          東京          茨城
    10      岐阜          千葉          長崎
            
・コメント

 1位  沖縄    0.97人
 2位  北海道   0.25人
 3位  福岡     0.20人
  ・・・
 10位 長崎    0.13人

 沖縄が14週連続1位継続です。

 沖縄、北海道、福岡、岐阜、がご常連です。

 ご常連の県数は2つ増加の4県です。


・トップ10のウイルス情報(第41週)

沖縄   新型2件、A香港型が9件、検出されました。

福岡   A香港型が1件、管易検査ではA型が複数、検出されました。

静岡   管易検査ではA型が12件、B型が1件の検出です。

長崎   新型と、A香港型が検出されました。(件数は不明)

岐阜   管易検査ではA型が3件の検出です。

岩手、茨城、宮城、   ウイルスが検証されませんでした。


北海道、千葉はウイルス情報の掲載がありません。


以上、今回はPCR検査では新型とA香港型が検出されました。

管易検査では多くのA型と少ないながらB型が検出されています。

ただし、簡易検査でA型が検出された場合、新型とA香港型の両方の
可能性があり、判別にはPCR検査が必要です。


・ホットエリア

恒常的に高位にいる県の推移状況
             (恒常的に高位・・・3週間以上連続して定点0.10人以上)

         39週          40週          41週 

北海道エリア ーーー        ーーー          北海道

東北エリア  ーーー         ーーー         ーーー

関東エリア  ーーー         ーーー         ーーー  

甲信エリア  ーーー         ーーー         ーーー  

北陸エリア  ーーー         ーーー         ーーー

東海エリア  ーーー         ---         ーーー

近畿エリア  ーーー         ーーー         ーーー

中国エリア  ーーー         ーーー          ーーー 

四国エリア  ーーー         ーーー         ーーー  

九州エリア  ーーー         ーーー          福岡、長崎

沖縄エリア  沖縄          沖縄           沖縄

合計       1県           1県           4県

         39週          40週          41週 

コメント

ホットエリアに北海道、福岡、長崎が入りました。

昨年もそうでしたが、沖縄に続いて北海道が今年も登場してきました。

やはりそのエリア特有のインフルエンザの流行のしやすさがあるのでしょうね。

日本の全体状況はクールエリアを離脱し、いよいよホットエリア入りです。


・岐阜の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり人        0.09        0.19        0.16
 岐阜推計値         0.01万人     0.02万人     0.01万人        
 累積患者数        35.6万人     35.6万人     35.6万人 
 100人あたり       16.9人       16.9人       16.9人                

 未成年者の100人に63.9人が感染しました。

 今回は1位上げての6位です。

 今回、患者数は下げましたが下限アップダウン状況から上昇モードに移行した
 可能性があります。

 次回報告は要注目です。


 41週はA型が3件の検出です。

 ウイルス サーベイ ランクは B+ です。(10.26現)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・沖縄は14週連続1位。A香港型が爆発か。

2010-10-26 00:19:45 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第42週(10月18日~24日)     0.14人      663人    0.73万人

  ・26日                      0.022人              0.12万人
  ・27日                      0.022人              0.12万人
  ・第43週(10月25日~31日)     0.16人      766人    0.85万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2082.5万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2076.0万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第43週(10月31日)               2083.1万人  100人中16.3人
  ・第44週(11月 7日)               2084.1万人  100人中16.3人

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第39週( 9月27日~ 3日)  0.07人    0.06人   +21.8%
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%

 今回の定点合計報告数は447人で、当ブログ予報は492人でした。

 今回予報誤差は+10.1%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は7700人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの累積患者数2076.0万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


・沖縄の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり          0.57人      1.16人       0.97人
 沖縄推計値         0.03万人     0.07万人     0.05万人       
 累積患者数        46.7万人     46.8万人     46.8万人   
 100人に          33.7人       33.8人       33.8人

 累積未成年患者数    32.1万人     32.1万人     32.1万人   
 100人に          94.8人      95.1人       95.2人

 患者数は前の週から減少で、0.97人です。

 但し、県別順位は前回同様の1位で、最長記録更新14週連続です。

 沖縄の状況は、当面の下限0.57人、当面の上限が1.16人の間の
 アップダウン継続中です。


 新型が36週、37週に2件、38週に3件、40週に3件、41週に2件の報告です。

 さらにA香港型が36週に9件、37週に1件、38週に2件、39週に3件
 40週に5件、41週に9件の報告です。

 沖縄は新型、A香港型がしのぎを削る、混合感染状況ですが、
 どうやらA香港型がかなり優勢になりつつあります。

 状況がだんだんと香港に似てきましたね。

          (ウイルス サーベイ ランク A+      10.24現)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・7週連続のクールエリア減少です。

2010-10-25 00:18:59 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) 
 ・第43週(10月25日~31日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)


 ・定点あたり報告数(定点0.00人の県)

           10月 3日     10月10日     10月17日

    24      山梨          ーー           ーー
    26      石川          石川          ーー
    26      岡山          ーー          ーー
    27      鳥取          鳥取          鳥取
    27      山形          ーー          ーー
    29      広島          ーー          ーー
    30      ーー          山形          山形
    32      ーー          福島          福島
    33      宮崎          ーー          ーー
    34      ーー          ーー          富山
    35      島根          島根          島根
    36      ーー          滋賀          ーー
    38      ーー          和歌山         和歌山
    39      山口          ーー           ーー
    40      ーー          秋田          秋田
    42      愛媛          愛媛          愛媛
    44      高知           ーー          ーー
    45      佐賀          ーー          ーー
    46      奈良          ーー          ーー     
    47      ーー           福井          ーー
合計          13           10           8 

コメント

今回は40位から47位まで定点0.00人で、2県減少です。

ご常連は鳥取、島根、愛媛、の3県です。

これは前の週と同数です。

・クールエリア

安定的に低位にいる県の推移です。
                  (安定的・・・5週間以上連続して定点0.05人以下)

         39週          40週          41週 
北海道エリア ーーー        ーーー          ーーー

東北エリア  秋田、宮城      秋田、          秋田、
         岩手、           

関東エリア  栃木、群馬、埼玉  栃木、群馬、埼玉   栃木、


甲信エリア  山梨、         山梨、          山梨、

東海エリア  愛知、         愛知、          愛知、          

北陸エリア  富山、石川      石川           石川

近畿エリア  奈良、兵庫      奈良、兵庫      奈良、兵庫
         滋賀、京都      滋賀、京都      滋賀、和歌山

中国エリア  広島、岡山、島根  島根           島根  
         鳥取          

四国エリア   愛媛、        愛媛、          愛媛、高知

九州エリア  宮崎、佐賀      宮崎、佐賀       宮崎、佐賀

沖縄エリア  ーーー         ーーー         ーーー

合計      21県          16県          15県

         39週          40週          41週 

今回の「クールエリア」は前の週から1県減少の15県です。
(群馬、埼玉、京都が外れる。高知、和歌山が入る。)

これで7週連続でクールエリア減少です。

日本の全体状況はクールエリアからの上昇中というところです。


・ウイルス君消滅状況・・・ただいま0県です。

    今回の定点0.00人継続期間(5週連続以上)

鳥取      5週     
愛媛      5週     

但し、定点サンプリングの検出力から推定すると、少なくとも10週連続で「定点
0.00人」にならなくては「ウイルス君が消えた」ということにはなりません。


富山の15週連続0.00人が現在の最長記録です。

続いて石川の14週連続です。

秋田、奈良、は11週連続達成。

鳥取、宮崎、高知は10週達成。

今のところ10週以上達成は上記7県のみです。

鳥取は5週連続にて、再登場ですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・東京、大阪ともにひと休み状態です。

2010-10-24 00:24:22 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第40週(10月 4日~10日) ・ワクチン接種始まる
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~24日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・24日                      0.021人              0.11万人
  ・第42週(10月18日~24日)     0.14人      663人    0.73万人
  ・25日                      0.021人              0.11万人
  ・第43週(10月25日~31日)     0.16人      766人    0.85万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2082.3万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2076.0万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第42週(10月24日)               2082.3万人  100人中16.3人
  ・第43週(10月31日)               2083.1万人  100人中16.3人

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第39週( 9月27日~ 3日)  0.07人    0.06人   +21.8%
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%

 今回の定点合計報告数は447人で、当ブログ予報は492人でした。

 今回予報誤差は+10.1%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は7300人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの累積患者数2076.0万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


・東京の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり          0.09人      0.15人      0.09人
 東京推計値         0.05万人     0.08万人     0.05万人       
 累積患者数       162.9万人    163.0万人    163.1万人
 100人あたり       12.5人      12.6人      12.6人             

 未成年者の100人に58.0人が感染しました。


 どうやら東京は停滞から上昇モードに移行したようで、11月終わりから
 12月にかけて流行状態に移行しそうですね。

 県別順位は47都道府県中の15位で、6位後退です。


 A香港型が36週に1件、40週に2件、確認されています。

 B型が40週に1件、確認されています。

 管易検査ではA型が6件の検出です。(41週 週報より)

          (ウイルス サーベイ ランク A    10.23現)

・大阪の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                39週         40週        41週      
               10月 3日     10月10日     10月17日
 定点あたり人        0.07       0.04         0.03
 大阪推計値         0.03万人    0.01万人      0.01万人
 累積患者数       126.4万人   126.4万人     126.4万人
 100人あたり       14.3人      14.3人        14.3人       

 未成年者の100人に56.4人が感染しました。

 患者数は今回は減少です。

 県別順位は47都道府県中の32位です。

 これは前の週から3位下がりました。

 暫定上限が0.07人、下限が0.03人でのアップダウン継続でしょうか。

 上昇にてんじるかどうか、今後の状況は要注目です。

 大阪は4月以降HPの更新を中止した模様です。

 従って、現状のウィルス種類が不明です。

          (ウイルス サーベイ ランク C     10.22現)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・ウイルス サーベイランス ランキング

2010-10-23 00:40:31 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第40週(10月 4日~10日) ・ワクチン接種始まる
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~25日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)


 ・ウイルス サーベイランス実施状況+HPのアクセス感評価

ランク A+ ーーー ランクAを超えて何か優れた点がある。

千葉    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好。(10.20現)    

鳥取    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好。(10.8現)    

香川    PCR検査再スタート。迅速検査情報あり(10.20現)    

福岡    10月第1週に新型検出。(10.20現)
       但し、医師会の情報ネットに簡易検査ウイルス情報がある時もある。

沖縄    実施中。PCR検査、HPのアクセス感良し。(10.19現)


ランク A  ーーー ウイルス情報あり。

青森    実施中の様子だが新規情報なし。(10.8現)

岩手    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好(10.20現)

埼玉    PCR検査実施中。(10.15現)

東京    PCR検査実施中。(10.11現)

長野    実施中。(10.22現)

三重    PCR検査、8月上旬以降情報なし。
        簡易検査は報告あり(10.5現)

広島    PCR検査再スタート。HPのアクセス良好。(10.20現)    

愛媛    PCR検査実施中。(10.15現)

高知    実施中。HPのアクセス良好。(10.22現)

佐賀    実施中。HPのアクセス2クリックOK。(10.5現)

長崎    実施中。(10.13現)

熊本    累積で再開の模様。(10.13現)


ランク Aー  ーーー ウイルス情報あり。ただし直近情報不明か情報不十分。

茨城    PCR検査、月別累積で実施中。HPが迷宮だ。(10.20現)

愛知    PCR検査、累積。1か月以上情報なし。(10.22現)

山口    PCR検査実施中。(10.22現)


ランク B+  ーーー ウイルス情報あるも不十分

福島    累積で実施中。ただし簡易検査のみ。(10.6現)

静岡    週報ファイルに簡易検査の情報あり。
           PCR検査情報がない(10.5現)

岐阜    実施中 但し簡易検査のみのリアル タイム モニター。(10.21現)
        近頃はデイリーでなくウイークリーだけれど。


ランク B ーーー 定点情報あり。ウイルス情報なし。  

北海道   検査終了。情報が見あたらない。(10.20現)

宮城    情報なし(10.22現)

山梨    情報なし。(10.8現)

栃木    情報なし(10.22現)

神奈川   情報なし。週報あるもののHPが迷宮で行くのに一苦労(10.15現)

福井    3月25日以降情報なし(10.13現)   

和歌山  4月以降新規情報なし。(10.22現)

京都    情報なし。(10.22現)

兵庫    情報なし。(10.8現)

島根    PCR検査、5月で終了の模様。(10.22現)

徳島    情報なし(10.5現)

大分    4月で簡易検査の月別集計終了か。(10.13現)

鹿児島   情報なし(10.22現)


ランク C

山形    情報なし。定点情報2週遅い。(9.17現)

新潟    情報にアクセスできない。(10.22現)

石川    j応報にアクセスできない。(10.22現)

大阪    3月31日で、HPの更新を終了。(10.22現)

岡山    エクセルのみの情報提供で、一般向けになっていない。(10.22現)

コメント

ランクA+とAは情報入手可     ーーーーー  17県

ランクA-とB+は不十分な情報入手可  ーーー  6県

ランクB、Cは情報入手不可       ーーーー  18県


 ・ウイルス サーベイランス実施状況推移(占有率%)
               35週   36週   37週  38週   39週   40週
ランク  A+&A      36    28    32    37    41    41
     Aー&B+     24    20    16    17    15    15
     B&C        46    44    56    46    44    44

だんだんと患者数が増えてきているのに、ほぼ半分の県で十分なウイルス情報が
入手できません。

加えて、今回の見直しではランクCが大幅に増えてしまいました。

なんとかして欲しいものですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・41週は予報どおりの足踏み状態でした。

2010-10-22 00:45:38 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第40週(10月 4日~10日) ・ワクチン接種始まる
 ・第41週(10月11日~17日) 
 ・第42週(10月18日~25日) ・・・・・今週・・・・・

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
   A(H1)pdm     41    38    44    37    40    32
   A(H3)         53    58    50    58    56    64
   B              6     4     6     5     4     4

 どうやらA香港型が新型を制圧しつつあるようです。

 中国や香港はA香港型主流の感染状況で新型は制圧されていますが、
 日本も近い状況になりつつある様です。

 ・定点状況推移(人)
               36週   37週   38週  39週   40週   41週
  2010年定点データ  0.04  0.05  0.04   0.06  0.11  0.09
  2009年比較データ  2.62  3.21  4.95   4.25  6.40 12.92

 今年は日本全体の流行入りはかなり遅れそうな雰囲気で、12月後半まで
 ずれ込む可能性も出てきたようです。
 
 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第39週( 9月27日~ 3日)     0.06人      284人    (0.32万人)
 ・第40週(10月 4日~10日)     0.11人      537人    (0.60万人)
 ・第41週(10月11日~17日)     0.09人      447人    (0.50万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・22日                      0.020人              0.11万人
  ・23日                      0.021人              0.11万人
  ・第42週(10月18日~24日)     0.14人      663人    0.73万人
  ・第43週(10月25日~31日)     0.16人      766人    0.85万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2082.1万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2075.9万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第42週(10月24日)               2082.3万人  100人中16.3人
  ・第43週(10月31日)               2083.1万人  100人中16.3人

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第39週( 9月27日~ 3日)  0.07人    0.06人   +21.8%
 ・第40週(10月 4日~10日)  0.06人    0.11人   ー43.4%
 ・第41週(10月11日~17日)  0.10人    0.09人   +10.1%

 今回の定点合計報告数は447人で、当ブログ予報は492人でした。

 今回予報誤差は+10.1%になり、予報誤差想定内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は7000人程で、
 3割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割程度で、
 新型が3割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型がかなり優勢(6割超え)になってきました。

 B型は占有率が1ケタ台にまで落ちてはいますが、低位安定しています。


 新型インフルの累積患者数2075.9万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1515万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


 第41週は定点0.09人で、先週の読みの誤差範囲内におさまりました。

 窓際日記は、今回は歴日上の休日が1日あり、見かけ上は足踏み状態かなと
 読みましたが当たりのようです。

 さて、次回42週は一転増加に転じると読みましたが、どうなりますか。

 要注目ですね。


・北海道の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                38週         39週        40週      
                9月25日     10月 3日     10月10日
 定点あたり人        0.00        0.11        0.21
 北海道推計値       0.00万人      0.03万人     0.05万人      
 累積患者数        91.3万人      91.3万人     91.4万人
 100人あたり       16.2人       16.2人       16.2人            

 未成年者の感染は100人に68.9人になりました。

 順位は先回同様で6位です。

 定点患者数は前回0.1人をこえ、今回は0.21人です。

 北海道も上昇モードに移行した可能性がでてきましたね。

 ウイルス サーベイ ランクは B で、ウイルス状況は不明です。(10.13現)


・福岡の現状(2009年からの新型インフルエンザ患者数累積)
                38週         39週        40週      
                9月25日     10月 3日     10月10日
 定点あたり人        0.05        0.13       0.41
 福岡推計値         0.01万人     0.03万人    0.08万人         
 累積患者数       106.0万人    106.1万人   106.1万人
 100人あたり       21.0人       21.0人      21.0人            

 未成年者の100人に80.9人が感染しました。

 福岡は人口の2割以上が感染し、未成年は8割以上が感染しました。


 福岡は0.4人をこえてきました。

 停滞状況から上昇モードに移行したと思われます。

 順位は2位上がって、3位です。


 PCR検査では10月の1週に新型が2件、2週にA香港型が1件、検出されました。

 管易検査では、40週はA型が多数検出です。

 ウイルス サーベイ ランクは A+ です。(10.20現)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする