窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・ウイルス サーベイランス ランキング、ウランは超新星爆発の贈り物です。

2011-03-31 01:43:02 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第11週( 3月14日~20日)・4つの県が警報、27の県が注意報レベル継続。      
 ・第12週( 3月21日~27日)      
 ・第13週( 3月28日~ 3日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第12週( 3月21日~27日)    17.87人    84158人   73.2万人

  ・30日                      2.60人              10.6万人
  ・31日                      2.60人              10.7万人
  ・第13週( 3月28日~ 3日)    18.23人    85875人   54.7万人

・各県別ウイルス サーベイランス実施状況+HPのアクセス感評価
      (サーベイランス対象、AH1,AH1pdm、AH3、B)
      (そろそろH5N1もお仲間に入れるべきでしょう、厚生省さん。)

ランク A+ ーーー ランクAを超えて何か優れた点がある。

愛知    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(3.30現)

三重    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(3.15現)

香川    PCR検査報告スタート。簡易検査も報告あり。(3.30現)    

山口    PCR検査実施中。簡易検査報告もあり。(3.30現)


ランク A  ーーー ウイルス情報あり。

北海道   PCR検査報告実施中。(3.1現)

青森    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

秋田    PCR検査報告実施開始。(3.23現)

岩手    PCR検査報告j実施中。(3.6現)

宮城    PCR検査報告実施中。(3.1現)

埼玉    PCR検査報告実施中。(3.23現)

千葉    PCR検査報告実施中。(3.1現)

東京    PCR検査報告実施中。(3.1現)

長野    PCR検査報告実施中。(3.30現)

大阪    PCR検査報告実施中。(3.30現)

兵庫    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

石川    PCR検査報告実施中。(3.6現)

鳥取    PCR検査再スタート。(3.15現)    

島根    PCR検査報告実施中。(3.30現)

広島    PCR検査報告実施中。(3.30現)    

愛媛    PCR検査報告実施中。(3.23現)

福岡    PCR検査報告実施中。(3.15現)

佐賀    PCR検査報告実施中。(3.15現)

熊本    累積報告で実施中。(3.23現)

沖縄    PCR検査報告実施中。(3.6現)


ランク Aー  ーーー ウイルス情報あり。ただし直近情報不明か情報不十分。

新潟    PCR検査報告実施中。(3.1現)

茨城    PCR検査、月別累積で実施中。(3.1現)

神奈川   PCR検査報告実施中。(3.23現)

山梨    PCR検査報告実施中。(3.15現)

福井    PCR検査報告実施中。(3.23現)

滋賀    PCR検査報告実施中。(3.30現)

長崎    PCR検査実施中。(3.1現)


ランク B+  ーーー ウイルス情報あるも管易検査結果のみで不十分

山形    簡易検査のみ情報あり。(3.6現)

福島    累積で実施中。ただし簡易検査のみ。(3.15現)

静岡    週報ファイルに簡易検査の情報あり。(3.15現)

岐阜    実施中 但し簡易検査のみのリアル タイム モニター。(3.6現)

岡山    リンク先にしか情報なし。一般向けになっていない。(3.6現)

高知    簡易検査のみ情報あり。(3.30現)


ランク B ーーー 定点情報あり。ウイルス情報なし。  

栃木    情報なし。HPが迷宮。(3.1現)

群馬    情報無し。(3.30現)

富山    情報無し。(3.23現)

和歌山   情報無し。(3.6現)

京都    情報なし。(3.6現)

徳島    情報なし。(3.15現)

大分    情報なし。(3.23現)

宮崎    情報なし。(3.15現)

鹿児島   情報なし。HPが迷宮。(3.1現)


ランク C

ーーー

コメント

ランクA+とAは情報入手可     ーーーーー  24県

ランクA-とB+は不十分な情報入手可  ーーー 13県

ランクB、Cは情報入手不可       ーーーー   9県


 ・ウイルス サーベイランス実施状況推移(占有率%)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
ランク  A+&A      70    67    65    61    59    52
     Aー&B+     15    17    17    20    22    28
     B&C        15    15    17    20    20    20

群馬がランクAからランクB下がりました。

高知ランクAからランクB+に下がりました。

滋賀がランクBからランクAーに上がりました。

ランクA&A+が減少傾向継続で、ほぼ5割に落ちてしまいました。

ピークを過ぎてももう少し頑張って欲しいものですね。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県56カ所からH5N1検出、あるいは疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)
和歌山(オオタカ)、徳島(オシドリ)

今回、徳島の野鳥(オシドリ)がH5N1の感染疑いです。

徳島はこれで2例目になります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月30日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部、爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

1~3号機で高濃度の放射能汚染水の流出が確認され、特に2号機は異常に
高い数値(測定限界超え)の模様。

コメント

東電はどう考えても原子炉に実際に注入した水の量と注入できる許容量を把握
していたとは思えません。

把握していれば、何時満水になるか、それまでに冷却系は復帰できるのか、
出来ないときにはどうするのかを前もって計画できていたはずですものね。

今やっている事をみていると、「水、こぼれちゃった」「それじゃ拭かなきゃ」という
話で、これでは幼稚園児のレベルですよ。


原発も「原子炉でお湯わかしてタービン回せば電気がとれる」くらいの認識で
運営していたんでしょうね、きっと。

ウラニウムというのは、超新星爆発の贈り物で、誕生は地球そのものの年齢より
古いもの。

核分裂、あるいは放射性物質が持つ崩壊熱は、地球の内部の鉄をどろどろに
保っている力そのもの。

おかげで地球磁場が存在し、オーロラが見れる。

今回の地震も元をたどればそのような崩壊熱に行きつきます。

大陸を動かし、火山を噴火させます。

それだけの力をもつ物質を扱っているという認識も覚悟もないのでしょうね、きっと。


十分な準備とリスクの認識なしでウランのもつ力を使うのは、「子どものライター
遊び」のようなものです。

必ず火事になりますよねえ、東電さん。

・・放射線状況

・・・原発北西30km超えの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西30Km超え地点 
 以下、すべて北西30km超え地点
                   21日・・・90μ・Sv/H
17日・・・167μ・Sv/H     22日・・・75μ・Sv/H
18日・・・150μ・Sv/H     23日・・・75μ・Sv/H       
19日・・・136μ・Sv/H     24日・・・66μ・Sv/H
20日・・・110μ・Sv/H     25日・・・58μ・Sv/H

26日・・・ 49μ・Sv/H
27日・・・ 50μ・Sv/H
28日・・・ 45μ・Sv/H
29日・・・ 43μ・Sv/H
30日・・・ (34μ・Sv/H)

31日予報数値・・30μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定累積放射線量

30日終了時点   最大推定値・・・29595μ・Sv (29.6m・Sv)


ついにハイパー レスキュー隊員の被ばくした線量を突破しました。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(この件、詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H         26日・・・4.0μ・Sv/H     

27日・・・3.9μ・Sv/H     
28日・・・3.8μ・Sv/H     
29日・・・3.4μ・Sv/H     
30日・・・3.3μ・Sv/H     

31日予報数値・・2.7μ・Sv/H

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

30日終了時点   累積での推定値・・・2679μ・Sv (2.7m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

ついに世界平均の自然放射能の2.4m・Svを突破しました。


そういえばNHKのBSで外国ニュース紹介でアナウンサーが相変わらず「一般人は
1m・Sv」とやってました。

外人さんが見ることを意識して「外見だけつくろう」というやつですかねえ、NHKさん。


これまでの状況から一般人の年間許容量と現状をまとめます。

一般人で1m・Sv(日本の建前)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市の30日現在での被ばく量は2.7m・Sv

政府ご用達のCT装置は6.9m・Sv/1回 (枝野さんご推奨)
アメリカ国民は10m・S
窓際日記想定・・日本の一般人は10~16m・Sv(原子力委員会指標より推定)
自衛隊員で20m・Sv
ICRP勧告では当面20m・Svまで許容

・・30日現在で30km超え地点での被ばく量29.6m・Sv

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
原発作業員は通常は50m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

コメント

大気中の放射能の濃度は減少傾向ですが、かわりに海の汚染が進行中の模様
です。

放射性物質を海に垂れ流しながら「微量だから海が薄めてくれる。」というのが
経済産業省、ひいては保安院さんの立場。

枝野さんも同様の発言で「大気汚染」を容認してましたものね。

そうすると、これが日本政府の「海と空」に対する立ち位置ですね。

「微量だからそっちでなんとかしてくれ」と。

これは必ずしっぺ返しをもらいますよ、菅さん。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えています。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)

ですので、この付近の住民の方は退避されるのが妥当かと思われます。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は放射能は同心円上に拡散せずに、ホットエリアを離れた場所に作ります。

ですので、今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・今シーズン患者数1200万人超え。日本の許容量は現在28.8m・Svまで上昇中。

2011-03-30 01:13:44 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第11週( 3月14日~20日)・4つの県が警報、27の県が注意報レベル継続。      
 ・第12週( 3月21日~27日)      
 ・第13週( 3月28日~ 3日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第12週( 3月21日~27日)    17.87人    84158人   73.2万人

  ・30日                      2.60人              10.6万人
  ・31日                      2.60人              10.7万人
  ・第13週( 3月28日~ 3日)    18.23人    85875人   54.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1208.3万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      708.1万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2783.0万人  100人に21.8人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第13週( 4月 3日)               1251.2万人  

・入院状況(第11週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      414人( 3月20日現在)    重症化率  0.0038%
 ・重症化(新型分)    236人( 3月20日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   154人( 3月20日現在)     致死率   0.0014%


 重症化率(%) 
     6週     7週     8週     9週     10週    11週
  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040  0.0038

 致死率(%)
     6週     7週     8週     9週     10週    11週
  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015  0.0014

 第11週は重症化率、致死率ともに減少傾向でした。

 今回は累積患者数が1100万人程度です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0038%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第11週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     51人
   A(H3)         16人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  73人              

 さて、情報なしが73人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この86人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%
 ・第11週( 3月14日~20日) 14.34人   17.25人   ー14.1%

 今回の定点合計報告数は82523人で、当ブログ予報は70849人でした。

 今回予報誤差はー14.1%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は74万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は49%、B型は28%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2783.0万人で、
 これまでに100人に21.8人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1885万人で、100人に77.5人が感染したことになります。

 成人は896万人で、100人に8.7人が感染したことになります。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県55カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)
和歌山(オオタカ)

今回、和歌山の野鳥(オオタカ)がH5N1の感染疑いです。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月29日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部、爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~3号機で高濃度の放射能汚染水の流出が確認され、特に2号機は異常に
高い数値(測定限界超え)の模様。

・・放射線状況

・・・原発北西30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西30Km地点 
 以下、すべて北西30km地点
                   21日・・・90μ・Sv/H
17日・・・167μ・Sv/H     22日・・・75μ・Sv/H
18日・・・150μ・Sv/H     23日・・・75μ・Sv/H       
19日・・・136μ・Sv/H     24日・・・66μ・Sv/H
20日・・・110μ・Sv/H     25日・・・58μ・Sv/H

26日・・・ 49μ・Sv/H
27日・・・ 50μ・Sv/H
28日・・・ 45μ・Sv/H
29日・・・ 43μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km地点での15日15時からの推定累積放射線量

29日終了時点   最大推定値・・・28779μ・Sv (28.8m・Sv)

ついにハイパー レスキュー隊員の被ばくした線量を突破しました。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(この件、詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

・・福島市の状況(北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H         26日・・・4.0μ・Sv/H     

27日・・・3.9μ・Sv/H     
28日・・・3.8μ・Sv/H     
29日・・・3.4μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

29日終了時点   累積での推定値・・・2600μ・Sv (2.6m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

ついに世界平均の自然放射能の2.4m・Svを突破しました。


地震発生後の注目点のまとめです。

11日・・地震発生、原発トラブル発生

12日・・原発事故に発展

  ・・・

19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表

21日・・窓際日記、注意情報をブログ掲載

22日・・アメリカエネルギー省、上空からの測定結果公表
     原発から北西~46kmぐらいに放射能レベルの高いバンド状のエリア確認

23日・・原子力安全委員会、放射能拡散濃度の計算結果公表
     原発北西方向に放射能が集中的に流れているのが確認された

24日・・菅さんと斑目原子力委員長との会合

25日・・斑目さん、自主避難と非難エリア見直しの勧告
     枝野さん、自主避難の推奨と避難準備を各自治体に指示

    ・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
     1.0m・Svを超えていると発表

26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
     「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら?」


これまでの状況から一般人の年間許容量の状況をまとめます。

・・・一般人の放射線の年間許容量関係

一般人で1m・Sv(日本の建前)・・食品の暫定基準を作るのにつかわれる模様。

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

政府ご用達のCT装置は6.9m・Sv/1回 (枝野さんご推奨)

アメリカ国民は10m・S

窓際日記想定・・日本の一般人は10~16m・Sv(原子力委員会指標より推定)

自衛隊員で20m・Sv

ICRP勧告では当面20m・Svまで許容

・原子力安全委員会・29日現在での実際上の許容量28.8m・Sv

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

原発作業員は通常は50m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

今回特例で原発作業員は250m・Sv


あるいは、組織別にまとめると、

文科省・・・一般人の年間許容量は1.0m・Svと思っている。

経済産業省ー>保安院・・・1.0m・Svはたてまえだと思っている。
                  本音の許容量については言及なし。

内閣府の原子力委員会・・・許容量は10m・Sv~16m・Sv程度と思っている。

枝野さんの許容量はCT1回分の6.9m・Svでしたね、確か。

NHK・・・かつて解説委員さんは1.0m・Svだと思っていた。
      でも「保安院さんの1.0m・Svは建前」の発言を聞いた後は立場不明。

28日現在での年間許容量に対する各紙の立ち位置

Y紙、A紙は1m・Svからの基準値引き上げに賛成の模様。
その際の判断の目安に100m・Svという数値は参考として上げている。

M紙は1m・Svの基準値が守られていないと報告はしているが、それに代わる
基準値についての言及はない。


まさに混とん、混乱の極みです。

日本政府には基準を決める力もなければ、その確実な実施で住民を守る力も
なさそうですね、菅さん。

この状況ではどうしたってアメリカの勧告と日本政府の指示を比較しちゃいます。

アメリカ政府は「アメリカ国民は年間10m・Sv以下」という基準の提示と、その
確実な実現のために、「80km以内は退避せよ。」という勧告をしました。

65kmの福島でも既に2.6m・Svを超えてさらに上昇中ですが、さすがに80km
では今でも1m・Sv以下に抑え込まれているようです。

アメリカは自分勝手でダブルスタンダードであまり好きではないのですが、今回の
場合はそのアメリカがうらやましく思えるのはどうしてでしょうかねえ、枝野さん。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)

ですので、この付近の住民の方は退避されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎます。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・ボトム 10 ランキング、2号機は「水漏れ原子炉」でした。

2011-03-29 02:03:27 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第11週( 3月14日~20日)・4つの県が警報、27の県が注意報レベル継続。      
 ・第12週( 3月21日~27日)      
 ・第13週( 3月28日~ 3日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第12週( 3月21日~27日)    17.87人    84158人   73.2万人

  ・28日                      2.58人              10.6万人
  ・29日                      2.59人              10.6万人
  ・第13週( 3月28日~ 3日)    18.23人    85875人   54.7万人

 ・ボトム10 ランキング

            3月 6日      3月13日      3月20日

    38      熊本          宮城          京都
    39      京都          鹿児島         和歌山
    40      宮城          宮崎          沖縄
    41      宮崎          京都          香川
    42      鹿児島         岩手          茨城
    43      鳥取          長崎          長崎
    44      沖縄          佐賀          佐賀
    45      佐賀          沖縄          岩手
    46      徳島          和歌山         徳島
    47      和歌山         徳島          宮城

 ・コメント

 45位  岩手     5.34人
 46位  徳島    2.71人
 47位  宮城    1.58人

岩手は3つ下げての45位です。

徳島は1つ上げての46位です。

宮城は9つ下げての47位です。

ご常連は和歌山、宮城、佐賀、沖縄、徳島、京都の6県です。

これは前の週と同数です。


・注意報レベル(定点10人)以下になった県

今回は32位~47位が注意報レベル未満になりました。

第6週・・・・青森、鳥取

第7週・・・・福島、京都、山梨、秋田、奈良、徳島、沖縄、岩手、和歌山、宮城

第8週・・・・茨城、栃木、熊本、宮崎、佐賀、鹿児島

第9週・・・・愛媛、香川、兵庫、大阪、高知、長崎
       山梨が注意報レベルに再上昇しました。

第10週・・・新たに追加になる県はありません。
       注意報レベルに再上昇した県
       青森、愛媛、兵庫、大阪、高知

第11週・・・新たに追加になる県はありません。
       注意報レベルに再上昇した県
       鳥取、宮崎、

・低位エリア

安定的に低位にいる県の推移です。
                  (安定的・・・3週間以上連続して下位30位以下)

          9週          10週          11週 
北海道エリア ーーー         ーーー          ーーー

東北エリア  秋田、青森、岩手  秋田、岩手       秋田、岩手
         福島、宮城      福島、宮城       福島、宮城

関東エリア  栃木          栃木           栃木

甲信エリア  ーーー        ーーー           ーーー

東海エリア  ーーー         ーーー          ーーー          

北陸エリア  ーーー         ーーー          ーーー

近畿エリア  和歌山        和歌山          和歌山
         京都、奈良      京都、奈良       京都、奈良

中国エリア  鳥取           鳥取          鳥取

四国エリア  徳島           徳島           徳島

九州エリア  熊本、鹿児島     熊本、鹿児島     熊本、鹿児島
                      宮崎、佐賀       佐賀、長崎

沖縄エリア  沖縄          沖縄           沖縄

合計      14県          15県          15県

          9週          10週          11週 

コメント

宮崎が抜け、長崎、が入りました。

九州、沖縄地方の低位エリア入りが始まりました。

今回も福島からは情報が上がってきていない模様です。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月27日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~3号機で高濃度の放射能汚染水の流出が確認され、特に2号機は異常に
高い数値(測定限界超え)の模様。


3月25日のブログでも指摘しておきましたが、やっぱり原子炉に注入した水の
最後の行き場まできっちりとは考えずに炉心への注水、やってましたね、東電さん。

どう考えたって、密閉容器の中に無限に新しい水を注入することなどはできません
普通はね。

無理に入れれば、どこからか漏れるに決まっていますよ。

それを無視して、目先、原子炉のメルトダウンが怖くて水、入れてましたね。

それとも水が漏れるのはお得意の「想定外」でしたか、東電さん。


この、高放射性水、海に流れ込んで、それで基準の1000倍の放射能が検出
された可能性がありますね。

そうすると、25日の読みそのものではないですか!

かなりあきれる状況ですよ、これは。


・・放射線状況

・・・原発北西30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西30Km地点 
 以下、すべて北西30km地点
                   21日・・・90μ・Sv/H
17日・・・167μ・Sv/H     22日・・・75μ・Sv/H
18日・・・150μ・Sv/H     23日・・・75μ・Sv/H       
19日・・・136μ・Sv/H     24日・・・66μ・Sv/H
20日・・・110μ・Sv/H     25日・・・58μ・Sv/H

26日・・・ 49μ・Sv/H
27日・・・ 50μ・Sv/H
28日・・・ 45μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km地点での15日15時からの推定累積放射線量

28日終了時点   最大推定値・・・27747μ・Sv (27.7m・Sv)
             平均推定値・・・13874μ・Sv (13.9m・Sv)

ついにハイパー レスキュー隊員の被ばくした線量を突破しましたよ、菅さん。

住民は線量計支給されてませんからなにもアピールできませんが、とんでもない
危険な目に住民をあわせていませんか???

アピールできる人達は「決死の覚悟で活動しました。」と言えますが、線量計のない
我々住民は誰に知られることもなく普通の生活の中で危険な目に逢わないと
いけないのでしょうかねえ、枝野さん。

20km以内もリスキーですけれど、こちらも結構リスキーですよ、お忘れなく。


ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(この件、詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

・・福島市の状況(北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H         26日・・・4.0μ・Sv/H     

27日・・・3.9μ・Sv/H     
28日・・・3.8μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

28日終了時点   累積での推定値・・・2518μ・Sv (2.5m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

ついに世界平均の自然放射能の2.4m・Svを突破しました。


安全保安院の福島原発出張所の所長さん、5日間原発に滞在してその間に
「883μ・Svも被ばくしてしまいました。」とのことでした。

福島の皆さんは、市内で普通に14日間生活していて2518μ・Svも被ばくして
いるのですが、線量計持ってませんので、誰も何も主張できません。

保安院さんはどうやら「原発の事」が御専門ですからそれでいいのでしょうが、
我々住民の「御専門」はいったい何処におられるのでしょうね、菅さん。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎます。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・第12週の定点予報は17.87人で、退避限度を超えても何もしない日本政府。

2011-03-28 01:07:25 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第11週( 3月14日~20日)・4つの県が警報、27の県が注意報レベル継続。      
 ・第12週( 3月21日~27日)      
 ・第13週( 3月28日~ 3日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第12週( 3月21日~27日)    17.87人    84158人   73.2万人

  ・28日                      2.58人              10.6万人
  ・29日                      2.59人              10.6万人
  ・第13週( 3月28日~ 3日)    18.23人    85875人   54.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1187.1万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      703.2万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2778.1万人  100人に21.8人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第12週( 3月27日)               1176.5万人  
  ・第13週( 4月 3日)               1251.2万人  

・入院状況(第11週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      414人( 3月20日現在)    重症化率  0.0038%
 ・重症化(新型分)    236人( 3月20日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   154人( 3月20日現在)     致死率   0.0014%


 重症化率(%) 
     6週     7週     8週     9週     10週    11週
  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040  0.0038

 致死率(%)
     6週     7週     8週     9週     10週    11週
  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015  0.0014

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が1010万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0038%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第11週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     51人
   A(H3)         16人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  73人              

 さて、情報なしが73人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この86人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%
 ・第11週( 3月14日~20日) 14.34人   17.25人   ー14.1%

 今回の定点合計報告数は82523人で、当ブログ予報は70849人でした。

 今回予報誤差はー14.1%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は73万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は49%、B型は28%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2778.1万人で、
 これまでに100人に21.8人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1881万人で、100人に77.3人が感染したことになります。

 成人は895万人で、100人に8.7人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月27日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~3号機で高濃度の放射能汚染水の流出が確認され、特に2号機は異常に
高い数値(測定限界超え)の模様。

・・放射線状況

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
 以下、すべて北西30km地点
                   21日・・・90μ・Sv/H
17日・・・167μ・Sv/H     22日・・・75μ・Sv/H
18日・・・150μ・Sv/H     23日・・・75μ・Sv/H       
19日・・・136μ・Sv/H     24日・・・66μ・Sv/H
20日・・・110μ・Sv/H     25日・・・58μ・Sv/H

26日・・・ 49μ・Sv/H

 ・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

26日終了時点   最大推定値・・・25467μ・Sv (25.5m・Sv)
             平均推定値・・・12734μ・Sv (12.7m・Sv)

ついに自衛隊員の許容被ばく線量を突破しましたよ、菅さん。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(この件、詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

・・福島市の状況(北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H         26日・・・4.0μ・Sv/H     

27日・・・3.9μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

27日終了時点   累積での推定値・・・2427μ・Sv (2.4m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

ついに世界平均の自然放射能、2.4m・Svに到達です。

コメント

さて、原発から北西30km地点での放射線量は20m・Svを超えた模様です。

ここで再度、窓際邸の住人が登場です。

例によって「日本家屋の窓際邸」は換気効率が高く、放射能減衰率は4分の1です。

ちなみに「換気効率が良い」の別の表現では「すきま風が入る」ともいいますが。


このご夫妻、人が良い事で知られていて、特に国の言うことには疑いをもちません。

仕事熱心でも知られており、1日ゆうに12時間は野良仕事です。

幸いにも原発から北西30.1kmのところに住んでいますので、今回の屋内退避や
自主避難の対象にもなっておりません。

原発の事故などどこ吹く風、国の言うことを信じて今まで通りに暮らしておりました。


他方、原発から北西30kmに住む友人は屋内退避の指示をまもって、1日1時間の
買い物以外は外出できませんので、窓際邸ご夫妻をうらやましく思っておりました。

この友人の寝起きしている家屋もご多分にもれず、換気効率のよいものです。


さて、問題です。

どちらの住人の被ばく放射線量が多いでしょうか?

計算条件は、原発での事故以降の屋外での12日間での放射線量が合計で
20m・Svに達したとします。

30km離れた地点で、高々100mの違いによる放射線強度差は無視できます。

ただし、どちらの住人の家屋の放射線減衰率も4分の1です。


窓際邸住人・・・1日のうち外にいるのは12時間、あとは屋内。ー>12.5m・Sv

友人    ・・・1日のうち外にいるのは1時間、あとは屋内。ー>5.6m・Sv 


さあ大変です。

30km圏内で屋内退避の指示がある人の倍以上の放射線を30.1kmに住んで
いる窓際夫妻は実際には浴びることになります。

しかも浴びている放射線量が屋内退避基準の10m・Svを超えても、誰も何も
言ってくれないのです。

国が「30.1kmは安全だ。」というので、素直にそれを信じながら、いつもの様に
暮らしているのですね。

そしてこれが現実に原発の北西30km~35km付近で起こっていると予想できる
ことです。


信頼にこたえるのに裏切りをもってするのですか、菅さん。

いくらTVで立派なこと言われも、国民の気持ち離れちゃいますよねえ、皆さん。

避難エリアを含めて退避指示内容の見直しを早急にやらないといけませんね、
枝野さん。

20m・Sv以上の一般人の放射線被ばくは国際放射線防護委員会(ICRP)も
許容するとは思えませんしね。

住民の安全第一をよろしくとお願いしておきます。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますので。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・トップ 10  ランキング、原発から北西30km地点は推定放射線量20m・Sv超え。

2011-03-27 01:22:56 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第10週( 3月 7日~13日)・4つの県が警報、25の県が注意報レベル継続。                    
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。

  ・26日                      1.90人               7.8万人
  ・27日                      1.87人               7.7万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.68人    64412人   56.0万人

 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

            3月 6日      3月13日      3月20日

     1      山口          山口          山口
     2      愛知          大分          大分
     3      大分          愛知          愛知
     4      三重          三重          岐阜
     5      富山          岐阜          福岡
     6      岐阜          福岡          三重
     7      福岡          富山          広島
     8      長野          広島          石川 
     9      広島          長野          山梨
    10      新潟          埼玉          長野
            
・コメント

 1位  山口   48.87人        
 2位  大分   41.55人         
 3位  愛知   31.55人         
  ・・・
 10位 長野   24.68人          

 1位は山口で3週連続です。

 2位は大分で2週連続です。

 3位の愛知も2週連続です。


 1位から4位まで定点30人超えで、前の週と同様に警報発令レベルです。

 5位から31位までが定点10人超えで、注意報発令レベルです。

 32位から47位までは定点10人を切りました。


 福岡、愛知、山口、大分、三重、岐阜、広島、長野の8県がご常連です。

 これはまえの週よりも1県の増加です。

・高位エリア

恒常的に高位にいる県の推移状況
             (恒常的に高位・・・3週間以上連続して15位以内)

          9週          10週          11週 

北海道エリア ーーー        ーーー           ーーー

東北エリア  ーーー         ーーー          ーーー

関東エリア 埼玉、神奈川     埼玉、神奈川     埼玉、 

甲信エリア  新潟、長野     長野           長野  

北陸エリア  富山         富山、石川       富山、石川

東海エリア  愛知、三重、岐阜  愛知、三重、岐阜  愛知、三重、岐阜

近畿エリア  ーーー        ーーー           ーーー

中国エリア  山口、岡山      山口、岡山、広島  山口、岡山、広島 

四国エリア  ーーー        ーーー           ーーー  

九州エリア  福岡、大分      福岡、大分      福岡、大分          、         

沖縄エリア  ーーー         ーーー           ーーー

合計      12県          13県          12県

          9週          10週          11週 

コメント

高位エリアは前回より1つ減少の12県です。

神奈川が抜けました。

PS

・・福島原発事故関係情報・・
・・ハイパーレスキューの方々のGood Jobに感謝・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月25日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。
     ・・被ばく事故発生、高濃度放射能もれ確認、原子炉損傷の可能性あり。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~6号機の電源引き込みの工事は完了。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点
18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点
19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点
20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点
21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点
22日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点
23日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点
24日         ・・・66μ・Sv/H         北西30km地点
25日         ・・・58μ・Sv/H         北西30km地点

26日         ・・・49μ・Sv/H         北西30km地点

 ・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

26日終了時点   最大推定値・・・25467μ・Sv (25.5m・Sv)
             平均推定値・・・12734μ・Sv (12.7m・Sv)

ついに自衛隊員の許容被ばく線量を突破しましたよ、菅さん。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H     

26日・・・4.0μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

26日終了時点   累積での推定値・・・2333μ・Sv (2.3m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

日本の自然放射能の平均値1.5m・Svも超えてしまいました。

次は世界平均の2.4m・Svですが、今日中に到達しますよ、枝野さん。


昨日のNHKはニュースでやってました。

「福島市の26日の放射線量は3.98μ・Sv/H。」

「健康に影響を与えるレベルではない。」と。


原発の排水から国の基準値の1250倍の放射能が検出されたというニュースの
中では「一般の人が1年間に浴びてもさしつかえないとする国の基準値は1.0m
・Sv」とのことでしたね。

その基準値を使うと福島の住民は既に2.3倍程の放射線をあびているのですが、
「浴びてもさしつかえない」のでしょうか、NHKさん?

ぜひとも教えていただきたいものですね。

ちなみに保安院さんは、「望ましい値は年間で1m・Sv(まで)」という表現でした。

これでは「努力目標」ですよね、経済産業省の保安院さん。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。


老婆心ながらもう一言。

原発から北北西40kmにある飯館村。

飲料水やら原乳やら土壌やらがかなり高い値で放射能汚染されています。

大気中のモニタリングの数値も「高いなあ」と思っていたのですが、ちゃんと
トレースは出来ていません。

でも、この地区の皆さんも予防的な自衛手段として、「自主避難」を検討されるのが
よろしいかと思います。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますので。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・第11週は定点17.25人でした。そして、枝野さん自主避難のご推奨です。

2011-03-26 01:04:47 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第10週( 3月 7日~13日)・4つの県が警報、25の県が注意報レベル継続。                    
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人   (61.6万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・26日                      1.90人               7.8万人
  ・27日                      1.87人               7.7万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.68人    64412人   56.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1139.2万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      691.5万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2766.4万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第12週( 3月27日)               1146.9万人  

・入院状況(第10週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      404人( 3月13日現在)    重症化率  0.0040%
 ・重症化(新型分)    235人( 3月13日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   149人( 3月13日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040

 致死率(%)
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が1010万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0040%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第10週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         14人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  72人              

 さて、情報なしが72人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この85人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%
 ・第11週( 3月14日~20日) 14.34人   17.25人   ー14.1%

 今回の定点合計報告数は82523人で、当ブログ予報は70849人でした。

 今回予報誤差はー14.1%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は58万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は52%、B型は25%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2766.4万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1873万人で、100人に77.0人が感染したことになります。

 成人は891万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・
・・ハイパーレスキューの方々のGood Jobに感謝・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月25日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。
     ・・被ばく事故発生、高濃度放射能もれ確認、原子炉損傷の可能性あり。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~6号機の電源引き込みの工事は完了。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点
18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点
19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点
20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点
21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点
22日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点
23日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点

24日         ・・・66μ・Sv/H         北西30km地点

 ・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

24日終了時点   最大推定値・・・22899μ・Sv (22.9m・Sv)
             平均推定値・・・11450μ・Sv (11.4m・Sv)

ついに自衛隊員の許容被ばく線量を突破しましたよ、菅さん。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H
16日・・・20μ・Sv/H        
17日・・・13μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H     
21日・・・7.3μ・Sv/H     
22日・・・(6.7μ・Sv/H)     
23日・・・6.1μ・Sv/H     
24日・・・5.4μ・Sv/H     

25日・・・4.9μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

25日終了時点   累積での推定値・・・2237μ・Sv (2.2m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

日本の自然放射能の平均値1.5m・Svも超えてしまいました。

次は世界平均の2.4m・Svですが、すぐそこですよ、枝野さん。


昨日のNHKはニュースではなく、テロップで情報として流してました。

「福島市の25日の放射線量は4.92μ・Sv/H。」

「健康に影響を与えるレベルではない。」と。

今度は根拠を示さずに「がたがた言わずにNHKの言う事を信じろ。」と。

そういう訳ですね、NHKさん。

なかなか「ちから技」がすごいですね。

でも出来たら「根拠」など教えていただけると助かるのですがねえ。


原子力安全委員会と政府が綱引きをやっています。

あるいはメンツとメンツのぶつかり合いですか。

いったい住民の安全はどうなるのでしょうね。


ちょいと時系列におさらいです。

11日・・地震発生、原発トラブル発生

12日・・原発事故に発展

  ・・・

21日・・窓際日記、注意情報をブログ掲載

22日・・アメリカエネルギー省、上空からの測定結果公表
     原発から北西~46kmぐらいに放射能レベルの高いバンド状のエリア確認

23日・・原子力安全委員会、放射能拡散濃度の計算結果公表
     原発北西方向に放射能が集中的に流れているのが確認された

24日・・菅さんと斑目原子力委員長との会合

25日・・斑目さん、自主避難と非難エリア見直しの勧告
     枝野さん、自主避難の推奨と避難準備を各自治体に指示



どうやら、30kmの避難範囲にこだわる官邸と、放射能拡散濃度に対応した
避難エリア設定を主張する原子力委とがぶつかっている模様です。

菅さん、ご自分のメンツと住民の安全のどちらが大事なんでしょうね。

ところで原子力委員長さん、放射能拡散濃度の計算プログラムの名前が
スピーディと言うのは悪い冗談にきこえます。

名前、変えられたらいかがでしょうか?


さて、25日には枝野さん、斑目さん以外にも動きがありました。

・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値1.0m・Svを
 超えていると発表

この情報はネットと夕刊で確認できました。

但し、夜のNHKニュースでは一言もふれられていません。

NHKさんがこの情報を知らないはずはありませんね。

そうすると、知っていて無視したと、こうなりますか、ホームズさん。


ニュースを作る人が無視したのか、圧力がかかったのか。

水道水の基準値超えはすぐに「ビッグニュース」になるのに、同じ「基準値超え」でも
こちらは無視ですか。

本当に不思議で、ぜひとも理由を知りたい所です、NHKさん。

いずれにせよ、我が国ではNHKニュースにならないものは、存在しなかった事に
なっていますので、「一般人の年間許容量1m・Svを超えた」というのも闇から闇
ですね。


以上の状況から一般人の年間許容量の状況をまとめますと、

文科省・・・一般人の年間許容量は1.0m・Svと思っている。

経済産業省ー>保安院・・・1.0m・Svはたてまえだと思っている。
                  本音の許容量については言及なし。

内閣府の原子力委員会・・・許容量は10m・Sv~16m・Sv程度と思っている。

NHK・・・かつて解説委員さんは1.0m・Svだと思っていた。
      でも「保安院さんの1.0は建前」の発言を聞いた後は立場不明。

残念ながら発散して意見の一致をみませんねえ、枝野さん。

そうそう、枝野さんの許容量はCT1回分の6.9m・Svでしたね、確か。

これでは混乱の極みで、どこかの国の原子力行政そのものです。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。


老婆心ながらもう一言。

原発から北北西40kmにある飯館村。

飲料水やら原乳やら土壌やらがかなり高い値で放射能汚染されています。

大気中のモニタリングの数値も「高いなあ」と思っていたのですが、ちゃんと
トレースは出来ていません。

でも、この地区の皆さんも予防的な自衛手段として、「自主避難」を検討されるのが
よろしいかと思います。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますので。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・ウイルス サーベイランス ランキング、本当に信頼できる情報源はどこにあるの?

2011-03-25 01:34:16 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第10週( 3月 7日~13日)・4つの県が警報、25の県が注意報レベル継続。                    
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第11週( 3月14日~20日)    14.34人    70849人   61.6万人

  ・24日                      1.86人               8.0万人
  ・25日                      1.84人               7.9万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.03人    64412人   56.0万人

・各県別ウイルス サーベイランス実施状況+HPのアクセス感評価
      (サーベイランス対象、AH1,AH1pdm、AH3、B)
      (そろそろH5N1もお仲間に入れるべきでしょう、厚生省さん。)

ランク A+ ーーー ランクAを超えて何か優れた点がある。

愛知    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(2.22現)

三重    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(3.15現)

香川    PCR検査報告スタート。簡易検査も報告あり。(2.22現)    

山口    PCR検査実施中。簡易検査報告もあり。(2.22現)


ランク A  ーーー ウイルス情報あり。

北海道   PCR検査報告実施中。(3.1現)

青森    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

秋田    PCR検査報告実施開始。(3.23現)

岩手    PCR検査報告j実施中。(3.6現)

宮城    PCR検査報告実施中。(3.1現)

群馬    PCR検査報告実施中。(2.22現)

埼玉    PCR検査報告実施中。(3.23現)

千葉    PCR検査報告実施中。(3.1現)

東京    PCR検査報告実施中。(3.1現)

長野    PCR検査報告実施中。(2.22現)

大阪    PCR検査報告実施中。(2.22現)

兵庫    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

石川    PCR検査報告実施中。(3.6現)

鳥取    PCR検査再スタート。(3.15現)    

島根    PCR検査報告実施中。(2.22現)

広島    PCR検査報告実施中。(2.22現)    

愛媛    PCR検査報告実施中。(3.23現)

高知    PCR検査報告実施中。(2.22現)

福岡    PCR検査報告実施中。(3.15現)

佐賀    PCR検査報告実施中。(3.15現)

熊本    累積報告で実施中。(3.23現)

沖縄    PCR検査報告実施中。(3.6現)


ランク Aー  ーーー ウイルス情報あり。ただし直近情報不明か情報不十分。

新潟    PCR検査報告実施中。(3.1現)

茨城    PCR検査、月別累積で実施中。(3.1現)

神奈川   PCR検査報告実施中。(3.23現)

山梨    PCR検査報告実施中。(3.15現)

福井    PCR検査報告実施中。(3.23現)

長崎    PCR検査実施中。(3.1現)


ランク B+  ーーー ウイルス情報あるも管易検査結果のみで不十分

山形    簡易検査のみ情報あり。(3.6現)

福島    累積で実施中。ただし簡易検査のみ。(3.15現)

静岡    週報ファイルに簡易検査の情報あり。(3.15現)

岐阜    実施中 但し簡易検査のみのリアル タイム モニター。(3.6現)

岡山    リンク先にしか情報なし。一般向けになっていない。(3.6現)


ランク B ーーー 定点情報あり。ウイルス情報なし。  

栃木    情報なし。HPが迷宮。(3.1現)

富山    情報無し。(3.23現)

和歌山   情報無し。(3.6現)

滋賀    情報なし。(2.22現)

京都    情報なし。(3.6現)

徳島    情報なし。(3.15現)

大分    情報なし。(3.23現)

宮崎    情報なし。(3.15現)

鹿児島   情報なし。HPが迷宮。(3.1現)


ランク C

ーーー

コメント

ランクA+とAは情報入手可     ーーーーー  26県

ランクA-とB+は不十分な情報入手可  ーーー 11県

ランクB、Cは情報入手不可       ーーーー   9県


 ・ウイルス サーベイランス実施状況推移(占有率%)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
ランク  A+&A      64    70    67    65    61    59
     Aー&B+     22    15    17    17    20    22
     B&C        13    15    15    17    20    20

富山がランクA+からランクB下がりました。

神奈川、福井がランクAからランクA-に下がりました。

秋田がランクBからランクAに上がりました。

ランクA&A+が減少傾向継続で、ほぼ6割に落ちてしまいました。

ピークを過ぎてももう少し頑張って欲しいものですね。

PS

・・福島原発事故関係情報・・
・・ハイパーレスキューの方々のGood Jobに感謝・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月24日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~6号機の電源引き込みの工事は完了。

いままでずっと気になっていたのですが、原子炉に注入して炉心を冷却した海水は
そのまま海に排水していたのではないですよね。

そんなことをすれば放射能汚染でとんでもないことになりますが、まさかねえ。

それとも実はそうやっているのですか、東京電力さん?

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点
18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点
19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点
20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点
21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点
22日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点
23日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点

24日         ・・・66μ・Sv/H         北西30km地点

 ・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

24日終了時点   最大推定値・・・22899μ・Sv (22.9m・Sv)
             平均推定値・・・11450μ・Sv (11.4m・Sv)

ついに自衛隊員の許容被ばく線量を突破しましたよ、菅さん。

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H
16日・・・20μ・Sv/H        
17日・・・13μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H     
21日・・・7.3μ・Sv/H     
22日・・・(6.7μ・Sv/H)     
23日・・・6.1μ・Sv/H     

24日・・・5.4μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

24日終了時点   累積での推定値・・・2119μ・Sv (2.1m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

日本の自然放射能の平均値1.5m・Svも超えてしまいました。

次は世界平均の2.4m・Svですが、すぐそこですよ、枝野さん。


昨日のNHKニュースでまたしてもやっていました。

「福島市の24日の放射線量は5.43μ・Sv/Hで、通常よりは高いが1時間浴び
続けても胃のX線検査の被ばく量の110分の1。」

従って「健康には問題ない。」と。


あきれました。

流しているニュースの是非が分からないNHKさんではありませんものね。

それともやっぱり「圧力」ですか?

報道責任というものをどのようにお考えなのか、一度聞いてみたいものですね。


「1時間浴び続けても110分の1」というのは、福島に1時間以上は滞在するつもり
のない原子力安全委員会のお歴々には確かにあてはまりますね。

でもすでに216時間、連続して放射線を浴びている住民の方々の健康は
どうなるんでしょうか?

原子力委員会ははっきりと答える義務がありますよ、斑目委員長さん。


お話変わって、水道水汚染の件。

雨と言うのは大気はきれいにしてくれますが、そのかわり地表は汚れます。

少量の雨降りの後の自動車のフロントガラスがその証拠です。

その効果で東京の水道水が暫定基準を超える程汚れるとはさすがに
想定できませんでした。


おかげでいままで他人ごとだった都民は大慌て。

水の確保に走ります。

これまで「(東京は)大丈夫だ。」の大合唱をしていたマスコミも大慌て。

これで「新宿に1日たっていても大丈夫だ。」と言っていた人も「おのれの
あさはかさが身にしみる」とよいのですがね。

なかにはさっそく「手のひら返し」で政府をせめるキャスターさん。

まあこれはキャスターさんの得意技ですからしょうがないですかねえ。


「管理された放射能の大気放出」の行きついた先がこれですか、枝野さん。

大気や海を汚すことの結末は結局人に戻ってくるようですね。

当然といえば当然で、この結末だけは窓際日記、想定していましたよ。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。


老婆心ながら一言。

原発から北北西40kmにある飯館村。

飲料水やら原乳やら土壌やらがかなり高い値で放射能汚染されています。

大気中のモニタリングの数値も「高いなあ」と思っていたのですが、ちゃんと
トレース出来ていません。

でも、この地区の皆さんも予防的な自衛手段として、「屋内退避」を念頭に
生活された方がよろしいかと思います。

飯館村も特異的に放射能濃度が高くなっている可能性が十分にありますので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・今シーズン患者数1100万人を超え、NHKニュースは誠実か???

2011-03-24 01:18:44 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第11週( 3月14日~20日)    14.34人    70849人   61.6万人

  ・24日                      1.86人               8.0万人
  ・25日                      1.84人               7.9万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.03人    64412人   56.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1123.5万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      687.7万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2762.6万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第12週( 3月27日)               1146.9万人  

・入院状況(第10週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      404人( 3月13日現在)    重症化率  0.0040%
 ・重症化(新型分)    235人( 3月13日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   149人( 3月13日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040

 致死率(%)
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が1010万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0040%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第10週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         14人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  72人              

 さて、情報なしが72人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この85人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%

 今回の定点合計報告数は79174人で、当ブログ予報は58890人でした。

 今回予報誤差はー25.6%になり、予報誤差範囲を超えました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は58万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は52%、B型は25%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2762.6万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1871万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・
・・ハイパーレスキューの方々のGood Jobに感謝・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

但し、日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月23日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。
    ・・・中央制御室に送電開始

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~6号機の電源引き込みの工事は完了。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点
18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点
19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点
20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点
21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点

22日         ・・・75μ・Sv/H         北西30km地点

・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

22日終了時点   最大推定値・・・19515μ・Sv (19.5m・Sv)
             平均推定値・・・ 9758μ・Sv ( 9.8m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。


そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。

保安院によると「1m・Svは理想」だそうで、「守るべき基準」ではないそうです。

文科省が公表しているモニタリング車のデータの最後のページに国の原子力
安全委員会策定の退避指標が添付されています。

それによれば「10m・Sv~50m・Svは屋内退避」、「50m・Svを超えそうな場合は
避難」となっています。

つまり「10m・Svまでは何もしなくていいよ。」と言ってる訳ですね。

ですので日本の事実上の年間許容量は10m・Svということになります。


さらに屋内退避で家屋の持つ減衰率が4分の1の場合、外部放射線量50m・Sv
の中での退避で、24時間中2時間程度の外出を想定すると16m・Svになります。

以上からどなたも明言しませんが、日本の実質上の年間許容量は10m・Sv~
16m・Svぐらいとなりますね、原子力安全委員会さん。


まるでゴムのように外出時間で伸びたりちじんだリ。

専門家の先生方が自分の都合のいいように、場合によって使い分けれるように
しているのでしょうか?

自分たちの取り分を残したいお気持ちは分かりますが、そろそろアメリカを見習って
きちっと数値を決められたらいかがでしょうか?

それが「本来のお仕事」のはずですよねえ、原子力委員会さん。

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所のモニタリング ポストの値を使用。

15日・・・24μ・Sv/H
16日・・・20μ・Sv/H        
17日・・・13μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H     
21日・・・7.3μ・Sv/H     
22日・・・(6.7μ・Sv/H)     

23日・・・6.1μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

22日終了時点   累積での推定値・・・1989μ・Sv (2.0m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。


昨日のNHKニュースでまたしてもやっていました。

「福島市の23日の放射線量は6.09μ・Sv/Hで、通常よりは高いが1時間浴び
続けても胃のX線検査の被ばく量の100分の1。」

従って「健康には問題ない。」と。


福島市に一時間しか滞在しない「旅人」にとっては「正しい情報」ですね、これは。

でも、いまどき福島を旅している人というのも考えにくい。

ふつうはこの情報は福島に住み続けている人たち向けと考えますよね。

そうすると1時間ではありません。

もう既に192時間は連続して放射線にさらされているのですが。

ですから、192時間連続で語ってください。

それで本当に健康に問題がないのかどうかを。


原子炉の解説やら食品の放射能汚染を解説できるほどの知識をもった人たちが
おられるNHKが単なるミスでこのニュースを作ったとは思いにくいので困ります。

それで「まさかどこからか圧力が加わっているのでは、、、」とかいらぬ想像を
してしまいますよね、ホームズ先生。

それでも今後も相変わらず「1時間連続して浴びても大丈夫」というニュースを流す
なら、せめて最初に「このニュースは旅人向けのものです。」とことわってください。

そうしないと、どう考えても福島の住民に「よくない誤解」を与えてしまいます。


これでは「正確な情報に基づいて行動」しようとしている福島の方々の努力が
無駄になりますよね、菅さん。

そして、やっぱり情報は「誤解のないように伝える」のが筋でしょう、NHKさん。

ニュースの文言の一つ一つは正しくとも「全体で誤解をあたえる」のでは
やっぱりダメですよね。


今後は視聴者に誤解を与えない、より誠実なニュース報道を期待しております。

以上よろしくお願いしておきます。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

それは今回の大地震で学んだはずですよね。

現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・ボトム 10 ランキング、誰も知らない日本の許容量基準。

2011-03-23 01:33:16 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第10週( 3月 7日~13日)・4つの県が警報、25の県が注意報レベル継続。                    
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第11週( 3月14日~20日)    14.34人    70849人   61.6万人

  ・22日                      1.92人               8.2万人
  ・23日                      1.89人               8.1万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.03人    64412人   56.0万人

 ・ボトム10 ランキング

            2月27日      3月 6日      3月13日

    38      京都          熊本          宮城
    39      佐賀          京都          鹿児島
    40      沖縄          宮城          宮崎
    41      岩手          宮崎          京都
    42      鹿児島         鹿児島         岩手
    43      鳥取          鳥取          長崎
    44      青森          沖縄          佐賀
    45      徳島          佐賀          沖縄
    46      和歌山         徳島          和歌山
    47      宮城          和歌山         徳島

 ・コメント

 45位  沖縄     5.60人
 46位  和歌山   5.22人
 47位  徳島    2.67人

沖縄は1つ上げての45位です。

和歌山は一つ上げての46位です。

徳島は一つ下げての47位です。

ご常連は和歌山、宮城、鹿児島、佐賀、沖縄、徳島の6県です。

これは前の週から1県の増加です。


・注意報レベル(定点10人)以下になった県

今回は30位~47位が注意報レベル未満になりました。

第6週・・・・青森、鳥取

第7週・・・・福島、京都、山梨、秋田、奈良、徳島、沖縄、岩手、和歌山、宮城

第8週・・・・茨城、栃木、熊本、宮崎、佐賀、鹿児島

第9週・・・・愛媛、香川、兵庫、大阪、高知、長崎
       山梨が注意報レベルに再上昇しました。

第10週・・・新たに追加になる県はありません。
       注意報レベルに再上昇した県
       青森、愛媛、兵庫、大阪、高知

・低位エリア

安定的に低位にいる県の推移です。
                  (安定的・・・3週間以上連続して下位30位以下)

          8週           9週          10週 
北海道エリア ーーー         ーーー          ーーー

東北エリア  秋田、青森、岩手  秋田、青森、岩手   秋田、岩手
         福島、宮城      福島、宮城       福島、宮城

関東エリア  茨城、栃木      栃木           栃木

甲信エリア  山梨         ーーー           ーーー

東海エリア  ーーー         ーーー          ーーー          

北陸エリア  ーーー         ーーー          ーーー

近畿エリア  大阪、和歌山     和歌山          和歌山
         京都、奈良      京都、奈良       京都、奈良

中国エリア  鳥取           鳥取          鳥取

四国エリア  ーーー         徳島           徳島

九州エリア  熊本、鹿児島     熊本、鹿児島     熊本、鹿児島
                                    宮崎、佐賀

沖縄エリア  ーーー         沖縄           沖縄

合計      14県          14県          15県

          8週           9週          10週 

コメント

青森が抜け、宮崎、佐賀、が入りました。

九州、沖縄地方の低位エリア入りが始まりました。


東北6県では、青森、秋田が増加傾向を示しています。

要注意ですね。

福島と宮城は今回は情報が上がってこないようです。

山形、岩手はほぼ横ばい状況です。

PS

・・福島原発事故関係情報・・
・・ハイパーレスキューの方・Good Jobに感謝・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

但し、日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月22日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。
    ・・・消防庁放水車による注水の結果、2319μ・Svまで放射線が減少。
    ・・・燃料プール温度、84℃ー>42℃。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、
    ・・・自衛隊によるよる注水、燃料プール温度、??℃ー>62℃に低下。

5号機、6号機・・・非常用電源で冷却用ポンプが再稼働。
         ・・・プール温度65~68℃から、5号機38℃、6号機41℃と低下。

1~6号機の電源引き込みの工事は完了。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

正門(原子炉から1.1Km西方か)・・・17日  309~292μ・Sv/H
                        18日  271μ・Sv/H
                 両日ともに北西の風の条件下、つまり風上でこの値

3号炉から北西500m地点・・・放水前3443μ・Sv、放水後2319μ・Sv(21日)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 
17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点
18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点
19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点
20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点
21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点

22日         ・・・(90μ・Sv/H)       北西30km地点

・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

22日終了時点   最大推定値・・・19875μ・Sv (19.9m・Sv)
             平均推定値・・・ 9938μ・Sv ( 9.9m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。
そして、日本の事実上の年間許容量も10m・Svの模様。


保安院によると「1m・Svは理想」だそうで、「守るべき基準」ではないそうです。

文科省が公表しているモニタリング車のデータの最後のページに国の原子力
委員会策定の退避指標が添付されています。

それによれば「10m・Sv~50m・Svは屋内退避」、「50m・Svを超えそうな場合は
避難」となっています。

つまり「10m・Svまでは何もしなくていいよ。」と言ってる訳ですね。

ですので日本の事実上の年間許容量は10m・Svということになります。

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所のモニタリング ポストの値を使用。

15日・・・24μ・Sv/H
16日・・・20μ・Sv/H        
17日・・・13μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H     
21日・・・7.3μ・Sv/H     

22日・・・(7.3μ・Sv/H)     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

21日終了時点   累積での推定値・・・1857μ・Sv (1.9m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

枝野さんに言わせれば、「まだ自然に浴びる年間放射線量2.4m・Svに比べれば
値が小さいので、直ちに健康に影響を及ぼすことはない。」となるのでしょうね。

あらためて聞かなくても返事が予想できるところがすごいですね。


これだけ毎日放射線量についていろいろと発表があるのに、いまだ建前の「年間
1m・Sv以下が望ましい。」ということしか分からない。

誰も「日本では一般の人の1年間に許容される放射線量は○○m・Svだ。」とは
言明しない。

結局、法律で定められているのは、食品にかせられる「暫定基準値」だけのよう
ですね。


枝野さんあたりに言わせると、日進月歩で被ばく線量を下げる工夫をしている
X線CT検査装置の値が一般人の許容基準のようでもありますし。

そうすると毎年メーカー努力によって日本の基準値が自動的に下がります。

これなぞはまるで立場が逆転していますよ、枝野さん。

メーカーは基準値を満たすように装置を作るのです。

基準値を決めるために装置を作っている訳ではありませんよ。

その点アメリカなぞはしっかりと10m・Svと決まっているようです。


ここでちょっとおさらいです。

一般人で1m・Sv(建前)・・食品の暫定基準を作るのにつかわれる模様。

自然界からの年間放射線量は2.4m・Sv

政府ご用達のCT装置は6.9m・Sv/1回 (枝野さんご推奨)

窓際日記想定・・日本の一般人は10m・Sv(原子力委員会作成指標より推定)

アメリカ国民は10m・S

自衛隊員で20m・Sv

消防署員は30m・Sv

原発作業員は通常は50m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

さて、こうやって眺めてみますと政府ご用達の専門家の先生方の頭の中にあるのは
どうやら6.9m・Svあたりから始まって、20m・Svよりは小さなある基準値ですね。

さすがに一般人と自衛隊員と同じという訳にもいきませんよね。

アメリカは10m・Svですし。

さて、正解はどこでしょう?

これはまるで出来の悪い推理小説だぞ、ワトソン君、ではなくて菅さん。


関連した話ですが、例のYahooのトップページにある官邸へのリンク先のHP。

随分と見やすくなりました。

屋内退避の説明ものっています。

それによりますと、気密度のよい住宅では10分の1、悪い場合は4分の1。

何のことかといいますと、屋内退避した場合の放射線減衰率です。

窓際日記のように築30年ですきま風がはいるような日本家屋では4分の1だと。


さて、この換気性能のよい窓際邸が20.1kmに立っていたとします。

外の放射線量はほぼ50m・Svですから、終日お買いものにも行かずに家の中で
すごしても受ける放射線量はなんと12.6m・Sv!

お買いものありますので、1時間外出させてもらうと、線量14.1m・Svに増加。

ということは、かわいそうな窓際日記は原子力安全委員会の指標に従っていると
14.1m・Svは覚悟しないといけないことになりますね、枝野さん。

ふーむ、やはり日本の基準値は「霧の中」ですわ。

ホームズさん、とても窓際日記ごときが推理できるものではございません。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

それは今回の大地震で学んだはずですよね。

現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・第11週の定点予報は14.34人で、自主的に避難するのは我々の最後の権利です。

2011-03-22 01:29:05 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)      
 ・第12週( 3月21日~27日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第11週( 3月14日~20日)    14.34人    70849人   61.6万人

  ・22日                      1.92人               8.2万人
  ・23日                      1.89人               8.1万人
  ・第12週( 3月21日~27日)    13.03人    64412人   56.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1107.4万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      684.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2758.9万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第11週( 3月20日)               1090.9万人  
  ・第12週( 3月27日)               1146.9万人  

・入院状況(第10週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      404人( 3月13日現在)    重症化率  0.0040%
 ・重症化(新型分)    235人( 3月13日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   149人( 3月13日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040

 致死率(%)
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が1010万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0040%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第10週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         14人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  72人              

 さて、情報なしが72人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この85人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%

 今回の定点合計報告数は79174人で、当ブログ予報は58890人でした。

 今回予報誤差はー25.6%になり、予報誤差範囲を超えました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は60万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は52%、B型は25%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2758.9万人で、
 これまでに100人に21.6人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1868万人で、100人に76.8人が感染したことになります。

 成人は889万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。

ちなみに日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月21日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。
    ・・・消防庁放水車による注水の結果、2319μ・Svまで放射線が減少。
    ・・・燃料プール温度、84℃ー>42℃。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・自衛隊によるよる注水、燃料プール温度、??℃ー>62℃に低下。

5号機、6号機・・・非常用電源で冷却用ポンプが再稼働。
         ・・・プール温度65~68℃から、5号機38℃、6号機41℃と低下。

1~6号機に外部電源からの電力供給ができるように対策中。

1~2号機、5~6号機の電源引き込みの工事は完了。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

西門(原子炉から1.1Km西方か)・・・17日  309~292μ・Sv/H
                        18日  271μ・Sv/H
                 両日ともに北西の風の条件下、つまり風上でこの値

3号炉から北西500m地点・・・放水前3443μ・Sv、放水後2319μ・Sv(21日)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 

17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点

18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点

19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点

20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点

21日         ・・・90μ・Sv/H         北西30km地点


・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定累積放射線量

21日終了時点   最大推定値・・・17715μ・Sv (17.7m・Sv)
             平均推定値・・・ 8858μ・Sv ( 8.9m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。
そして、日本の事実上の年間許容量も10m・Svの模様。


保安院によると「1m・Svは理想」だそうで、「守るべき基準」ではないそうです。

文科省が公表しているモニタリング車のデータの最後のページに国の原子力
委員会策定の退避指標が添付されています。

それによれば「10m・Sv~50m・Svは屋内退避」、「50m・Svを超えそうな場合は
避難」となっています。

つまり「10m・Svまでは何もしなくていいよ。」と言ってる訳ですね。

ですので日本の事実上の年間許容量は10m・Svということになります。

天候

昨日、今日は雲り・雨の予報です。

雨には放射性物質が溶け込んでいる可能性がありますので、昨日に引き続き
ご注意願います。

コメント

・・福島市の状況

データは福島市役所常設のモニタリング ポストの値を使用。

15日・・・24μ・Sv/H

16日・・・20μ・Sv/H        

17日・・・13μ・Sv/H     

18日・・・11μ・Sv/H 

19日・・・9.5μ・Sv/H     

20日・・・9μ・Sv/H     

21日・・・7.3μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

21日終了時点   累積での推定値・・・1682μ・Sv (1.7m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。


昨日のNHKニュースでは福島市のデータが8.06μ・Svとの報告がありました。

「1時間あびても胃のX線検診の75分の1で心配ない」とのことです。


でも福島市の住民はもうすでに148時間、放射線を浴び続けているんですけどね。

累積放射線量でいうとすでに胃のX線検査を2回、やったことに相当します。

ですので、「75分の1」だといわれても「ハイ、そうですか。」という訳にはいきません。


胃のX線検査は、胃の検診結果が出ますから我慢して放射線あびますが、今回の
原発の放射線は住民には何のメリットもなく、こちらの了解もなく向こうから勝手に
やってきて浴びせられているんですけどね、NHKさん。

それでも我慢しろと言わんばかりですねえ。

こういうことから推察するに、常日頃は「皆様のNHK」という看板を出しておられ
ますが、本心はどうやら違うようですね。

PS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

それは今回の大地震で学んだはずですよね。

現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする