親がうなぎ食べたいちゅうのんで、近所のスーパー回りですわ。
市内のうなぎ屋探したのんやけど、お持ち帰りのできる店がなくってねぇ。
何なら夕食うなぎ屋へ食べに行ってもよかったのんやけど、親が「行きたくない」って拒否して「買ってきて」というから仕方ないよね。
1軒目直ぐ近くのスーパー行ったのんやけど、ほとんど中国産で唯一あった国産品はほんの一切れべら棒な値段でっせ。
出かける前に「国産を!」ちゅうて念押されてるから、中国産は買われへんしほんの一切れじゃうな丼にも出来へんわ。
仕方ないのんでスマークのベルクまで、風がゴォーゴォーいうなかミライースでね。
うなぎのコーナーがあったのんやけど、やっぱり中国産がほとんどですわ。
国内の地名が載ってても、加工が国内ちゅうだけやったりね。
やっと見付けて買えたのんやけど、背開き腹開きはどうしようもないですわなぁ。
和歌山の実家のすぐ前のどぶ川にかてうなぎの稚魚上ってきてたし、数百メートル海側ではうなぎの罠でうなぎ漁とかしてる人もいたのんやけどねぇ。
今は国内天然物はもちろん、養殖もんも国内産ちゅうのんは難しいのんですかね。
この前行った高山のみたらし団子屋みたいに、市場にうなぎの串焼き屋があってよく食べ歩きしたもんですわ。
もう50年前後前の、遠い昔の話なんやけどね。
昔は疑うこともなかったやろうけど、ほんまにうなぎ屋のうなぎは日本のうなぎなんやろうかと...。
私ゃ美味しければどこ産でもええのんやけど、うちの親みたいに国産に拘る人間も居てはりますさかいなぁ。